雲間の朝日に想うこと


< 必要な上書きでしょうか >


目の前の光景と、
奥底の記憶を。

一つ一つ、
丁寧に照会して。


其の記憶を、
別の事象で上書きして行く事が。

己に隠して在る、
目的なのだ。




目の前の白い化粧が、
刻々と上書きされて行く様に。






けれども其れは。

今を差し置いて、
過去へ立ち戻る作業を含むから。



時には、
自身へ刃を穿つ事に成る。











眼下に見える、
細長い建物。

階段を下り、
建物を一歩出れば、
左手にホテルが在るのだろう。


今、
背後に在るのは、
科学館で。

其処は、
小さな彼と遊んだ、
唯一の場所だ。










俺の視線が、
一瞬泳いだ事に。

姫は、
気付いたに違いない。


魅せる視線が、
そう語るけれど。





如何しても、
俺に必要な作業だと。

口を開かず、
我慢して居るのかも知れない。















貴女の、
唇を奪いに行った場所だと。

貴女の旦那に、
宣戦布告した場所だと。


貴女との想い出は。

眼前に在る、
此の駅が中心だったのだと。










姫に、
伝えられる日が来るだろうか。





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References
 Jun.02 2003, 「少し塩辛いでしょうか」
 Oct.19 2002, 「柔らかかったですか」
 Mar.14 2002, 「挑んでも良いですか」


2005年02月11日(金)


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History
2004年02月11日(水) 未だ鍔鳴りが聞こえるでしょうか
2002年02月11日(月) 決意の心はどこから湧いたのですか





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小坊主
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