2004年10月26日(火)  ジュアールティー1年分

■同僚の営業・OK氏から作曲家のUZ氏を紹介されて、はや半年。UZ氏が「持ちメロに詞をつけてくれる人いないかなあ」と大学時代からの友人・OK氏に相談したのが出会いのきっかけ。脚本の仕事で『真夜中のアンデルセン』の劇中歌の作詞をディレクターとやったり、コピーライターの仕事で『冷凍マイナス18号』の作詞を手がけたりはしたけど、プロの作詞家とは言えないわたしには、実践で作詞を学べる願ってもないチャンスだった。学生時代からプロでやってきたUZ氏は「レーベルへの売り込み」しか念頭になかったようだけど、コンクールでの受賞を足がかりにコピーライターになり脚本家になったわたしは「チャンスをつかむには、賞に出してみるべし」発想。「公開オーディションみたいなものですよ」とUZを誘い、いまいまさこ作詞・UZ氏作曲でコンクールに応募するようになった。■その受賞第一号となったのが、ジュアールティーの歌。「JUA=太陽」と「ARDHI=大地」を歌詞に入れ込んだ歌、というのがお題で、歌を録音したものを提出しての審査。金賞、銀賞は逃し、入選に引っかかった。入社して数年経ったときに、コピーライターの登竜門と言われる宣伝会議賞に入賞したら、「(金賞銀賞じゃなくて)中途半端な賞を取ってもなあ」と上司に言われた苦い思い出があるので、「取るからには、いちばん大きな賞が欲しかったですね」と言うと、コンクール初挑戦のUZは「素直に嬉しいですよ」。たくさんの応募作から選ばれたことには間違いないし、作詞作曲ユニットを続けていきなさいという励ましとして、ありがたくおめでたく受け止める。■賞品のジュアールティー1年分(1袋で1.5ℓ作れるティーバッグ30袋入り3150円相当を10箱)は3人で山分け。活性酸素の消去単位・スーパーオキシドが140,000単位/g(赤ワインの167倍)だそうで、美容と健康維持に効くという触れ込み。油っこい煮物料理に使うと味がまろやかになり、台所のしつこい油汚れが取れやすくなり、使用後の茶葉は匂い消しになるとのこと。創作活動は健康第一。ジュアールティーを飲んで、まだまだ作りましょうと話す。
ジュアールティーの歌「JUA ARDHI」 作詞・いまいまさこ 作曲・UZ

アフリカの朝陽は 駆け足で空のぼり
光と熱のナイフ 地平線に突き立てる
夜明けに生まれた小さな命は 
自分の足で今地球つかまえた
焼けつく大地にくっきりと 刻まれるその影の雄々しさよ

  JUA ARDHI 太陽と大地に試されて
  JUA ARDHI 生きていくこの場所で

アフリカの夕陽は 燃えて燃えて恋の色
一日ぶりの熱いキス 地平線が頬そめる
夕闇で呼び合う命と命 愛を歌いあたらしい命を宿す
大地を伝う鼓動は魂を揺さぶるリズム そして祈り

  JUA ARDHI 太陽と大地に抱かれて
  JUA ARDHI 生きていく今日も明日も

地平線が闇に溶け
尖った瞳が光る頃
アフリカの太陽は
日付変更線を越える

  JUA ARDHI 太陽と大地に試されて
  JUA ARDHI 生きていくこの場所で
  JUA ARDHI 太陽と大地に抱かれて
  JUA ARDHI 生きていく今日も明日も

2004年5月3日 渋谷川ルネッサンス

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