月に舞う桜
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| 2018年08月25日(土) |
【8/18】魔夏のROCK祭り初日〜ライブ本編�� |
★8/18(土)魔夏のROCK祭り初日レポ 目次★ VIP編�� VIP編�� ライブ本編�� ライブ本編�� ライブ本編�� ライブ本編�� ←いまここ 握手会編 =================================================
『CRYSTAL MEMORIES』が終わると、Toshlは退場した。すぐさま、アンコールの手拍子が始まる。 サポートメンバーはどうすればいいか分からない空気に包まれていたけれど、CUTTさんが先陣を切って、いったんは退場。 ところが、時間が押してるせいか、数分も経たないうちに全員が再び出てきた。
Toshl「今日は本当にどうもありがとうございます。日々いろんなことがありますが、何が起こっても、壁をぶち壊したり乗り越えたり、ときには逃げたりしながら、自分の目標に向かって邁進していきたいなと思います」
Toshlの口から「ときには逃げたりしながら」という言葉が聞けたことに、安心した。 壁をぶち壊したり乗り越えたりするエネルギーがあるときは、そうすればいい。でも、人生には、世の中には、ぶち壊すことも乗り越えることもままならない壁もある。そういうとき、逃げないことや諦めないことだけを信条にしていると、却ってどんどん疲弊しかねない。自分の心や体や尊厳を守るためには、逃げるべきときに逃げることはとても大事だ。複数の選択肢の中に「逃げる」がある人は、強いと思う。
それから、Toshlは先日亡くなったロート製薬の吉野社長について語った。 突然の訃報だったので、なかなか整理がつかなかったこと。 吉野社長が、どんなときも支えてくれ、応援してくれたこと。 『洗脳』の出版記念サイン会を全国数か所でやったとき、そのすべてについて来てくれたこと。お客さん一人一人に「ありがとうございます」と頭を下げてくれたこと。 とても気さくで、豪快で、真心があって、助けてくれるときは本気で助けてくれる、そういう人だったこと。 そういう吉野社長を見てきたから、自分も、生きている限り、歌える限りはそういう心でやっていきたい。みんなと、楽しく明るく、健やかで清々しい場を、少しでも多く作って過ごしていきたい。
そんなようなことを、静かにゆっくりと、ときおり涙をこらえながら、語った。
私は、ロートがホームオブハートとどういうきっかけで繋がりができ、具体的にどのような関係だったか、知らない。どのような経過をたどって縁を切ったのかも、本当に縁が切れたのかも、知らない。知っているのは、Toshlがホームオブハートを脱会する前、MASAYAが作ってTOSHIが歌った曲をロートが自社のキャンペーンソングに起用したことと、そのことでロート製薬がカルトに加担したと批判されたことだけだ。 私の勝手な想像だけど、もしかすると、Toshlが脱会して真実を告発したことで、ロートも目が覚めたのかもしれない。吉野社長がToshlを支援したのは、経営陣としての贖罪もあったかもしれない。 私は、そういう諸々を考えると、ロート製薬という一企業とToshlの関係をただの美談とは受け止められない。
でも、吉野社長との個人の関係において、Toshlが心から感謝し、尊敬しているのは紛れもない事実だろうし、Toshlがそういう人と出会えたことは本当に良かったと思う。
Toshl「今日の最後の曲は、ロート製薬のコマーシャルソングになった曲です。僕がまだストラグルしているとき、(吉野社長が)『コマーシャルやらへんか! やってくれや!』と突然電話をかけてきてくれて。吉野社長の子どもの頃の話とか、ご家族の話とかを聞きながら、作りました」
うーん、やっぱり、贖罪の意味もあったんじゃないだろうか。あと、Toshlを再びCMに起用することで、企業のイメージアップ(回復?)を図ろうという意図もあったかもしれない。 いずれにしても、吉野社長が変な人じゃなくて良かったよ。
『未来をEYEしてる』が始まったときは何かちょっとモヤモヤしていたけど、最初はしんみりしていたToshlが歌ってるうちに元気な笑顔になっていったし、私もサビを歌っていたら楽しくなってモヤモヤはとりあえず消失した。 サビがね、どんどんテンポ速くなって、テンション上がるんだよね。自然と明るい気持ちになる。
曲が終わると、Toshlは手を振って、それほど余韻を残さずに退場した。時間、押してるからなあ。 そして、CUTTさん始め、サポートメンバーさんたちもお辞儀をして退場し、ライブが終わった。
(続く)
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