雲間の朝日に想うこと


< 今を想う故の代償でしょうか >


確かに、
忘却は記憶の為の術で。

新たな風には、
忘却の存在が不可欠だけれど。


同時に。


確かに歩み、
蓄積して来た全ての想いを、
消し去る事を。


引き替えにして行くのだろうか。





時の経過が、
全てを解決する筈は無いけれど。

何時の間にか、
時は、
事の解決を済ませて居る。


自身に、
気付かれる事無く。












 「五年経ったのか。」


五年振りに、
ツアーが組まれると。

目の前の画面は、
音声と共に歌を流すけれど。









大阪の、
玉子形の場所で。


彼の時。

隣のアイツのはしゃぎっ振りを、
確かに、
目の当たりにした筈なのに。


もう、
顔すら浮かばないのだ。















俺は、
何を視ながら生きて来たのか。

時々、
自信が無くなる。





きっと何時の日か。

全身全霊で視て居る今も、
消えて終うから。





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References
 Mar.20 2003, 「矛盾を武器にして良いですか」


2005年02月10日(木)


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History
2004年02月10日(火) 軸が歪んで居るのでしょうか
2003年02月10日(月) 何を悩んでいたのですか
2002年02月10日(日) 何を望んでいるのですか





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小坊主
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