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ぱるたの仕事場日記
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2005年03月31日(木)
追加質問

昨日私が教育的指導をした(ウソ)経理のMさんが、「ぱるたさん、お時間のあるときで良いんですけど、もう少し休暇について教えていただけませんか?」と言ってきた。
勉強熱心でなかなか感心(^^)V。
お時間はとってもたくさんあったので、「今でいいですよ」と言って話を聞く。

Mさんの知りたかったことは年次有給休暇の付与日数について。新年度が始まるに当たって、各社員に今年度の有給休暇日数を個別に知らせたところ、ある社員からこの数字は違うのでは、とクレームがはいったのだそうだ。そこで困ったMさん、私に聞きに来たというわけであった。

まずは年次有給休暇の発生がいつか、初年度が何日付与で1年ごとにどういう条件で何日ずつ増えるかなど、基本的なことを教え、次に日数が違うと言ってきた社員の入社年月日を調べさせて、上記条件に当てはめてもう一度今年度付与すべき日数を計算してみる。その上で、さらにH社特有の制度に当てはめる。H社は、会社で取得時季を指定(&強制)している春・夏・冬の連続休暇日数の合計よりも法定有給休暇日数の方が少なかった場合、足りない分を特別有給休暇として補填している。(困ったことに、これで社長はほかの会社よりH社は休暇に関して手厚いと信じて疑っていないのだ。)補填対象なのかそうでないのか。補填する場合、何日補填するのか。そしてやっと最終的な付与日数が確定する。

こうして、無事一件落着。Mさんはクレームを入れてきた社員に正しい日数を伝えると同時に正しく説明することができ、納得してもらえたようだ。良かった良かった。

ちゃんと聞いてくる人には親切な私であった。



2005年03月30日(水)
暇に任せて

今日、経理から毎月配られる、勤怠状況報告書、というのを見ていたら、(毎月各人に、給与支払いの根拠となる、当人の実働日数や遅刻早退の有無、有給休暇の取得状況などを知らせる紙)「次月繰越休暇」という言葉があったので、経理担当者にこれはどういう意味ですか?と聞いてみたら、担当者は答えることができなかった。

繰越というからには、今月使わなければいけないのに、使わなかったために次月に繰り越す、ってことですよね。でも、ここに書かれた数字とこのタイトルは合っていないように見えますが。

この紙を配る意味は何でしょう。社員各人に、有給休暇があと何日残っているのか、遅刻や欠勤などがあったかどうか、今月は精勤手当支給対象だったかどうかなどを知らせるためですよね。

では話をもとに戻して、あなたが、次月繰越休暇と書いたこの欄で経理としてみんなに伝えたいことは何ですか?

こんな風にして、経理の担当者(今は本来の担当者がお休みでパートタイマーのMさんが代理で担当している!)に一つ一つ説明し、確認し、正しい(と思われる方向に)答えを導いていく。

そういえば、堤商店(仮名)時代、若い人に仕事を教える立場だった時によくこんな風にしたなぁ。
何事も意味があるのよ。今自分は何のためにこの仕事をやっているのか、自覚しながら考えながら仕事しないと間違うよ!と。
それを教えてくれたのも私の師匠H氏なんだが、教わるまで全く自覚がありませんでした!この私も。
いちいち何のため?とかどういう意味?なんてこと考えずに、ひたすら清書ばかりしていた新人時代(あの時代まだワープロが電子ピアノくらいのデカさだったのだもの。書類はもっぱら字の綺麗な女性の仕事だったのだ)。でも気づかされてから早かった〜目から鱗が落ちまくった瞬間、仕事人的には一足飛びに成長したような気がする。

だから、今、社内でそのことに気づかずに、ただただ流されて仕事(作業?)をしている人を見ているとつい教えたくなってしまう。だって、意味をかんがえながら目的をはっきりさせながら仕事をするってことは、つまり主体的に仕事に取り組むことで、すなわち、仕事が自分のものになるから、毎日が、あるいは、仕事が楽しくなるんだもの。

せっかく1日の大半を仕事場で過ごすのだから、主体的に楽しく過ごさなくちゃね。

さて、そうは言っても、主体的に取り組むものがあまりない秘書の私(いえ、仕事には常に主体的に取り組んでおりますが!(笑))。今日は台湾からお客様が3人でお見えになったので、D社の応接室(実は社長室だ)に通し、ご接待。社長やTさん、ジュニアまで入って新素材がらみの打合せ。いつものようにコーヒーを用意するが、今日のお客様のうち、お二方はコーヒーは得意じゃないとおっしゃるので、H社自慢の漢方茶を入れて差し上げる。

途中、D社応接室から内線電話。「こちら側3人にもコーヒーを持ってきて」と社長から。
お客様にはお茶を差し上げるけれど、社内の人間にはお茶を出さないというのがH社の慣例。でも社長のリクエストとあらば、もっていかねばねば。で、社長にはいつものエスプレッソアメリカン、ミルク入り(社長室にエスプレッソメイカーがおいてある)、ジュニアは社員が飲んでいるのと同じレギュラーコーヒーをブラックで、そしてコーヒーをあまり飲まないTさんには、お客様と同じ漢方茶を入れて持っていった。
自分のカップにコーヒーではなく漢方茶が入っているのを見て、一瞬驚いたように私の顔を見るTさん。目がありがとう、と言っている。こういう瞬間は私は結構好きだ。
ついでにお客様のコーヒーカップが空いていたのでお代わりも注いで差し上げた。

しばらくすると、今度はジュニアから内線電話でお客様の漢方茶のお代わりリクエスト。
はいはい。今日はまるでウェイトレスさんみたいね。
お茶を入れたポットを持って応接室へ。お話のじゃまにならないように、ぐるりと部屋の奥に回って斜め後ろから茶器を引いて奥の方でお茶を注ぐ。静かに静かに。

私はきっと談話室滝沢でも充分務まっただろう。

しかし、滝沢、明日で全店閉店。転職の機会を逸したな・・・(笑)



2005年03月29日(火)
個人情報保護法

巷ではこの4月から施行される個人情報保護法対策に追われている。しかしH社・C社は意識が低いのか、さまざまなところから講習会の案内が来ても誰かが受講するでもなく、特に情報収集するでもなく今日まで来てしまった。あと数日で3月が終わるというので、ジュニアが急にC社サイトの個人情報保護法対策をしなくっちゃと焦り出した。
実はネット通販に関して販促業務全般を、ジュニアのお友達Bくんに最近任せていて、そのBくんから「まずいんじゃない?」せっつかれたのだ。(Bくんはジュニアの大学時代からの友人。ネット売上高に応じて報酬を支払うという契約で、サイドビジネスとして、C社通販サイトの販促を請け負っている)
個人情報保護法対策といっても、ジュニアとBくんの言うそれは、 個人情報の取り扱いについて、C社はこのように致します、という挨拶文みたいな文言をホームページの特定の場所に入れるだけ。

それが個人情報保護法対策なのね・・・。

本来の個人情報保護法対策っていうのは、自社の保有する顧客データ(個人情報)の取り扱いについて、情報漏洩などのリスクに備えて社内体制を整えることだと言われている。しかし、C社でもH社でもそういうことは全く行われていない。
社長にもっと情報を入れておいた方がよかったのかな。何度か資料を机においたんだけどな・・・。



2005年03月28日(月)
ゴルフ会員権の不思議

先週に引きつづき、社長とドクター・ベイのために、ゴルフ場データを集める。私の出したリストの中から社長は6つのゴルフ場を厳選!赤鉛筆で丸印をつけたリストを私に見せながら、これらのゴルフ場に電話して、会員権の書き換えをしているかどうか、ビジターでプレイできるのか、その場合いくらなのか聞いてみてほしい、と頼まれた。
会員権の書き換えって何?状態な私だったが、かしこまりました。と言って席に戻る。
半分はホームページで調べられるが、ホームレスなゴルフ場もあり、念のため6カ所すべてに電話することにした。

6箇所に電話しているうちに、ゴルフ場の方に色々と教えていただくこととなった。

私はゴルフ会員権に市場があるなどということも知らなかった。
しかも、ゴルフ場によって、(ロケーションやゴルフ場の規模などほとんど似たようなところばかりを選んでいるはずなのに!)取り引きされている会員権の価格が驚くほど違う、ということも。

安いところで40万くらい。高いところで240万。その差何と200万!
知っている人は全然驚かない情報だろうけれど、私は不思議で不思議で仕方が無い。
ゴルフ会員権の資産価値って一体何なのだろう。

集めた情報を整理し、リストに書き加え、社長に渡す。

社長は会員権を買おうというところまでは行っていないようだ。ビジターで土日にプレイできれば良いらしい。土日にビジターでプレイできそうなゴルフ場は6つのうち2つ。きっと私がまた予約を入れることになるのだろうな。



2005年03月25日(金)
定例ミーティング

システム再開発定例ミーティング。
今日は、仕様書の後半全てを読み合わせ。来週はお休みをして再来週、サーバーをまず導入。先行して入っているウィンドウズマシンでテストをスタート、というスケジュール。
もうこれでシステムできるのか?
こんな早くできるのか?
私とEさんはいまだ半信半疑。

ところで。

このシステム、社内では一応私が管理者らしい。様々な設定の管理とかユーザー管理とか、環境管理とか、システムダウンしたときA社に連絡する係とか・・・・ほんとにそういうのを管理者というのかさえ良く分かっていない私(^_^)

そこで、今日、「ぱるたさん、私はマックでいいですから、ってずっとおっしゃってますけどー、ぱるたさん管理者なんだからやっぱりウィンドウズを導入しないとダメじゃないんですか?」とKさんに指摘されてしまった。

(゜◇゜)そ、そーか。管理するには、ウィンドウズマシンが必要なのか?!

ぱるたとウィンドウズマシン。似合わねーーー!

しかし、共有マシンでパスワード管理なんて、やっぱりできないか。
ああ。



2005年03月24日(木)
取引先の倒産

年に2度ほどだが、取引のあるL社が倒産したという通知が昨日H社に来た。今後L社には支払しないように、請求もしないように、ということらしい。
つい2ヶ月ほど前に、L社の担当者が打合せに来ていたのに、倒産?

それほど重要な取引先ではなかったせいか、社長もさばさばとした様子で関係部署に通達をしていた昨日。

景気が良くなってきたという指標も少しは出ているし、春闘の満額回答なんてニュースもちらほら出てきている昨今だが、まだまだ目立たないところで今日もどこかで倒産は起きているのだ。

本日のお仕事
昨日に引き続き、システム再構築に当たって顧客データベースの項目整理。
社長のゴルフ場情報の整理。
いくつかの出張の手配。
など。



2005年03月23日(水)
ビジネス会議

今日は関東近県の中級特約店を集めたビジネス会議。関西地域にはたくさんいる中級特約店も関東は関西に比べると数が少なく、オフィス内の小会議室に収まる人数だ。
しかし、お客様のおもてなしは、大人数だろうと少人数だろうと変わらない。
忙しく接待に時間を取られる。
明日は関西、明後日は九州で同様の会議が開かれる。

さて、会議が終わって5時過ぎ、社長に頼まれたのは、東京から車で行けるゴルフ場の情報がほしい、ということだった。連休、ドクターベイと栃木のゴルフ場に行ったらしいが、遠くて不便。もっと近いところの会員になりたいらしい。
最近、ダイビングだけでなく、ゴルフにも熱が入っている社長なのだ。

ところで、私は全くゴルフはしないが、ゴルフ場の情報に関しては、ネット上にいくらでもころがっているので、非常に的確なリストを出力してあげた。その中から社長がよりどりみどりで選ぶ。楽しいひととき。



2005年03月22日(火)
部長と社長

ごくごくたまに、部長と社長との間で不協和音が響くことがある。今日は年に何度かあるそんな日。
間にはさまれて、困ることもあるが、最終的には社長の指示に従うということにしている。
私は社長の部下だから。

しかし、連休明けで頭がぼんやりしている私に、朝から部長のぴりぴりはとても良い刺激になった。いっぺんに目が覚めた気分だ。

でもそこは大人。最初から目が覚めているような雰囲気で(笑)、部長にも社長にも普段通りに接する私であった。



2005年03月18日(金)
カジュアルデー

週末の金曜日というと、社長は必ずカジュアルな装いで出社してくる。もちろんお客様があるときや、公式会議があるときは別だが、お客様でも、良く知った人だったら金曜日はカジュアルな出で立ちで会う。

組織のトップがそうしていると、だれともなく、金曜日はカジュアルデーなのね、というのが暗黙の了解となって、自然と社員も金曜日だけはカジュアルな雰囲気になってくる。
もちろんそれでもいつもスーツで通している人もいるにはいるのだが。

そんなスーツ派の一人、Tさんが、今日はなんと、タートルネックの黒いセーターにコーデュロイのジャケットで出社してきた〜〜〜!

Tさん、あなたもついにカジュアルデー・デビューしたのですね!!(笑)

私は今日は春色のセーターにインナーはレースをあしらったカットソー。ジャケットはなし。ランチに来てくれたお友達から、あ、今日はスーツじゃない、と言われました。

私の場合はカジュアルといってもエレカジ路線(堤商店(仮名)だけの言葉かもしれないですが、エレガントカジュアルの略)を目指してはいるんですが、でも、今日は花粉がひどくて、せっかく春らしい装いにしても、目が真っ赤でかっこわるいことこの上なし(涙)
なんとかしてくれ、スギ花粉・・・



2005年03月17日(木)
社長出張中につき

会社中、暇でした。

会報誌の封入作業。

ドットプリンタの世話。(紙がずれる)

週末報告書の作成など。

セロームくんを見ながら和んでいます。



2005年03月16日(水)
楽勝な税務調査(?)

税務調査第二弾。社長は朝から、会計士事務所の先生と一緒に、会議室に缶詰。いつ通りかかっても社長が熱弁をふるっていて、調査官はもっぱら聞き役。
結局用意していた資料はすべて先方に渡し、お昼前には調査を終了させてしまった。

会議室から意気揚々と戻ってきた社長、経理のMさんに、「もう終わったよ。いろいろとご苦労様!何にも問題無かった!」とご機嫌。

今日は4時くらいまでかかる、と聞かされていたのでちょっと拍子抜けの感あり。

昨日、台湾からの発注書に間違いがあったと連絡をもらう。先方が間違えたのだから仕方がないが、改めて正しい商品を送ってくれ、と国際電話が入った。300本単位の取引だったのに、もう30本にも行かない微々たる商売。(つか、商売になってない。通販の一般顧客と同じだ)これは国際郵便小包で送料は先方持ちに決めている。(といのもケチくさい話だが。)

最近観葉植物の世話に目覚めた私は、ついにデスクにハイドロカルチャーを買ってきてしまった。

←セロームくんです。

セロームは育つと葉にヒトデみたいな切れ目が入ってきます。D社社長室で、すっかり枯れかけ葉も落ちたセローム(大)を養生させ、最近4〜5枚の大きな葉を復活させたばかり。
このセロームくんはまだ小さくて葉っぱも丸くてかわいい。
携帯だからあんまりきれいに写真とれてないけど、そのうち、きれいに撮ってあげよう。



2005年03月15日(火)
定例ミーティング

引き続き、仕様書の読み合わせ。
事前に予習をしておいたので、やりやすかった。
それにしても、前回の開発のときは、とにかく苦労したのに、今回はどうだろう。
整然と、しかも、着々と仕様書ができあがっていく。もうA社現場では、すでに設計段階から開発段階に入っているというし、4月の下旬には、H社オフィスは新しいマシンを入れ替える予定だ。そして、5月の連休明けにはβ版が入る。
なんて早いペースなんでしょう!

画面がないので、実際はどんなものが目の前に現れるのかわからないが、一般的な形でまず作ってきますので、それをああだこうだとなおしてください、ということだ。



2005年03月14日(月)
手紙など

H社商品をずっとプレゼントしつづけている演歌歌手からまた発注。顧問の先生からの紹介で最初プレゼントしたのがきっかけで、もう2年ほど、2月に1回のペースで商品を送っているような気がする。
ブレイクする前からH社商品を愛用してもらっていれば、ブレイク後に、大々的に宣伝してもらえると社長は思っているのだが、なかなかその日がやってこない。
商品にはいつも手紙を添えている。たった数行だが、ただ商品を送るよりいいかな、と思って。

先日の特約店報奨旅行で行ったハワイで社長はゴルフをしたらしい。そこで北海道で運送会社を営んでいる社長さんと知り合い、ずいぶんと意気投合したらしい。思い出したように、その人の名刺を持ってきて、自分の名刺を送る手紙を書いてほしいと言う。
一言で言うと「とても楽しかった。今度は北海道でゴルフを一緒にしたい。」という手紙。
H社商品をプレゼントするはずだったのだが、贈りたかった商品がたまたま品切れ。結局お手紙と名刺だけ送ることにした。
ダイビングだけじゃなかった社長の趣味・・・。

相変わらず、平和な会社だ〜



2005年03月11日(金)
早めのホワイトデー

社長がお昼休み後、大きな袋を二つ抱えて戻ってきた。毎年恒例のホワイトデーサンタさんの姿。
今年は全部で9件。全部ウェッジウッドの陶器らしい。人によって箱の大きさが違うところが微妙でおもしろい。
カードと送り先を託された私は、配送係の所に行って、間違いなく送ってくれるようスタッフにお願いする。

そして、席に戻ると。社長がもう一個大きめの箱を持ってきた。あ、まだあったんですか?と立ち上がると、「ちょっと早いけど、これは、ぱるたさんに」と私に。

わーい。ほかの社員には今日は全然あげてないところを見ると、私だけウェッジウッド??「開けてみて」と言われたので開けてみると、白いお皿が4枚入っていた〜〜




前から欲しかったサイズのお皿だったので、とっても喜んだら、社長もうれしそうに、「良いデザインでしょう?お洒落だよね。・・・4枚あれば足りるかと思って4枚買ってきたんだけど」と仰る。
本当は我が家は6枚必要なんだが「ええ、もうこんな上等なお皿、4枚あれば充分です!ありがとうございます!さっそく使わせていただきます」と答えた優等生な秘書であった。(あと2枚は自分で調達せねば!(笑))





2005年03月10日(木)
盟友

取引先A工業の営業担当者から今日の午後来社したいと電話があった。
A工業とは、H社は創業以来のつきあい、というよりも、H社製品はA工業と共同開発であったと言っても過言ではない。社長の思い描く製品を形にする作業をA工業は大変な苦労を重ねてあきらめずに引き受けてくれたのだ。

当時の営業担当者がN氏。社長とは同年代のおじさまだ。現在、担当者はN氏から数えて3代目で、女性のIさんに変わっているが、今日Iさんは久しぶりにN氏を伴ってやってきた。

社長とN氏が盛り上がるのも無理はない。

N氏「社長、焼けてますね〜〜」
社長「私もね、この年だから、この年らしく遊ぶことをしようと思っているんですよ。」
N氏「ああ、それはいいですな〜〜!!」
二人「わっはっは!」

こんな具合でいかにも楽しそうに話をしている。(もちろん、シビアな仕事も話もあったようだが)

私はあるときN氏から「あのとき(開発当時)は本当〜〜〜に大変だったんですよ。本当にできるのか、こんなことできるはずない!って何度もあきらめそうになったんですよ。社長も無理なこと言うから。でも社長が絶対あきらめないから、うちが投げ出すわけに行かなくて。そしたら、できちゃったんですよね。今思い出してもすごいことだったと思いますよ。」としみじみ言われたことがある。
仕事で一緒に修羅場をくぐり抜けた者同士って、時がたっても、特別だ。
もちろん袂を分かつこともあるけれど、A工業のN氏とは、幸せなことに、今でも盟友としておつきあいが続いている。



2005年03月09日(水)
花粉が・・・先祖が・・・

私は花粉症である。しかし、H社に入社以来、H社製品を愛用しているうちに、結構激しい花粉症だったのが、少し悩ましいくらいの花粉症に、症状が軽くなった。そして、今年は、かなりの量がすでに飛んでいると言われていたにもかかわらず、幸い昨日までほとんど目立った症状は出なかった。
がしかし。
今日は目がかゆい!
用心のために、この季節、マスクは着用していた。しかしメガネは着用していなかったのである。ひどい花粉症のときは海に潜るんですか??っていうくらいばっちり花粉対策メガネをしていたのに。
油断した。

ま、鼻水もたれず、快適に呼吸もできるだけ、よしとするか。

以上、H社製品の宣伝でした( ̄▽ ̄;)

閑話休題。

昨日もらった仕様書のチェックにはいる。
ところで、当初、納品伝票のレイアウトを変更することで社長もOKを出していたが、実際にシステムが吐き出すレイアウトを確定する前に、社長の確認を取った。何となくいやな予感がしたのだ。
思った通り、自分が承認したことをすっかり忘れ、変更はまかりならぬ、というご指示。
ああ。Aさんには、よしなに(=変更の方向で)お願いします、といわれていたんだが、社長の指示とあらば、すっかり意味は変わってしまうのだ。許してね>Aさん

多いんだよな。こういうこと。自分が作ったものや思いこんでいるもの、に対し、他人からの何らかの働きかけによって、変更が生じる。そのときは社長本人も納得して変更を加えたはずなんだけど、しばらくすると、またもとの考えやもとの形に戻ってしまっている。
私はこの現象をひそかに、社長の先祖返り、と呼んでいるんだが、なにか、強力な(強情な?)なご先祖さまが守護霊にでもなってくださっているのでしょう。いつもいつもそこに戻っていくのだ。
今回の納品伝票は、社長が自画自賛しているレイアウトだしサイズだからなぁ。当然先祖返りは起こるわけで。最初に社長がすんなりOKした段階で、この話はなかったことにしておけば良かったんだ。

これがH社らしさを形作っているのだから、システム屋さんにも理解してもらわねば。ふう。



2005年03月08日(火)
仕様書第一弾

システム再開発定例ミーティング。
いよいよシステム全体の仕様書第一弾ができあがってきた。
しかし、前回があまりにも大変だったので、こんなにスムースに進んでいくとかえって不安。本当にこれで良いのだろうか。しかし、回を追うごとに、KさんはよりH社の業務について理解を深めていき、言葉もかなりH社仕様になってきている。誤解しているようには思われない。
すでに、プログラマがプログラム構築を始めている様子もうかがわれ、いきなり、かなりできあがった物が出てきそうな予感だ。何しろ、来月には新しい機材を導入なのだから、β版をいきなり入れてテストし始めるのだ。

そうそう。マシン入れ替えに伴う、データの移管、管理について、社員向けに手引きを作らねばならなかった!
ヒマだヒマだなんて言っているヒマは本当は無いのだった!



2005年03月07日(月)
ジュニア2人

ジュニアの出張手配。ジュニアったら、ぎりぎりになって言うので、社長にもしかられる。もっと早く言っていれば、航空券ももっと安く手配できる、というのがその理由。一週間前でも精一杯安く手配して差し上げた。

部長に、ある商品の名称について、英文表記にする場合はどう書くのですか?と質問したら、夕方になって、ジュニア2から、質問した商品の概要説明文が英文で届いた。私は商品の名称だけを聞いたのに、なぜそうなるの?いつにもましてジュニア2が熱心にタイプしていたのは、この仕事だったのね。大きな誤解だったんだけど、部長にしてみれば、ジュニア2に良い仕事ができた!と思われたのでしょう。ま。いっか。英文の説明文が役に立つときもくるかも知れないし。

台湾から久々の発注。が、これは個人の発注か?という内容。ビジネスベースになってない。社長は「もうダメだね」とあきらめ顔だった。



2005年03月04日(金)
デザイナー来社

社長息子同級生つながりの新進デザイナー、コトコさん、来社。高校からずっとアメリカに留学していて、大学では心理学とアートを専攻していたそうだ。とにかく、素直で、とってもフランクな女性だ。きっと誰一人として彼女が嫌いという人はいないだろうと思われる、そんなキャラクターの持ち主。一時期、H社に席をおいてバイトをしていたので、私とも面識がある。
昨年だったか、事務所を構え独立した、と聞いていたが、社長が新商品開発に当たって、新しいパッケージデザインを彼女に任せようと思い立ち、今日打合せに来社したのだった。
商品説明を聞き、今までH社が販売してきた商品を全部見て、そのあと、ジュニア2(もともと彼の幼なじみ&同級生)や部長と雑談していた。

それにしても、ジュニア2がコトコさんとしゃべるときは、ずいぶんリラックスしている。何よりも彼の声の大きさに私は驚いた。本来はあんなにはっきりと大きな声で楽しげにしゃべる青年なのだな。。。。

閑話休題。新商品はこの春から夏にかけて毎月一品ずつのペースで計画されている。
社長が何より好きな商品開発仕事。それにかかわるデザインすべてがもっとも好きなのだ。
そして、商品が発売される前に、この商品がどんなに人々に受け入れられ高い売り上げを上げるか夢見るのが、とっても好きなのだ。



2005年03月02日(水)
出産祝いを探しに

経理のSさんの出産祝いを探しに街に出る。
いくつかのデパートと、子供服やおもちゃの専門店を歩いてみると、赤ん坊用のものの値段の高さに改めて驚かされる。たかだか70センチか80センチの人が着るタオル地の服(ロンパース?)で7〜8000円もするのだ。ギフト用だからしかたないのかもしれぬが、こちらは、13人の社員が一人1000円ずつ出し合って13000円しか手元に無い。下手すると、ロンパースとあと何か一品、みたいな寂しいプレゼントになってしまう。
彼女からのリクエストは「ピンクのもの」
結局、1時間半ほどかかって回った結果、子供専門店で、洋服二組(夏物と冬物)とおもちゃの組み合わせ。予算より1000円出てしまったけれど、それくらいなら私が出そう。
ということで、気に入ってくれるといいな。
社内ではカードを回して一人1〜2行のコメントを寄せ書き。
金曜日にカードが全員のコメントで埋まるので、発送は金曜日だ。

・・・で仕事は。頼まれていた書類作成仕事を片付けました。



2005年03月01日(火)
新人を連れて

今日はシステム再開発定例ミーティングの日。いつもは一人で来社するKさんが、うら若い女性を連れてやってきた。「すみません。突然人数増えちゃって。彼女は今日から出社した新人で、議事録とか取らせようと思ってつれてきました。横に座ってますけど、気にしないでください。」

そういえば、Kさんの会社が最近某R社の人材募集雑誌に求人広告を載せたと言っていたので、私も一応チェックしていたのだ。早速採用ができたと言うわけね。

さて、今日の打合せは、伝票類の中身について。部門ごとに異なる帳票類について。何が必要かの確認。来週、入力項目すべてにわたって一覧を作ってくるので読み合わせをする、ということになった。いよいよ、大まかな仕様が決まる段階まで進んできたことになる。

さて、打合せが終わってKさんが、最近の若い人には、この会社は自分に何をしてくれるのかということばかり気にして応募してくる輩が多いと嘆いていた。与えてもらおうとばかりする人には会社は何も与えなくて、自分から何かしようと努力する人には与えるものなのに、なぜわからないんでしょうねぇと嘆息。それを聞いてH社のEさんが、「え〜ホントですかぁ?」と驚くので、Kさん、「そういうと、驚いてくれるようなEさんみたいな人がいいんですよ。」

新人さんは23才だそうだ。対するEさんは現在22才。(今年23才になる。)ほとんど同い年だとわかって、新人さん、信じられないという顔をする。だって、方や新入社員、方やもう3年も業務部をしょって仕事をしてきたベテランだもの。顔つきから、物腰から違うのだ。
「その若さで仕事するのも大変でしょう?」と聞くKさんに「はい。ときどき。でも気合いでやっちゃってます!」と明るく答えるEさん。
「やっぱり気合いと根性、ですよねぇ!」とKさん。
私は私で、「採用っていうのは本当に難しいですよね。何度も面接して、この人なら大丈夫って思って採っても、大はずれのときもありますからねぇ。そういう意味ではEはね〜、大当たりだったんですよ〜!」とちょっとKさんに自慢してやった。

全部自分の隣に座っている若い人に聞かせるために交わす大人同士(おばさん同士??)の会話。
ちょっとこわかったかな??(笑)