2004年05月29日(土)  幸せのおすそわけ

■大学時代の体育会仲間・shooter君の結婚式→披露宴→2次会へ。式は目黒のカトリック教会にて。天井が高く、とても厳かな雰囲気。ただ一人、マイクをつけている神父さん、賛美歌は持ち歌のはずなんだけど……これはご愛嬌。はじめてお目にかかる新婦は長身の美人。でも、誓いの返事の声はハキハキ。新郎を引っ張っていくタイプかなあという第一印象は次第に確信となっていく。

■披露宴は恵比寿近くの羽澤ガーデンにて。満鉄総裁の邸宅だったとかで、ロケーションは最高。庭園を見渡せるオープンテラスのテーブル席を自由に移動できるビュッフェスタイル。食事の評判は噂に聞いていたけど、お刺身も寿司も新鮮で期待以上。名物のバーベキューにも大満足。とくにジューシーなホタテは涙もの。圧巻はデザートビュッフェ。ざっと見ても10種類は超えていたはず。全種類は制覇できなかったけど、生クリーム系も焼菓子系もおいしい。ウェディングケーキはハート型。新婦はハート好きとのこと。■テレビ局同士のカップルなので、司会はアナウンサー。「新郎とは仕方なくおつきあいしております」「シャンパンポンチ、ほんのり(みなさんが飛ばした)シャボン玉の味がします」などと適度に毒をまぶしたトークが絶妙で、口だけじゃなくて頭の回転もなめらか。と、「ここで、たった今届いた電報をご紹介します」と司会が読み上げた電報は、ある男性が新婦にあてたもの。「今日君は世界一の花嫁になっているだろう」というとろけそうな内容なのだが、この「僕って誰?」の疑問がふくらみきったところで、差出人は新郎だとわかる。まさに新郎新婦が世界の中心になったところで新郎の「愛を叫ぶ」挨拶があり、披露宴はめでたくお開き。■恵比寿ZESTを借り切った2次会で、さらに酒に酔い、自分に酔う新郎。「派手に飲む」コツを覚えた体育会での4年間はちゃんと今に生きている。というかあの頃から飲み方は成長していない。集まった体育会の仲間たちも昔のままの飲みっぷりで、楽しい酔っぱらいになっていた。■新郎shooter君とわたしは誕生日が一日違い(正確には、わたしが生まれた364日後生まれ)。社会人になった最初の誕生日に「おめでとう」と電話をしたら、翌日、わたしの誕生日に「おめでとう」の電報が届いた。人のうれしいことを自分のことのように喜べるいいヤツで、きっとあったかい家庭で育ったんだろうなと想像し、幸せな結婚をしてほしいなあと願っていたら、本当にその通りだった。ご両親と妹さんは、よくしゃべりよく笑う人たちで、新婦のご両親も上品なのにユーモアのセンスも抜群。新郎を指して「こんな男ですけどね」とおどける花嫁のパパの余裕は、ただものではないと思った。「share」という言葉が好きなので、人の幸せをおすそ分けしてもらえる結婚イベントも好きだけど、今日は、ほんとにごちそうさまでした。

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2002年05月29日(水)  SESSION9
1979年05月29日(火)  4年2組日記 お母さんのおてつだい


2004年05月28日(金)  日本映画エンジェル大賞授賞式

森岡利行さんから「『路地裏の優しい猫』が日本映画エンジェル大賞取りました」の知らせを聞いて、一か月。大手町の銀行倶楽部にて授賞式とパーティーがあった。これからの映画界を担う可能性を秘めたプロデューサーに贈られる賞の第3回で、今回は大賞が2人。森岡さんは「劇団主宰ということはプロデューサー能力がある」と評価されたよう。もう一人は、榎本憲男さん(企画名『愛と笑いの夜(仮)』。元テアトル新宿支配人で、テアトル池袋を拠点とした映画レーベル『ガリンペイロ』を提唱、『1980』はじめプロデュース作品も多く、劇場でお客さんを見て培われたプロデューサー眼も見込まれての受賞。

佳作2名は、亀田裕子さん(企画名『BLINDED BY THE LIGHT〜まぶしくて見えない〜』)と望月徹さん(企画名『アカペラ』)。亀田さんは演出助手、制作担当を経てラインプロデューサーという経歴。「(現場で終わるのではなく)作った後まで作品を見届けたかった」のが応募のきっかけ。望月さんは農林中央金庫を経て現在はビジネスプロデュースのお仕事。異色ならではの未知数の部分に期待が寄せられた。いずれの企画も「実現性が高そう」なことも評価につながったよう。

過去2回の受賞企画は形になったんだろうかと知りたくなったら、これまでの受賞者本人から進行状況の報告があった。シナハンの様子やプロデューサーインタビューをビデオにまとめた『ミッドナイトイーグル』(企画者:河原一久さん、鈴木勉さん)は海外の制作会社も企画に関心を寄せているとか、『カーテンコール』(企画者:臼井正明さん)は佐々部清監督でこれから撮影とか、塩田明彦監督が脚本も手がけた『カナリア』(企画者:松田広子さん)はもう撮ったとか、どれも企画倒れにならず着々と動いている。企画の確かさはもちろん、面接で情熱や思い入れを見て、「本当に映画を作りたい人が、本当に作りたい企画」をちゃんと選んでいるんだなあと感心。『路地猫』も、実現へ向けて進んでいくのみ。

会場で知り合いのCM制作会社プロデューサー・山下さんに声をかけられる。佳作の望月さんが農林中金にいた頃、一緒に『ちょきんぎょ』のCMを作っていたそう。そのときの担当営業だった博報堂の植木さんを紹介され、広告の話や映画の話で盛り上がる。もう一人の佳作の亀田さんは、最新プロデュース作品が前田哲監督の『パローレ』ということで、つながった。「はじめまして」と名乗ると、「あっ、アフロ(のヅラ)ありがとうございます」と言われる。「ヘンテコな今井さん」の噂は前田さんからよく聞かされていたそうで、幼なじみがインド人ということまで知っていた。つながったといえは、初対面の佐々部清監督に『チルソクの夏』の感想を伝えたところ、前田さんと組んだことがあったそうで、『パコダテ人』を知っていてくれたのがうれしかった。『路地猫』の写真集のキャプションを書いてから1年半、黒川芽以ちゃんともやっと会えた。大きな黒目がとても印象的。

映画の世界はどんどん狭くなるけれど、日本映画の未来はどんどん拓けている様子。国会のセンセイたちも関係省庁も日本映画を元気にしようと頑張っているそうで、主演男優賞受賞に沸いたカンヌへは文化庁から視察に行っていたとか、秋の東京国際映画祭では日本映画を海外に売り込むブースを政府が支援するとか。今日はコンテンツ事業を支援するための法案が通過したらしい。映画脚本家の未来も明るい!? 「映画監督を45年間やってきて、わかったことがあります。どうやったら作品がヒットするか、誰にもわからないということです」という篠田正浩監督のスピーチが和やかな笑いを誘っていた。次こそはきっと、だったり、次はもっと、だったり。思いを託し、命を吹き込み、形にする。作品に誰よりも夢を見てしまうのは作り手自身なのかもしれない。そんな夢を後押ししてくれる賞があることがうれしく、その賞が実を結びつつあることを実感できた夜だった。

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1979年05月28日(月)  4年2組日記 がっけんのふろく


2004年05月26日(水)  ニヤニヤ本『言いまつがい』

■数週間前、同僚に借りて帰りの電車の中で一気に読んでしまった『言いまつがい』(ほぼ日ブックス)。「決して人前では読まないように」の忠告を守らなかったがために、ニヤついたり吹き出したり、まわりの乗客の方は気味悪い思いをされたかもしれない。糸井重里さんが主宰するほぼ日刊イトイ新聞の人気コーナーに寄せられた投稿をまとめたもので、身の回りに転がっている言い間違い、聞き間違い、思い違いの数々がこれでもか、これでもか、と笑わせにかかってくる。読んでいると連想ゲームみたいに「そういや、わたしも似たようなことが……」と昔の笑い話が蘇り、また笑ってしまう。せっかくなので、思い出しついでに書き留めてみた。間違った本人を知っていないと面白さは半減するものだけど、友人たちに披露したところ、本人を知らなくてもなかなか笑えるようなので、いくつかご紹介。
CMのアイデアを出し合っていたとき、
上司「目立つにはやっぱり大物タレントだな。G7とか」
部下たち「大物すぎないですか」
上司「まあ、ジャニーズだしなあ」
部下たち「それを言うならV6です!」
「アルファベットと数字の組み合わせ」ってことしか合ってない。
これは聞きまつがいですが……入社した頃、
「コピーごそっと取ってきました」とコピーした紙束を差し出すと、
「俺は5セットと言ったんだ!」と上司に叱られた。
高校生の頃、わが家にアメリカからホームステイの留学生がやってきた。
ドライブしながら町を案内していた父は、
仁徳天皇稜を指差し、「世界一大きなお墓」と言うつもりが、
「ディズ イズ ザ ビッゲスト ボム(世界一大きな爆弾)」。
留学生に片言の日本語で「オトウサン ニゲマショ!」と言われた。
TOMBとBOMBって、並べて覚えさせられたよね。
銀行のATMで預金を下ろそうとすると、
「コノ ノウキヨウデハ トリアツカイ デキマセン」
と印字された紙が出てきた。
行員さんに「納期用じゃないATMはどこですか?」と聞くと、
「ここ、農協です」と思いがけない答え。
なんと、隣接する銀行と建物をまつがっていた。
大阪から上京した者同士で女友達と待ち合わせたときのこと。
「新宿南口の『るみねろ』で」と言われたが、
道行く人に聞いても首を傾げられるばかり。
途方に暮れていたところ、目の前に「ルミネ口」と友人を発見。
「やっとあったわ、るみねろ」と言うと、知ったかぶりの友人に
「大きい声出さんとき。ルミネぐちやで」と田舎者扱いされた。
そそっかしい友人は、いそいで「吉田」と書くと、土の下に田を書いてしまう。
微笑ましい『まつがい』を思い返しながら、まつがった人の顔を思い起こしている。大阪にいる家族や会社をやめてしまった人、しばらく会っていない人もいる。『言いまつがい』の記憶は懐かしい人につながっていて、笑った後に、ほんのりあったかい。

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1979年05月26日(土)  4年2組日記 かみなり


2004年05月15日(土)  レイモンド・ローウィー展→フォトモア展

■「口紅から機関車まで」幅広い工業デザインを手掛けたレイモンド・ローウィーの展覧会へ。渋谷のNHK近くにある『たばこと塩の博物館』の企画展。なぜここかというと、ローウィーの代表作が、たばこのPEACEのパッケージデザイン。学芸員らしい女性 (エピソードに富んで知的好奇心をくすぐる内容で、終わったときには大きな拍手が起きた)の説明によると、デザインを依頼されたローウィーは実際のたばこの箱で試作品を作り、中身の重さまで実物と合わせてプレゼンしたそう。使う人のことを考えたデザインだから長く愛されているのではという話に納得。「押し出し式」が主流だった口紅に、くるっと回して出す「繰り出し式」の革命を起こしたのも、この人。他にも不二家、シェルをはじめ数々のロゴの生みの親だったと知る。年を取っても創作意欲は衰えず、コンビニのSPARのロゴを開発したのは75才のときだったとか。作品はもちろん「作る姿勢」に感銘を受ける。
■夕方からは原宿のPATER'S shop and galleryフォトモア写真コンテスト受賞作品展。「フォトモア」とは「写真をもっと楽しもう!」と富士フィルムが展開しているサイト。写真コンテストも行っていて、今回の応募テーマは 「食のある風景」「旅々」。中学時代の同級生、げんたがパリへパティシエ留学中に撮ったフルーツの4枚組写真が、応募作品300点の中からphotomore賞に選ばれ、展示されていた(画像は、げんたと作品)。他にもケーキにハート型の化粧砂糖をかけている写真など、おいしそうな作品ばかり。白いお皿やチーズの箱の真ん中にパネル貼りした作品を展示していたのが可愛かった。遅めの時間だったせいか、大阪からこのために上京したげんたとわたし以外は、会場スタッフの方だけ。おいしいエスプレッソをごちそうになり、アンケートのお礼にペンをもらい、記念写真も撮ってもらう。19日まで開催。■外苑前のトラットリア・ペコラで食事しながら、積もる話。映画好きのげんたがネットで『パコダテ人』情報を見つけ、いまいまさこカフェにやってきたのが縁で再会したのが3年前。最近観た作品では東西ドイツ統一に翻弄される家族を描いた『グッバイ・レーニン』が面白かったとのこと。旧東ドイツのアンネットと文通していたわたしには、とてもそそられる内容。それから地元の話。わたしたちが通った中学校のある堺市三原台に今も住んでいるげんたによると、三原台は中国人住民が増え、小学校の運動会のアナウンスやスーパーの価格表示が二か国語になっているのだそう。パティシエ修行をしながら製菓器具会社に勤めるげんたとは、お菓子も共通の話題。大阪の製菓業界は東京以上に狭い世界で、「みんなつながっている」のだとか。朝日新聞のbeで読んだツマガリの話をすると、「あの記事が出た後、ますます売れてるねんて」と言ってから、「よかったわあ。おみやげ、ツマガリのクッキーやねん」。気の合う友人は、こんな偶然がよく起こる。

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2002年05月15日(水)  パコの不一致


2004年05月13日(木)  246CAFE<>BOOK

■日本最大級のコンバージョンプロジェクトとして注目を集める「Lattice青山」の1階に昨日「246CAFE<>BOOK」がオープン。会社のすぐ隣のビルなので、同僚3人を誘ってランチタイムに出かけていった。わたし以外は全員アートディレクター(デザイナー)。「こういう店に開店早々行くのってカッコ悪いよ」「いかにもデザイン好きですって感じでカッコ悪いよ」と「カッコ悪い」を連発。わたしは気にせず「カフェ好きなんだもん」と笑っていたけど、同じ会社の人が通りがかるたび、「いるいる」と指差して笑われた。新しいものにアンテナは張るべきだけど飛びつくのはカッコ悪いものらしい。■オーダーしたのは季節野菜のカレーのランチ。ドリンクがついて950円。すぐ裏のSTYLOはカレー+プチデザートで850円、ドリンクつけて950円だし、道路を隔てたFrouFrouは恐ろしくおいしいカレーにドリンクとスープとサラダをつけて1000円で出しているので、950円だともう少し何か目玉が欲しいところ。ティータイムメニューに期待。■コンセプトは「モータリゼーションをテーマにした大人のためのカルチャーカフェ」とのこと。インターネットができるカウンター、併設されたブックストア(BOOK246)あたりがカルチャーなのかもしれない。オープン初日ということで混んでいて、サービスはまだこなれてなかったけれど、ウッドデッキのテラスはキモチよかった。真夜中までやっているそうだし、午後のお茶に夜お茶にと使えそう。
(2日後、夜11時に行ってみると、どこからやってきたのかというぐらい外人客だらけ。うちの会社の外人幹部もテーブルを囲んでいて、アメリカのダイナーに来た気分。中の席からテラス席に移動し、気持ちよかった。食後のデザートに食べたバナナのフレンチトーストはボリュームたっぷりでシェア向き。2時まで開いていて、デザートとソフトドリンクも充実しているので、夜のお茶にも使える)

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2002年05月13日(月)  ディレクター


2004年05月12日(水)  『ジェニファ』完成披露試写@TATOU TOKYO

乃木坂のタトゥー東京にて『ジェニファ 涙石の恋』完成披露試写。一般招待は、直前の募集にも関わらず高倍率となったそう。強運の100名とプレス、関係者を招いてのプレミア上映。『風の絨毯』プロデューサーの益田祐美子さんと待ち合わせて行くと、赤絨毯を敷いた階段を上り、2階の関係者席へ案内される。テーブル席につき、バルコニー越しに見下ろす形。「いい雰囲気ねえ。ここいくらで借りられるのかしら?」と益田さんはプロデューサーモード。と、同じテーブルに相席になった若い男の子を「ああっ」と指差し、「知り合い!」と言う。男の子は「知りません」という顔。またぶっとんでる、と思ったら、スリー・アローズに最近入った新人・松崎裕君で、益田さんはスリー・アローズ社長の山下貴裕さんと一緒に彼の出演する舞台を見ていたことがわかる。世の中狭い狭い。

ステージにはグランドピアノ。音楽の倉本裕基さんがまず挨拶をして、劇中曲を2曲披露。「癒し系ピアニスト」という言葉がぴったり。とてもピュアな音の連なりが、すっと心に染み入ってくる。つづいて舞台挨拶。「山田孝之さんが来られなくなりました」と司会のアナウンスがあると、会場からは「ええーっ」のどよめきと、残念そうなため息。山田さんのファンの方が圧倒的多数だった様子。ジェニファの公式サイト情報ではゲストの中に名前はなかったのだけど、来るという情報が流れていたのかもしれない。遠くから駆けつけた人はとくにがっかりしただろうな。挨拶には三枝健起監督、倉本裕基さん、浅見れいなさん、Jennifer Holmes、修行僧トリオの細井役の西尾秀隆(X-GUN)さんと遠野役の湯江健幸さんが登壇。余談だけど、修行僧の名前は一文字目をつなげると「ほとけ」になるようにつけた。もう一人は、坂本真さん演じる剣持。「修行僧です」と倉本さんがおどけたりして、ところどころに笑いも起こり、和やかな挨拶になった。Jenniferも日本語で受け答えし、「昨日パリから帰ったばかりで、ちょっとボケてるかもー」と自然なトークを聞かせていた。見所を聞かれた監督は、「この作品の後半は自分が得意とするファンタスティックな世界だが、深く考えるより、隆志の頭の中をのぞく感じで味わってほしい」といったことを話し、本作りのときにもこだわった「夏の音」への思い入れを語った。上映の前に倉本さんがもう一曲、『夢への誘い』を披露。プロローグにふさわしい曲。「音楽いいね、いいね」と益田さんも気に入ってくれたよう。

いよいよ上映。作品を観るのは二度目なので、一度目よりは冷静に観られた。事前のマスコミ試写で観た知人の感想は、かなりまちまちだった。『パコダテ人』や『風の絨毯』への反応も人それぞれだったけれど、『ジェニファ』は同じ作品とは思えないほど受け止め方に温度差があった。「俳句のような映画」と七十代の知人は言った。観る人の想像力で行間を埋めるようなつくりになっているので、その自由度が解釈の幅を生むのかもしれない。今日のお客様はどのような感想を持たれただろうか。

益田さんは上映中ずっとしゃべり続けていた。冒頭のクレジットタイトルを見て、「あら、これも英語だ(『風の絨毯』のクレジットも英語)」、お風呂のシーンでは「もっと見せたらいいのに」とオッサンのようなことを言い、ところどころで「ここは脚本通り?」「この場所はどこ?」と聞いてくる。ほんとにもう、作品に集中しなさい。「山田君ってすっごくいいね。ああいう難しい表情できる若い役者ってなかなかいないよ」とベタほめしていたけど、ストーリーについてはコメントなし。プロデューサーの佐々木亜希子さんを紹介すると、「彼女美人ねー、すてきねー。好きになっちゃったわー」とあいかわらず魔女田さんぶりを発揮していた。Jenniferとは約一年ぶりの再会。「またあなたとラブストーリーをやりたいわ」と言ってくれた。

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2004年05月10日(月)  脚長美人計画

■『ブレーン・ストーミング・ティーン』を送ったお礼に、柳生美結ちゃんからデューク更家の脚長美人スタイルになれるウォーキング(GAKKEN HIT MOOK)が送られてきた。内容はモデルや女優デビューをめざす女の子たちに「オーディションで勝てる脚長美人」になるウォーキング法を伝授するというもので、ピチレモデルの美結ちゃんは、デューク先生の教え子という役回りで登場。『風の絨毯』の撮影から17センチも背が伸び、わたしを追い越してしまった美結ちゃん。それ以上伸びてどうする。さあわたしもこの本で巻き返しを図るぞ、と意気込んだら、「小学2年生以上からはじめてください」と注意書き。とっくに超えているのだけど、上限はないのかしら、と表紙を見ると、「ママのシェイプアップにも効果バツグン」と表紙にデカデカと書いてあった。では早速入門。全ページカラーで丁寧な図解つき。とってもわかりやすくて楽しい。話題のトルネードウォーク、確かに背が伸びそうな感じ。狭いわが家は15歩で壁。何度もUターンしてはくねくね歩く妻を見て、ダンナは不思議そう。「こないだ、行列のできる法律相談所でやってたけど、美しさをキープする努力を怠ると離婚されるらしいし、がんばろうっと」と言うと、「君はいいよ。それ以上失うものはないから」とのこと。せめて余分な脂肪ぐらいは減らしてやるぞ。

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2004年05月08日(土)  STRAYDOG公演『母の桜が散った夜』

■新宿・シアターモリエールにて、ストレイドッグ第17回公演『母の桜が散った夜』。家族というものにまっすぐ向き合っている体当たり感が気持ちよかった。役者さん(とくに女優さん)もいつもとは方向の違う役に挑戦していたりして、新しい一面がのぞけて良かった。これまでに観たストレイドッグ公演でいちばん好きだった『悲しき天使』とナンバー1を競う作品になった。今年2月8日の日記に書いたFRIDAYの亀ちゃんこと亀蔦健一君も出演。モデルの見栄えに加えて堂々とした役者っぷりで、今後が楽しみ。

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2004年05月05日(水)  映画『チルソクの夏』

■朝起きて、月刊シナリオ6月号に掲載されている『チルソクの夏』のシナリオを読む。いろんな人がほめるのを聞いて期待が高まっていたけれど、これはいい。三十年ほど前、七夕の日の陸上大会で芽生えた、韓国と日本の国境を越えた淡い恋。爽やかでピュアで心が洗われる感じ。だけど、ところどころ痛くて切ない。何度も涙がにじんで、「今日はこれを観る!」。調べてみると、都内は新宿シネマミラノと上野スタームービーで上映中。上野で観ることに。懐かしい雰囲気と職員さんのぬくもりを感じる上野スタームービーは昭和27年生まれだそう。こういう味のある映画館のほうが、わたしは落ち着ける。■シナリオを読んだ熱がさめないうちに作品を観るのは、確かめる楽しみと発見する楽しみがある。この作品は監督の佐々部清さんが脚本も手がけているせいか、とてもシナリオに忠実な印象を受けた。陸上部の女の子たちの屈託のない会話、恋した韓国の男の子と交わす言葉、とても自然な台詞ばかりで素直に入りこめた。シナリオを読んだのと同じところで、また涙。悲しいシーンではなく、うれしいシーンで涙が出てくる。若いっていいな。恋っていいな。友情っていいな。日本の町並みっていいな。70年代の空気っていいな。そんな風にいろんなことが愛しく思えてくる作品。現在がモノクロで回想がカラーという見せ方もよかった。でも、『昭和七十七年七月七日』という企画をあたためている身としては、こんなに素敵な七夕映画を先に作られたら困るなあ、でもある。

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2003年05月05日(月)  日本橋三越に「風じゅー」現る!


2004年05月03日(月)  渋谷川ルネッサンス

■渋谷区の恵比寿東公園(大きなたこのすべり台があるので、通称『たこ公園』)で開かれたイベントに行ってきた。公園の脇を流れる渋谷川の再生を願って地元の町内会が企画したこのイベントとわたしの関係はというと、「渋谷川の歌」。渋谷川は有名な唱歌『春の小川』で「♪春の小川はさらさら行くよ〜」と歌われているモデルなのだが、今ではすっかり汚れ、昔の面影はない。この川を蘇らせる「渋谷川ルネッサンス」という活動の一環で歌を募っていたのだった。最近知り合った作曲家のUZ氏から歌詞を書きませんかと言われて、「きれいな川を未来に残してやるんじゃなくて、未来にお返しする」という歌にしたいと思った。わたしの書いた歌詞が、UZ氏のあたためていたメロディにはまり、『春の小川2004』という歌が生まれた。
■応募した歌がイベントでどう扱われるかは行ってみないとわからないというわけで会場に乗り込むと、ミニライブの準備中。○○○○○(メンバーの名前を&で結んだ名前だった)というバンドが自作の歌を披露するために音響設備と楽器を持ち込んだという。『世界にたったひとつの花』など数曲の後に、オリジナルの『渋谷川』を発表。明るいノリで会場を大いにわかせた。小さな女の子たちが思わず踊りだしたのが微笑ましかった。
■ミニライブが終了すると、にわかに空模様が怪しくなり、観客がばらけだした。「もう一曲ありますー」とスタッフの男性がマイクで引き止め、いよいよわが『春の小川2004』の番。バンドさん持参の譜面台と音響設備をお借りし、テープに吹き込んだ伴奏をバックにUZ氏が独唱すると、温かい拍手が起こった。地元の人、何より渋谷川自身に聴いてもらえて、よかった。河川浄化は国際的な活動になっているらしく、「英語の歌詞があれば広がるのでは」というアドバイスをスタッフの方からいただいた。
『春の小川2004』 作詞・いまいまさこ 作曲・UZ

(一番)
お父さんもお母さんも おじいさんもおばあさんも
あゆと泳ぎ 鳥と歌い 花摘んだ この川べ

いつからだろう 子どもらの 声が消えたのは

ひとりぼっちの 涙をためて それでも川は ながれゆく 
今日から明日へ ながれゆく

(二番)
未来の子らに遺すのか 未来にお返しするのか
彼らと僕ら つなぐ手紙 何描く この川に

いつの日かまた 子どもらの 笑顔映そうよ

きれいなことも 醜いことも 運んで川は ながれゆく
今日から明日へ ながれゆく

(Dメロ)
ときどき川は夢を見る さらさら流れた遠い春

(サビ繰り返し)
きれいなことも 醜いことも 運んで川は ながれゆく
今日から明日へ 今日から明日へ

2004年10月26日 ジュアールティー1年分

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2002年05月03日(金)  スペクタクル・ガーデン「レジェンド・オブ・ポリゴン・ハーツ」


2004年05月01日(土)  池袋サンシャイン国際水族館『ナイトアクアリウム』

■『池袋15分』という小冊子で「池袋サンシャイン国際水族館でナイトアクアリウム」の記事を見つける。(国境を越えていろんな海の生き物が集まっているから、「国際」水族館?)。懐中電灯を手に、明かりを落とした夜の水族館を見て回るというゴールデンウィーク限定のイベントらしい。2年前に『アクアリウムの夜』というラジオドラマを脚色したとき、閉館後の水族館に忍び込むシーンを描いていたので、興味をそそられて行ってみた。館内は真っ暗というほど暗くはなく、懐中電灯に頼らなくても足下は十分明るい。無料で貸し出された懐中電灯は、暗い水槽の中を照らすのに使う。ただし、魚の目に光を当てないように。親子連れやカップルが水槽にはりつき、懐中電灯を向けている光景は、昼間の水族館では見られない。■水族館に行くこと自体がずいぶんひさしぶりなので、水槽をのぞいているだけで楽しい。『ファインディング・ニモ』を観たおかげで、水中の生き物たちに以前よりも親しみを感じる。いちばん引き込まれたのは、クラゲの水槽。赤いクラゲ、青いクラゲ、しっぽの長いクラゲ、線画みたいに輪郭だけが白いクラゲ……。暗い水の中を透けた体が揺らめいて、ずっと見ていたいぐらい神秘的で幻想的。家にいてもステキかなあと思った。


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2002年05月01日(水)  きもち



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