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2004年 桜とか
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2002年04月28日(日)

注意書き

読み日記に登録させていただいた手前、たまには真面目に屁理屈でもと(笑)
数少ない、この頁を開いていただいた方へ。
または、これから血迷ってきてくださる方へ最初にお読みくだされば・・・と。

もしも、私の文章に不快感を感じたら、見ないでください。

唐突ですが・・・
私の笑いのツボは全ての人に共通していません。当然ながら。
現実に日常で同じ話をしても、笑っていただける場合と、眉をしかめられてしまう場合とがあります。
時には、説教まで食らう事も(笑)
いいのです。
笑ってくれる人は、私の話に「悪意」を感じないでいてくれる人だと思っていますから。
笑ってくれる人は、「話を話として」聞いてくれる人だと思っていますから。
人から聞いた話であっても、嫌いだと思う人間の話はしませんし、日記にも書きません。
嫌いな人間のことを話すエネルギーが勿体無いと思っているからです。
口にすると、耳から入って、文字にすると目から入って、私は自分の言葉によって、余計に不愉快になるからです。
だから、私が話す(書く)人物は、私にとっての「面白い人」の話です。
私にとっての「面白い出来事」です。
笑いのハードルが、もしかしたら、人より低すぎるかもしれませぬが。
大抵は怒るとこかもしれません。大抵は嫌がられる人物なのかもしれません。大抵は酷いことなのかもしれません。
そして、私の言う事(書くこと)を大抵の人はバカにしてると感じるかもしれません。
でも、私は大抵の人のことを「面白い」と思うのです。
世の中には色んな人がいて、だから面白い。
私を困らせたアンチクショー(ふるっ)も、面白い人です。
私を傷つけた上司だって、面白い人です。
全て過ぎた事は面白い話として記憶に残すことを楽しむ人間です。

私は、ここで、友達や知人に話すのと同じ状態で文章を書いています。
よって、あくまでも不快感を私の周りは感じないであろう話を書いているのです。
だから、もしも、不快に感じたら見ないでやってください。

ついでに<ネットについて>の私の考え

できたら、楽しくネットでの交流をしたいものです。
特にメールについては、相手の都合を考慮し合いたいものです。
電話よりも、会うよりも便利なのでメールなのですから。

私もメール交換なるものを、数年前に行っていました。
そのとき、一人のメル友の方と多忙な時のメールについて話したことがあります。
お相手の答えは
「ネットで知り合ったっていうのは、気楽さがある反面、連絡や何かを怠ってしまえばあっさり無くなってしまうほど脆い「砂上の楼閣」ではあるんですけどね。
でも、多かれ少なかれ、それは普通の社会生活でも充分必要なことだとは思います。
結局、ネットでも実際に逢うのでも、どれだけ相手に相手について考えてあげられるか・・・ではないでしょうか?」
でした。

現状、合わないお相手とのメールは自然消滅が殆どっていうのが実態でしょう。
「貴方とは相性が合いません」とは、やっぱり日常でもメールでも言いにくいものですから。
でも、出来る限り、どこの誰かも分からない相手だからこそ、礼儀は心掛けなければ・・・と思います。
そして、ネットという世界の繋がりは、
結局は「自分の都合」によって成り立っている。
と私は思っています。
「何時でも・何処でも・好きな時に」がネットの利点なのですから、それに対して相手の返事が遅いことなどを責める事は勿論、気に病むのも勿体無いと思います。
また、BBSやチャットにおいては、ネチケットなるものは存在しますが、発言の自由もあります(言論というと固いので)。
管理者の注意事項には、どこの誰であれ、従うのは当然です。
が、自分が管理するHPでは無い限り、
「見ない自由」「見るのは勝手」
だと私は思います。

ネットの方が「気楽」だというのは、「勝手(自分の都合)」が出来るから。
でも、逆に、相手に「勝手な自分像」を持たれていることもあるのです。
文字なので、千差万別な捉え方が出来ます。
そのために、(^^)などの顔文字が出来たのでしょうが・・・
私は、話すなら声を聞き、出来るなら表情が見えるほうが、よっぽど楽です。
誤解無く相手に意思を伝えるのは、文字にはやはり限界があるように思います。
これは多分に、文章力の問題もある・・・とは思いますが(苦笑

以上、屁理屈を捏ねてみましたが、そんな訳で不快に思われる表現があっても、それは私個人のものの捉え方が、他の方と違うだけであって、誰かを批判するつもりは毛頭無いということを知っていただけたらと思います。



2002年04月30日(火)

イカシタ男 ==別れ相談==

ある日、あたしの家の電話が鳴った。
非通知だ。
セールスが多いので、出たくは無いのだか、ヤツが非通知でかけてくるため仕方なく出ることにする。
そう。ヤツとは、ナル男。あたしの友人と言っておこう。

あたし「もしもし」

ナル男「もしもし。ナル・・・」

ナルとは、彼の通称いわゆるHNである。そう。彼とはネットで知り合った。
大抵のナル男は、「ナッルで〜すっ」と元気に電話をかけて来るのだが。
そう言えば、ナルとは3ヶ月くらい音信不通にしていた。久々だ。

あたし「ぉう。ひさしぶり」
ナル男「元気だった?」
あたし「うん。元気さ。そっちは?」

ごくごく普通の会話で始まったのだが、どうやら元気の無いナル男。

ナル男「いやぁ〜、元気っつっちゃー元気だけどさ。なんかよぉ〜、別れるらしいよ?

ナル男には、確か3つぐらい年下の恋人が居る。
付き合って一年ちょい。もー、どうしよーもないくらいのラブラブで、ナル男の惚気バカ話には付き合いきれないと誰もが思うぐらいであった。
けど、お人好しのあたし「自慢できる相手が他には居ないのね」と思い、かかってくる限りは、話に付き合った。
っていうか・・・フツー聞いてられない内容だから、あたしにしか話せないという自覚が彼にはあるのだと思う。
よって、あたしからの連絡は、ほぼしないという状態が一年は続いたのである。
また、この「別れるらしいよ?」という疑問形。
自分の事であるのに疑問形。
これは、実はあたしの専売特許をナル男が気に入って使用頻度が増していたのも、ナル男との音信不通が多くなった理由だ。
人に自分の特長を真似され、自分のもののように使われるのは、あまり好きなことではない。

あたし「あらまぁ、またどうして」

親身に相談に乗るつもりは無いが、社交辞令だ。聞いてみた。

ナル男「なんかさぁ、気になる人ができたんだとっ」

あたし「ええ?・・・あぁ、最近忙しくて会ってなかったんじゃない?」

ナル男「それもあるんだけどな。オレだって休みがあるやんか。そういう日は請美(ナル男の恋人)が他の約束いれちってな。」

あたし「じゃぁ、しょうがないよね。で、別れるってか?」

ナル男「いや、それがよー、このまんまじゃ結婚できないっていうんだよな。他にも理由があるんだと」

あたし「なによ」

ナル男「二つあってな」

二つかい・・・ずいぶんと少ないじゃないか。
ってか、「別れる」というより「結婚できない」っていう話らしい(彼女の希望(?))
そうそう。ナル男と彼女は結婚前提のお付き合いだったっけ。
近々ご挨拶にな〜んて話しも過去にあったよーな無かったよーな。

ナル男「一つは、請美の前でオレがカッコつけなくなったことなんだと」

あたし「は?」

ナル男は、確かにカッコつけだ。大いにカッコつけだ。伊達にナル男な訳じゃぁ〜ないっていうぐらい、確かにそうだ。

ナル男「オレん家に請美が来ててよ〜、コンビニとか行くやんか?」

あたし「うん」

ナル男「そんときに、スウェットで行くのが許せないんだよ」

うぅ・・・あたしは、あたし自身がスウェットでコンビニ行くようになったら自分を許せないだろうなぁ・・・

あたし「・・・・・まぁねぇ、けど、付き合ってたらカッコ付けてない部分が見れて嬉しいって女性もいるわね」

ナル男「近所のコンビニだぜ!?」

どうやら、近所だと強調したいらしい。ぢゃ、15分くらい歩くなら、ちゃんと着替えるのかしらん?

あたし「・・・・あと、一つはよ?」

自分の感覚の範疇外なので、さっさとお先に進んでおくれってなもんだ。

ナル男「オレがだらしないからだと。」

ああ、これは聞いておりました。そういえば。
ナル男は一人暮らしで、確かに仕事も忙しく決してキレイな部屋の状態を保ってはいないのである。まぁ、性格ってこともあるかもしれないけど。
なので、彼女が「遊びに行きたい」という訴えにナル男は「部屋が汚いから」と断りつづけていたのである。
しかし、あんまりにも長い月日(2-3ヶ月かしら?)だったため、彼女が思いっきり不信がったそうだ。
で、仕方なく、多少片付けて彼女を招いたところ、開口一番。
「こんなんじゃ、あたしのお父さんに怒られるよ!」だったそうな。
だらしが無くて、彼女のお父さんに怒られる話は生まれて初めて聞いたので、あたしもすんごく参考になった。
この伏線があった上での「結婚できぬ理由」

あたし「忙しいしねぇ・・・男なんてその程度じゃないのぉ?嫌なら彼女が片付ければいいじゃん」

ナル男「そう思うだろ?そう言ったらさ、請美は「私が片付ける義理は無い」って言うんだよ。」

なるほど。そりゃそうだ。結婚も同棲もしてなきゃ、人の家を片付ける義務は無いわね。うんうん。正しい。
でもな。考えてみてみて。
逆に言えば、そこは「ナル男の部屋」なんだから、そこがだらしないからって、怒られる筋合いもね〜だよ。嫌なら、請美は行かなきゃいいぢゃねーの?

あたし「はは・・・(力入らず)おもしろい理由だねぇ」

他にどー答えろって?

あたし「まぁね、一年も経てば色々出てくるよね。ほら、ヒロイン系っぽいじゃんか、彼女。平和な状態にあきて、ぐずってみてるんじゃないの?」

ナル男「ま、そんなことだろうな。ってかな。オレもあきれてよ、請美が「好きな人が出来た」っつーんだから「じゃ、別れるか?」って言ったんだよ。したらな「酷い!」だと」

ほぉほぉ・・・何を期待したんだ?彼女は・・・分からなくもないけどね。

あたし「酷いのはどっちだっ!って感じよね」

とりあえず、共感合いの手入れてみる

ナル男「だろ?したらよぉ、何で直ぐに別れるって言うのよっていう感じで怒ってよ〜・・・・・・(以下略)」

まぁ、その後のあーだこーだというやり取りを拝聴いたしまして。

あたし「二人で話合わないとねぇ」

ナル男「だろ?話し合おうって言ったら、なんかしんないけど、請美の友達と3人で会う事になってよー

あたし「はぁ?会ったの?」

ナル男「会ったよ。俺がなんか言うとよ、その友達が必ず反論して請美を庇うんだよな」

あたし「あの・・・・・彼女、幾つでしたっけ?」

思わず聞いちゃった。いや、だって、聞いてみたくなったんだもの。

ナル男「2○才だよ(とにかく、20代後半だ)」

あたし「ふふ・・・(一応、笑っとく)高校生みたいだねぇ。まるで」

彼女にあたしは悪意が無いので、あくまでも良心的な心持。

ナル男「おお。そうだな。」

(中略)そのあたりのやり取りと拝聴

あたし「で、どうなったの?」

ナル男「2-3日考えさせてっていうんだよ」

あたし「ふーん。その好きになった相手ってのはどうなったの?」

ナル男「その男とは友達になりましたってさ」

あたし「あ、そうなんだ。フった訳ね」

ナル男「でよー、この間(つっても前の日とかなんじゃないかなぁ)仕事終って請美にメール打ったんだよ。
「お疲れ。元気出せよ」って」

・・・・・・えっと。おかしくない?
えっと。その・・・別れ話交渉中っつーか、二人の間の出来事なんでしょう?
別れを持ち出されたっつーか、はっきり口に出したのはナル男かもしんないけど、先に好きな人が・・・的なこと言って、結婚出来ない宣言を晴天の霹靂のごとく切り出したのは彼女なわけで・・・
えっと。形勢逆転してたのか?
何時の間に?まー、ナル男はナルシストなわけで、モテると思ってるわけで・・・仕方ないのか?
普通の目から見たら、元気だすべきなのはナル男で。
それに、彼女の元気をなくさせたのは、ナル男で・・・
とりあえず、このおかしさ加減がナル男と解釈し、続きをうながす。

ナル男「したらよー、請美の友達が怒ってきやがってよー」

あたし「なんでよ?」

ナル男「請美は考えさせてって言ったじゃないのっ!って言うんだよな。だから、連絡すんなってことらしんだけどよ。オレ、考える時間を与えるって言ったけど、メールもしないなんて言ってないやんか?」

ないやんか?と聞かれても困るけど、、、(汗
まぁ・・・いいよ。もーいいよ(困)

あたし「おもしろいねぇ〜・・・ハハハハハハハ(寂々)」

そうそう。どこの合間でか記憶が曖昧なんだけど。
ナル男はどうやら「結婚しない女とは付き合わない」と決めているらしい。
あたしは、初めて知ったけど(っていうか、ナル男が特殊か?)男でも30過ぎると結婚が気になるらしい。
ナル男の言い分はこうだ。

「オレもな、30過ぎてる訳だ。結婚に至るまで、付き合ってすぐって訳にいかないだろ?だからな、結婚できない女に時間を潰してる余裕は無いんだよ」

だそうで。あたし、前に同じ台詞を女性から聞いたことあるな。
なので、ナル男が請美に考えさせた内容は
「結婚する気がないなら別れる」
だそうだ。単に付き合って・・・というのは認められないらしい。
そして、私はふと思ったので言ってみた。

あたし「でもさぁ、こういうことがあると、ちょっとヒビが入っちゃうよねぇ」

ナル男「だからさ、オレもいい女がいたら、そっちに行っちまうぞってなもんだな」

かな〜り、偉そうに言っておった。自信ありあり発言でしたね。

で、今現在はその「考えさせて中」らしい。近々ご報告があることだろう。

ドっと奇妙な疲労感。
これではイカンと考えた。
このままでは、拒否反応が出てしまう!という危機感に、
あたしは頭をこねくり回し、お人好し的発想に持ち込んだ。

1.彼は、実は落ち込んでいて、強がっていると。
  問題:強がっている人間を突き放せるか?
  答え:突き放せまい。
  解決:じゃぁ、聞いてあげよう。

2.まるで高校生はたまた中学生かも?と思われる内容であるが、彼と彼女は恋愛初心者とでもいうのだろう。
  問題:自分の若かりし頃。
     高校生恋愛の自分を恥ずかしいと思う反面、かわいいのぉと思うことはあるだろ?
  答え:あるなぁ。
  解決:じゃぁ、彼らもかわいいのだ。

よっしゃ。次の電話も元気に出よう。


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2002年05月01日(水)

イカシタ男 ==結果報告==

ある日のナル男からの電話の翌々日。
あたしのところにナル男から連絡があった。

(挨拶省略)
ナル男「結果出たよ」

あたし「なんて?」

ナル男「結婚する気は無いけど、付き合う気は大いにあるって」

表現が変だが、我慢しよう。

あたし「あら、結婚は嫌なんだ。はは。で?」

ナル男「付き合ってみてやることにしたよ」

「みてやること」にしたらしい。エライお人だ。

あたし「あ、そう。まぁ、一件落着じゃんか。そのうち、気が変わって結婚ってこともあるしね」

一応、フォローのつもり。

ナル男「おうっ!そうだな。で、今、迎えに行ってるところだ」

な〜んて単純なんだろうか・・・ってか、結婚する気無いって言われたんだよ?いいのかぁ?
ま、彼が寛大ってことで。

あたし「久々のデートじゃんかぁ。楽しんできなねぇ」

一応ね、応援するのが義理人情ってぇ〜もんじゃぁありませんか・・・か?
ごく普通よね。あたしの受け答え。

ナル男「とりあえず、イカしてくるわっ!

・・・・・一瞬ね、分かりませんでした。
何を仰ってるのか、全然ピンと来なかったの。
悲しいわ。次の瞬間には気付いちゃったあたしが悲しいわ(号泣)

あたし「ぁ・・ああ、頑張って」

そう言うしかないでしょう。なぜ気付いたかっていえば、ナル男はこの手の話をあたしにするからなのね。ナル男の惚気話って、要はH内容話ってか、ナル男のテクニック自慢?男自慢?しらんけど、細かい内容は勿論聞かないわよ。ってか、あたしから聞くわけないわよね。どんだけ「ナル男様がスゴイ男か」を、「イカせた」って言葉で表現なさるのよ。彼女の反応とかを教えてくれてね・・・
だぁ〜か〜らぁっ!あたしは、彼の惚気を聞きたくなかったのよね。
そんな、こっちの気も知らないナル男は続けたわ。

ナル男「おうっ!□□(地名)の近くでイカしてくるから」

えっと。その・・・あたしん家に近いことは近いけど、けど、遠いわ。
ナル男のとこからは、かな〜り遠いわ。

あたし「□□市の近くなわけね。□□市じゃないのね(とりあえず突っ込み?)」

ナル男「まぁ、□□市だ。△△公園の側で」

またもや、そのホテルの所在まで事細かに教えてくださる。
どうもありがとう。
いやはや、流してもいいけど、なんだか悔しくなってみた。負けてたまるかーーーっ!!!

あたし「じゃ、終ったら連絡ちょうだい

ナル男「それは、出来ないだろう。いくらオレでもな、出来ない事とできることがあるんだな。


いえいえ。女友達同士だって、恋人とのHの話はナカナカどうして出来ないものよ。恥ずかしいもの。それを、異性の友達に話せるアタナに出来ない事があるなんて、ねぇ。思いたくありませんことよ。


あたし「なんでよ。「今、終わりました」って電話してよ」

とりあえず、食い下がってみる。

ナル男「請美に怒られちゃうよ。あんた、そんなことまで話してんの!?って」

(問いかけモード)いや、請美ちゃん。
あたし、貴方とナル男くんの最初のホテルライフまで知ってるのよ。
で、請美ちゃんが、どんなこと・・・まぁいいわ。とにかくナル男は、喋っちゃってるんだなぁ〜これが。遅いって。ね。

あたし「しょーがないなぁ。じゃ、ホテルチェックアウトするときに「終りました〜」ってフロントに連絡してよ。それで勘弁しとく」

ナル男を勘弁しとくっていうより、あたしが、も〜勘弁してくださいって言いたいわけ。

ナル男「おう。言えたらな。ま、とにかく、イカしてくっから!

そして、彼は意気揚揚と電話を切りました。
その後、イカした報告は幸いなことに、入っておりませぬ。
なーむー

連絡無いのが幸せの証ね♪って思う

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2002年05月02日(木)

牛乳

<T之の通話>

ある日の午後。
T之は、現場に行くトラックに同僚と共に乗っていた。
のどかな景色。はっきり言えば田舎道。
ふと、同僚が隣で言った。

同僚「あれ、牛乳かなぁ?

T之「え・・・・・・?」

彼らは、牛舎の横を通っているらしい。

同僚「あれだよあれ。あれって、牛乳なのかなぁ?

同僚は指差す。そこには、どう見ても液体の入ったらしき置物は無く・・・
ましてや、水溜りが白いわけでも無く。

そして、T之はこう答えた。






T之「さぁ、どうでしょうねぇ。



    牛でしょう!



大真面目な顔で答えたそうな。
その後、

同僚「違うって。食える牛なのかってことだよっ!(怒)」

って怒っていたそうな。

怒られても困る。
牛乳と乳牛を大真面目に間違って良いのは、小学生までにしてもらいたい。

この話を聞いて、T之が楽しそうでいいなぁ〜って思った

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2002年05月04日(土)

御満悦

<小林くんの通話>

ある日の午後。
ここは、職場である。
小林君は部の勉強会に出席していた。
小林君の隣には、同僚の千春が座っている。
この千春。他の同僚達と比べて、少々、能力的に遅れをとっていた。
勉強会では、課題が出され、個々の解釈によって答えなければならない。

その日の勉強会では、いつもトンだ解釈をする千春が、案外まともな事を答えていた。
勉強会がお開きとなる頃、千春は直前に答えた回答に鼻息を荒くしつつ喜びの表情をうかべて、満足感に浸っている様子であった。
席を立ち、デスクに戻るべく資料を整理しながら小林君は、一向に動く気配の無い隣の千春にこう言った。

小林「どうしたの?千春ちゃん。」

千春「え?」

我に返ったように見上げる千春。

小林「千春ちゃん、ご満悦だねぇ

満足感で昂揚している彼女の表情を見て、小林君は、そう言った。

千春「・・・・?」

千春の顔からご満悦の表情が消え、あきらかに戸惑いを見せた。
そして、千春はこう聞き返してきた。



↑クリックすると発言内容が見られます。続きを読んでも分かるけど(w


・・・・・・小林君は固まった。
かわいそうに。小林君。
フい打ちを食らったのであろう。
いつもなら、穏やかで冷静な彼が、今度はうろたえてしまった。

小林「ぅえっ!?」

ちょ〜びっくり〜っ
ってな感じの相手の反応を見たら、常人なら自分が変なことを言ったのでは?
と、咄嗟に感じるであろうが。
千春は続けた。

千春「だから、とよえつがどうかしたんですか?」

咄嗟の聞き間違いは、誰にでもある。
だけど、二度訊きはご法度だ。

・・・「ご満悦」=「ごまんえつ」=「とよえつ」=「豊川悦司」
千春ちゃんは、最強だと思う。
千春ちゃん 28歳。
ご満悦って言葉を小林君は教えてあげなかった。
ただ、ただ、語り継がれるのみ。
もちろん、聞いたあたしも教える気はない。こんな

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2002年05月05日(日)

メール 〜その1〜 !?()編

ある日のメール通信。
ミナがメル友募集をしたところ、とある一通のメールが届いた。
お相手のHNは「武蔵」くん。
あたしは、大変武蔵君に興味を覚えたのでありんす。

以下の内容に脚色は加えていません。スペースや文字の大きさもそのままです。
グレーの文字は、あたしのコメントです。


<10月3日> 差出人:武蔵
はじめまして  武蔵です。
駄目もと(弱気)ですが、メールしました。(なかなかメル友が出来ないためです)

簡単に自己紹介します!!

○○在住の3○歳です。
性格は、明るく・優しく・真面目(自称)
趣味は、ごくごく普通の趣味・あと息抜きに、ギャンブル系です
こんな奴ですが、いろいろな話しができると、すごく嬉しいです。
メール(返事)待ってます。  

          武蔵でした


<10月4日:昼>差出人:ミナ
メールありがとうございました。
ミナです。

(中略:趣味の話等)

武蔵さんの、お仕事のことなど、
もう少し詳しくプロフィールを教えていただけると嬉しいです。
今日は、この辺で。


<10月4日:夜>差出人:武蔵
こちらこそ、メールありがとうございます。

仕事は、○○業です。
(中略:業務内容等)

自分もミナ様のプロフィールが知りたくなりました。(駄目でしょうか?)
休みの日は、どのように過ごしているのですか    教えて下さい!!

最後にメール見たときに、この人は優しい&真面目だと思いました。
またメールを、期待してこの辺で明日早いので、武蔵は寝ます  お休みなさい

             武蔵でした


ここまでは、自分のことを「武蔵」とコギャルのように言うのと、時々弱気な()使いがある他は大して気にならない(よね?)。
返事が速攻なのは、メールの最初はよくあること。
ミナは翌日(10月5日)の夕方、ご希望のプロフィール等を書いて返事を出した。



<10月5日:夜>差出人:武蔵
メール見ました。
(中略)

ミナさん
話し聞いてもらいますか?今日の出来事
それは、今日 起きたら何と声が、出ないではないか《つらい》
何故何故 声がでないのーーと思い病院に行きました。
やっぱり声が出ないと不便だなと今日は、
つくづく思いました。
たぶん風邪からきてるんでしょう
ミナさんは、仕事柄声は使うと思うので風邪には、
気を付けて下さい。(武蔵からのお願い)

武蔵からの今日の出来事でした!!

ミナさんと自分の趣味が一緒なので良かったです。(自分の事ばっかすいません)
本は、どのジャンルを見るのですか ?(質問)

またメール書きますのでこれからもよろしくお願いします。

お休みなさい。   武蔵より 


うーん。少しひっかかる文章になってきました。
誤字なのか、本気なのか悩むところ(ー"ー)



<10月6日:早朝>差出人:ミナ
お返事ありがとうございます。

風邪ひいてしまわれたのですね?
(中略)
私の場合は少し、風邪引いたほうが、大人っぽい声になると思うんですけど。
私、声が高いそうです。自分では分からないですよね。
だから、ハスキーな声に憧れがあります(笑)

(中略:映画の話等)

連休は、どうするんですか?
ゆっくり休めるといいですね。
(中略)
ということで、おやすみなさい。


<10月6日:夜>差出人:武蔵
メール見ました‥武蔵です

声の事で、そんなに声が高いですね。(?)目に浮かぶ!!
あと、映画のことではいろいろ見ることが分かりました。(爆)
それから、ミナさんは仕事、大変そうですね。(メール時間を見ると)
自分も、忙しいですけど、ミナさんからのメールが、着てると
武蔵は元気と疲れが、取れるぐらい嬉しいです。(めちゃ・めちゃ)

これからも、よろしくお願いします!!
よろしければ、メールアドレス(公開しませんか?自分も)

          武蔵より(まだ声はでませんが?)


やはり、ひっかかりがある文章・・・
もはや、これは確信犯かもしれない!(w
なにより、自分のことにでさえ「?疑問符」を付けるのは・・・(悩)
これまでのメールはメル友募集サイト経由のやりとしでした。
以後、少々ミナは多忙のため返事を書けませんでした。
と言っても、6日の早朝に書いたメールに対して、その夜に返事が来てから8日の夜までの話ですが・・・
つづく



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2002年05月06日(月)

メール 〜その2〜 返事が来ない

二日経過後のメール通信。
その1から続けてお読みください。

以下の内容に脚色は加えていません。スペースや文字の大きさもそのままです。
グレーの文字は、作者のコメントです。

10月6日早朝にメールをミナが出し、その夜、武蔵くんからの返信が。
アドレス非公開のメールであったため、直メール希望の要望が武蔵くんよりありました。
が、ミナは多忙のため、すぐに返事を書けずにいた2日目の夜・・・


<10月8日:夜> 差出人:武蔵
こんばんは。。武蔵です
何回もメール送ってすみません(メールアドレス教えて)
またこんなこと書くと嫌われると思いながら、
つい書いてしまう武蔵は、どう思いますか?

今回メールをしたのは、いまの仕事を辞めることになってしまったこと。
仕事に限界が、出てきてしまったこと(気持ちが)
それで、気持ちは前向きに第2の人生を考えてます。
なぜか、こんな話をミナさんに言うとは?(すみません)
また返事待ってます。     武蔵でした    お休みなさい。。。。


仕事が忙しく、メールチェックさえ怠っていたミナは、ようやくとれた休みの夜、武蔵が落ち込んでいることを察し、慌てて返事を書くことにしました。
それにしても・・・個性的な文章を書くお方・・・
ますます興味が湧くあたし。



<10月10日:昼>差出人:ミナ
お返事遅くなってごめんなさい。
仕事が立て込んでしまって・・・
お仕事を辞められると言うことですが、大丈夫ですか?
少々お時間をいただくかもしれませんが、メールは読んでいますので
よろしかったら、内容などメールくださいね。
メールアドレスは下記のとおりです。
mina@○○○○○.○○


直メールアドレスをミナが送ったので、次のメールからは武蔵も個人のアドレスを使用し送ってきました。
が・・・送信者の名前が「武蔵」から本名に・・・
(注:文字の大きさは現在までの大きさが普通サイズとします。後に大きくなったり小さくなったりしてますが、原文のママです。)



<10月10日:夜>差出人:宮本善鷹 タイトル:元気ですか?   武蔵です
仕事は、相変わらず忙しいみたいですね?
忙しいからといって、体には気を付けて
くでさい。
武蔵は、連休でのんびりし過ぎて、
また調子崩してます。(涙)
こないだの件は、ミナさんが、仕事が
落ち着いてからで、良いですよ!!
またメールします。
その時は、よろしく!!!
それでは、おやすみなさい
武蔵より



本名であることと、少々大きめの文字。
この時は何の疑問も持たない程度・・・(後々、気付くことになりますが)
それより、落ち着いてからで良いとの返事を頂き一安心。
多忙な仕事とそれによって風邪を引いた具合の悪さで、メールの返信をついつい一日一日と延ばしてしまいました。
もう少し、相手の性格を飲み込んで入れば良かったのでしょう・・・
その4日後。



<10月14日:夜>差出人:宮本善鷹 タイトル:元気ですか?  武蔵です
仕事は落ち着きましたか?
体壊してませんか?
メール来ないので心配してます。
メール交換は、終わってしまったのか
心配・心配・心配の連発です。
メール待ってます『必ず』
武蔵より
お休みなさいませ!!!!



タイトルが2連続同じ・・・違いはスペースか?
そして、どうやら文字サイズは意図的に変えてることが発覚。
メールにかけるこの手間を、あたしは見習わないといけませぬね。

ミナはその日も体調の悪さを引きずりながら、深夜まで仕事をしていました。
そこへ、武蔵からの心配3連荘メール。
またも慌てて、武蔵が送信した一時間半後には返事を出しました。



<10月14日:夜>差出人:ミナ タイトル:RE
ご無沙汰してます。
お返事出せなくてごめんなさい。
ちょっと、忙しかったのと、今風邪ひいてるんです。
とりあえず、ご心配おかけしたのでメールです。
ちゃんと、治ったらお返事しますから、ちょっと待っててくださいね。


ここからしばらくメールの督促は来ませんでした。


<10月18日:夜>差出人:ミナ タイトル:ご無沙汰しました
こんばんわ。
お元気ですか?
なかなか、お返事出せなくてごめんなさい。

なんか、1週間も熱が下がらなくって困ってます。
やっぱり、数週間の徹夜続きは、ちょっと辛いです(笑)
(中略)

ところで・・・
お仕事、どうしましたか?
もう、辞めちゃいました?
なんか、気を使っていただいて、お話しを聞けなかったので
ちょっと、心配です。
体調とかに関わらず、メールですから
気軽に書いてくださっていいんですよ?
電話とかだと、お話しできない時もありますけどね。

よかったら、お話し聞かせてくださいね。

武蔵さんも体調に気をつけてくださいね


<10月19日:夜>差出人:宮本善鷹 タイトル:待ってました  武蔵です(^^)
やっぱり数週間の徹夜は、すごすぎますね!!『お疲れ様』
仕事のことですが、11月5日までです。
お言葉に甘えて、気軽にメールさせてもらいます。
1つ『びっくり』しました。
メールを見ていたら、電話と書いてあったので
一瞬電話をしていいのかと1人で勘違いしてしまいました。『ごめんなさい』
また武蔵の相手をしてやってください。


今回は落ち着いていらっしゃる様子で、普通の文字サイズ。
ただ、『』使いが少々多めですが。

そして、またもやミナは仕事地獄の日々。
武蔵くんにとっては、待ち地獄か・・・そして返事を出せぬまま3日が過ぎました。
(というか、内容が武蔵君メールに無いこと&ミナは仕事地獄ってことを考慮したら、返事の書きようがないような気が・・・)



<10月22日:夜>差出人:宮本善鷹 タイトル:元気ですか??
こんばんは、相変わらず仕事が忙しい見たいですね!!
メールが来ないので、(;;)です。
自分は、引継ぎで大変で−−−−−す。
風邪は、治りましたか??
色々な話がしたいので、メールください。。

       武蔵より


<10月25日:深夜(日付が変わって数時間後>差出人:ミナ タイトル:こんばんは
(前略:挨拶・天候の話・仕事の話)

武蔵さんは、お仕事の引継ぎ大変そうですね。

次のことは決まったのですか?

何か、お話しがあるのでしたら
構わずに独り言状態でもいいですから、書いてくださいね。

それから、私、メールは落ち着いてゆっくり書きたいので、
仕事が忙しい時や、体調が悪い時とはかお返事おそくなってしまいます。
こんなペースでしか、お返事できないことも多いかもしれません。
でも、急なお返事が必要な時は、すぐにお返ししますから。

武蔵さんも、あまりムリせずに、体調にきをつけてくださいね。


ほんの少し、ミナも困惑してきました。
督促が来てから3日経ってしまいましたが、仕事の合間に返事を出しました。
しかーしっ!!!その日、そのまま徹夜で迎えた朝に。



<10月25日(同日):早朝>宮本善鷹 タイトル:武蔵です  
こんばんは
メールを待っているのですが、
待てなかったので、メールしました。『つい』
忙しいと思いますが、
メール待ってます。。。。。


武蔵くんからの催促メールが来てしまいました。
彼からのメールの4時間前にミナはメールを送ったのですが。
再度、メールアドレスを確認し、ミナはメールを送りました。


<10月25日(同日):夜>ミナ タイトル:FW:  
あれれ?
メール送ったんだけどな・・・
一応、再送しますね。
以下25日のメールの添付

それから、武蔵くんから返事は来ませんでした・・・
彼も、引継ぎ等で忙しいのだろうと思って一安心のミナ。
しかーしっ!!どうやら、ちょっと違っていたみたいです(TT)
つづく。



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