雲間の朝日に想うこと


< 擦り付ければ気が済みますか >


状況など、
刻々と、
変化を繰り返すから。

眼前の障壁も、
次々と、
形を変え行くのだ。



其れ故に。


道を切り拓き、
進む為に、
優先される手立ても。

状況に、
応じて然る可きだけれど。






其の流れに、
応じ切れずに居る時。

其処に必要なのは、
歩み寄りでは無いのだろうか。











確かに。


嘗ては、
想いが優先されるべきで。

今は、
時間が最優先だけれど。





迫る期限を無視して。

二人の想い逢いを、
最優先に、
苦心した結果が。



時間的な切迫を、
必然的に、
招いたのだ。














 「年末調整もまた書き直すの?」
 「いつ入籍するの?」
 「父無し子が産まれても。」
 「小坊主が悪いんだからね!」



俺宛に、
全て責任転嫁して。

姫は、
素知らぬ振りを決め込むけれど。




其れなら。


身動きの取れぬ、
俺に、
一歩目など預けず。

先に、
歩み始めれば良い筈だろう?












結局は嫌なのだ。



納得した演技を、
俺に魅せただけで。


姫の奥底は、
進む事を嫌がって居る。





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References
 Oct.25 2005, 「描くには難い想いでしょうか」
 Oct.05 2005, 「寄り添う決意が出来ましたか」


2005年11月14日(月)


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History
2004年11月14日(日) 其の挨拶は悪戯なのでしょうか
2003年11月14日(金) 其の形は俺でしたか
2002年11月14日(木) 望む物は何ですか
2001年11月14日(水) 慎重になってはいけませんか





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