雲間の朝日に想うこと


< 焦る姿は滑稽でしょうか >


自身を、
移し採る様に。

或いは、
削り取る様に。


貴重な時を懸け、
貴重な技術を注いで、
共に、
進み行くのだから。




導きには。

非常に多くの想いが、
煮詰められて居る。








其れ故に。



削り取る様に、
自身を注げぬ相手など。

所詮、
軽微な対象なのだ。













相手を想うからこそ。


相手に足りぬ、
経験や、
技術を、
自ら提供して。


相手の支え足る自身を、
築き上げるのでは無いのだろうか。







不安な想いや、
臆病な想いに、
何れ程、
駆られて居るか。

想像すらせぬ相手に、
半ば、
失望をする。















配慮出来ないのだろうか。






 「此の産婦人科って。」
 「妊婦教室もやってるの?」

 「通うの?」

 「一緒に通わなくて良いの?」

 「小坊主だけ通うべきだって。」
 「みんなで笑ってるよ?」









姫は、
全てを笑いにして。

俺の不安で、
遊んで居るのかも知れない。


2005年09月18日(日)


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History
2003年09月18日(木) 時の進みが早過ぎませんか
2002年09月18日(水) 弱気を跳ね除けられますか
2001年09月18日(火) 単純だから純粋な気持ちなんですか





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小坊主
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