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ぱるたの仕事場日記
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2006年07月31日(月)
追加書類送付

役所に提出する書類を作って送付した。

代表印がいるものについては、捨て印をしておいてくれれば、何か間違いがあったときにこちらで訂正や書き込みができますので、よろしく、と言われて、○○○であることを証する。代表社印、とある書類すべて、右肩に捨て印を捺してもらう。

社長は明日からバカンス出張。午後からの部長部隊との会議をすっぽかして、また近所のゴルフレッスン場に行ってしまった。
4時頃には帰るだろうと思っていたけれど、全然帰ってくる気配なし。部長がだんだんいらついてくるのがわかる。ついに、私が呼びに行くことになってしまった。
ゴルフスクールに入ったのは初めて。一心にボールを打っている人々の間で、どれが社長だか全然わからなかったよ(__;)だって、スーツからゴルフウェアにしっかり着替えているんだもの。当然だけど。

無事呼び戻して打合せ終了。もう少し早く気を利かせて呼びに行ってあげれば良かったな。



2006年07月27日(木)
許認可申請

朝10時に、許認可関連で業務委託したIさんと都庁で待ち合わせ。許認可申請に向かった。

窓口は、予想外に申請者が多く、番号札を取って待つ。まるで銀行の窓口のようだ。
15分ほど待たされて、やっと順番が来る。
私は書類を預けるだけだと思ったらさにあらず。この窓口で一次審査よろしく、書類のチェックを丁寧にするのね。3つの申請を同時にしたが、この3つ、似ているようで微妙に中身が異なっている。メインの申請書×3種はCD−Rにデータとして保存してあるが、どうやら、1項目×3種とも、同じところで漏れが有ったようだ。管轄省庁から出ている申請ソフトを使って作った申請書で、すべて正しく入力されているか漏れはないかチェックするボタンがあって、そこではOKが出ていたんだけどなぁ・・・。

受付コーナーの後ろにPCが数台置いてあって、本来はその場で申請者がデータを修正してCDに入れ直して出すらしいのだが、私がCDやPCの扱いに慣れていない風に見えたのだろう。もじもじしていたら(笑)(だって実際Winマシンでの取り扱いは慣れてないのだもの!)受付してくれた担当者の女性が、じゃ、こっちでちょっといじりますよ、と、自分のPCでちゃっちゃと直してくれた。ラッキー。

10点(×3種)ほどの添付書類のうち、1〜2点(×2種)ほど不備があったので、返された。後日郵送で良いから修正したものを送るように言われ、直したデータを入れたCDを戻してもらって、申請受付が終わったのが11時半。長くて30分くらいで終わると思っていたのは大間違いだった。

その後、Iさんにお昼をごちそうし(会社経費で)今後のことを打ち合わせし、会社に戻ったのは2時。
書類修正の仕事もやる気が出ず、午後は出勤休み状態だった。
ちょっと疲れました。。。

ところで。
都庁に行った感想。
先日社長と許認可申請について相談に行ったときは、別ブースの中でスーツ姿の課長さんと話をしたので気づかなかったが、今日行って感じたのは、全体的に都庁で働く人たちってカジュアルウェアなのね、ということ。
今は夏なので「クールビズ」を実行しているそうだけれど。

男性はクールビズの象徴、ノーネクタイ。クールビズだもの仕方ないよね。でも、どことなくだらしない。というか、ダサイ(笑)。
女性はノーメイクにカジュアルウェア。ノーメイクが悪いわけではないのだが、圧倒的にみなさんノーメイク&超カジュアルなので、ここは都庁だけど、このまま公園に座って子供遊ばせていても不自然じゃないよ、ってな格好と言えば想像がつくだろうか。

悪いとか良いとか、そいいうのではなく、そうか、都庁という職場のカルチャーはこんな風なんだなー、楽で良さそうだなー、という感想である。

しかし、中に入ってしまうと、自分たちがどう見えるのか、分からないのだろうな。私も気をつけよう。ときどき、気合いが入らない日など、カジュアルウェアにジャケットはおうだけで会社に行っちゃうけれど、そういうのって、やっぱり人から見たらダサイに違いない。もう少し、身だしなみに気をつけよう・・・・。



2006年07月26日(水)
明日の準備

延び延びになっていた、許認可申請に明日行くことが決まったので、試験直前の学生みたいに、前の日になって最後の仕上げ。
お役所向けの書類整備って本当に私には向いていないなぁ。これで良いのか、確信がもてぬまま、それぞれをクリアホルダに詰めて明日の支度をした。

社長はのんびりムードで、午後から近所のゴルフスクールにゴルフの練習に行ってしまった。orz

夕方帰ってきた社長をつかまえて、A社に伝えるべき内容の確認をしたら。
また出た社長の先祖返り

今まで訴訟も視野に収めて、相手方の考えを丁寧に検証した上で、H社の意向を伝える段取りであることを再三伝えていたのに、やっぱり社長の結論、「最後通告をなぜしない?しないからまた面倒なことを向こうが言ってくるじゃないか」に戻ってしまっていたのだった。だーかーらー、最後通告する前にしなくちゃいけないこともあるでしょ?!って言ったでしょ、って言ったって仕方ないのよね。orz

私とTさんだって、最後はそのつもりなんだから、とにかく今度こそ社長の意向を伝えますから。



2006年07月25日(火)
返事が来ない

A社Kさんに最後の確認事項を送って丸々二日。昨日、早めに連絡がほしいと電話を入れているが、まだ返事が来ない。

社長が来週からまた不在になってしまうため、こちらとしても今月中に結論を出したい。このままずるずる引っ張られるのは御免被りたい。

午後から私用で早退。
少しリフレッシュしないといけないのに、私用といっても用事があるのでリフレッシュ休暇にはならない。

で、今日のちょっと良いことと言えば。
部長秘書が毎月買っている超安いコーヒー豆(粉)がまずい、と社内で不満がくすぶっていたが、表だってはだれも不満を言えずにいたところ、実は部長もまずいと思っていたことが判明し、あっという間に部長からもっとおいしいコーヒー豆を仕入れるように業務命令が下り、今日そのコーヒー豆が届いた。買ったのは、部長部下、企画制作担当のKさんだ。
早速豆を挽いて淹れてみると、やっぱり全然違う。ポットからカップに注ぐときの水色からして違う。濃い琥珀色だが、何とも言えない透明感があるのだ。ちょっと豆を変えただけでこれほど違うのなら、やはり新鮮な豆から買って、その都度挽いて淹れた方が良いに決まっている。

もちろん豆挽きは私の仕事だが(笑)

でも、コーヒーはおいしい方が断然幸せだ。



2006年07月24日(月)
今年も社員旅行

定例の業務報告会の場で、今年の社員旅行が話題になった。

去年はタイ、バンコク5日間の旅だったが、今年はどうする??
ベトナム、ホーチミンかまたタイに行くかで多数決。
社長一家はベトナムよりタイに行きたい様子。やっぱりゴルフがしたいのかな。
結局、多数決の結果、ベトナムに手を挙げた人は私も入れて二人だけだったので、タイに決定した。でも去年と同じじゃつまらないので、バンコク以外に、チェンマイも回ることで、またプランニング、手配は私の仕事になった。

8月中に第1案を決めること。

今年は、私は行けるかな。ベトナムだったら万難排して頑張ったんだけどなぁ・・・。




2006年07月21日(金)
回答案の作成

A社の、徐々に変わっていく提案内容が確定しないことには、H社の方針も定まらない。が、おそらくこのあたり、というところで、TさんがH社の基本方針たたき台(回答案)を作ってくださった。

人は窮地に立ったときにその本質が露呈する。あるいは、窮地に立ったときにこそ本質が試される。

現在の状況は、窮地というにはまだまだ全然生やさしいものだけれど、それでもかなり私は後ろ向きになってしまっている。
気持ちを立て直さないと、新たな闘志が沸いてこない。

ころころ変わる相手の態度、私の対応が元でこうなったと言わんばかりの発言、あるいはプロとは思えぬ開き直り発言、質問の意図を逸らして答える不誠実な態度・・・そういった、もろにネガティブな対応をされることに、お嬢様育ちの私(大ウソ)は慣れていないのだ。いや、しかし、冗談でなく、たぶん、そのあたりの大甘なところが一番の私の弱点で、そこを突かれると、後ろ向きになって元気をなくしてしまうという情けない姿を露呈してしまうのだ。

客観的な立場で全体を見回せるTさん登場でどれほど救われたことか。

どのような形で終わるにせよ、あきらめず、淡々と、仕事に当たらねば。




2006年07月20日(木)
またまたまたまた提案が来た

提案に対して、質問をすると、提案の文章が微妙に変わってしかも3案だったのが、4案になってかえってきた。

しかし、どう考えても、2案と新しい4案の違いがわからない。

だからまた質問を送る。
今度は5案になって返ってくるかも〜とTさんが笑っている。

私も笑って仕事しなくちゃいけないな。。。



2006年07月19日(水)
また提案が来た

A社Kさんから、また改めて提案が来た。というか、昨日備忘録的に書いておいた3提案の費用について問い合わせていたら、その返事として「社内で検討した結果」の3案が届いたのだ。
前の3案はあくまでもKさん個人の提案だったから、正しくはこっちだ、とでも言うがごとく。

がしかし。これがまた、何回読んでも玉虫色な文章で、ちっともはっきりしない。

じゃ、お金はかかるの?かからないの?

人は一人なの二人なの?

やる気はあるのないの?

いつできあがるのか、納期への関心はないの?

なので、不明点を並べて質問を投げかけた。もちろん文書で。

Tさんが、面倒な人ですねぇ、とため息ついていたよ。

・・・でも、あたしゃ、その面倒な人ともう20カ月以上も仕事してるんだよっ(涙)



2006年07月18日(火)
よく分からない

先週就業時間内に資料がまとまらず、テープ起こしで終わってしまった。一応そのデータを自宅に送っておいたので、結局3連休中の最後の日の夜中、金曜日の会議の主要発言録と総括(議事録)をまとめた。
やればできるのさ!と嗤ってみる。ふっ。

今朝一番でTさんのチェックを受け、1カ所訂正して社長に提出。Tさんも、私のまとめたものの補足となる、Tさん自身の感想と提言を1枚にまとめてくださったので、それも一緒に提出。

今回A社の新しい提案は、

1案:K以外のSEを出す。従ってKが請け負った仕事は中途半端のまま終わるので残金はいらない。しかし新たなSEがこれから3ヶ月ほどかけて事態の収拾を図るのだから、そのSEの活動費用だけは欲しい。
2案:このままKが担当する。その場合は、残金もいただくし、有償でお願いしている部分はお金を払って欲しい。
3案:今現在どうしても必要な最低限の修正のみ行い、中途半端なまま納品する。残金も要らない。(旧システムだって不完全なものだと聞いているから、今回も不完全のまま納品。それでもいいだろう。)

という3つ。

午後になって、社長が不在中の諸々を片づけた頃を見計らって、社長室へ。今後の見解を聞いてみると、

2については、あくまでもA社が有償と主張しているので、納得できない。有償か無償かを決めるのはH社だ。
3については論外。まだ旧システムの方が優れている。使えないものを納品されてもゴミ同然だ。
採用するとしたら、1だが、1については、条件がある。

まず、新しいSEが本当にこの仕事をやりとげる能力があるのかどうか、確かめたい。(どうやって??←私の心の声)
そして、能力があるのなら、H社はA社とではなく、改めて、そのSE個人と請負契約を結ぶ。A社にカネを払うつもりはない。(個人と請負契約ですって??だってそのSEだってA社の人間ですよ??)
場所はH社のオフィスで作業してもらう。その方が仕事ぶりもよくわかるし何かと便利だから。(人質??拉致??)
最後に、そのSEとの請負契約の金額は残額の金額以内であることが条件だ。(うーみゅ。でもSEはプログラム作る人じゃないんだけどなぁ。。。??)

というもの。で、これを先方が断ったら、今度こそ訴訟を起こすのだそうだ。

なんだかよく分からないアイデアが飛び出してきてしまって、苦しい。
Tさんに相談すると、

A社は個人請負を許すかどうか。
許したとして、今度できなかったときの訴訟の範囲はこのプロジェクト全体の金額ではなく、残額のみの範囲になってしまう。それでも良いのか。
そんなことをするくらいなら、プロジェクト全体について訴訟範囲にした方が良くはないかなぁ。

という答えだった。

あーあ。ますます混迷。。。



2006年07月14日(金)
議事録が書けない

たぶん、仕事脳じゃなくて、自己嫌悪脳&怒り脳になってしまっているため、議事録一つまとめられない。アホか、私は。子供じゃあるまいし(__;)

昨日の会議録音を2度、聞いたが、聞くたびに、ムラムラムラと腹が立ってきて、じわじわじわと自分が情けなくなってきて、まとめるどこじゃなくなってしまう。
いかんいかん。

Tさんに言わせれば「もうこれ以上Kさんと話してもしかたないでしょ。あの人と話すことはもう無いですよ。あとは、その上の人、今回のプロジェクトをもう少し客観的に見られる立場の人を呼んで。そしたら、今度はH社の見解をきちんと伝えるんですよ。ま、訴訟云々もそのときに言うんでしょうね。Kさんに言う事じゃない。」と全然落ち着いている。

そうか。昨日も結構うちの見解は述べていたけれど(最初に取り決めた仕様書をよく見ると、仕様変更と思えない部分が多々あること。なぜこれが仕様変更になるのか、両者で一つ一つ詰めたのか、詰めてもいないのにいきなり最初は無償だったものがなぜ有償になって出てくるのか等々)半分以上は、A社がどう考えて仕事をしていたか、を確認する(言質を取る)作業であった。

しかし、最後の最後でTさんは、お金さえ払ってくれれば仕事をするとKさんは言うが、今までの話(この2時間の会議の)を聞いていると、こちらはできるという確信が持てない。お金を払ってちゃんとできるという保証はどこにあるのか、とKさんを挑発した!
これもなかなか迫力あったよ〜。言葉遣いはとても丁寧だし、物静かなんだけど、要はお前はもう信用できない、と言ってるわけだから。

質問の意図を常にずらして、自分の都合のよいところだけ答えつづけていたKさんもさすがに切れました。
「わかりました。じゃ、いいです。Kがもう信用できないというのなら、別のSEを連れてきますから、その新しい信頼のおけるSEともう一度ぱるたさんの要求する細かい仕様を一つ一つ検討して今のシステムに肉付けしていってください。その場合、残金は一切いただきません。私の仕事をこのまま中途半端のまま納める、ということですから、残金はいりません。ただ、新しいSEを動かす費用だけは申し訳ないけど、ください。プログラミングにかかる費用は要りませんから。」と吐き捨てた。

残金とそのSE代とがどういう金額の違いがあるのか知らないが、一応新しい提案があったので、それを検討する。早急に見積もりをだすようにということで会議が終わったのだった。

今日になって、あの提案っておかしくないですか?だって、残金+有償部分とSE代って比較になるもんなんでしょうかねぇ、と私がTさんに言うと、Tさんは、どうせ、残金+A社が追加項目で有償と言っている部分の金額+アルファくらいの金額をふっかけてくるでしょ。残金以内に収まるってことはないと思いますよ。とあくまでも、クールだ。

見習わねば。

私もだいぶ大人になったと思っていたけど、まだまだだ。

まだまだお嬢ちゃんレベルを抜けて出ていないわ(__;)



2006年07月13日(木)
疲れた

約2時間、A社との会議が終わった。疲れたけれど、久々に、とても勉強になった。

結局、Tさんに問題点を絞って追及していただく戦法で会議に臨んだ。

Tさんさすが年の功。某企業取締役として、大型システム開発を取り仕切ったり、社内改革派としてぶいぶい言わせていただけのことはある。
すごくソフトなんだけど、はずさない。

最初は、相手の考えを聞くかに見せて、徐々にこちらの領域に入り込ませる。

なんて上手なんでしょう。

それに比べて、私ってば、なんて稚拙なんでしょう。

自己嫌悪で一杯なので、日記が書けない。

もう一度録音を聞き直して、今後の交渉術としてしっかり身につけ学ぶこととしよう。



2006年07月12日(水)
A社からの回答

昨日A社に送った書類は、社長に見せたものとすこし違う。社長用は、以前のシステムにあって今も必要な項目、今まで無かったから今回の開発で実現しようとしている項目、ほかで何とか代替がきくもの、無くても何とかなるもの、後からH社が追加したもの、の5色に色分けせよ、という指示のもと作ったもの。

が、今回のシステムと旧システムの比較はH社の都合なので、A社に出すときは、5色のうちわけを少し変えて、
赤:優先順位が一番高い項目、ピンク:次に優先順位が高い項目、青:ほかで何とか代替がきくもの、緑:なくても何とかなるもの、黄色:後からH社が追加したもの、白:A社が完了したといっているもの、の6色。
ほかで何とか代替がきくものとなくても何とかなるものを合わせても、30にもならない。完了したとA社が主張しているものでも、まだできていないものがほとんど。だから、正確には、120項目くらい今回のプロジェクト内(無償)でやれ、という指示を出したことになる。

それに対するA社の本日の回答は・・・

私が赤く塗った項目だけ抜き出して、それを、あくまでもA社が主張するところの有償のもの、無償のもの、次の打ち合わせで報告できるもの(もうすぐできるもの)、その他、の4シートに分けて貼り付けただけの資料が戻ってきて、メール本文には

“量が多いので最重要事項のみを明日打合せたくお願いいたします。また最重要項目のみ別途ファイルを作成しましたので、添付いたします。できればこの内容の無償・その他以外のことを明日打ち合わせさせていただきたくお願いいたします。”

ときた。

このリストはもともと5月1日にA社に送っているものだ。それをこの期に及んでまだ、全部結論を出さず、勝手に赤い色だけ取り出して貼り付けて、しかもその赤の中でも、A社が有償と主張する部分ともう少しでできそうとA社が思っている部分だけ打ち合わせしたいと、抜かしやがったのである(失礼!)。

明日同席することになっているTさんに、関連資料を渡し、経緯を詳しく説明ていたところにこのメール。関係改善にかたむくような姿勢で同席したいと言っていたTさんも、さすがにこのメールには首をかしげている。

「勝手なことを言ってますね、ぱるたさんが怒る理由もわかります。本当におかしいなぁ。プロじゃないですねぇ・・・。」

だから明日最後通告するんだよ。。。




2006年07月11日(火)
A社への回答

昨日の打ち合わせを受けて、A社に対して、H社基本見解(本来このプロジェクトの範囲はどこまでか、有償とA社が言っている部分に対するH社の考えなどなど)を添えた上で、150項目の指示書をメールで送る。

どのような答えが返ってくるのか、打ち合わせは木曜日の予定だ。

社長は本日関西方面に出張。昨夕すべりこみで診断書も手に入ったので、許認可申請書類はほぼ揃ったことになる。昨日のシステム打ち合わせのあと、本当は社長が決定しなくちゃいけない組織図等等の確認をしておいたから、若干直しをして、ゆるゆる過ごす。




2006年07月10日(月)
社長の結論

入院していたことがウソのように、元気な姿で出社してきた社長。コーヒーは入れてしまって構いませんか?と聞いてみると、「全く問題なし!」との答え。さっそくバリスタ君にスイッチを入れて、カフェラテ作製。

入院のために延期になっていたシステム打ち合わせは、他部門の諸々の会議が終わった後の4時半スタート。

150項目にも及ぶ要修正項目一覧表を前に、どれをやってどれをやらないか、どれにお金を出してどれにお金を出さないか、一つ一つチェックするのかと思いきや、社長は「これを見ると、もうこの会社はうちのシステムを作れない、という気がする。一定のレベルを超えてしまっていて、いまさら社長がこんなに細かいことをチェックするのはおかしいと思う。」と言い出した。

たしかに、社長にチェックしていただくには、細かすぎるし、量も多すぎる。この期に及んでまだそのレベルというのでは、お話にならないのではないか、という社長の総括は全く正しい。

「こちらはただ約束を守って欲しいだけ。請け負った以上は、どんなことがあっても最後まで責任取ってやるのが仕事。会社というのはそういうもの。ときには赤字を全部かぶってでもやらなくちゃいけないことがある。そうやって信用を築いていくものだ。それを今更できないとかこれは追加だとか、それはこちらには関係ないこと、すべてあちらの問題だ。」

そして、次回打ち合わせでは、こう言いなさいと指示された。

『この150項目ほとんどが今回のプロジェクトに含まれていた事です。それを元に見積もりを出したのはお宅なのですから、とにかくやってください。明らかにあとからお願いした4項目については追加費用もやむを得ないと考えますが、それ以外は今回のプロジェクト内にすべて含まれることです。

できますか?できませんか?やりますか?やめますか?

もしできるのなら、スケジュールを出してください。そして、完成した暁には残金すべてお支払いすると同時に、次に控えている第二次開発(本当はこれを今年の1月から着手する予定だったのだ)も御社に発注します。

できませんか?やめますか?ではもうこちらとしてはこれ以上御社にお願いすることはできませんので、契約条項に則って契約解除をすると同時に今までの損失分を含めた損害賠償請求も視野に入れた対応をさせて頂きます。』

要するに最後通告をしろ、っていうのだ。しかも、女二人では軽いから、Tさんに横に座ってもらっていろ、とまで。
「男性が一人いると、女の人は変わるから。雰囲気も変わるし。」

・・・・それって、一歩間違えるとセクハラ発言じゃん!(怒)

でも仕方がない。上役の男性が出てきた、いつもと違うぞ、と脅かすのに効果的だと社長は思ってるんだから(ー_ーメ)

前回の開発のとき、M社のY社長に頼む前、P社に開発委託したことがあった。そのときも半年、何も言ってこなくなってしまって契約解除した。すでに支払っていた着手金200万円を訴訟を起こして取り返す!とそのときも息巻いていたけれど、結局、訴訟なんて起こさず、カネをドブに捨てた社長。今回も、威勢の良いことを言っているけれど、本当に訴訟を起こす気があるのか。そして、果たして訴訟を起こして勝てるのか??

しかし、これではっきりしたことは、今回の仕事は失敗だったということだ。スタート段階でA社を選んだことがまず間違いの元。そして、その後、A社を信用しすぎ、期待しすぎたことが、私の敗北。
1年7ヶ月の間、一体何をやっていたんだろう・・・。



2006年07月07日(金)
無事?退院

とにかく、こんなところにいたら寿命が縮む、と言ったとか言わないとか。早く退院したくて仕方のない社長、本日強引無事に退院。午後は家で静養するが、月曜日からは通常出社できそうである。

ほっと一息。
でも月曜日に、溜まった案件すべて確認、決裁が取れるんだろうか。火曜日は関西に出張。水曜日からは部長と一緒に北の方へG出張だ。(社長はとにかくこの北方G出張は絶対キャンセルしたくなかったらしい)しかし、システム案件は絶対にG出張明けの18日まではのばせない。月曜日に優先的に時間をもらわないといけないなぁ・・・。

ところで。
受注部門のメンバーが突発で会社を休んだ場合、受注入力出来る人が社内に一人もいなくなる可能性がある、ということで、そういった場合は、ジュニア2と社長室秘書のワタクシが代わりに受注入力することが先月の業務報告会で決定した。
今日はその講習会。もうすぐ産休に入るEさんから丁寧に、旧システムと新システムの両方の扱い方について、レクチャーを受けた。できれば、私が登場しなくてもいいように、Eさんの後任Nさんにはがんばってほしい(ま、お子さんが小さいからNさんが頑張っても仕方ない部分もあるのだが!)
そして、早く新旧ダブル入力しなくても大丈夫な体制にしたい。



2006年07月06日(木)
社長不在でも

この会社は回っていくので大したものだと思う。全国に散らばる特約店からの発注はとぎれることはないし、入金も滞りない。
しかし、困っているのは、システムの決裁がもらえず、A社に返事をたたきつけられないこと。

今朝また痛みがぶりかえし、退院できなかった、とジュニアから聞く。



2006年07月05日(水)
社長入院

今日は社長会議だ!と張り切って(ウソ)出社してきたら、部長につかまる。ただならぬ雰囲気を漂わせながら「これから社長に付き添って病院に行って来ますけど、今日、何かありますか?」とおっしゃる部長。
なぜ病院??!!と思ったけれども、とにかく、午後社長とシステム打合せの予定で、それ以外来客などはありませんが、とお答えし、どうなさったのですかと聞くと、なんでも、朝から横腹の痛みがあって治らないのでとにかく病院に行くとのこと。また電話します、といわれる。

結局、社長は「尿管結石」で即入院、午後の会議は延期となってしまった。

社長が入院するなんて、私が入社以来2回目だ。1度目は入社してまもなく、新会社の経営がうまくいかず、たぶんストレスがたたったのだろう、海外(ヴァカンス)出張先で十二指腸潰瘍で倒れ入院。(ぢつは、私が最初に入社した会社はH社ではなく、そっちの新会社の方だったのだ。まもなく閉鎖されて、H社に引き取られて早十年(遠い目)(笑))

ジュニアが言うには、「あのオヤジは最後の最後まで病院に行きたがらないから、行くと聞いて(痛みが)相当だったんだなと思った。」
日頃の社長を見ている私も、ジュニアと全く同じように感じていた。痛いのも相当我慢しちゃうタイプの人。

ネットで見ると、尿管結石は、突然の痛み、それも七転八倒の痛みだとどのサイトにも書いてある。早く石が出ていくか、あるいは、粉砕手術を受けて石が無くなりますように。
そして、早く会社に出てきてシステムの打合せ&決裁をしてください(鬼秘書)




2006年07月04日(火)
社長特別講演

久しぶりに東京本社で社長の講演会。関東近縁の特約店さんやそのお客さんが総勢30名ほど集まってこぢんまりと行われた。

私は、金曜日の会議でまとめた結果を再度資料に書き込み、社長用資料に体裁を整える作業。
ほかに、お中元の手配も。



2006年07月03日(月)
個人情報保護法の使い方色々

社長が上級特約店報償旅行から帰国、出社してきた。相変わらずタフである。旅慣れている、ということでもあるのだが。

8月のヴァカンス出張の手配。やっと必要書類が送られてきた。今回利用したのは、阪急交通社のe-very東京センターの格安航空券だが、ネットで予約を入れ、あとは電話とファックスでやりとりをしていた。決済はクレジットカードで行いたい旨伝え、カード決済可との返事ももらっていた。
にもかかわらず、送られてきた書類は「○月○日までにお振り込み下さい」の請求書つき。
すぐに電話して問い合わせると、カードの取り扱いはあるにはあるが、阪急交通社e-very東京センターのオフィスまでカード名義人本人が出向かねばならないというのだ。私はネット上の予約からのスタートなので、たとえばネット上でカード決済ができるか、または、カード情報をファックスで送って決済するか、そのどちらかのイメージでいたのだ。それが、本人がカード持って出向かねばならないとは。

理由を聞いて2度びっくり。『個人情報保護法が施行されて、弊社におきましては、ネット上のカード決済も、お客様のカード情報をファックスでいただいたり電話で聞いて番号をお預かりすることもできなくなりました。ご了承ください』だって・・・!
そう言っている一方で「旅行申込書」という書類に、個人情報を色々記入して、「パスポートのコピー」まで添えてファックスしろ、とある。
クレジットカードが大切な個人情報だというのなら、旅行申込書だってパスポートのコピーだって非常に重要な個人情報だ。なのに、これはファックスで送れとは、いかにも矛盾しているではないか。

クレジットカード決済をネット上で行うには、SSLを使ったサイトを作ったり、認証機関にお金を払ったりしなくちゃならなくて、経費が発生する。さらに、クレジットカード会社に手数料も支払わなくてはならない。そういう意味では、店頭現金販売に比べれば、代金回収コストがかかり、利幅がそれだけ小さくなるわけで。だから、個人情報保護法云々よりも、それは、キミの会社の経費削減のためだろう、とつっこみたくなってしまうのだった。実際、つっこまなかったけれど、つっこまない代わりに、もう二度と、阪急交通社e-very東京センターは使わないぞ、と心に決めただけである。
阪急交通社の課長さん、こんなこと言っているけれど、ホントにやる気があるのかな。やる気があるんなら、末端の社員につまらん言い訳、言わせるなよ・・・。