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2002年10月31日(木)

言いえて妙

昨日の日記を読んだ我姉妹に電話をしたところ、
私がラーメン屋を苦手とする理由が、他にあると発覚しました。
我姉妹曰く(注:食事前中後の方、すみませぬ)

「だって、アンタ、小さい時にラーメン屋でもどしたからだよ」

だそうで。
ああ、納得です。私はラーメンを嫌いではありません。
美味ければ、そのスープまで、一滴も残さず飲みたいという意思はあるのです。
私は、味噌汁でもラーメンでも、スープの最後の部分が一番の好きなのです。
しかし。そこへ辿り着く前に。ヘタすると、麺をすすってる時点からうぇうぇうぇっとなっちまうのです。
これは、きっと「麺と一緒に空気を食べているためだ」と勝手に解釈しておりましたが。
実際は、まさか2-3歳の頃の「ラーメン出ちゃった」事件のトラウマだったとは・・・
恐るべし。潜在意識ってことにしときましょう。

先日、テレビを観ておりましたところ、TOKIO(今、一回カタカナで「トキオ」って打ってビックリ。変な名前で思わず確認検索掛けちゃいました)の番組にて。
ゲストの「石田ゆりこ」が、妹の「ひかり」の幼少の頃の話をしておりまして。
彼女は表情も変えずに、ずっと妹のひかりを
「猿だなぁ・・と思って見てた」
と語っておりました。スイミングに通うひかりの送迎をしながら、泳ぐひかりを見ては
「猿が泳いでる・・・」と思っていたそうで。

芸能界に入ったきっかけは、最初はゆりこの方がスカウトされ、母親に「隙があるからよ」と怒られたとか。
が、その後、妹のひかりも同じ人間にスカウトされた時には、母親は
「ほら、誰にでも声を掛けるんじゃないのっ!」と仰ったそうで・・・
何やらこの会話で、妹という立場のひかりが、どのような目で家族に映っていたのかが、分かる気がしました。

ここで分かることは、どの兄弟姉妹でも、下の子はいつでも「猿」だと思われるケースが非常に多いということ。
我家は3姉妹。
喧嘩した時には、必ず「ブタ○○っ!」と名前の前にブタをつけるのが慣わしでした。
また、三人揃って名前が二文字なもんだから、呼びやすいことこの上無いのですわ。
しかし、何故か私だけ「○○サルっ!」とサルになっちまっておりました。
確かに、小さい頃、他の二人は体格も良かったのに比べ、私だけ未熟児と言わんばかりに小さく、(今は一番デカいけど)細く、キーキー高い声でじゃりんこチエ(古っ)のように動いていたので、他の二人と同じ「ブタ」類には属せなかったのでしょう。

それは、小さい頃の話です。
大きくなると、さすがに「ブタ」だの「サル」だのとお互いを呼ぶことは無くなりました。
代わりに・・・確か、あれは高校生か社会人成り立ての頃だったかと。
我姉妹1号が、久々に実家に来た時のことです。
寝起きのスウェット上下で、一階の居間に降りて行った私に、1号は言いました。

「アンタ、『うなぎいぬ』みたい」


・・・・言うのことかいて『うなぎいぬ』とはっ!
どうも、私が上下同じ色のセットを着ていることで、彼女の目には『うなぎいぬ』に見えるらしいのです。
『うなぎいぬ』っつーのを、実際にマンガで観たことがあれば分かるでしょう。
「胴が長くてマヌケな体型」だという印象を受けている人間が多いハズです。
・・・くぅぅぅぅぅっ

それから数年後。
ネットを始めた私は、チャットやらで男性に、「どんな体型?」と聞かれると必ず
「うなぎいぬ」と答えるようになりました。

しかし、そんな「うなぎいぬ」な私は、漫画の世界だけでは留まらず、おとぎ話にまで登場します。

昔々、金蔵と申す正直者が住んでいました。ある日、若者が動物を苛めているのを見た金蔵は、あわれに思い、有り金をはたいてその動物を買い、放してやりました。
やがてその夜、金蔵の家にすごくきれいな女が現れて、「私をあなたの妻にしてください、何か働かせてくださいと」と言いました。
金蔵は、断りきれず、その女と一緒に暮らすことになりました。

さて。ここまでで、分かる方は分かるでしょう。

ある日の事。女は「ご恩返しをしたいので、7日間、決して私の部屋を覗かないでください」と言います。
昼も夜も、女の入った離れからは、コットンコットンという音が続きました。

昔話の登場人物は、決まって、我慢強く無いものです。
そう。見ちゃいけないものを見てしまうという・・・

さて。ここで、絵本を想像してその挿絵がどんなであったか思い出してみて。
深夜に蝋燭のわずかな光の中で、コットンコットン働く女。
その姿は、『影絵』となって、映し出されます・・・・・

なんとっ!鶴が機織りをしているではありませんかっ!



まことに美しい「鶴の恩返し」でござります。
さて、それが何か?と申せば。前にも書いた記憶があるのですが、この私。

「麺類を食べるその姿」が「鶴の恩返し」だと言われております。

どんなかと言いますと・・・・


こんな感じ・・・

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みょう【妙】
(1)非常にすぐれていること。なみはずれてすばらしいこと。また、そのさま。「造化の―」「人工の―をつくす」「言い得て―だ」
(2)普通と違っていて変なこと。不思議なこと。また、そのさま。「―な話」
                             goo国語辞典より




2002年10月30日(水)

ラーメン屋

歯医者に三ヶ月ぶりぐらいに行って来まして。
その歯医者への途中にコンビニが合ったハズなのに、行きには見当たらなかったのです。
帰りに、目を凝らしつつ歩いていると、『空』になった元コンビニがありました。
と、仕方ないので車を走らせ、さらに別所のコンビニへ。
そこもまたもや、『空』になっており。
この地帯のコンビニ倒産説がまことしやかに、私の中でだけ流れております。

さて。歯医者なんですがね。口をあけたまんま、30分以上待ちました。
先生がやっと来たのは席について45分経過したころ。
と、先生がおもむろに歯科助手の方に、「なにやってたの?」と聞きます。
その歯科助手の方。坂下ちりちゃんに目が似ており(マスクしてたので)。
「右奥の歯茎がはれていたので、そこの処置を・・・」と答えたチリちゃん助手に向って、何やら先生は不満げにまだ文句らしきことを囁いておりました。

私にしてみれば、彼女は悪くないのよ?私は処置してもらって、助かったのよ?待たせすぎな先生が悪いのよ?と訴えたい気分でした。

こういうことって、案外良くありますねぃ。主に、飲食店。
その中でも、厨房が丸見えの特にラーメン屋。
私の中では、客に聞こえる場所で、小言は言う店は「必ず接客が為ってない」と思っています。

私は、そもそも、ラーメン屋が苦手です。小さい時から、落ち着かなくて好きでは無いのです。
カウンターが、まず落ち着きません。しかも「食券制」のラーメン屋は最も苦手です。
私の偏見かもしれませんがね。
食券制で、注文すら取らないという態度自体が、接客業としてなんだかねぇ・・と思うのです。
そして、大概そういう店は、店主からして態度が悪いし、厨房の文句がまる聞こえだし。
まるで、こっちが「食べさせてもらってる」みたいな威圧感を感じてしまうのです。

そんなラーメン屋に行った時のことです。
ラーメン二種類とビール。それから半ライスの食券を購入しました。
と、間もなく
「セットの餃子です」
と、店員の女の子が言い切り口調で、お相手の方へ餃子を置いて行きました。
最初に言っておきますが。私は初めてそのラーメン屋に行きました。
そして、店員の女の子は、「セットの方は?」とも聞かずに置いていきました。
私は「ラーメンと半ライス」=「セット」なのだと思い込みました。

食べ初めて、しばらくして、カウンター越しの厨房で
「セットの餃子が来てないって」
騒動が始まりました。
店員の女の子が店主に怒られて、どこへ置いたかを聞かれています。
「○○と○○のところへ・・・」と店員の子が答えるのが聞こえた瞬間に、
それが私たちの席であることに、気付きました。

と、そこでラーメンから顔を上げ、自分達が勘違いして食べちゃったのか?と尋ね様とした瞬間。

「餃子、頼みました?」

と目の前にやってきた店主らしき人物に聞かれました。

「いや・・・あ、でも、お金払うよ」

と、もう既に3つある餃子のうち1つを食べてしまったお相手は言ったのです。
要は、店員が間違えたのだけれど、私たちも勘違いしたので御代は払うからと。
もう、食べてしまっているので、御代は払うからと。

しかし、次の瞬間、しゅっとカウンターに店主の手が伸び、
「いや、結構です」と言いつつ、
食べかけている餃子の皿を下げ、ゴミ箱に捨ててしまいました。

私が思うに、あきらかにその態度は
「頼んでも居ないもの食うんじゃねーよっ」
とでも言いた気で、謝罪の言葉も無いし、店員のたかが餃子3つの配膳ミスに対する苛立ちが篭ってました。

さぁ。どうしましょ?
勘違いして食べてしまった餃子一つだけでも、ラッキーと思うべきですか?
怒ってはいけませんか?その店主の態度に怒ってもいいですか?
私は、嫌な気分でしたが、とりあえず黙って食べて、早く帰ろうと思いました。
そんな店には、二度と行かなければいいし。
でも、無理でした。お相手がキレてしまったのです。

店主だと思われる、そのオヤジをお相手は呼びました。
ヤツの主張は、

「食ってる途中の物を下げるって、おかしいだろ?」
「銭払うって言っただろ?」

だったのですが、どうもオヤジに言葉が通じません。

「だって、注文してないんでしょ?だから、下げたんです。何がおかしいんですか?」

これに、とうとうヤツはキレ、怒鳴り始めてしまいました。
ここまで、私は店主から、謝罪の言葉を聞いてません。

「注文間違ったのは、そっちだろうがっ!」

とヤツが怒鳴ると、オーダーミスをした店員の女の子が

「ごめんない。私が間違えちゃったから」

と泣き声で謝り始めてしまい、私は彼女に「気にしないでね」と言いつつ、
ヤツを「もういいからっ」と抑えようとしました。
しかし、そこで、店主は追い討ちを掛けるように言いました。

「だから、謝ってるじゃないですか?それでいいでしょ?
お客さんこそ、何をそんなにムキになってるんです?」


ははははっは。怒ってるこっちが頭がおかしいみたいっす。
確かに、怒鳴るほど怒るのはどうかと思います。思いますがね。
なんで怒ってるかも分からない、客の気持ちも理解しない店主だから、こんなミスが発生するんでは?
そう思い、仕方なく私は店主に静かな声で言いました。

「この店、初めてなんですよ。だから、間違って食べたから御代をお支払いしますって言ったんですけどね?
なのに、食べてる途中の物を下げるのって、ものすごく気分が悪いものなんですよ?」

私が落ち着いて喋るからでしょうか。
店主は大人しく聞いてくれてましたが、果たして彼に、その真意が伝わったかは、私には分かりません。
結局、私が説明しているのをヤツに遮られ、店を後にしました。

勿論、店中の客は、私たちを見ていましたし。
外には待ち人も居たくらい、繁盛している店でした。
そう、いわゆる「行列のできるラーメン屋」だったのです。

そういう店って、常連さんも多いのでしょうね。
やはり、初めて来たらしき隣に座った夫婦は、しばし座ったまま水と注文を待ってました。
店の人間にとってみたら、「水はセルフサービス」「注文は食券」が当たり前で。
店がやることは、ラーメンを作って配って片付けるだけで。
美味いラーメンさえ作っていれば、客は店の外に溢れるぐらいに来るし。

きっと、職人さんなんでしょうね。そういう職人さんって、接客に向かない人が多いのは不思議じゃないのです。
だからこそ。
厨房の中は、見えない。聞こえないような作りにしておいて欲しいと思うんです。
無愛想な料理人の顔や、怒鳴り声を聞きながら食べる食事は、どんなに美味しいハズのものでも、不味くなります。

私も、母上の店でオーダーミスをしたことがあります。
でも、下げるようなことはしませんでした。
大概は、こっちのミスでお客さんが食べていたら、黙って御代も頂きません。
言うにしても、
「すみません。間違えちゃったんで、良かったら食べてください」
と言います。
例え、手付かずでも、その数十秒後であっても。
一度テーブルに置き、その場を自分が立ち去ってしまった場合は、そのお客さんが嫌がらない限り、下げたりはしません。

このラーメン屋の2週間ほど前にも、ある中華屋で頼んだものが永遠に届かない事がありました。
私が頼んだラーメンが一番に来て、餃子と焼きそばが届きません。
パートらしきオバちゃんに、「まだ?」と尋ねると
他のテーブルに出して5分以上経過した焼きそばを
「すみません。間違えちゃって」と持って来たのです。


オバちゃんは、「まだ手をつけてませんから」と言いますが、お相手は断りました。
更に、最初に来るべき餃子にいたっては、私が食べ終えた時にきて、やはり断りました。
この店はカウンターでは無いものの、厨房が見えるもので
「要らないっていうんですよぉ・・・」
というオバちゃんの会話が聞こえて、なんだか嫌な気分にもなりましたが。

でも、最後にレジで会計をする際に、店主の奥さんもオバちゃんも、丁寧に謝ってくれ
「また、懲りずに来て下さいね」
とまで、仰ってくれました。
だから、この店には、懲りずにまた行けるかもしれないって思えて、嫌な気分を引きずらずに済みました。

でも、あのラーメン屋の件で、私はその夜眠れませんでした。
なにが、なんだか分からないけど、理不尽な不愉快さでいつまでたっても。
店主に怒ってるのか、キレたヤツにムカついてるのか、客に注目された恥ずかしさか。
今でも、気分が悪いままです。
もう二度と行きません。っつーか、行けません。
向こうも、来て欲しくないでしょうけどね(笑)

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2002年10月29日(火)

間違い電話

今日こそは、ムカデ君を発見してやろうと意気込み帰宅。
が、居酒屋のパンフのFAXが届いており。
「ま〜た、あいつ、間違えやがったよ」
とか思いつつ、差出人に苦情の電話を入れたところ
「いや、作って欲しいんだ」と言われ。

ははは。どうやら、得意先に送る忘年会の案内状の作成依頼でした。

我家の電話はFAXと兼用の番号でして。確かに、覚えやすい番号ではあります。
今までに、間違いFAXは、今朝の依頼人と、後2件ほどあり。

そのうちの一件は、これがまた、大変な事にどう見ても企業秘密らしき図面だったのですわ。
この某大手メーカーは、私の家の近所にドデカイ敷地を持っており、そこへは社員だとて、特別な許可とパス無しでは入れないという。
私が、図面を読めない人間でよかったよねぇ>M電機さん

そして、もう一件は、ラジオのDJの方の進行表らしきもの。
秒単位で曲名やらナレーション(?)やらが細かく書かれているものでした。
深夜に入ったものであり、しかも翌日放送分。無事に放送できたのか、要らぬ心配をしたものです。

さて。間違い電話においては、色々とバリエーション豊富でして。
他人様の家は勿論のこと、店と間違う方も結構いらっしゃいます。
「魚屋」「花屋」「スーパー」などなど。
間違いは誰にでもあるのですから、いいのです。
嫌な声も出さずに丁寧に違うと教えてあげる事にしています。

しかし、以前に父上が危篤状態の時に

「あのぉ〜・・・仏前の花を頼んだのですけど、まだでしょうか?」

と間違い電話が掛かって来た時には、さすがに

「花屋じゃありませんっ!」

と、ついつい語気が強くなり、非常に嫌な気分になりました。

まぁ、電話をとった場合はいいのです。
これが、留守電に入っていることが多いから、困ります。
「今度の日曜日、遊びに行くからね」だの
「○○ちゃんの着れなくなった洋服、今日、宅急便で出したから」だの
私に言われても、困るんです。

一番困ったのは、自宅ではなく携帯に入っていた留守電。
その留守電は、どうやら九州だと思われる田舎からの電話であり。
多分、息子に電話をしたつもりのようで、

「もしもしぃ〜・・・○○?あのね□□が△△なのね・・・・」

お婆ちゃんの声で長々と用件が入っておりました。
そして、その側には、どうやらおじいちゃんも居るらしく、

「おいっ!○×※△◇□!!」

と背後から怒鳴られ、困った弱弱しい声で

「だから、いま、居ないみたいなんだってぇ〜」

と答えるお婆ちゃんの声まで録音されておりました。
その留守電の最後には「連絡を下さい」と入っており、さすがに折り返し電話をして教えてあげようかと真剣に悩みました。

自宅の留守電では、主婦やら子供やらの遊び計画のほかに、店宛のものもあって。

「さっきぃ〜、○○○○買ったものなんですけどぉ〜、・・・・」

あきらかに、どっかの訛りが入った言葉で、しかも商品名は全て漢字っぽい名前であり、更には「ビ」という単語が入っており。
私の想像では、その「ビ」は「美」だろーっつー、怪しげな電話でありました。

大体、店で「さっき」買ったのであれば、どう考えても留守電になったら間違いだと気付いた方が良いと思います。
困った事に、我家はナンバーディスプレイです。
よって、こっちは、知りたくも無い、オバちゃんの電話番号と購入した商品を知ってしまうのですわ。
ほんとに。気をつけていただきたい。


で、一昨日のこと。仕事が終らず、お相手の携帯へ電話をしたところ、
「ただいま電話に出られません。ご用の方は20秒以内で・・」
と手動でメッセージを入れろ状態にされました。そこで、

「仕事が終らないので、御飯は勝手に食べててください」

と入れ、切った後。何気にリダイヤルボタンで番号を確認したところ・・・

あぅあぅあぅっ 下一桁が、1番違っておりました。
指が勝手に、隣の番号を押してしまったようであります。
ああ、きっと、電話を受けた何方かは
「どこだ?この田舎の番号は?」と思うのと同時に、
「この女、土曜なのに遅くまで仕事してる主婦なんだな」
と勘違いなさったでしょうね。。。。。。

最近、どうやら私の中で「1」違いというのがブームらしく。
一番違いの電話に掛けた記憶が、3回ほどあります。運良く留守だったのですけど。

そして、昨日。
保険証の期限が9/30までというのを見て、慌てて役所に行った私に

「これは、平成15年の9月までってことなので、来年まで大丈夫ですよ」

と女性の職員の方が優しく教えてくれました。
っつーか、本当を言えば、つい最近まで私は今年を、平成13年だと思い込んでおり。
何回か、その年数を書き込んだ記憶が確かにあり・・・・

なにやら、自分の脳に何かが起きている気がする今日この頃です。

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2002年10月28日(月)

馬券

日曜日の天皇賞。
競馬をドキドキしながら見るのは、初めてでした。

金曜日の晩。
「馬、買うなら、選びな」とお相手に言われ、
私は、単なるで○をつけ。
「枠で買ってよ」と千円を渡しました。

お相手の予想はと言えば、「16-17」「16-14」「14-17」。

結局、土曜日の購入しに行く直前になって、私は枠と同時に馬連でも同じ馬番を選び、
お相手の掛け金、各千円の三千円。私も各千円で二千円の合計五千円という、
しみったれたお金を握り締めて、ヤツはいそいそと出かけて行きました。

土曜日、私は仕事で自宅に居たところ、夜になって電話をしてきたヤツは

「なんか、お前の馬券、当たってる気がする」

としきりにブチブチ言っておりました。
その夜、仕事を終えて23時頃にお相手の家に行っても、ずーーーっと
「馬券売り場で、お前のが当たる気がしたんだよなぁ」
と語っており、しかし私は、
「こいつの勘は、逆に不安だ。ハズレちゃうかもしれない」
と心配になり、眠ったのです。

そして、当日。
午前中からどこかへ出かけ、何故か酒を飲んで帰って来た態度の悪いお相手は
「行列のできるラーメン屋」で、店主の態度の悪さにブチ切れ、自宅に戻った後、眠ってしまいました。
よって、私は一人で競馬をテレビでワクワクドキドキしながら見ることに。

はい。結果。
1着 8番 シンボリクリスエス
2着 1番 ナリタトップロード


はははははっははっははっ



当たっちゃった♪



いやぁ、何てことでしょうね?
10年前に、同じ職場の同僚が競馬好きで、一回買ったことあるけど(しかも100円(爆))
それ以来、初めて買ったのですわよ?
たかが、千円しか賭けてないけど、何の労力もせずに手に入る一万七千二百円は、光って見えますっ!

笑いが止まらず、この興奮を伝えたくてもお相手は眠っており、我姉妹が私の喜びの犠牲となりました。
人に「おめでとう」と言われたのは、何年ぶり?10年以上ぶり?って感じで心地よいっす。

私が何故に、その馬券を選んだかと申せば。

だって、自分の誕生日なんだもん♪

っつー、良くある一般人的な発想でして。
競馬を知って、考慮したお相手の選んだ14番と17番は、3-4着でした。
惜しいと言えば、惜しい。
チミは、よく研究をしたのだと思うよ。うん。
しかしですな。チミの本命は

16番 ダンツフレーム

だった訳で。
そのお馬さんは、14位という、どーにもならん結果だった訳で。
いっくら、悔しがっても、どー言い訳しても無理な話なのですわよね。
だって、なんで、お相手が「ダンツフレーム」を選んだかと申せば・・・



ダンプで事故る夢見たから



なんですわ。
そりゃ、あまりにも逆に運が無さそうで不吉じゃありませんかね?

確かに、彼の勘は「お前の馬券が当たる気がする」と言っていただけに、悪くは無いと。
しかも、その前々の週だったっけ?も、なんかあって、お相手は買いに行くと家を出たのに
「気分が乗らなかった」と言って桜木町まで行ったのに買わずに戻ってきました。
確かに、買わなくて良かったでしょう。ハズレだったもの。

途中までの勘はいいのにねぇ・・・・・

この結果を聞いた我姉妹は、お相手のことを
「なんだか、どこまでも不運で、可哀想になってくる」
と申しておりました。
ええ。私も、ちょっとそう思います。

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2002年10月26日(土)

レッド・ゾーン

今日は土曜なのに仕事だ。
しかしだ。昼前に社長から電話があり「15時ぐらいかなぁ」と言われた。
そして、今、また電話で「あと3時間ぐらいかなぁ」と言われた。
バルサンをしたくても、雨では窓をその後開放できないので、無理。
社長は申した。「言い訳していい?」と。「どうぞ」と答えると
「いやぁ〜。昨日、仮眠しようと思ったんだよ。一時間。一時間だよ?」と。
「一時間眠ったハズなのに、起きたら7時間眠ってたんだよっはははははは」と、
嬉しそうに語ってくれた。一応、
「普通の人より眠ってんじゃんっ!」と突っ込んでおいたけど。トホホである。

さて。
このところ、虫嫌いには堪らない日記が続いているが。
そんな訳で、私はムカデ君捜索もせず、PCの前でボーーーっとしている。

と、前前から思うのだけど、私という人間は気配が非常に少ないらしい。
お相手の家に行っても、ゴキちゃんが出るのは決まって私が一人で居る時だ。
しかも、目の前を平気で通過するから困ったものだ。
虫なぞというものは、怖がりだからして、人の気配がある時は逃げるハズである。
現に、外で何やら大きな物音がすると、我家の蜘蛛君たちはビクっと動くのだ。
だのに、私の目の前では平気で姿を表し、遊びまくっている。
私は、その辺の置物と変わらないぐらい、気配が無いと判断する。

と、そんな感じで、今日も私のすぐ横の壁では、蜘蛛君が一匹遊んでいる。
あまりにも、仕事待ちで暇なので、しばし観察してみることに。
その前に、分かり易いようにPCデスクのある場所の間取りをば。


こんな図を作ってる時点で、どれほど私が暇かが分かってしまうだろう。

私は○印の椅子に座って、すぐ右手の壁にいる蜘蛛君に注目していた。
タンスと押入の壁の間には、1cm ほどの空間を開けてある。通気のためだ。
図では、赤く示した場所なのだが、ムカデ騒動以降、色のとおり、私にとってレッドゾーンとなった。
マウスを使う私の右手にある、その隙間が、虫君にとっては好都合に思えるのだ。

蜘蛛君は、上へ向って押入側の壁を歩いていた。
そして、ふっと、そのレッドゾーンを覗き込む仕草をするのだ。
「入ってみぃ〜。いいから、いいから。」
と、心の中で蜘蛛君の後押しをするのだが届かず、ちょっと覗いては、また上へ歩いていく。
数歩歩いては、レッドゾーンに近づき、その中を覗く。
その行動に、私の恐怖が掻き立てられた。

蜘蛛が恐れるっつーことは・・・・居るの?

「居る」とは、勿論、ムカデ様のことであり。
もう、5日目を迎え、未だに行方不明の大ムカデ様のことであり。
あまりにも怖いので、蜘蛛君を人身御供にしようと思った。
そこで、なかなかレッドゾーンに入らない蜘蛛君を、背後から指で急き立ててやった。
すると・・・・蜘蛛君は、レッドゾーンをピョンっと飛び越え、タンスの壁伝いに消えて仕舞われ。
あえなく作戦失敗っ ちくしょーーーっっ

考えてみたら、私の部屋にはレッドゾーンがいっぱいだ。
壁にかけた絵の裏なんて、良さそうだ。
電源が入っているビデオなんてぇ〜のも、温かそうで、良さ気だし。
それより何より、一日の大半使っているPCなんて、冬場にはこの上無く居心地が良さそうではないか。
PCのハードの箱は、足元に2台ある。
足元・・・風呂場用スリッパを履いてはいるが、万全では無い。

っつーことで。
ドカタのおっちゃんみたいに、ジーンズを靴下の中に入れて履く事にしようと思う。

それより何より、隙間もヒビ割れもあるこの家を、虫に譲って私が引っ越そう。
どうか、引越し資金の為にも、明日の天皇賞。当たりますように。

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2002年10月25日(金)

占い

昨夜のこと。
いつもの如く、ドラマに夢中な私の耳に、先に眠ったお相手の寝言が聞こえました。

「ねぇ、舗装好き?」

あわわわわわわっ
一瞬、ヤツは私が日記に書いたことを知ってるのか?と仰天しましたが。偶然のようです。

さて。風呂場スリッパ生活も、早4日目を迎えました。
もう、ムカデ様なんてものは居ないのだと思えてきた今日この頃。

最近、知り合った主婦の女性にムカデ騒動で夜は居ませんとメールしたところ、
彼女はやもりが出たことが、一番の恐怖だったとお返事をくれました。
彼女の悲鳴を聞いた子供さんが、退治してくれたそうです。

へん。私は一人さ。
やもりなんて見慣れて怖くないさ。大ムカデだってやっつけたるわっ!
何やら、ここ最近のムカデビクビク症により、心まで狭くなって参りましたが。


先日、母上から電話がありまして。「なによ?」と出た途端に
「まったく、私ったらバカなことしちゃってさ〜っ」
と、占いに行って来てしまったという告白が始まりました。
最近の母上の口癖は
「最近、全てが悪い方向に向ってる気がする。鬱で鬱で・・・」
なのですがね。その考え方自体は、最近ではないと娘は知っているのです。

確かに。
何をしようとも、フォローしまくってくれてた父上が亡くなり、年金まで10年もある未亡人。
23歳頃から今日の55歳までの人生を、父上と共に工場をやってきただけの女が、生活に不安を持つのは分からなくも無いのです。
しかし、母上は占いの類が嫌いな人で。なのに、今回行ってしまったというのは、相当悩んでいたという証しなのでしょうね。

結果。

あのじじぃ〜、嫌な事ばっか言うのよっ
どうやら、占い師は「じじい」らしいです。

しかも、部屋かと思ったら、ガレージみたいなところなのっ!
どうやら、ちゃんとしたプライバシーが守られてないと言いたいようです。

魚座は金運が悪いとか、自分で商売やって稼ぐほか無いとか
どうやら、星座占いだったようです。

再婚は、男を養う感じになるとか
どうやら、老後のために再婚を考えていたようです。

ロクなこと言わないのよっ!


はははははは。
占いに行って、ここまで結果に怒ってる人は、初めて見ました。

そこで、私は思います。
本当に気が弱く、ウジウジ悩んでしまうような人が、このじじぃ占いを聞いたら
きっと、落ち込んで落ち込んで、どーにもならんだろうなと。
逆に、母上は怒ってる訳だから・・・

私に限ってそんなハズは無いっ!
私の人生は、もっともっと良い方向に行くはずだっ!


って、ある意味、自信があるってことなのでは?
人に、悪い事言われて怒るぐらいだったらさ〜、自分の信念貫けよっ!って感じなんですが。

今年の初めに、私も我姉妹やお相手と一緒に「見える方」に占いをして頂きました。
その結果・・・

あるひ:「お相手とやってけるのかどうか・・・」
占い師:「貴女がしっかりしてるから、大丈夫よ」

あるひ:「母の今後の生活はどうでしょう?」
占い師:「貴女がしっかりフォローしていけば、大丈夫よ」

あるひ:「引っ越したいのですが?」
占い師:「貴女なら、もう少し家賃が高くても、大丈夫ね」

あるひ:「車を、ベンツの小型車か、ワーゲンのに買い換えようかと」
占い師:「貴女なら、どっちを買っても、大丈夫」

あるひ:「実家の裏の家が空いたので、購入しらどうかな?と思うんですけど」
占い師:「きっと売れないから、叩いて買いなさい


・・・・・
私は、何をしても「しっかりしてるから、大丈夫」だとお墨付きを頂きました・・・
いや、他の占ってもらった方は、皆さん満足なさってましたので・・・・・ブツブツブツブツ

やろうと思ってることを全て肯定される 占いって、
占ってもらった理由が無かった気がするのは、私がケチなんでしょうか?
まぁ、他にも聞きましたが。
それも全て私が「そんなんだったら、嫌なんですけど?」って考えてた通りのお答えでした。

ま、良い方向に考えてみたら。
私は 占い要らずの女 であって。
私は 自分で自分の道を決めて間違いない女 であって。
なんせ、 しっかりしている女 だからってことで。

なにやら、誉め言葉である「しっかりしてる」が、私には悲しく聞こえるのは何故でしょう?
結局、私が 何でもやってかなければならず、
私は 他の誰かに頼って生きていけない女 って聞こえるんですけど。

もっと、被害妄想を持ち出すと
好きに生きなさい。先はあまり無いから なんて考えも。

まぁ、ここまで考えてたら占いなんてやってられませんが。
結局は、占いなんて聞く人の心持次第ってことでしょう。
私は、今後、一生占い要らずになったと思えば良いってことで。

母上は、更に申しておりました。

結局、じじぃは一万円払って欲しかったみたいなのよっ
「こっちだと、もっと詳しく占えるんだけどね」って言われたんだけど。
結局、4千円で終らしたから、いい勉強だと思えばいいわよねっ


おいおいおいおい。おか〜さんっ!


アンタ、結局は金かいっ!


占いの前に、その性格を変えたら運勢も変わると思うよ。うん。

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2002年10月24日(木)

天気予報

雨ですね。寒いです。
朝から、薬局へ行って、ムカデ対策の物を思いつく限り揃えてきました。
週末まで、出てこなかったら、バルサン攻撃をするつもりです。

さて。
私のお相手の仕事は、雨が本格的になるとお休みなのです。
なので、洗濯物を心配する主婦と同じくらいに、天気予報を気にします。

そんなお相手の勤める会社の社長さんは、強面の谷村しんじ(元アリス)似。
怒ると、そこら辺の物を武器にして人を殴るとかいう逸話がある方です。

その会社の仕事の中に、道路の舗装もあります。
舗装したての道路を見たことがあれば、分かると思うのですが、あのアスファルト。
湯気が出ている通り、物凄い高温で、180度もあるそうなのです。
大抵の手作業は、従業員がやり、社長は舗装する専用の車に乗って指示を出すそうなのですが・・・

社長さん:「おいっ!そこに立ってろっ!」

従業員:「はいっ」

社長さん:「バカやロウっ!そこじゃねーっ!上に乗れって言ってんだっ!」

社長さんの申す「上」とは、舗装中のアスファルトの上です。
180度っすよ?天ぷらだって、カラリと揚がる温度の上に立てと申します。

従業員:「社長っ!無理っす」

社長さん:「無理じゃねーっ早くしろっ」

従業員:「熱いっすっ!!無理っすっ!!」

社長さん:「バカヤロウっ!気合だっ!


いやいやいやいや。気合入れても、靴が溶けちゃうぐらいだから、無理でしょう。
そんな社長さんですが、病には気合で勝てず、今、入院中だそうで。
その間の仕事の事やらが心配で、病室から電話を掛け捲ってくるそうです。
どうやら、怖いけれど人情深い社長さんは、他では使ってくれそうにも無い方の面倒をみたりもしているそうです。
そんな面倒を見てもらっている中に、「荻原さん(仮名)」という方がおりまして。

この萩原さん。いつも社長さんに怒鳴られ、時には蹴られながら仕事をしているそうでして。
そんな彼も、携帯電話は最新式。
勿論、iモードだかなんだかネット情報も見れる機種なんだそうで。
萩原さんは、そのことをかなり自慢していたそうであります。

ある日のこと。お相手が、現場にて昼食を取りながら、

「午後の天気どうなのかなぁ?携帯で見てくれない?」

と萩原さんに御願いしました。

「うん。わかったっ」

快く承知してくれた萩原さん。きっと、人はとても良いのだと思います。
お相手はそのまま、昼食の続きを開始。そして、ふっ・・・と萩原さんを見ると

携帯を耳に当てていました。

「萩原さん?ちょっと、何してるのよ?」

と、お相手が尋ねると、満面の笑みで彼は答えました。


「177で天気予報聞いてるんだよ?」


まぁ、それも正解でしょうなぁ・・・

私は、ちょっと、社長さんの心配する気持ちが分かるような気がしました。

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2002年10月23日(水)

その後・・・ 〜気分はサバイバー〜

昨日、追記したように。
20cm大のムカデを見失ったまま、私は一晩家を空けました。
タンスの下に入ったハズの大ムカデ様は何処。

夜、お相手の家で報告をすると、大爆笑されました。
そこで、ふっと思いついたのです。
タンスといっても、それは整理ダンスでして。
引出しを出さずに動かすのは、とてつもなく大変でした。
そう。引出しです。

引き出し抜けば、床が見えたんじゃん?

という、とても簡単なことを、夜になって思いつき、後の祭りです。
今日は父上の月命日でお花を買って帰宅してきました。
花には毛虫が付き物です。
そんな事を、普段は考えずに居るのに、昨日の大ムカデ様のおかげで、すっかり虫の妄想が頭を占領しまくっています。
そして、今、仕事が来ていません。退治するチャンスです。

しかし、良くない事についての想像力は逞しい私の頭は躊躇しています。
一晩、もしかしたら大ムカデ様は移動なさらなかったかもしれません。
1mmほどの隙間に入っていかれるほどの、薄っぺらい肢体をお持ちの大ムカデ様
きっと、今ごろはタンスの引出しの「裏」とか「側面」とか「衣類の中」とかに避難されているのでは無いでしょうか?

これは、まるで昔流行ったゲーム『黒髭危機一髪』みたいなスリルです。
ほら、海賊の黒髭君が樽に入ってて、そこへ剣を刺していくという。
当たる(?)と、黒髭君がポンッっと飛び出てくるゲームですわ。
私は、スリルってものが苦手です。
小説や映画なぞのスリルは好きですが、自分体験型スリルは、大嫌いでして。
だから、遊園地に行っても、乗れるものが少ないのでブーイングを受けまくります。
しかも、今回のスリル相手は生きた大ムカデ様です。
酷い世の中です。っつーか、この家、酷いでしょ?ね?

っていうか。発見したとして。如何様に大ムカデ様の息の根を止めたら宜しいのでしょうか?
ムカデ飼育家の方のサイトによると、頭を叩き潰せとのこと。
出来ませんがな。その後始末も自分ですよ?それも、衣類の入ったタンスの中ですよ?
ってことで、きっとキンチョ〜ル攻撃になるかと思います。部屋中を換気しないと、こっちがイチコロです。

なんだか、昨日の大ムカデ様は夢だったような気がしてきました。
どっかのサイトで、偶然見てしまっただけで、決して現実には見ておらず、私の妄想であると・・・
やっぱり思い込むには無理があるので、今から一服して呼吸を整えてから挑みます。
いざっ出陣っ!

っつーことで。出陣しました。
出陣する前に、トイレで緊張をほぐした時に、私の目にトイレ掃除用の漂白洗剤が目に止まりました。
これでも、きっと大ムカデ様は成仏されるに違いない。それに、きんちょ〜るよりは良い香りだし。
決心して手に持ち、勿論、足には風呂場用スリッパを朝から履いており。
いざっ!タンスに手をかけた所で、そうそう掃除機の用意をねと思いつき。
強力小型掃除機のゴミが溜まる部分に、ティッシュを2枚重ねに敷き詰め・・・

たところで、電話。なんだよっと思いつつ出ると、マンションの勧誘でした。
その物件。チラシを先日見て、「安いじゃん?買いたいかもよ?」などと一人で騒いでいた物件で。
しばし、営業マンと談笑。年収が引っかかるので買えないけど、気が向いたら観に行きますわ。あはははは。
なんて、営業マン君としたら、きっと感じの良い客だったろうと自己満足して電話を切り、とても良い気分で仕事を始めようと。

いやいやいやいや。ダメじゃん。忘れちゃダメじゃん。キミには、大ムカデ様退治という使命が課せられているのだよ。
うっかり、営業マンに騙されるところでした(違)。

気を取り直して。ティッシュ2枚重ね攻撃の掃除機をセットし、いよいよタンスに取り掛かります。
その前に、手には梱包財であるプチプチ突起のついた袋を手袋変わりに。我家にビニール手袋は無いのです。
まず、4段ある引出しの上から二段目を恐る恐る引き出し、衣服を一枚ずつ点検してから外へ出し。
空になった引出しを注意深く裏・横・側面と点検。居ません。
次に、下から2段目の引出しを同じく衣類を出し、あらゆる角度から点検。
ここまでで、すでに20分が経過致しました。それくらい注意深く行ったのです。

ではっ!いよいよ一番下。床が見えるであろう引出しに取り掛かりますっ
同じように衣類を全て一枚一枚点検しつつ取り出しました・・・
とっ!ここで、私は自分の愚かさに唖然としました。

床が見えませんっ!


・・・・・・。
今までの3段分の動きは、何のためだったのでしょうか?(号泣)
よく、考えてみたら、途中までの引出しは勿論、引き出せば次の引出しが見える構造になってはいるけどさ。
一番したの引き出しの下は、さすがに板が貼ってあるわよね。モロ床な訳ないよね。

悲しい気持ちで、一応、昨日と同じタンスを動かすという行為を行いましたが、やっぱり、居ませんね。
もしかしたら、タンスをひっくり返せば、底に居るかもしれませんが。

私の約35分に及ぶ格闘は、無意味なままで幕を閉じました。
ええ。こうなったら、出てくるのを待ちますっ!
ヘタしたら、冬になって動かなくなるまで、待ってやりますっ!
ところで、ムカデって冬眠するの?冬になると成仏してくれる?
数々の疑問が過ぎりますが、自分のアホさ加減に、もうやる気を失いました。

やっぱり、バルサンっすかねぇ・・・
バルサンって、衣類にかかっても平気なの?テレビとかビデオって平気なの?

とにかくだ。しばし、私は自宅でやっぱり眠れません。
そして、仕事をしてても、トイレに入っていても、シャワーを浴びていても、
大ムカデ様の気配に怯えることとなるでしょう。

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追記:昨日は、あんなに増えていた(確認出来ただけで5匹程)蜘蛛君の姿を、今日は一匹しか見かけません。
大ムカデ様が成長なさったのでは?ムカデ様に家を乗っ取られるのでは?
戦々恐々のあるひで御座ります。



2002年10月22日(火)

ムシムシ大行進 〜我家ではしばし眠れない〜

私の知人の間では、我家は「虫屋敷」と呼ばれている。
なんでも無い、ふとした時に「やぁやぁ。最近、虫達は元気か?」と
家族の近況を聞くかの如く、普通に尋ねられるのである。
全く持って、不愉快極まりない。

しかし、この問い掛けに腹を立てる事ができない現状がここにある。
我家に常駐しておられるのは、蜘蛛君たちだ。
彼らは、2種類ほどいて、ピョンピョン飛んで来やがる白黒のヤツと
地道にコショコショ歩く茶色いヤツと二種類だと思う。
彼らは、余り大きくないので、同居を許している。

蜘蛛君たちは、なかなかお茶目で、時々仕事に煮詰まった私を癒してくれる。
彼らは、動くものに反応する習性である事は、皆さんも御存知だろう。
私の仕事は一日中PCの前だ。彼らは気が向くと、ディスプレイや電話機に乗っかったりして、私を誘発する。
時に、ディスプレイの明かりに誘われてか、画面の文字に被さったりして遊んだりもする。
そういう時は、マウスをせわしなく動かす。
すると、画面のカーソルの動きに合わせ、彼らは楽しく右往左往してくれる。

デカイ蜘蛛と格闘したこともあるが、それは別の機会とすることにして。
この小さな蜘蛛君達が居るおかげで、我家は滅多にゴキちゃんを見ないで済んでいると勝手に解釈している。
ゴキちゃんの小さなうちは、多分、彼らの食料になっている事だろう。

時々、不思議な現象として、ダンゴ虫君がトイレ付近に出没する。
入ってくる隙間を確認できない為、本当にある日突然降って沸いたかと思うのだ。
彼も(大抵一匹でお出まし)害は無いし。
摘んで外に出すのは何てこと無いのだが、とりあえず勝手に出てってくれるのを待つ事にしている。

虫では無いが、我家には「やもり君」も訪れる。ここ1-2年は見ていないが。
彼らとの話は、なかなか微笑ましいのだが、それも別の機会にしておく。

そして、本日の事。昨日の寒さが一転して心地よい温度だからか?
普段、見かける蜘蛛君の数が増えている気がした。
私の周囲をウロ付く彼らを、私は日々無意識の内に覚えている。
あきらかに、大きさが今までの彼らとは違うものが存在し始めている。
「なんか、嫌な感じだなぁ・・・」と朝から呟きつつ仕事をしていた昼過ぎのこと。

私の仕事場は、二階の踊り場、2畳ほどのスペースである。
不動産屋の間取りでは「2DK」と記されており、これは詐欺じゃん?と思うような狭いスペースだ。
そこを通り抜けると、ドアとアコーディオンカーテンで仕切られた、6畳ほどの寝室となる。
日中は、このドアとカーテンは解放しておく。
と、ディスプレイに向う私の目線が、何故か斜め前方の開いたドアの蝶番の部分に注がれた。

よく、『虫の知らせ』と言うけれど、まさに『虫が知らせた』のだと思う。

そこには部屋に侵入する

ドデカいムカデ様っ!


体調、20cm以上。幅1cmはあるムカデ様のお成〜り〜ぃっ
貴方な〜ら どぉ〜するぅ〜♪貴方な〜ら どぉ〜するぅ〜♪
いやいやいやいや。
何を考えたかと申せば、ビニール袋を手に被せ、その手にティッシュをまとめて掴み、その上でムカデ様を取り去ろうかと一瞬思った。
しかし、それでは刺される危険性が高い。

よって、次に考えたのが、ガムテープっ!
壁を歩くムカデ様の背中を、上手くテープに貼っつけて処理し様と試みた。
失敗した。ムカデ様の背中は、なにやらグロスが塗ってあるかのようで、粘着力の敗北だ。
それでも、健気に頑張った。
一度はタンスの横の隙間に入ろうというムカデ様を、手を入れて懸命に脅して再びガムテープ攻撃。

しかし、これも大失敗だ。
何を思ったのか、ムカデ様は私の方へ向かってきたっ!
これ以上、怖い事はあるまい。
黄色い触覚をウニウニさせて、果敢に私を物凄い素早さで追っかけてくるのである。
思わず、しゃがみ込んだままの姿勢で、私は後ずさりを余儀なくされた。

ムカデ競争という競技を、中学の時にクラス対抗でやらされた。
その時は、足が多くなる事で逆に動きが鈍くなり、そのスピードは遅くなった記憶がある。
が、ムカデ様は御自分の足である。
自由自在に足が30本ぐらいあるのだから、余計に早いという事を目の当たりにし、実感した。

そんなバカな事を感心してる場合じゃ無いくせに、感心していると、ふいにムカデ様は方向を変えられた。
ムカデ様が向う方向には、タンス。タンスに登る気なのね?と思いきや。
タンスの下のわずかな隙間に入っちゃった

勿論、そのお身体は、今まで見た中で最大級に長いため、一気に入っていく訳では無く。
勇気さえあれば、その後方に残った尻尾さんを踏んづけて、引き止める事も出来たかもしれない。
でも、私の足は、スリッパを履いていなかった。
そんな事をしたら、きっと、お酢を毎日飲んでるかのような、あのしなやかで柔らかい身体をグニンとさせて、その強靭な顎でパクリとされたであろう。

ムカデ様の身体がタンスの中に消えるまで、1秒あったかどうかだろう。
消えると同時に、何故か私はタンスの反対側を見た。
出てくるにしても、そんなに早くは出てこないだろうに。今思えばだ。
そして、グッドアイデアが浮かんだ。
「そうだっ!昨日の小型強力掃除機があるではないかっ!」

早速、隙間ノズルを装備し、電源を入れ、隙間に向ってギュィ〜〜〜〜ンと・・・
いくら強力な吸引力とは言っても、1mmぐらいの隙間に入ったムカデ様を引き寄せられる訳もなく。

どこに行ったの?ムカデ様?しかも、私は急ぎの仕事が入っているのよ。
貴方を探すために、タンスもベッドも家具も全て退かしている暇は無いのよ。
ってことで、仕事を仕方なく始めた。
しかしだ。居ないと思っていたらなんでもないが、居ると知った瞬間から、人というのは全身の神経が過敏になるものだ。
とにかく、手に力が入らないし、震えまでくる。
椅子に座っていても、急に不安になり、足を床につけられず体育座り。
さらには、周りの壁が気になり、急に後ろを振り向いたりと忙しい。

と、そこで目に止まったのが「キンチョ〜ル」である。
何故に、ムカデ様を見た瞬間に、殺虫剤の存在を思いつかなかったのか・・・
悲しい自分を呪いつつ、無駄な抵抗としてノズルを失ったその古いキンチョ〜ルを、タンスの隙間目掛けて吹き付けておいた。

その後も仕事をするが、集中力に欠ける。
やっと仕事が一段落ついて、納品を済ませ、ムカデ情報をネットにて調べた。

ふむふむ。一般的なヤツは10cmぐらいか・・・違うな。コイツじゃないし。
大体、これって、殺虫剤の宣伝HPじゃんかよ。
じゃぁ・・・あ。これだっ!体長20cm以上・・・・色・ツヤ・形・・・

大ムカデだとぉぉっ!?


噛むと強烈に痛い。痛みはなかなか引かない。寝ている人間を噛んで被害が出ている。
動きが速く、獰猛な為、飼うには勇気がいる。30cmのゲージで・・・って、


ムカデなんて飼うなよっ!


ちくしょーーーーーっっっ(八つ当たり)

結局、ムカデ用殺虫剤と、防止の為にはバルサンとかをたく事だって。
PCがあるから、バルサン嫌なんだよね。。。準備が大変だからさぁ。。。
でも、背に腹は変えられぬ。
そして、もう、日が暮れ始めた。ムカデ様は夜行性らしい。
よって、私は、ムカデ様を退治できる昼間の空きが出来るまで、我家で眠れないのである。

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追記:この後、勇気を出して風呂用スリッパを履き、重いタンスをズリズリ移動してみましたが、発見できませんでした。
念のため、キンチョ〜ルをタンスの居た場所に掛け捲っておきました。
キンチョ〜ル臭い部屋で、風呂用ビニールスリッパを履き、部屋に入れず、PCの前で食事までする変な女の誕生です。


2002年10月21日(月)

強力小型掃除機

今日って、もの凄く寒くない?
まだ10月だってぇ〜のに、仕事をする私の手は、すっかり血の気を失って、指の感覚が無くなるほどに。
ついでに、寒すぎて頭まで凍ってしまったように動かないし。

急激にこんなに寒くなるなんて、詐欺のようだ・・・と
一人で自然相手に喧嘩を売りつつ、仕方なく暖房器具を使用することにした。
仕事上、紙類が異常に多いPC周りの為、我家は去年からセラミックファンヒーターを愛用している。
本当は、だるまストーブとかの方が温かいんだけどね。火事が怖いし。
石油ストーブは、灯油を買ってくるのが大変だし(車あるクセに面倒なだけ)

ここで、大失敗をやらかした。
灰皿をひっくり返し、床一面に広がってしまったのさ。
さすがに、そのままでファンヒーターを動かせば、タバコの灰が部屋中に舞うのは目に見えている。
いくら不精な私とて、掃除をせざるを得ない。

そこで、活躍すべく登場したのが、強力小型掃除機
随分、前に人に買って来て貰った品だが、冬になる前にエアコンの掃除に使用したきり、眠っていた。

この「小型強力掃除機」とは。
TVショッピングでお馴染みの【ターボ タ○ガー】のバッタもんである。

小さなボディで驚くほどの吸引力!
一般掃除機なみのハイパワーを発揮!


の宣伝文句通りかどうかは、エアコンの掃除だけでは実感できていなかった。

ではでは。ということで、早速、コンセントを入れた。
すると、さすがはハイパワーっ!床に転がった掃除機本体が、
自分自身のパワーによってゴトンゴトンと踊り始めたっ!

どうやら、スイッチが入っていたようである。
我家は、全面フローリングであり、傷ついたらどーしましょ?とかなり慌てた。
それより何より、前にも使った時に驚いたのだが、
その音の大きいことったらありゃしない!

まぁね。小さいのに大きな掃除機と同じパワーであれば、自ずと音もデカくなるか。仕方無い。我慢しよう。
この掃除機には、ノズルやらホースやらの付属品がついており、普通の掃除機のように立ったままで床掃除もできる。
でも、確かTVでコインやらを吸い込む時には、ホース無しだったはず。
ってことで、私も例に習って、ホースを外して直接口を床につけ、灰やらタバコの吸殻やらを吸い込むことにした。

すごいです。ええ。宣伝文句通り。
強力小型掃除機君は、その四角くぽっかりと繰り抜かれた口へ、
ぐんぐんとあらゆるものを吸い込んでくれます。
それなりの大きさがある吸殻でさえ、吸い込むことになんの躊躇も感じられません。
便利です。五月蝿いのを気にしなければ、大変便利です。

しかし・・・
吸引力が強いということは、お尻から出てくる排気力も強いということで。

私は、床に直接口をつけて使用しましたね?
ってことは、その排気口も床からわずかしか離れていない場所で、最大風力を保つ訳で。
勘の良い方なら、使用する前からこの落とし穴には気付くのでしょうが。

そうです。
床に散らばった吸殻を吸い込むと同時に、

周りにある灰がすべて舞い上がるという罠。

恐るべしっ!排気風力っ!


正直申して、掃除した気が致しません。
確かに、目の前の吸殻は全て消えうせました。
でも、灰については、方々へ飛び散らかって下さった為に、新たな掃除が必要かと。
現に、PCの周りを小型掃除機で掃除した後にウロついた結果、
私の白い靴下は、灰で黒くなってしまいました・・・・・・

こんなことなら、最初から拭き掃除すりゃ〜良かったべさぁ(TT)

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2002年10月19日(土)

男女平等

やっと、宅急便の準備を終えて、4日掛りの仕事が終了。
疲れ眼が酷くて、自分の日記を見て目がチカチカしてるし。
ってことで、今日はなんとなくフォントサイズ大きくしてみました。

昼間、テレビを点けっ放しで仕事をしていたら、「報道特撮プロジェクト」という番組が始まった。
学生から程遠い年齢になっているので、全く知らずにいたのだが
「公立高校の男女共学化論議」なるものが勃発しているらしい。
要は、公立では「女子」「男子」の別学校を全て「共学」にしようっ改革が進んでいるとか。

なぜに、別学がいけないのか?
色々主張はあるらしいんだけど、特に番組でクローズアップしてた理由が
「男女共に学ぶ事で差別を無くそう」ってことらしい。

はぁ?なんだ?
世の中、男女平等と叫ばれて久しいけれど、確かに平等って言えない部分は沢山ある。
でもさ。男女が別々の学校で勉強することが、なんで男女差別に繋がるわけ?
私からしたら、全くもって理解不能。

いつも思うんだけど。
差別差別って騒ぐ人達って、差別を意識しすぎてて、余計に差別を生んでるって感じるんだけど。
確かに、差別が酷い部分って言うのはあるんだと思う。
そういう事に対しては、断固として意識改革を図らないといけないって思うよ。
でもさ。そうじゃなくて、もっと身近な事とかで「差別」って聞くけどさ。
それって、自分より、相手が「劣ってる」とか、自分とは相手は「違う」とか。
そういう事を「意識しすぎる」事から差別って始まると思うのよね。
人って一人一人、皆違うのが当然で、男と女も違うのが当然で。

それは、もう、ごくごく普通に、その感覚は子供の時から育っていくものでしょう?
親とか大人が教えることで自然に芽生える、「当然の思いやり」とか気持ちの問題でしょう?
「他人を尊重出来る人間に育てる」ってことで、差別なんて無くなるんじゃないのかなぁ?
なのに、なんで、形式を変えることで差別を無くそうって発想になっちまうんだ?
全然わからん。男女差別って、そいういう問題と違うと思うし。

私も女子高だった。
本当は、共学の公立に行きたかったから、入学当初は落ち込んだ。
出席番号順の座席で、一番後ろの席になる私から見える教室の光景は、全てセーラー服一色で、かなりげんなりしたもんだ。
でも、いざ、慣れてみると「共学に行かなくて良かった」という思いに変わった。
異性の目が無い事で、慎ましさは失うかもしれないけど(笑)
でも、飾らない気質が育ったのも事実だと思う。
中学までの私にとっては、女の子同士の中に男って存在が入る事で、問題が起きるっていう意識があったから、居ない方が楽だったのもあるし。
多分、別学に入った事がある人の中で、良かったっていう人は多いと思うけどな。

番組では、現役別学に通う高校生にもインタビューをしていた。
その中で、伝統あるらしい男子校の生徒が言った言葉が印象的だった。

「男女平等」っていうのは、同じにすることでは無くて、
お互いを尊重するっていうことだと思う。

高校生にして、この考えを持ってるなんて。
きっと、この子は素晴らしい男性になるだろう。

っつーか。これ、基本でしょ?なんで、それを大の大人が分かっていないのだ?
「男女平等教育」って構想自体が、そもそもナンセンスだと思うし。

だったらさ。
私たちの時って、今は知らないけど中学から男女別の教科があったじゃない?
女子は家庭科。男子は技術って分かれてた。
体育も、男子だけは柔道があったし。
それだって、立派な男女差別ってやつになっちまうでしょうが?

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2002年10月18日(金)

探し人

意識が、午後3時ぐらいから朦朧とし始めて、だけど今だに仕事は終らず。
一日20時間近くを座って過ごしているからして、足腰が痛くてどうにもならんし。
ちゃんと、メシ食ったのか?
と心配されて「食った」と答えたら、お相手は安心しておったが。
それは落とし穴だよ。チミ。一日一食、食いましたって意味さ。

さて。昨日の夕方の事だ。
「おじぃちゃ〜ん」と呼ぶ男の子の声が、近所にコダマし始めた。
最初のうちは、ちょっと大きめな程度だったのだが、どんどん。

おじぃちゃ〜〜〜んっ

おじぃちゃ〜〜〜んっ

おじぃちゃ〜〜〜んっ


と、デカくなっていく。
そのうち、今度は女の子の声も加わって「おじいちゃ〜んっ」の大合唱。
そして、なかなか見付からないことにイライラし始めたらしく


お゛じ い゛ぢゃんっっっ!!!


と、まるでスピーカーが音割れを起こさんばかりの声になっていった。

あら・・・まぁ。心配だわね。
などと他人事状態で聞いていると

ガラっ! バンッ!パタパタパタパタっ!


と裏の家から音がした。
どうやら、「おじぃちゃん」の声に反応して
例の裏のじぃ様が出てきてしまった らしい。
(過去の裏じぃ話はここここここ
おいおい。アンタが反応してどうするよ?
まぁ、確かに、裏のじぃ様も、おじいちゃんなんだけどね。

その後も、しばらくの間、男女の子供の声で「おじぃちゃ〜ん」合戦は続いていた。
何やら、女の子の声には聞き覚えがある。

確か、夏頃に日記に書いたと思うのだが、夕昏時に「お兄ちゃ〜んっ」と叫ぶ
兄を探す女の子の声を聞いた事があった。
あの時は、だんだんと遠くへフェードアウトしていく声に、「ちゃんと見付かったのだろうか?」と心配になったものだ。

そうだ。あの時の女の子の声だ。
と、すると、男の子の方は、きっとその女の子のお兄ちゃんに違いない。

お兄ちゃんに引き続き、今度はおじいちゃんが行方不明なんかい?
おいおい。どーゆー、一家だよ?
もしや、家系的に男性は放浪癖があるとかかしらね?

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2002年10月17日(木)

ドラマを観てドキドキ

仕事ラッシュにより、睡眠不足と栄養不足。
17時間働いて2時間半テレビ観て3時間半眠って、今12時間働いて休憩中。
午前0時を回りましたわ。あははははは。

どうやら、お相手も昨日の夜20時から本日の16時までぶっ通しだった模様。
私と違い、運転もするし肉体労働だから、きっともっとキツいんだろうに、何を考えているのだか、そのまま飲みに行ったようだ。
で、さっき電話が入って、クソ疲れてるのに酔っ払いの相手をする事に。
そこで、私は大きな失敗をしてしもた。
お相手が、疲れている私の機嫌をとろうと思ったか、大好きなN○VAのCMソングを歌い始め、
つい、うっかり「N○VAならっ♪」と合いの手を入れてしまった。

電話を切って気付いたのだが、私の部屋の窓は1/3ほど開いており。私は窓辺で電話をしており。
隣の家の真正面にある窓も開いており。人が居る証しの電気も点いており。
とほほほほほ。確実に、変な女だと思われたに違いない。
いや、ちゃんとN○VAウサギの声真似をしたから、テレビだと思ってくれたかも(無理)

こんな仕事の状態でも、ドラマはビデオに取りつつ観逃さないのが私である。
昨夜は、「サイコドクター」を眠る前に観て、竹野内豊の表情の無い声にドキドキしていた。
いや、竹野内の顔も声も好みでは無い。見てくれだけでどっち?と聞かれたら、私は反町派だ。
竹野内が演じる精神科医のキャラに惚れたのだろう。
っつーか、普段はドラマに出てくる人物に惚れることは滅多に無い。
どうせ、現実には居やしねーだ。と、惚れた後に寂しくなるからね(笑)

そう言えば。以前、良く言えば竹野内に似た青年に出会った。
でも、一瞬、笑ってたりするとヒロミに見えるその青年。
実は、松村雄基にソックリだった。

余談だけど、今、松村雄基の名前が出てこなくて『スターウォーズ』で検索かけた。
彼が出演してたのは、『スクールウォーズ』だってば。相当疲れてるらしい。

話を戻して。
っていうことは、ヒロミと竹野内は似てるってことか?そして、ヒロミから竹野内になる手前の顔が松村雄基だと。
ヒロミ>松村雄基>竹野内 ・・・・並べてみてみて。納得さ。

そして、本日は、22時からドラマ『薔薇の十字架』で「三上博史」に惚れていた。
彼の顔は元々好みだ。
あの、眉毛が段違いになる、ちょっと困ったような表情にドキドキ。惚れた。
声もいい。背が低いのはちっと難点だけど、私より高ければ問題無い。
と、ここで検索かけたら、171cmもあるの?じゃぁ、十分だ。今の奴より高いし。うん。

・・・って、付き合えるわけも無いのに、何が十分なんだか。
そして、またもやそう言えば。
むかーし、チャットだかで自称「三上博史」という男性と知り合った。
知り合ってしばらくして、写真を彼は送ってくれたのだが・・・・自称には罠がつき物である。
「すっげー似てるって言われるんだ」って言う奴ほど信用してはいけない。
最近の誉め言葉で、ちょっとポッチャリな女子を「深田恭子に似てるね」と言うのと同じぐらいに受け止めねばなるまい。

ギョロ目で背が低ければ「三上博史」

同業者で、やはりフリーだということもあり、妻持ちだしで、お友達になるのも良いなぁ・・・と思っていたのだが。
結局、会う事も無く自然風化していった。
決して、写真を観てひいたって訳ではないのだよ?(誰に言い訳してるのだろう)

三上博史に惚れた後、裏録画しておいた『真夜中の雨』を続けて観た。
「織田裕二」なんすけど。
私には、どー足掻いても怪物君にしか見えないのはなんでだろう?

彼って、決してカッコいい顔立ちじゃないよね?あ、ファンの方には失礼だけど。
爽やかって言われるけど、なんか彼って顔色悪くない?唇の色、悪くない?
色っつーか、口角が下がってるよね?あれが、ダメなのかなぁ・・・

なのに、惚れた(笑)
こいつ、性格悪り〜よなって役柄に惚れた。皮肉っぽい表情に惚れた。
マスクをする瞬間に惚れた。松雪をジっと見る時のあの眼に、クラっときたもんだ。
思わず、一人でテレビの前で「うひゃ〜っ」と悶絶する変な女になってしまった。
ん?ってことは・・・ 眼か。彼は、眼が良い。うん。

っつーか。久々に阿部ちゃんったら、まともそうな役だわね。
でも、石黒賢が、だんだん嫌味な役が多くなってく様も気になる。
長塚京三とは、昔、我姉妹2号が都立大に住んでて、自由が丘で数回擦れ違った。近所なのかね?
赤坂に勤めている時も擦れ違った。縁があるようだ。縁って大袈裟な。

と、このドラマで手術シーンがあるんだけど、あれって本物?作り物?
今日の話は、織田裕二が患者さんを死なせてしまった話であって。ちと困った。
もう、10月も半ば過ぎた。来月の昨日は、父上の三回忌をする日だ。
時々、忘れた頃にふっと過ぎるんだ。あれって、もしかして・・・って。
織田裕二の悔やむシーンに、最後に父上に接した看護婦さんがタブった。
あまり好きになれない看護婦の中で、彼女が唯一、私の好きな看護婦さんだった。

時が経つに連れて、その看護婦さんの事を思い出すことが多くなってきた。
最後に父上の処置をしてくれた看護婦さん。呼んだのは私だったっけ?覚えていない。
病室では、慌てた様子もなく、気丈に振舞っていた看護婦さん。
そして、父上の為に、病院関係者の中でだた一人。泣いくれた看護婦さん。
父上と最も仲良くしてくれてた看護婦さんでさえ、表情を変えなかったのに。
だから、余計にその涙の訳が気になった。

主治医に確認はしなかった。しても、否定されただろう。遅かれ早かれだったということだ。
誰かを責める気持ちは微塵も無い。ただ、そうかもしれないという思いが、月日と共に強くなって。
そう思うたびに、それが彼女の心の傷になってやしないかと気に掛かるのさ。

いやいや、人の心の傷心配するより、自分を心配した方が良さそうだ。
大体、ドラマ観て、いちいち役者に惚れてるなんて状態は尋常じゃぁない。
仕事のしすぎだ。疲れているに違いない。寝不足だからに違いない。
ドキドキしちまったのは、役者に惚れたのではなく、単に過労だからってか?
来週は、健康体で彼らを観てみることにする。

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2002年10月16日(水)

譲り合い

仕事が来た。たんまり来た。
薬局で買ったドライアイ用の目薬が、スースーするだけで効かない。
よって、眼科で処方された残りわずかな目薬を点すのだが・・・

右眼にて3滴。左眼にて2滴。
合計5滴もの貴重な目薬が頬を伝って流れていった。
左右一滴ずつ、やっとこさ的(まと)である眼に挿せたものの、それも睫毛に阻まれ入った気がしない。
いや、なに。眼が五木ひろしだとか、睫毛が浜崎あゆみだとかの自慢じゃなく。
睫毛が全て下を向いてるというのは、原因の半分かもしれないが。
だからと言って、銭形警部の目だとか言われた過去を持つ理由は、下睫毛が要因であろうと思われるので、目薬には関係無いかと。

だから、単に、目薬を点すのが異常なまでにヘタクソかつ、怖がりであるからして。
眼をしっかりと指で見開いているにも関わらず、抵抗勢力である瞼の力が、普段タイピング以外に能力を発揮しない指よりも、強いと言うことだろうと思う。
うむ。指で掴む訓練が必要か。

あらまぁ。また、前フリが長すぎるし。

さて。
譲り合いと言えば、思い出すのは食事をした時のお会計。
友人でも、接待でも何でもいいが、会計の段階になって
「今日は、私が・・」
「いえいえ、とんでもない。私が・・・」
という揉め事をレジの前で引き起こす人々を良く見かけるものだ。
あれって、邪魔だし。早くしろって感じなので止めた方が良いと思う。

時として、食事をしたテーブルにて、伝票の争奪戦が繰り広げられている事もある。
伝票を店員が持って来た時に、どっちサイドに置くかにもよるが、伝票が来た瞬間に、まるで百人一首の名手のように、ササッっと伝票を取り上げて行くオバちゃんの手の早いこと早い事。
って、これは、私の母親なのだがね。
不思議なことに、伝票を手に持った人っていうのは、相手が「ダメよ」と取ろうと手を伸ばすと、その伝票を背中に回して隠す仕草をする人が多い。

これを、どっちが奢る奢らないの話だと理解できない人から見たら、
「ちょっと、ダメよ。寄越しなさいよ」
「いやいや。いいのよ。これは私のものだから」
「何言ってるのよ。それじゃぁ、こっちが気分悪いし」
「こっちも、それじゃぁ気分が悪いわよ。いいから。今日は私が」
みたいな会話は、子供のおもちゃの取り合いに見えなくもないかな・・・とか(ムリ)

私の場合は、食事に行く前に暗黙の了解が得られない場合は、
「今日は、御馳走させてくださいね」
などと言っておく。
しかし、それをすると相手が気を遣って食べない場合があるので、大概の食事が済んだ後に言うことにしている。
そこで、相手も引かずに揉めそうになったら、あっさり割り勘もしくは
「ババーみたいだから、恥ずかしいから止め様よ」
と相手を諭して、勝利の伝票を手にするのである。

じゃなくて、例えば電車ってどうだろう?
席を譲るのに相手とタイミングを計るのが、結構難しいと思うんだけど。

先週の打ち合わせの帰り道。
慣れない靴と慣れない外出によって、ヘコタレていた私に、座るチャンスが到来した。
目の前の席が空いたのだ。
しかし、その空席になった隣に座っていたオバちゃんが、大声で
「お父さんっ!お父さんっ!」
と中腰になって、何処にいるのか分からぬ亭主を呼び出してしまった。
こりゃぁ、座ったらいけないのかしら?と悲しい疑問を持ったが、なかなか「お父さん」は現れない。

じゃ、いいや。座っちまおうと、棚の上に置いた重い書類ケースを下ろしたところへ、私の隣に禿げた背の高いオジ様がやってきた。
「この人が、このオバちゃんの旦那さんかしら?」
そう思った私は、仕方なく「どうぞ」と席を指し譲ってみたところ、
「いえいえ。私は次の駅で降りますから」
と紳士なおじ様は遠慮なされた。

なんだよ。次で降りるならいいじゃねーか。オバちゃんもイチイチ呼ぶなよ。
心で少々、悪態を付き、じゃぁ、遠慮なく・・・・と、棚に戻しかけた書類ケースを再び持ち直し、席に座ろうかなぁ・・とした瞬間。
紳士なおじ様の脇から、ちっちゃいおじいちゃんがやってきて、すすっと私の目の前の空席に納まった。
どうやら、私はオバちゃんの旦那を勘違いしていたようである。
そうね。二人並んで座ったその姿は、とってもしっくりきたものね。

私の世渡りのモットーは、「泣く子と酔っ払いとオバちゃんには逆らわない」だ。
泣く子はまだしも、酔っ払いは逆らうと手に負えない事になると身を持って知ってるし。
オバちゃんは、かつて同じ職場だった時に、ついうっかり逆らってしまったせいで、会社を辞められた苦い経験がある。
その簡略化された思考については、私の想像の域を越えているので、それ以降は当たらず触らずを心掛けるようになった。

そうじゃなくて。じゃぁ、車の場合。
一般的に「女は道を譲らない」とか言われる事が多い。
要は、「道を譲るような余裕が女には無い」って事でしょう。嫌な評価だ。
しかしながら、私は自慢じゃないが譲る。
それはなぜかと申せば。車相手の場合でも人相手の場合でも、声の届かぬ距離なのだ。
ってことは、相手の意思が見えない。想像の上で、お互いが動いたり止まったりするのだから、こんなに怖い事は無い。
よって、止まって「どうぞ」と意思表示をハッキリした方が、怖がりの私としては、安心なのだ。

しかし、これが時に『お前に譲ったんじゃねーぞ』って事があるから困る。
お相手の家に行くまでには、狭い路地から線路を渡る直線の道がある。
その踏み切りは、擦れ違いが出来ない狭い踏切であり、さらには、私が踏み切りの手前に止まっていると、対向車からみたら私の車が道を塞いでいる状態だ。
逆に、踏み切りの向こう側であれば、なんとか擦れ擦れ行き違う事が可能。
よって、私が踏み切り手前で止まっている限り、私優先で行かねば通行不可能な道。
そして、その線路の脇には平行に、道があり。
例え電車が居なくても、その平行の道を横切る歩行者や自転車があれば、私側からきた車は、線路の手前で停止しておかねばならぬのだ。

昨夜のこと。踏み切りは開いており、電車は来ない。が、平行の道の右手から自転車が一台来るのが見えた。
当然、踏み切りの手前で止まる。対向車はタクシーだった。勢いがついているので不安になる。
自転車も、心得ていて、一旦止まってしまっている。
私は、自転車に譲るためにライトを消して「どうぞ」と手で合図した。

自転車の人は一瞬、こっちを見て戸惑っていたが、動こうとした瞬間。
何を思ったか、対向車である、タクシーが、突進してきたのさ。
あぶねーったらありゃしない。自転車は、そのタクシーの後ろを通って無事通過したけどさ。
そのタクシー。勿論、線路内の踏み切りに入ってきた。
ところが、そっから先は、私の車が出口に蓋をしている。
当然、踏み切りの中で止まってしまった。

バカだねー。アホすぎねー?どーすんのよ?
飽きれ返り、一瞬唖然としたけれど、どう考えても踏み切りの上に車があるのは危険すぎ。
釈然としないけど、私が5mも下がれば入ってこれる訳だしと、バックしようとしたら、当然のように前進してくるタクシー。
結局、私の後方に人やら自転車やらが来て、自分がバックした方が早いとやっと判断したタクシーが、1分ほどしてバックしたから解決したんだけど。

一応ね、バックするのは当然だけど譲ってもらったので、挨拶したけどさ。
いつも思うのさ。他にもあるじゃない?一台はOKだけど、後続車まで譲ってね―ぞなんてこと。
あれって、意思表示の方法が何かあればいいんだよねぇ・・・
「人に譲ってます」とかそういうの。
パッシングって、大抵反応するのが車だから、逆に歩行者に譲る時には勘違いされて危険だし。

そうそう。前にも書いた気がするけど。
修学旅行生で賑わう土地の踏み切りで、交通ルールに従って一時停止した時に。
勿論、電車は来てない訳だから、ちょっと停止してGOな訳。
が、そのGOってブレーキからアクセルに足を踏み変えた瞬間に、
ペコリと頭を下げて修学旅行生が目の前を横断。

あぶねーって。一時停止しただけで、譲った訳じゃないから。
お礼されても、こっちは、焦って轢きそうになってるんだからさ。困るんさ。

美しい譲り合いとは言ってもさ。この人間界は非常に危険なわけなのよ。
でね。だから、やっぱ。
これからの人間には、テレパシーが必要になるかねなんて、
半ば本気で大それた事を思う私であった。

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2002年10月15日(火)

先週の打合せの出来事

参ったなぁ・・・

親知らずが氾濫を始めました。ついでに歯茎が腫れた。>歯医者に行こう。
眼カピカピして、何もしてなくても疲れ眼。テレビもPCも画面はキツい。>目医者に行こう。(今はドライアイ用の目薬で応急処置)
爪の半月の白いとこ。親指以外に全く無いことに気付く。ついでに、縦に網目模様が沢山入っている。
身体に異常が?と不安に。>調べたら、生まれつき見えない人も居るそうな。ついでに、指先を使ってないとこの半月の白いとこは無くなるとか。ついでに、白い縦模様は老化現象だとか。

いやぁ、参った参った。
気付かぬうちに、やはり歳か・・・・・(唖然)

と、そんな訳で、その他モロモロちと不調気味。
今日の話を書くと愚痴にしかならんので、先週の木曜日の打ち合わせでの我社長とのヒトコマを箇条書きにすることに。
前にも何度か日記に登場しているが、この社長。元同僚であり、かなり変わった人物だ。

私は、普段自宅作業なので、雇い主である社長と会わずに仕事をしている。
ちょっとした用事は、電話よりもメールにて済ませる事が殆どで会話すらしない。
例えば。ちょっと外出したい時。

  お昼出ます。1:30戻り予定
  仕事は順調に進んでます。

とメールを我社長に宛に送ると、返信が

  やぁ、飯はうまかったか?仕事だ

と来る。そして大量の仕事が私を待ち構えていたりする。
例えば、

  ちょっと、銀行行ってきます。

とメールを送って出かけて戻ってくると

  カネか?カネか。

との一人で納得したかのような返信が着ていたりする。
更に金絡み。必要経費にて品物を購入する際に

  ○○○なんだけど。そこそこのでいいよね?
  でさ、お金。最初に立て替えないとダメだよね?

と質問メールを送ると

  ・・・フッ。金が欲しけりゃそういいな。

と悪人気取りの返事が返って来る。
ある時には、納期間近の仕事がなかなか届かず、夜中に

  その後の進行状況は?

とお伺いのメールを入れておくと

  いやいやいや。風邪薬飲んで目を休めてたら、さっき起きたよ。はっはっは。

と、爽やかなお目覚めで明け方に返信をくれる事も多々ある。
そんな社長だという事を踏まえた上での、木曜日の出来事である。

1. お客さんが誰に似ているか話

 客先にて、先に女性の方にお会いした。とてもチャーミングで、品があり好印象。が、我社長曰く

「彼女は優秀でとっても良いよ。でも、今日の肩パットの服はイマイチだけどな

どうやら、彼的には、肩パットがズレているのが気になり、その洋服が気に入らなかった模様・・・

 次に上司である男性の方。外人さん。日本語ペラペラ。誰かに似てる・・・
「そうそう。ジョン・トラボルタに似てない?」と我社長に尋ねてみると
「いや・・・違うな・・・・・・」しばし、考え込む我社長。

「そうそう。強いて言えば、ワタナベさんに似てるよ

との返答。誰だよ、それ。


2. 我社長の人の悪さが垣間見えた話

 さすが、大手だけあってその客先では、各部屋のセキュリティが万全。各部屋に入る毎に、暗証番号を入れないと入室出来ないオフィス。
先に、挨拶に来て下さった女性が上司を呼びに入室するのを横目でみた我社長は

「○○○○○○(数字5桁ほど)だな」

と、暗証番号を復唱。しっかり覚えてしまった模様。さらには、別室の番号まで暗記。
「これで、何かあっても、入れるぞ」と嬉し気。

何も無いから。入らなくていいし。覚えなくていいし。
ちなみに、帰り際に「番号は?」と尋ねると、「○○部は・・・」と各部屋の番号を物の見事に答えやがった。
恐るべし。


3. 我社長の仕出かした失態の話

 打ち合わせが終わり、代理店の彼と別れて、我社長は一言。
「なんだか、調子良くて、いけ好かねー野郎だな」
同感。でも、怖いから。「業界人はあんな感じよ?」とフォローを入れる。

 本日の打ち合わせ内容を再度喫茶店に入り、話し合う。っつっても、多分、電車に乗る前に一服したかっただけだと思うけど。
喫茶店を出た後、ビル内のトイレへ行くというので、ついでに私も。勿論入る場所は別々だ。(当然)
トイレにて、手を洗っていると、外で女性の、「きゃぁっ」という短い悲鳴に近い声が聞こえた。

きっと、我社長が何かしたに違いない。
確信を持って出て行くと、男子トイレの横で、柱の影の方を見ながら横ズサリしながら、怯える一人の若い女性。
慌てて走って行くと、案の定、その柱の影には、我社長が。
ニッコニッコ笑いなら「すみませんねぇ。ハハハハハ」と謝っている。
何が何やら分からないが、私と彼女を間違えたに違いないと察知し、何故か私まで、その若い女性に「ごめんなさいねぇ」と保護者のように謝る。

「何したのさ?」と詰問すると、
「いや、ただ「じゃぁ、参りましょうか」って言っただけ」だとのたまう。
言っただけじゃなかろうが。
どうやら、私が出てくるのを柱の影で待っていた我社長は、
最初に通った不運な彼女を私と間違え、ふいに柱から出て行って
「じゃ、参りましょうか」とエスコートしたらしい。

大体、コイツ、ガタイが良くて怖いのさ。怖いのに、柱からフイに出てこられたら、もっと怖いのさ。
可哀想な怯えた彼女は、何度も何度も振り返りながら頭を下げつつ去って行ったのだがね。
普通の人なら、自分が脅そうとした相手を間違えたら、恐縮したり恥ずかしがったりしそうなものだが、我社長は更にのたまう。

「あんなに驚いた人間を見たのは、今年に入って初めてだなぁ・・・ハッハハハハハハ」

どうやら、去年は少なくとも数人が、我社長の被害に遭った模様。

そんな、人の悪い彼だがやっぱり父親らしく、駅構内にあった古本市にて、塗り絵をせっせと購入していた。
私のウエストぐらいあるかもしれない、太股と、私の太股ぐらいはあるであろう二の腕を持つ、悪人顔の男が、眼を細めてキティーちゃんやらトットコハム太郎やらの塗り絵を選ぶその様は、一種異様だったけど。
だから、勿論、私は他人のフリをして離れて買うのを待っていた訳だけど。

やっぱり、この社長とは、滅多に会わないで仕事をしているのは正解だなと。
実感した午後の一時でありました。

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2002年10月11日(金)

電車の苦痛

昨夜と今朝とにかけて、人様の日記を徘徊中に
99999番と44444番を踏んでしまうという、不運に見舞われ
なにやら、今後の自分の人生の雲行きのようだと一人嘆いておりますが。

なんつって。
逆に考えれば、その数値をその日記で踏めるのは、この世に一人な訳で。
しかも、ラッキー「9」やらラッキー「4」やらという言葉さえあれば
なんとも幸運な話。
なにも、「7」だけがこの世の幸運を独り占めしなくてもいいんじゃないか?と悴む手で日記を打ちつつ思うわけであります。

さて。
一昨日昨日と打ち合わせに出向いた時に話を書こうと思ったのですが、元々文章を短くというのが苦手なもので。
とりあえず、私を社会人として奮い立たせた『匂い』ですわ。

社会人は、学生の頃とは違い、かなり厳しいものですな。
いやいや。そんな事は、多分、高校生から私は知っており、覚悟の上でした。
だから、高卒で社会人になり、職場での嫌な思いは「まぁ、そんなもんだ」と心構えが出来ていたのでいいのです。

しかし、思わぬところに社会人の厳しさは転がっていた訳で。
それは、大抵の方が経験なさる電車通勤という厳しさであって。

満員電車で、高いカバンの角という角が全て無くなるほどに潰され様が、
女なのに痴漢に間違われ、疑いの眼を同姓である女性に何度も向けられようが、
ドア付近に立った罰として、お尻をコチョコチョと指先で触る変態に会おうが、
下りる瞬間に、お尻を思い切り鷲掴みにされ犯人が見付からなくて悔しかろうが、
シモヤケ気味の足を人様に踏まれ、声にならない悲鳴を上げ様が、
立ったまま眠るオヤジに寄りかかられ、その体重を右手一本つり革で支え様が、
背中にしょったリュックを思いっきりぶつけられ、倒れそうになろうが、
傘やら紙袋やらのトンガリで、ストッキングがデンセンしようが、
卸し立ての靴を、下りる瞬間に足を引っ掛けてきた慌てん坊オヤジに、見事に引きちぎられ二度と履けなくなろうが、
前の女性のキューティクルを無くしたパーマヘアーで、顔が痒くなり湿疹が出ようが、
ポニーテールをした女性が振り向きザマに、その馬の尻尾でビンタを食らわせようが、
ちょっとばかしヒールが高いために、見たくも無い汗ばんだオヤジの毛根が絶滅した地肌を見下ろす事になろうが、
梅雨時のそのしっとりとした肌を、嫌だ嫌だと避けても避けてもくっつけてこられ様が、

そんなことは、もう、我慢の内には入らないくらい、私は立派な社会人になったのです。
それでも、これだけは勘弁と思う、社会人として一番厳しかったのは

匂い(どっちかっていうと臭い)

であって、こればかりは社会人を止めたいと本気で思う訳で。
社会人を止めると生活出来ないので、せめて電車通勤を止めたいと思い、独立への道をひた進んで来た訳で。
たった、そんだけが理由か?と問われれば、多分、自宅勤務の理由の50%以上を占める位に、匂いに関してだけは敗北感な訳で。
他の理由としては、都内へ出るのに時間が掛かるクセに地元を離れたくないとか、
毎月恒例の女性特有の症状が、腹痛というより精神的にキツイという思いとか、
会社員として仕事をするよりも、もしや自分だけの方が儲かるじゃんか?という思いとかあった訳で。

でも、そんなのは、多分、考えてみたらいざとなったら妥協もできるし、我慢も頑張りもきくことなので、
やっぱり、電車通勤を止めたかった一番の理由は匂いでしか無かったんじゃないかと思う訳なのです。

(御注意:ここから先は、想像力が豊かな方、食事前中後の方は避けた方が宜しいかと。)

タバコを吸う人は、嗅覚が衰えると聞いたハズなのに、何故か私の嗅覚は人様より発達しているようで。
大体、鼻をかむっていう行為自体、殆ど必要が無いぐらいに鼻の具合が宜しい人間であり。

海外旅行やら、デパートやらなんでもいいが、化粧品売り場や香水売り場で、その匂いによって、くしゃみが止まらなくなるぐらいで。
自分に付けたムースの匂いで、酔うし、バス・タクシーの匂いにも勿論酔うし。
時には、歯磨きをしていて流しに下向き加減になった途端、別に臭わないかもしれないが、下水やらの匂いに敏感に反応し、思わず「うぇぇ」となるぐらいな訳で。

この流しでの反応には、嗅覚の発達以上に、想像力が影響しているからいけないのであって。
それが、人間が集まる電車の中で、どこからともなく漂ってくる「匂い」であったら。
それが、あきらかに、人間の体内から発せられていると思われる「匂い」であったら。
これは、もう、想像したくもなく、だけど既に知識として頭にあるから抑えるのは無理なぐらいに気分が悪くなる訳で。

電車で漂ってくる汗ばんだ臭いとかについては、想像しても「汗」であるから多少の気分の悪さは伴うものの、平気なのだが、
あきらかに口から出てる匂いだけは、勘弁なのです。

ああ、そうそう。入歯なされてる方は、いいのです。
いくらポリ○ントを使用していても、それは難しく誰もが歳を取るのであって、了解済みなのです。
食べたもの、それが納豆とかニンニクとか。そういう食物もいいのです。私も好物ですから。
タクアンを電車内に持って乗ってこられても、それは、たくあんだからいいのです。

それ以外の方です。胃が悪いのかもしれませんね。
現にコーヒー、タバコ、酒量が多い方と会話した時に遭遇する事が大半なので。
これがまた、不思議なことに、ふいに嗅いでしまったその匂い(以下「それ」と称します)。
これが年齢を重ねれば重ねるほどに、弱酸性になっていくという・・・

いやいや。
私が我慢なら無いのは、他人しか居ないという電車の中で、誰とも会話をしていないのに、「それ」を発する事なのです。
「それ」は、鼻からは出ないようです。あくまでも、口から発するものであって。

本来、電車の中で口を開けていること自体、不自然じゃありませんか?
たまに、大口開けて眠っている人を見ると、「虫が入るぞ」と真剣に心配することがあるのですがね。
余談ですが、前に、その頃、少々気の合った男性と一緒の帰り道。
そいつが眼の前で顔を上に向け、大口を開けて眠っている様を見て
「こいつ、もしかして頭良いフリしてるけど、アホかもしんない」
と真剣に、今後の付き合いを考え直そうと思ったことがありました。

電車で口を一人きりなのに開けているというのは、別に恥ずかしいけれど罪では無いのです。
眠ってるのは、お疲れで。それは、仕方無いでしょう。振動が心地良いのでしょう。
多少、寄りかかってこようが、別に仕方ないのです。お疲れなのですから。
だども、私が思わずハンカチを取り出すほどに、「それ」を発してた日にゃ

起きやがれっ!コノヤローッ!!!

と思ってしまうのです。
だから、「それ」の元が隣に居る場合は、わざと体勢を変えるフリしてぶつかり起こします。
すると、あら不思議。たちまちの内に、「それ」が消えるのです。
やっぱり、コイツの口が原因かっ!と、確信を持つ訳です。

眠っていないにも関わらず、「それ」を発する方もいます。
風邪をひかれているとか、慢性鼻炎だとか、色々事情がおありでしょう。出来る事なら考慮したいです。
でも・・・・でも・・・・・

鼻呼吸しやがれっ!コノヤローッ!!!

とか思ってしまうのです。
ここまでは、私も多少の悪態を心で呟きながらも、ジっと我慢の子で居ます。
しかしながら、最も罪深いと思われるのは、「それ」が他の匂いと混じってきた時な訳で。
最初は、スースー系の匂いに誤魔化され、油断してしまうのです。
が、その内、別の香りが混じっている事に気付き、相手を探し出します。
そして、素知らぬ顔で、「それ」を撒き散らしているにも関わらず平然としている人を見ると

口開けてガム食ってんじゃねー!バカヤローッ!!!

と、相手を睨みつけてしまうのです。
こればかりは、意識すれば、「それ」の元を断ち切れる行為なので許せません。
こういう人は、きっと、食事中も私が大嫌いな音を立てる人間に違いなく。
子供の頃に「口を閉じて噛みなさい」と厳しく躾られなかった証拠と思われます。

運がいいのか悪いのか。
私は、どうしても、どんなに空いている電車でも、そういう方が必ず側に居ます。
世の中で、どれだけの方が胃を悪くされているのか、それとも欧米並みの食事の変化で大半の方がそうなったのか、このご時世で、神経性で胃をやられている方が増えたのかは分かりませんが。
多すぎます。私の神経が持ちません。口を閉じて電車には乗ってください。

そして、昨日、座れる電車にて何故か他にも空いているのに、私とおじさんの間の狭い場所に座った、背の高いガタイの良いおじ様。
確かに、貴方は気品あふれる方でした。
でも、私にその荷物やらがぶつかっている事には気付かれないのと同じように
眠りに入られたその口が、僅かに3mmほど開いており、
そこから流れ出る「それ」に、私が隣で本を読む事が出来ない程に苦しんでいたことは、お気づきにならなかったのでしょうね。

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2002年10月10日(木)

懐かしい感覚

今日はとにもかくにも、お客様のところへ打ち合わせに行って来ました。

久々に、社会人の感覚を噛み締めました。

足が猛烈に痛いです。
実は、昨日、電車は全て座れたというのに、何故か筋肉痛に。
しかし、いつもより歩く距離があったせいか、腰痛が無く。
自分の怠けた身体に、かなり不安になりました。

ついでに、本日2年ぶりくらいに履いたズボンなんですが。
ゆるゆるでした。
2年前は、ピチピチで、糸がほつれないか?と不安なほどだったのに。
体重は減ってません。むしろ、1キロほどは増えたかと。
ということは、重力に負けて肉が落ちたということに他なりません。
おケツの筋肉が落ち、全てはこの大根のようなふくらはぎと像のような足首に貯まったということでしょう。

今日はともかく、疲れました。

役立たずな代理店が多少役に立ちそうな話や

だけど、ヤツはやっぱり広告業界人だと感じた話や

お客さんが俳優に似ていた話や

社長が仕出かした失敗の話や

社長の人の悪さが露呈した話や

電車で遭遇した困った話や


まぁ、そんな話は、明日ゆっくり思い出し書きすることにします。

最終的に、私が久々に社会人として「そうそう、これよ」と懐かしく実感したことはと申せば。

あの甘酸っぱい匂い

を久々に嗅いでしまった事でしょうか。

電車に乗ってて、息をしたくないと思うと同時に、臭いの元を探しませんか?

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2002年10月09日(水)

今日の出来事

と、いうことで昨日の予告通り行ってきました打ち合わせ。

・・・ん?
こんなタイトルのニュース番組なかったっけ?

昨夜は資料つくりで疲れ果て、本日の服装も考えずにテレビ観て眠り。
本日は、いつもより30分早くから活動開始。
9:30にはPCの前に座ったものの、「ちょっとだけよ」のつもりが何故かお気に入りの日記さん達を読破。
時刻は気付けば10時半。

ほんのちょっと慌てて資料の最終チェック開始。
朝、コンビニで見当たらないホッチキスを購入し、準備OKで11時15分。
ふんふんふん。時間あるかも〜♪ってなもんで、更にMY登録日記を読破。
ん?ああ、そうだ。洋服決めて無いじゃんっ
慌て始めたのが12時近く。
上へ下への大騒ぎ。

スーツにすりゃぁ、楽なのに、そこはプライドが許さない。
私が田舎者で在宅勤務者と先方は知っている。
そんなヤツが、わざわざ打ち合わせに出てくるのにスーツなんて着てたら

「たまに都会に出ちゃったもんで、気合入れてみました」

なんて思われるに違いない。何やら悔しい。
あくまでも、普段着の延長で、だけども社会人である範囲を越えない服装を選ぶ。

途中、どっちの色合いがいいか、デジカメで撮って我姉妹に送ろうかと試みる。
選んでもらうためだ。
しかし、上手く撮れないので断念。大体、あいつ電話したのに不在だったし。

一応、服装が決まる。顔を洗いにいく。
おいおい。コンビニに顔洗わずに行ったのか?
はい。行きました。女捨ててる訳じゃなく、つい、勢いで。
ついでに、名刺入れを探す。見付からない。
最後に使った夏を思い出す。カバンを探る。見付かった♪

靴を用意する。
そこで、すごい事に気付いた。
出窓の下に、下駄箱に入りきらない夏の靴をビニールに入れて置いてあった。
そのビニール袋に穴がポコポコ空いている。
虫か?ビニール食いの虫か?
いやいや、そうじゃなく。

出窓には、父上の位牌が乗っている。その前には線香立てが・・・・・・

線香の火が落ちて溶けたんじゃん?

その証拠に、灰がビニールに被ってるし。
よくぞ、火事にならずに過ごせたもんだ。感心感心。
ふと、「俺が消してたんだ」と父上に言われた気がして「ありがとよ」と心で呟く。
明日からは気をつけよう。

化粧をする。ひさびさだ。思いの外、化粧のノリが良い事に満足満足。
次は髪の毛だ。同じく朝コンビニで、寝癖直しスプレーを購入してきた。
吹きかけて、手ぐしで直す。
おいおい。コンビニに寝癖のまま行ったのかい?
はい。行きました。女じゃねーとかじゃなく、そういう髪型にも見えるから。
スプレーの後は、お相手の家からパチってきたワックスで整える。
一切、ブラシもドライヤーも使わず手ぐしのみで完成。まぁまぁじゃん。

うわぁぉっ!時刻はもう1時10分前。
荷物の最終チェックをして詰め込む。重い・・・
15cmぐらいは厚みがある書類だもんな。重いのは当然か。
念のため、先方へ電話を入れる。待たせるのは悪いから
「15分ほど遅れてしまうかもしれませんので・・・2:30ということで」
と大目に見積って約束の時間をずらし、1:10に出発。

品川に着く。時刻は14時ジャスト。
あやややややや。間に合ったじゃん?
「早めに行ってますので、携帯に電話ください」
と先方に言われていたので、電話をする。
留守電。

それから、5分置きに電話をするものの、ずっと留守電。
かな〜り、イラつく。荷物重いし。
顔を知らないので、ヘタに店に入る事を躊躇。
だって、相手も万が一そこに居て、待ってる間の自分を見られたら嫌だし。
かなり、自意識過剰だが。
タバコ吹かして態度悪いとこはあまり人にお見せできぬ。

2時半。相変わらず留守電。
電源入れねーなら、携帯なんか持つんじゃねーっ!と内心で叫ぶ。
仕方なく、社長に電話。連絡が入ってないか聞くが、無いとの事。

2時40分。やっと、電話出たっ!
先方は、既に店に入っているという。店の場所を教えてもらって駆けつける。
居たよ居た。
彼の座っていた席に行くと、彼は、慌てて灰皿やら飲み物を片付け始めた。

「こやつ、いつからここに居たのだ?」

不信感が募る。で、一応抗議してみる。

「あのぉ、早めに着いたので何度かお電話していたのですが、電源切られてました?」

「は?」とも「はぁ」ともつかぬ返事ですっかり流される。

彼が資料を出す。以前に、私が送った資料一枚。
彼の荷物は、たったそんだけ。嘘だろ?

「一応ですね。資料全部持ってきたのですが」

と、15cmはある厚さの一部の資料を出す私。

「はぁ、凄いですね」

何故か、感心される私。
感心してんじゃねーぞ。普通、もって来るだろうが?打ち合わせだろ?

結局、打ち合わせは20分で終了。
これでも、途中で何度も切り上げようとする彼を、
これはどうする?じゃぁ、こうなるとキミの方は困るだろ?
と私の方が話を続け、それでもたったの20分。

席を立ち、店を出て最後の念押し確認を私の方がしてお別れ。
彼は

「わざわざ遠いところを、たったこれだけの為に来ていただいて・・・」

と申しておった。

だから、嫌だって言ったじゃんっ!

だから、なんでお会いする必要が?ってやんわり何回も聞いたじゃん。
電話とメールで事足りるじゃん。電話より会話、ヘタしたら内容薄かったし。

こっちは、せっかく会うのだからって、資料作りに3時間かけたのっ!
おかげで、プリンターのインク1本無くなったのっ!
普段しない化粧して、洋服と靴引っ張り出して、

往復2時間 交通費¥1,580,- も費やして来て、

その上、30分以上待ちぼうけくらって

その間、飲み食い一切無しで

たった、20分かよっ!

その内、アンタ喋ったのって10分もないだろっ



ちきしょーっ
だから、嫌だったんだよぉ。代理店なんか嫌いなんだよぉ。
大体、代理店通した仕事って、昔っから、無駄な打ち合わせが多いし、
ヘタするとコンパまがいのことまでさせられて、ほんと、大嫌いだったんだよぉ。

ったく。
なんで、今回の仕事に代理店入れたかなぁ・・・
このお客さん、お金あるんかねぇ?
すっげー、無駄なコストかかるって、私個人的には思うのですがね。
だって、別に私一人で出来る仕事じゃん?うちだけでOKじゃん?
本音言っちゃえば、必要なソフト持ってないしで

役立たずなんすけど・・・

さて。明日は、そのお客様の所へ伺います。
役立たずだとは申しませんが、「弊社一本の方がコストがお安く」ぐらいはアピールすることでしょう。
きっと、社長が(他力本願)

そうそう。電車にて、不審人物発見。
またもや、ちょっと見入ってしまいましたが。
我姉妹曰く、「お前の事を知っていたら、その目で凝視してたのかっ!と面白い」と申すので。
この長い日記を最後までスクロールしていただいた方にサービスショット。


我眼でござりまするるるるる。勿論すっぴん。

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2002年10月08日(火)

ダメかも・・・と思った瞬間

どうもダメだ。
自宅にずっと居ると、PCの前を離れない。
昨日なんて、朝10時から夜中の1時近くまで、ほぼPCの前に居っぱなし。
夜中にめちゃくちゃ気分が悪くなったのは、夕飯に食べた、前夜に作ったマッシュポテトが腐ってた訳じゃないだろう。

ってな訳で、本日は目覚まし代わりのテレビが大音量で流れる中、11時半まで寝坊致しました。
通勤が無いって、素晴らしいですっ

しかし・・・明日は寝不足ではいけません。多少の寝坊は許されるが・・・
久々に化粧をします。久々に、「まとも」な格好をします。久々に社会人になります。
明日・・・

東京へ出ます!


ふはは。なんとも大袈裟な。
しかし、この2年の間、県外に出たことが無いという事実。
いや、ドライブで伊豆とかは行きましたがね。そうじゃなく。

仕事の打ち合わせです。東京っつっても品川です。駅構内から出ずに済ませるつもりです。
初対面です。本来なら関わる予定も無かった代理店の男性です。
すんげー嫌で、避けまくってたけど、相手が情けない声を出すのでほだされました。
立場的には対等だし、別に緊張して身構える必要も無いのですが。

あ、でもその足で、そのまま社長殿と待ち合わせして、客先にも伺うかもなのでわ。
だので、服装は、やっぱりピシっとね。
資料も揃えねば。大体、名刺って、どこにやったっけ?カバンはどうする?靴はよ?
まるで、お見合い前のようなお祭り騒ぎを頭の中でやってます。
お見合い経験も無く、合コンすら、記憶に残ってませんが。なんとなくです。
はい。頭の中だけで、パニくってます。行動に移してません。多分、夕方に焦ると思います。

自宅仕事になってから、確かに外には出なくなったものの、その前までは東京だけでも
渋谷・恵比寿・銀座・新橋・浜松町・新宿・大塚・麹町・・・えーっと・・・
とにかく、ちゃんと都内に通勤していた訳で。社用で客先へも行ってた訳で。
品川なんて、電車で通過するだけの場所だった訳で、屁でも無い距離だったはず。

いや、距離の問題ではなく、やっぱり人と会うっつーことが嫌なのかと。
ここ数年で、ドブスになったとか、太って着る服が無いとか、禿げちゃったとかじゃないんすがね。
人に責任を押し付けるならば、父上が亡くなる少し前から、私は動かない人間に。
かれこれ、この2年もの間、人に会うのを無意識に避けつづけていた訳で。
なんだか、慣れない人間と会話する事が、かなりの率で億劫になりました。

過去には、色んな方とお会いしてきました。会社で出会った方。ネット上で知り合った方。
その中で、親切にして下さったなぁ・・と思い返せる方が多いので幸せなのでは無いかと。

でも、でも。すごく親切にしてもらったのに。すごく優しくして頂いたのに。
ダメかも・・・笑っちゃうかも・・・ビックリしちゃったかも・・・
みたいな方も中にはいる訳で。
そのたった、一つの言動で悲しいかな。その人を見る目が少々変わったという経験。ありますわよね。

例えば。
新入社員の頃。兄が居ない分、余計に年上の男性への憧れ強しの頃。
男性が殆どの会社であったため、お誘いをそれなりに受けました。当然です。だって女が他に居ないのだからね(笑)
その中で、Fさんという一つ年上の男性がおりました。
今思えば、バカボンのパパに似てました。パンチパーマのバカボンのパパです。

最初は、私の自宅が通勤途中だということで、不便な場所だった為に送迎を申し出てくださいました。
親が厳しかったので、自宅から歩いて10分程度の距離で待ち合わせ。
いつもより、のんびり出来た朝に感謝し、待ち合わせの場所に行ってみると・・・

プフォンップフォーーーン

と今まで滅多に聞いた事の無いようなクラクションの音が聞こえ。
そこには、

紫内装のド派手なヤンキー車から顔を出すバカボンのパパが。


そこは、自宅から離れているとはいえ、地元です。どなたが見ているか分かりません。
乗るのを躊躇しました。一瞬、無視し様と思いました。
でも、名字呼ばれちゃいました(号泣)

結局、その朝の送迎は確か1回でやんわりとお断りを。
しかし、夜遅くになった時には、他の上司の勧めもあったりして(若いから危険だと)送って頂く事が数回ありまして。
まぁ、夜なら、紫内装が見えないし、人目に付き難いしと少し安心でした。

しかし。ある日、とうとう休日のドライブに誘われました。
日頃のご恩があるので、一度ぐらい・・・と真昼間。しかもGWで混雑する観光地をドライブしました(半泣)
とっても、気遣いが細かく、優しい方でした。バカボンのパパだけど。
忘れもしない、観音崎での出来事です。
そこのホテル(?)のラウンジに入り、アイスコーヒーを注文しました。

バカボンパパは、一口アイスコーヒーを飲み、ちょっと「んっ」という顔をしました。
そして、おもむろに、テーブルに並んだ白い陶器の器に手をかけ、その中の白い粉上のものを、アイスコーヒーにサラサラと。
そして、案の定、ストローでアイスコーヒーをクルクルと掻き回し。
私は、思わず、視線を外へ向け、心の中で呟きました。

それ、溶けないから。

アイスコーヒーにはガムシロだから。



ごめんなさい。
まだ、心が狭いオナゴであった私には、その行為を笑うだけでは済ませられないほど、致命的でした。


例えばその2。
とある会社の上司で、何かと親切に指導してくださる方がおりました。
その方は、腰がキュっとくびれ、郷ひろみの物真似をする「若人あきら(当時名)」に似ておりました。
一緒に途中入社した同期の女の子は、「きっと社交ダンスが趣味に違いない」と彼を気持ち悪がっておりましたが、私は特に嫌いでもなんでもなかったのです。

ある日、その上司の方が私の机へやってきました。何やら説明をしてくださって。
その会社の机はパーティションで囲まれ、私は自分のスペースに、フォント一覧やら、作成の注意事項やらとペタペタ貼って活用しておりました。

その説明の最中、若人あきら上司は、おもむろに「これがね」とパーティションの資料を指差しました。
彼としてみれば、その資料の一点を指差したかったらしいのですが・・・
なんせ、彼は指が上下に振動して指せません。
そして、彼はおもむろに

左手で右手を抑えました。

それまでは、確かに机上のものを指しての説明は受けてきました。
しかし、彼の指が震えていることに、その時まで私は気づかずにいたのですわ。
気にしない。気にしちゃいけないと思えば思うほど、私は、その添えられた左手が気になり、もう説明は耳に入らなくなりました。
まだまだ、人間的にヒヨッコだった私でした。


例えばその3。
ネットにて、馬年産まれのとある年上の男性に親切に色々教えてもらいました。
話すうちに、打ち解けだし、私のHPを教えました。
すると、嬉しそうに彼が言いました。

「馬、好きなの?」

一瞬、何の事か分かりませんでしたが、壁紙が馬柄だったことを思い出しました。
私は、別に馬が嫌いとは申しませんが、馬の絵をわざわざ選んだのは

馬年だからです。


まぁまぁ。
彼があきらかに自分の干支だからと喜んだと勘違いしていても、しかし、世の中には稀に、干支を知らぬ人が居ます。以前に出会った事があるので。

そんなある日、彼はわざわざ私の地元まで遊びに来てしまいました。
急な事であり、平日で仕事もある私は彼を10時間ほど待たせてしまいました。
かなり、根気強い方でした。
季節は、冬から春へ向う頃。私は軽いニットにジージャンという出で立ち。
見せていただいていた写真とは「違うよ」とは申されていましたが、確かに違いました。
写真から、一年の間に、沢山の美味しい物を食された様子です。
皮パンがパンパンでした。

待ち合わせて、最初は喫茶店に入りました。
暖房もきいていたので、私は上着を脱ぎましたが、彼は脱ぎませんでした。
次に、居酒屋に参りました。ともかく、暑くて、酒が入ると尚の事。
上着を脱いでも少々汗ばむぐらいでした。

しかし、彼は上着を脱ぎませんでした。
彼は、汗だくです。タラタラ流れ出るほどに、お絞りで拭っても拭っても・・・です。

そんなに暑いなら、上着脱げよ

喉元まで出かかりましたが、言えませんでした。きっと、事情があるのでしょう。
彼の地元と、私の地元ではどれほどの気候の差があるのかは分かりませんがね。
ネルのハイネックシャツの上に、羊皮のジャケット&皮パンでは、さぞかし暑かろうに。

歳をとっても、やっぱり心が狭い私です。
彼が、結局、最後の最後まで上着を脱がないことが、気に掛かり、何の話をしたのかロクに覚えていません。
ホントに、根気強い方でした。

他にもまだあるのですが、電話が入りました。
客先へは明後日行く事になりました。
どうやら、資料を作らねばです。仕事します。

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2002年10月07日(月)

別れないで良かった

長くなったので、日曜の分(前頁)からの続きです。

前日分のような理由により、今週もまた「日曜の夕方でいいじゃん?」と提案。
しかし、この週末。
金・土はお相手が夜勤であり、居ないと言います。居ても土・日の昼間は寝る時間であるという。
だから、「俺、寝てるからゆっくりビデオ観なさい」という甘い囁きに乗ってしまい、いそいそと金曜の晩に行ってしまったのです。

だのに、だのに、急遽、夜勤明けで帰って来たヤツ曰く、土曜の夜勤中止。
ついでに、土曜は昼間数時間のみで休み。
よって、日曜も必然的に朝早くから起きるヤツが存在することに。
しかし、一旦、ヤツの家に行ったのに「あんたが夜勤じゃないなら、帰るわ」とは言えない。言えないので居ました。

私はと言えば、月一回恒例の行事が今来るか?明日来るか?状態で、非常に体調が悪く。
なので、土曜日は何もせず、ヤツもそれは半分は理解を示しており、何もしてなくても今回は問題になりませんでした。

そして、その夜。広告を観ていたヤツが欲しいものがあると言います。
でも、例によって『金が無いから』と考え込んでいました。
何もする事が無く、日曜の一日を一緒に過ごすのは危険だと思った私は「見るだけでも」と誘ったのです。
すると、

「じゃ、今日は早く寝て、明日は早い時間に買物に行こうね」

とヤツが提案をしました。
「うん。分かった」と答え、私も通常より早く床に着き・・・

日曜の朝です。朝、8:30です。どう考えても開店時間の1時間以上前です。
起きました。ヤツはやっぱり起きてます。
そして、いそいそと「ちょっとプール行ってくる」と出かけました。
人がせっかく早起きしたのに。
しかも、女の子の日の前日であり、どうにもならぬ重い体とぼーーっとする頭で起きたのに、ヤツはプールです。
「ちょっと」なのでと、待ちました。2時間もあれば帰ってくると待ちました。
11時になり電話を入れました。出ません。サウナかなぁ?と待ちました。

昼過ぎました。買物のついでにランチでもと思って、御飯を食べずに待ちました。
具合がめちゃくちゃ悪くなってきました。電話が鳴りました。

「ちょっと、地引の手伝いしてから帰るわ」


思いっきり、腹が立ちました。
「あ、そう」と一言言って、電話をブチっと切り、私の頭も切れました。
約束は?無理に起きて待ってる私の立場は?
それでも、ヤツは「帰ったら、買物行こうね」と言ってましたので、待ちました。
1時になりました。まだ一時間。
2時になりました。もう、二時間。
それから、30分で二時間半後。

「帰りましょう。別れましょう。意味ないし。」


そう、決心した私は、お相手に電話をしようと。
しかし、電話をしたのでは、ヘタすると家を出る前にヤツが速攻で帰って来て喧嘩になるかもしれぬ。
では、電話もせずに帰ってやろう。
私は、せっせと荷物をまとめ、部屋着からジーンズに履き替えました。

「さぁ、帰ろう。ゆっくりできる我家へ帰ろう。お前なんかおさらばじゃっ」


と、ここでふっと私の脳裏に「少しは後悔やら反省をさせたい」という思いが過ぎったのです。
そこで、帰る前に嫌味のつもりで「お前をちゃんと待ってたんだぞ」と示すために掃除を開始。
この土日、自分が休みだったにも関わらず、一切掃除をしようともせず、そのくせ自分が仕事の時だけ、私がやってないことに腹を立てるという理不尽さを急に思い出し、掃除掃除。
お相手は、「どうせ、お前は寝てるだけじゃん」と思ってるに違いなく、それが無償にムカつくので起きてた証に掃除掃除。

完璧なる掃除。
上の電気埃から窓やら戸のサンの埃まで。はたき掛け捲って掃除機掃除機。
普段、滅多に使わない埃がつきやすいPCの周りも掃除掃除。
キーボードも埃だらけじゃんか?掃除掃除。拭き掃除もやったるわっ!拭き拭き。
あいつは掃除掃除言うクセに、床の掃除機かけるだけで、滅多に物をどかして棚を吹いたりしねークセに。何が掃除だ?これが、掃除っちゅ〜もんじゃっ!
大体、このPC周辺に物を置き過ぎだっちゅーのっ!
キーボードの下なんて、動かして拭いたこと、お前はねーだろがっ!

へんっ!

へんっ?

へ?

ん?



金だ〜〜〜〜っ!



諭吉くんだ諭吉くんだっ!わーいっ



数えてみると、なんと 7万っ!


きゃぃきゃぃきゃぃ〜〜〜〜〜〜っっうほほほほほほ〜〜〜いっ♪

一瞬、「ヤツのへそくりか?」と考え込みました。
が、ヤツは「金が無い」その言葉とおりの人間です。ヘソクリ7万はムリ。

そうだそうだ。数ヶ月前だ。どのくらい前だ?夏だったかな?
そのくらい記憶が曖昧だが、確かに、キーボードの下にお金を入れた覚えがあります。
そう。私だ。犯人は私ですっ!
いつも、一気に銀行から十数万を引き出し、一ヶ月を過ごす面倒臭がりの私の財布を、ヤツは怖がっていました。
そんなに持ち歩いたら危ないって五月蝿いので、飲みに行く際に別にしたのですわ。
それです。実は、夏に「な〜んでこんなにお金無いかなぁ?」と我財布を見て嘆いていた私です。
な〜んだ。こういう訳だったのかっ♪

思えば、一ヶ月ちょい前。
完璧にこのまま別れてやろうと自宅に引きこもり。
残した荷物も、買ったテレビも、何もかもくれてやるっ!と意気込んでおり。

ああ、良かった。
あの時、別れてないで良かった。
帰る前に、掃除して、ほんとーーーに良かった。

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2002年10月06日(日)

一緒に過ごせぬ相手

週末は、ビデオ消化と称して、お相手に家に入り浸る私です。

何故って、我家のテレビがあまりにも映りが悪く、見てられないぐらいなもんで。
平日のドラマやらをせっせとお相手の家でGコード予約かまして、週末に堪能するのです。
しかも、ヤツは土曜日も仕事であり、私は誰にも邪魔されずゆっくりと過ごせるのですわ。

ヤツの家のテレビは、実は私が購入したもので、元々疲れ目が酷い私が、古すぎるヤツのテレビが不鮮明な画を描き出した事をきっかけに、広告を見て『これ買いにいくぞ』と台数限定の品を速攻で買いに行ったわけです。
なので、自分の家のテレビよりも新しく、首フリ機能やら、音声がクリアに聞こえる機能やらと充実しています。
ヤツの家にあるけれど、その真新しいテレビは気分的に半分以上は私のものです。

それだけ(ビデオ消化およびテレビ)が目的で、土曜日に恋人の家に行くのか?
と普通なら言われてしまっても仕方の無いことかもしれません。
でも、もしかしたら、それだけかも・・・と、たまに脳裏を過ぎります。

なぜって、普段はお相手と私は同じテレビすら観れない事が多いからです。
同じ家で同じようにテレビを観るという行為をしているにも関わらず、私たちは別々の部屋に居る事がしばしば。
大きなテレビは、それは私が買ったものだけれど、それを設置してある居間の持ち主はヤツなので、私は渋々小さいテレビのある台所へ移動します。

何がそうさせるかって、やっぱり観たい番組が違うっていうのは大きいでしょうし。
それよりも、観てる最中にパシパシチャンネルを変えるというヤツの行為が、私の神経を尖らせます。
そう。ゆっくりと心穏やかに過ごせるハズのテレビを観る時間が、逆に私のストレスになるのです。

だから、私はヤツが仕事で居ない土曜日の昼間に、ヤツの家で過ごす時間が快適でした。
しかし、この土曜日にはオプションが待っています。

「普通なら。」もしくは「普通は。」
よくそう言われますが、普通の彼女は彼氏の家を掃除するものらしいですな。
確かに、私はぐうたらです。ぐうたらなので、土曜日は丸一日ゆっくりしたいのです。
だって、日曜はお相手も居るのですから、いくら厚顔無恥な私でも気ぐらい使います。
だから、一応、平日は仕事をしているので、一日くらいゆっくりとしていたいのです。
例え、それがお相手の家であろうとも。

ぐうたらな私とて、気が乗れば、洗濯もするし、布団干しもします。週末の宿をお借りしているお礼として。
でも、その頻度が世間一般で言う「普通なら」より少ないらしいのです。

私がゆっくりしているその土曜日、ヤツは仕事です。
それがなにか?それが、なにかなのですわ。ヤツの感覚で言うと。

「普通、彼女なら、彼氏の家の掃除しとくだろ?御飯の支度しとくだろ?こっちは働いて疲れて帰って来てるんだから」

私は、気が強い女なのでしょうか?こういう物の言い方は嫌いなのです。
「働いてるのが、そんなに偉いんか?」
そう言いたくなります。養ってもらってないじゃん?夫婦じゃないじゃん?同棲してる訳でもないじゃん?ここの住人はアンタじゃん?

この喧嘩は、今まで何回繰り返してきたか分かりません。
だので、お互いに譲歩するようになり、あまりにも下らないので言葉にお互いしなくなっていきました。
そして、私も学習してます。言葉で言わずとも、お相手の心理状態が変わってるとは思っていません。
だから、具合が悪かろうが何だろうが、土曜日に居たら何かしら相手が喜ぶ家事をやっておくように心掛けました。
でも、単なる言い訳ですが。
私はあまり健康的ではなく。具合が悪い日が月の半分を占める状態です。
しかも、嫌だと思うことをムリにしていると、性格がいじけていくのが分かります。
これ以上、自分の根性をヒネくれさせるのは、あまり良い事とは思えません。

だので、私が考えた策は、
「土曜日、ヤツの家に行かなきゃいいんじゃん?」
なのです。ということは、必然的に金曜の夜からっていうのも無くなります。
テレビ&ビデオ消化は惜しいけれど、喧嘩もしたくないし、何より心の安定の為にはその方が良いに決まってます。

テレビテレビって、恋人同士他に休日何か無いのか?と聞かれます。
うーーーーん・・・あまり無いのです。
どこかに出かけようと言っても、混んでるからと嫌がられます。
ウィンドウショッピングなんて、論外です。
ヤツは人の買物に付き合えないタイプなのです。
そして、何より、ヤツと私は起きる時間が違いすぎます。

ヤツは、平日は5時半に起き、私は9時過ぎて起きる生活をしています。
故に、休日が一日しか無いヤツは、休日も朝は早くから動きたい人間で、動かないと休みが取れた気がしない人間でもあります。
私も、だから努力をするようになりました。
普段、9時過ぎに起きるのに、休日には9時前に起きるようになりました。

ところが。ヤツは私が起きていくと決まって
「ちょっと、出かけてくるわ」
と出て行きます。出かける場所は様々で。海だったり実家だったりプールだったり。
「ちょっと」って言うぐらいなので、じゃぁ、2時間程度だろうと。
昼前には戻ってくるだろうと、ならばランチにでも行こうかと、無理矢理起きた私は頑張って待ちます。

しかし、「外に出た者と死んだ者は当てにするな」という名言がある通り。
はい。戻ってきません。途中で電話が入り、「○○にもちょっと寄ってくるから」と帰宅時間が午後2時3時となっていきます。
待ちぼうけです。そんな時間にヤツが戻ってきても、それこそ大嫌いな混雑ピーク時であり、もう出かける場所など思いつかなくなってしまいます。
そして、出かけた疲れでヤツは大抵眠くなります。
ついでに、海なんぞ行って来た日にゃ、夏なら海の家。今時からなら知り合いの漁師さん。
時には海に集まる友人のところで、ビールをひっかけてくるので、もうお話になりません。

時には、ヤツが朝からみっちり家に居る事もあります。
しかし、何故だか私が目覚めると間もなく、ヤツは二度寝に入ります。
その頃、私の目はバッチリ冴えます。寝れません。せっかく堂々と昼間に眠れるチャンスなのに、寝れません。
しかし、同じ家の見える範囲に眠っている人間が居ると、次第に睡魔が復活するものです。
そして、私は3時間後ぐらいに釣られ寝の体勢に入ります。
すると、ヤツは起きます。
そうなると、また、私は寝ていては文句を言われるか?と起きざるを得ません。

すんごく眠くなった時、無理矢理起きる人間の心理って分かります?
非常に不愉快なんですわ。本当に無理矢理なもんですからね。
それが、土曜日に掃除を怠った日であれば、「掃除するぞ」と寝起きに言われます。
あったまガンガンします。血圧がついてこないんでしょう。
寝起きで急激に布団持ち上げたり、掃除機かけ出したりすると、危ないらしいですよ。プッチン行き易いらしいです。

しかし、ヤツの主張曰く、
「お前が朝は寝てるから、掃除が出来ない」
と、文句を言われるので土曜日にサボった時には仕方なく頑張ります。

土曜日に、自分のペースを守れるわけでもなく、日曜日に、一緒に出かける訳でも無く、同じ家に居て同じテレビをゆっくり観れる訳でもなく。
そして、彼女である私の
「ねぇねぇ。○○行こうか?ねぇねぇ。○○食べに行こうか?」
の誘いに対し乗り気にならない恋人。
なんで、何も出来ないのだ?つまらねーじゃねーか?不満タラタラを顔に出す私に対し、ヤツの極めつけの一言はいつも同じ。

「金がね〜んだから、仕方ね〜だろっ!」


大ッ嫌いっ!
はは。子供みたいですけどね。本当に嫌いなんす。
何かっていうと、「金金金かねかねかね」うるせーーーーっっっ!!!
私の母上もそうです。何かって言うと「お金が無い」。うるせーーーっっっ!!!
な〜んで、堂々と「お金が無い」って言えるかね?お金が無いのが事実でも、それを口に出すことを、恥ずかしいと、躊躇うぐらいの美的感覚が欲しいと思うわ。
「武士は食わねど 高楊枝」って言葉を父上に叩き込まれた私には、理解できない。

大体、「金が無い」って口に出してる人に限って(私の周り限定かもね)

金の使い方が間違っとるんじゃぃっ!!


金がねーなら、そのくだらない雑誌やめなよ。果物なんて贅沢品買うなよ。酒飲むなよ。お粥ぐらい食えるようになれよ。米増えるぞ?え?違うか?

まー、とにかくだ。
他にも色々理由があるが、別れようとしたことは今までに数回あるのです。
しかし、改善できる道があるならば、全てをやりきらないと気が済まぬ私の性格故、今でも格闘は続いており。

だので、最近週末になると決まって私が言う台詞は
「日曜日、夕方から家に行けばいいんじゃないの?」

そんでもって、一緒に夕飯食べて、日曜の夜の一緒に観られる数少ないテレビを一緒に観て。
その方が、お互のペースで休みの行動ができるじゃない?
いらん、喧嘩しなくて済むし、気を使わずに休めるじゃない?

前は、それでも唯一共通の楽しみがあり。
それは、土曜の晩に二人揃って近所の焼き鳥屋に飲みに行く事でした。
しかし、例のHの一件以来、その近所の人間に拒否反応を起こした私は、それすら出来なくなり。

だんだんと、同棲しても居ないのに一緒の家で過ごす理由が遠ざかっていくのですわ。

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2002年10月05日(土)

キンカンな女

先程、冷蔵庫にメンタムリップを発見。
どうやら、食料と一緒に間違えて冷やしてしまった模様。
効きが良くなるかしらね?

土日ともに静養を目論み、今日は金・土の二日分更新。
日記って、その日あったことを書くべきかしらね?
なんだか、大抵、数日前の出来事を日記を書いているのは私だけでしょうかねぇ・・・

と、いうことで昨日(木曜日)のお話。絵日記風にて(笑)


キンカンな女


お分かりでしょうか。。。カレーライスの女をパチってみました。うほ。

さてさて。
歳のせいばかりじゃないと、肌の調子を自覚しつつある今日この頃。
家に閉じ篭り、3日ぐらいまともな食事をしないでいると肌が粉ふき状態に。
そして、カフェオレとタバコを主食にして、一日の大半を生き長らえる生活。
その結果、口角が切れて痛いっつーの。胃がやられました。

胃だけではありませぬ。
鼻のテッペンに、にきびが出来ました。やばいっす。

昨日、お相手の家に行き

「ねぇねぇ、鼻のてっぺん、にきび出来ちまっただよ」

と報告したところ、すっかり酔っ払っていたハズのヤツが真顔にて

「お前、にきびって言わないだろう」

と反論してきました。
誰が決めたのですか?20歳以降は「吹き出物」と言えだなんてこと。
私は、青春のシンボルであるにきび君が、青春時代に出来なかったのですわ。
だから、今がまさに青春っ!遅咲きの青春っ!ってことでどうでしょう?
馬鹿っぽいですね。言ってることが(反省)

と、そこで急に思い出し怒りが込み上げてきたことがありまして。

いわゆる運動不足にて、腰痛が酷くなる一方でして。
お相手も、肉体労働で重い荷物を持つ故、あちこち痛がっています。
なので、よく寝る前に塗り薬を背中やら腰に塗ってあげる我ながら孝行彼女なのですわ。

で、腰痛がここ数日酷かった私は、お相手の家で腰とトントンしておりました。
我ながらババーっす。

すると、「腰、痛いのか?」とお相手に聞かれました。

珍しい事もあるもので、即座に「うん。かなり痛い」と答えました。
すると・・・


「キンカン塗ってやるから腰出しな」


とヤツは仰います。
お相手の家には色々な鎮痛成分やら消炎効果のある薬が揃っております。
なのに、なのに・・・


「なんで、キンカンよ?」


と、尋ねたところ


「だって、お前って キンカン って感じなんだもん」


と言われました。

どういみ意味よ?


だけど、まぁ、そんな憎まれ口をききつつも、きっとちゃんと塗ってくれるだろうと背中をペロンとめくり、お相手の前にしゃがみ込むと・・・

ヌリヌリヌリ
スースーウゥ〜〜〜〜

気持ちいいーーーっす。
なんだか、もう効いた気がするぅ〜〜〜〜っ
だけど、キンカンの匂い もするぅ〜〜〜っ(TT)

はい。まじで、あの野郎、キンカン塗りましたの。

「なんで、自分はインドメタシン配合の高い薬塗ってるのに、あたしはキンカンなのさっ!」

と振り向いて訴えたところ、ヤツはキンカンをくるりと回し指を指します。

「だって、ほら。ここに書いてあるじゃん?」

ああ、確かに。ええ。はっきりと。


肩こり ・ 虫さされ・・・・


との効能が書かれてあり。

しかも、なんだか効き目があったらしく、その夜は腰痛が和ぎ、爆睡できました。

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2002年10月04日(金)

親類らしき存在

体調悪し。
かすみ目が異常なくらいで、画面を見てるのがキツイです。
しかも、今、数分の電話を終えて見たら、受話器が汗で濡れています。
うぅ・・・・・手に汗かくのはヤバイらしいのですが。
今日は、HP作りを断念して静かに過ごすベか?

(お前仕事はどーした?)
(いやいや、なんだか暇なのよ。)
(それ、ヤバイから。)

独り言は置いといて、とりあえずブタ君。
(画像表示に時間がかかることがあります。しばし放置しとくと出てきます)

               

4匹動きのバリエーション変えてみました。
次は、別の動物で・・・・・うむ。


さてさて。
疲れ目は、目の酷使から来ていると分かっているのですが。
職業柄もあり、暇でもなんでもPCの前から離れずにいるからいけませぬ。
暇暇だと、ついついあらゆる事を検索しまくるのが最近の習慣でして。

えー、3日前ぐらいでしょうか?自分の祖先を知りたいなどと思ったのがいけません。
はい。検索しました。自分と同じ名字の人間を地域限定で。

今時の家族ってやつでしょうかね?家は親戚付き合いが少なかったのです。
父上の父親。祖父方の親戚については、殆ど存在を知らずに育ってます。
っていうのは、多分、祖父がずいぶんと昔に亡くなってるからなんでしょうかね。
よって、同姓の親類は父上の兄弟と、その息子達。
しかも婿に入った方や子供が居ないお家もあるので、同姓である人間はあたしの代になると、たった二人だという凄さ。
いやはや、存亡の危機って感じっすか?

勿論、一人は男性の方で。残りはあたし自身。
だからでしょうかね?婿に入った父上の弟さんの奥さんに、父上の49日の時だかに
「○○家の名を名乗ってるんだから、しっかりしなくちゃね」
と言われましてね。
御存知無いと思いますが、これでも一番のしっかり者なのですがねぇ。まぁいいや。

同姓で、血縁である可能性が高いと言えば、やはり祖父の田舎の方でしょう。
同県で同姓。しかも、産まれ町に近い場所とあれば、その確立も高くなると。
そんな訳で、検索しました。少ない名字の為、案外楽でしたな。

と、今、新たに検索かけたところ、なんとっ!我姉妹2号と一字違いの方発見っ!
名字同じ。名前の一文字目まで同じ。あらまぁ・・・性格似てるかしら?
残念ながら、都道府県は不明。でも、懸賞に当たってるってとこが、懸賞マニアの我姉妹と同じですわ。

ではでは。同郷同姓の方の検索結果発表っす。

1. サーフィン大会4位 の男性
こちらの方は、なんと、あたしと名前と最後の一文字以外は全て同じ。
なにやら、親しみを感じますわ。個人的にはサーフィーンは波が怖くて出来ませんが。

2. ペンションの契約農家であり、コシヒカリ農家 の男性
こちらの方は、郡名までピッタンコでした。多分町名も。親類の可能性大。

3. 商工会議所役員 の男性

4. 建設会社社長
会社名自体が同姓でしたが。父上も建設会社のお仕事を結構しておりまして。
同じ県にやはり親戚で建設会社をやってる方が居て、仕事を受けていました。その方は祖母方の親類かと。

5. 給水装置工事主任技術者試験合格者 の男性

6. 鳩レース96位 の男性
こちらの方も、郡名までピッタンコでした。
が、あたしは鳩嫌いです。小さい時に虫を身体に飼ってると聞いてから拒否反応。

そして、若手では

7. 作文コンクール入賞 の小学生の男児
前にも書きましたが、あたしも作文コンクール得意でしたな。

8. 放送部門アナウンス・朗読大会出場 の女子高校生
あたしも、一時の夢で、アナウンサーになりたがったとこあり(笑)

同県出身の

9. ○大駅伝出場者 の男性
短距離は苦手だけど、長距離はあたしもそこそこ走れますな。

10. ○○医大ワンダーフォーゲル部 の女性
父上が山歩き好きでした。って、ちょっと違うか。

そんでもって、これはちょっと微笑みましたな。
同県近隣郡にお住まいの

11. イヤリング当選者 の女性

12. 車エビ当選者 の男性

このお二人。きっとね。ご夫婦なんじゃないなかーって、推測してますが。
同じサイトのプレゼントコーナーだったし(笑)
イヤリングも、車えびも、もっと特徴のあるお品でして。
でも、その名称で検索すると、当選者が少ないだけにヒットしちゃうので書けません。
ウズウズします。

それそれの方の下のお名前も判明してるのですが。
これまた、書くとヒットしちゃうしで。
なんか、変なとこでネット公開日記のムズカシさを実感しております(あほだ)

これらの方々の連絡先は勿論、分かるハズもなく。あ、中には分かる方もおりますが。
いきなり、「親戚ですか?」と聞くのも変だし。
ただただ、「ああ、もしかして親戚かもしれない方は、こんなことを・・・」と楽しむだけなのですがね。

が。どうしても、貴方は親戚ですか?とお尋ねしたくなる人物もおりました。
二名おりまして。残念ながら、血縁者である可能性が低いのですが。

一人は、漫画家。
昭和30年代には、代表的な漫画家さんの一人だったらしく、高名な方みたいです。
が、調べていくうちに広島出身との事。亡くなってしまってるそうです。

まぁ、自分と我姉妹に流れている絵を描くのが好き(ヘタの横好きだけどね)って血が、果たして父方なのか母方なのかは、微妙なとこなんすけど。
もしも、遠い親戚にでも漫画家さんが居たとしたら、なんだか嬉しいなと。

そして、もう一方は、これまた芸術家でして。
年齢は、あたしとほぼ同年代で根付師なのです。
父上が骨董品や怪しげな類の小物や置物が大好きで、その根付師の方の作品を見たら喜んだ事と思います。
もっともっと早くに知っていたら、是非ともプレゼントしたかったなと。

親戚なんて多いと面倒というのは、良く分かるのだけれど。
自分の父親が亡くなるまで法事の一つも無く、親戚づきあいが余りにも無いというのも、なにか寂しいものかもしれませぬね。

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そうそう。
前に書いたかもしれませぬが、例のHとあたしは遠い親戚です。
母上の従兄弟(?)の奥さんがHの父親の兄弟でして。
だので、血は繋がってなくとも、親戚ってことだよね。
数年前に発覚するまで知らずに居たのだけど、すごい偶然だよね。
世の中狭いわ。


2002年10月03日(木)

天然 (続)

昨夜はですね。
日記を書いている最中に、外を水道局の車が通りましてね。

水道管の修理の為、本日23時から朝まで水が濁る可能性があります

飲み水は、ポリタンクなどの確保してくださいときたもんだ。
慌てて、日記途中で止めにしてしまった訳です。
台風恐ろしや〜っすね。道路に亀裂入ってたときにはビックリしやした。
地震じゃないんだからさぁ・・・っつーか、工事の跡だったのでしょうかね?
で、今日は昨日の続きです。

と、その前に、またもや意味も無くこり。
(画像表示に時間がかかることがあります。しばし放置しとくと出てきます)

          

表示されてますかねぇ?3匹周ってます。
ぶたさんシリーズいくつか作ってるので、しばしお付き合いを。


では、昨日の続きで天然な彼女のお話おば。

夜の話はともかく。
ダイニングにて夕飯を御馳走してくれると天然な彼女は言った。
その前に、軽くお茶でもってことでお茶菓子を出してくれた。

冷蔵庫から。
しかも、何故かパンパンに膨らんだポテトチップス。


この家の冷蔵庫は、気圧の変化でもあるんか?と疑ったほどに、パンパンだった。
開封したせんべい類は、あたしも湿気ないように冷蔵庫に入れる事はある。
でも、未開封のチョコレート以外のお菓子を冷蔵庫に入れる必要性が、分からない。
しかも、冬なのに。

思わず、やはり友人の方が突っ込んだ。

「な・・・なんで、冷蔵庫にしまってるのさ?」

すると、なんの躊躇いもなく、天然な彼女は答えた。


仕舞うとこ無かったから


おお。そうであったか。聞いて悪かった。そんな難しい事じゃないわけね。
はぁはぁ。

そうそう。冬であった。冬にお邪魔したので、カキ鍋を御馳走してくれるという。

「へー、すごいね。カキ鍋なんて作れるんだー?」

その頃、まだ若干20歳。料理が出来るような子には到底見えない彼女は答えた。

「うん。だって、材料入れて電子レンジでチンするだけだよぉ〜?」


おお。なるほどなるほど。
いやいや。違うって。
その頃まで、あたしも友人も、鍋と言えばグツグツ煮込んで作るのが普通だと思い込んでいた。
果たして、これまたどんな料理になることやら。
生のカキは、ちっと怖いぞ〜〜〜っ・・・と出来上がるまで電子レンジから目を離せずに居た。

すると、なんとまぁ。
出来上がったカキキムチ鍋。美味かったのよねぇ・・・びっくり。
天然彼女曰く、殆どの料理を電子レンジで作るそうな。素晴らしい。

この天然友人には、それまでの20年間の常識を3つも覆されたことになる。

寝室に電気が無くても不便じゃない。
スナック菓子は、置き場がなければ冷蔵庫にいれても良い。
鍋物と言わず、作れる限りのものは電子レンジで十分OKである。


まことに、勉強になった。
20代以降のあたしの人生に、「大らかに生きよ」と教えてもらった気分だ。
だけどね。だけどさー。

カキキムチ鍋に、御飯は必要だろ?


辛いもん(TT)
はい。天然な彼女です。

御飯のスイッチ入れ忘れちゃったのぉ〜〜っ

・・・・・
どこまでも、彼女はとっても大らかで、故にこっちも自然と心が広くなり。。。

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うーむ。昔話にジャンル行けって感じになっちまいましたが。
今、暇暇暇人なので一生懸命HP作ってます。
が、2頁分作って飽きてきました・・・だめだめですわ。


2002年10月02日(水)

天然

※CGにおりましたが、どうも絵日記になってないのでジャンル移動いたしました。
 殆どの時間を静かに自宅で過ごしてるので、適してるかと。宜しく御願いします。

さて。唐突ですが、昨夜の台風の影響で、
我家のテレビの映りが良くなりましたっ♪

ふほほほほ。ふつー、逆だろーって感じですがね。
なんせ、以前にNHKの集金が来た時にですね。
「NHK、全然観れないほど映りが悪いので、観てませんし」
と断った事があり。勿論、映りが良くても殆ど観ないのですけどね。
すると、しばらく経ったある日から。
NHK最高っ!民放全滅っ!

元々は、民放が美しかった我家のテレビ。
最初はNHKの電波が邪魔してんじゃねー?とか本気で思ってましたがね。
台風の度に、テレビの映りが変わるので、どうやらアンテナ君だと判明。
ん〜・・・にしても、NHKはずっと美しいのですわね。あと、観れるの6CHだけ。
へんなの。

と、とりあえず暇だったので作ってみました。

     

特に意味はありませぬ(笑)

と、そんな訳で普段なら、映りの悪さに目が痛くて観れない深夜映画を、台風様様状態で観てしまいまして。
「デイズ・オブ・サンダー」。トム・クルーズ好きなんす。顔が好き(笑)
レースのシーンでは、事故車の煙で前が見えないカーブのとこなんかで、まるで自分が運転してるかのようにハラハラしましてね。
深夜3時半だって〜のに、目が冴えてしまいましたの。

だので、引き続き、録画したTOKIOのドッキリ番組を観ることに。
しかしだね。天然でもいいさ。子供のまんまの純真さもいいさ。
だけど・・・西村知美よ。

宇宙人に 「鈴木さんっ?」 は酷いだろ。

まー、自分で「宇宙人が日本語名なわけない」って後から気づいてたようだから、ヨシとするけど。うん。

西村知美と言えば、先日のおしゃれ関係に夫婦で出ていた。
その時に隠し事を二つ披露していて、

1. 喧嘩した時の避難用に、別にマンションを借りていたことがある。
2. 旦那に高い時計を奮発したとプレゼントしたが、実は貰い物であった。

なのだそうで。どちらも旦那さんにとってはショッキングだったろう。
が、これを聞くと、少なくともあたしには出来ない知能犯だなぁとか思ってみたり。
あ?違うか?やっぱり天然だから、そんな事するのか?あら?

あたしの友人で、これは正真正銘に西村知美に近いかもと思われる子がいる。
彼女が新婚間もなくの時、旦那が居ない時を見計らってお宅にお邪魔した。
余談だが、旦那のことが、一緒に尋ねた友人共々、嫌いだったからさ(笑)

彼女の家について、まず驚いたのは

寝室に電気が無いっ!

ことであった。
彼女の家はアパートの一室。普通、天井に電気って取り付けるよね?
電気のカサにだって、新婚だったら尚の事。拘りたいとかあったりもするし。
ところが、彼女の家のダブルベッドがある寝室には、無いのさ。

「ねね。なんで、電気無いのよ?」

と一緒に行った友人が訪ねたところ

「だってぇ〜、寝るだけだから、勿体無いでしょう?」

とのお答え。
その代わりにかどーかは知らんが、お祝いで頂いたらしい時代遅れと思える『光るオブジェ』がタンスかなんかの上に飾られていた。
なんっつーの?
細い白っぽいウニみたいな、彼岸花みたいなオブジェがウニョニョ動いてて、七色に光が変化するやつ。
ショーケースっつーの?に入ってるヤツ。分かるかなぁ・・・
まぁ、人それぞれの趣味だ。そこまでは、何も言う筋合いは無いのだが。

しかし、一緒に行ったあたしより、ちょっとばかし意地悪な友人は
「寝室に電気が無い」ことに相当こだわりがあったようで、ボソっと一言。

「なんか、旦那って しつこそう だよね」

これまた、大変失礼な事を口走られたっ!
ええ。ええ。勿論、夜の生活のことを仰ってるわけで。
確かにね。旦那。好きじゃなかったですわ。こなきジジーみたいな風貌だし。
どっちかっていうと、フケツーーーーなタイプに見えたしさ。
でもさ、自分の旦那のこと、そんな風に言われて普通はちっと気分嫌よね?
でも、天然な彼女はさらっと

「それがねぇ? そうでも無いのよっ!


あらぁ?そうなの?っつーか、おいおい。奥さん。
奥さん自ら「この人しつこそうね」って思ってたんかいっ!?

更には、その友人の誘導尋問にて、結婚式の夜のお話まで聞くハメに。
(かなり言葉をオブラートに包んでおります(汗))

天然な彼女曰く・・・・・・「プチって音がしたのぉ〜」だそうです。
                ↑気分的になんとなく反転

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2002年10月01日(火)

ルーツ

台風なのだそうで。
そして、10月に入ってしまったそうで。
うっかりしてました。駐車場の家賃を払っておりませぬ。
後で宅急便を出しに行かねばなりませぬ。
雨風がもっともっとになる前に、家を出ようと今ごろ思っております。

と、とりあえずこり。


なんせ、学がありませぬ故、詳しい事は分かりませぬ。
ただ、葉っぱとか海藻とか?緑色植物っていうのでしょうか?
そういった物の細胞の写真は、美しいんですわねぇ・・・細胞と言っていいのかも定かでは無いですが。
個人的には、ネーミング上「アオミドロ」が好きです(笑)
そんな訳で、色々加工して遊んでみました。はい。

さて。昨夜です。
関東ではテレビ東京。大阪だとテレビ大阪?で同時刻22時から放映されておりました
「サイエンスロマン紀行日本人はどこから来たか?日本人は9人の母から生れた!?」
というのを観ておりました。

思いっきり掻い摘んでしまえば、人間にはDNAっつーものがあって、よく事件の時とかに聞きますな。
遠い昔、授業で習いました。
人間が作られる細胞には核があり、遺伝子情報が詰まった染色体が含まれています。
染色体は46本あり、父親と母親から23本ずつ対等に合わさっていると。
あくまで、これは核DNAの話で、この時点では父も母も同等なわけです。

が、『ミトコンドリア』。えーっと説明が難しいとうか間違うと怖いので。簡単に。
要は細胞内のエネルギー生成を担うのがミトコンドリアなのだそうで、このミトコンドリアは核DNAとは別に、遺伝情報のDNAを持っているそうです。
それが、「ミトコンドリアDNA」だと。

核DNAとの大きな違いは、ミトコンドリアDNAは母系遺伝なのだそうです。
男性の精子にもミトコンドリアがあるそうですが、卵子と融合すると、消滅してしまい、元々母体の卵子にあったミトコンドリアだけが生き残るそうです。  
よって、人間の体内にあるすべてのミトコンドリアDNAは、すべて母親から受け継いだものということで。
(現在、一般的に言われている説です。父系のもなんたらとう文献もあるやも)

このミトコンドリアDNAに関しては母親の独占状態であると。
要は私の母親のミトコンドリアDNAは、そのまた母親であるお婆ちゃん由来で、そのお婆ちゃんは曾おばあちゃんからの由来あり・・・・・・

はい。そのミトコンドリアDNAをたどっていけば、何代も前の母親に辿り着ける可能性が・・・ 
という考えの元で人類最初のミトコンドリアDNAを残したのは・・とかいう研究(?)があるそうです。
で、一説では現代人にそのDNAを残せたご先祖はたった一人だっただろうということで、その方を「ミトコンドリア・イヴ」と呼び世全地球人共通の大祖母の誕生と言われているそうです。
「イヴの7人の娘たち」という本が出ているそうなので、今度読んでみたいと思います。(あくまでも一説ですからね)

説明が長くなりまして。そのテレビ東京のサイエンスロマンでは、
日本人には9種類のミトコンドリアDNAを受け継いでいるそうで、女優の天海祐希さんがその中でタイプ8と同配列であると。
そこで、同じタイプ8のDNAを持つ女性に会いに中国・ロシアを旅するお話でした。

育った環境も年齢も違う方々ですが、心なしか似ていると思えるから不思議で。
(同系統のアジア人の顔と言ってしまえば、終っちゃうのですがね)
しかも、ロシアでは同じDNAの3人の女性が友達同士でご近所さんだという不思議さ。
自分自身のDNAも、是非とも調べて欲しいと思ってしまいました。

うーん。この番組を観てて母は強しっていうのは、こういう所からも来てるのかしらね?などと思い、天海祐希さんも言ってましたがね。
女の子産まなきゃ〜〜っみたいな気持ちにもなりましたわ(笑)

で、唐突ですが。
あたしは、昔は活字中毒でした。電車通勤を止めたことと、疲れ目が酷くなった事から最近は読みませんが。
むか〜し。人に勧められてワザワザ本屋で取り寄せた本があります。
とーっても有名な本なので、大人になって知ったの?とちょいと恥ずかしいのですが。
『ルーツ』という本です。アレックス・ヘイリー氏の本です。マルコムXの自伝を書かれた方ですな。
一度読んだ本をもう一度読むということを、実はあまりしません。
が、『ルーツ』に関しては他にも何冊かあるのですが、何度も読み返す本の一冊です。

そこまでのルーツは、知らなくとも、せめて自分の数代前のご先祖様ぐらいは知りたいなぁ・・・と、たまに思う事があるのですが。
生憎、父上からそういった祖父の話ですらあまり聞いてきませんでした。
ただ、記憶違いの可能性もありますが、何代か前は「鍛冶屋」だったとか。
父上も鍛冶屋でしたから、妙に納得した記憶があります。

あたしの名字は、あまりある方では無いでしょう。
一発で聞き取ってもらえることも少ないし、読みを間違える人もいます。
ヘタすると、日本人じゃないと思われることも(笑)
自分の名字で検索をかけた事もありますな。
すると、出てくるのは研究者とか・・・凄い人ばっかじゃん?みたいな。
が、考えたら当たり前のことでして。ネットで引っかかるのはそういうHPですからね(笑)

で、『苗字館』というサイトにて全国に何人いらっしゃるのか?を調べてみました。(リンクは貼りません。検索でヒットするでしょう)

5000種類の名字でランク分けされているのですがね。案の定。
後ろから数えた方が早かったと。
日影さんより珍しく、濱さんよりは珍しくないらしい(笑)

ちなみに、同じ読みかどうかは分かりませんが、漢字一文字違いで3種調べましたところ、やっぱりその中でも最下位でして。
おおよその数値だと全国に2000人ちょいしか居ないという計算になるそうな。
全部、元を正せば親戚だったら、これまた凄いことですなぁ。

次に、『名字検索』(これも検索でヒットします)にて東京・神奈川にいらっしゃる同じ漢字で同じ読みの方を検索。
こちらは、5万もの種類を調べておいでで。その中では上位もいいとこでしたな。
5000種類としても、中より上という感じ。
おやまぁ、東京神奈川には、結構いらっしゃると。
って言っても、人数は数十人なんすけど(笑)

昔、職場に「金指」さんっていらっしゃいまして。珍しいと思っていたら人のこと言えないし。
近くにあった「島森書店」の島森なんてどこにでもと思ってたら、同じくらいあたしの名字もメジャーだったと。

どういう調べ方なのかは分からないんですがねぇ・・・世帯主だけなのかもしれないし。
少なくとも、今まで何百ぐらいは人にお会いしてきたと思うのですがね。
親戚以外に、同じ名字に会った事無いのですね。

ふむぅ。
母方のミトコンドリアルーツを探るのは、ちと出来ない相談なので。
っつーか、考えたら産みの母親の遺伝子かぁ・・・B型じゃんっ!とか思ったりして。
確かに、あたしの場合家族で一番背が高いし。父方の人間とはちと顔系統が・・・
あ、けど、父親の母親(おばあちゃん)もB型じゃんね?
なにやら微妙な乙女心ですな(乙女かどうかは置いといて)
と、だんだんミトコンドリアDNAとはかけ離れて一人うめいておりますが。

まぁ今度は、家紋でも調べてみようかなぁ?と思ったりしております。

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