みかんの日記
みかん



 介護二日目

朝また内線で呼ばれる。
慌てて行くとおむつが濡れているようで
自分でどうして出来たのかは不思議なのだが
取り替えてあった。

夫がカレイの煮付けの卵だけ、
食べさせればいいよ、とお皿に入れて持っていく。
そんなもの、何だかぼそぼそして
食べにくそうなのにな。。と思いつつ
外出した。

帰ってきて様子を見ると
みかんが食べたいと言った舅の言葉に従い、
夫が買いに走ったらしいが
みかんは見つからず清見オレンジだった。
布団と畳が汚れていてシートを買ってきて応急処置で敷く。
大きい方は便秘のようでずっと出ていないようだ。
私は浣腸したほうが楽になるのでは、と言ったが
夫は汚れ物を見るのがいやなようで、
はっきり返事をしない。
病院で明日してもらえばいいよ、という。
何と薄情な息子だこと 爆

皮に切れ目をいれておいてある。
これで食べられるかな?と思いながら
切って皮をむき、食べやすく小さく切って持っていく。
食べますか、と見せるとうんうんと言う。
喉が渇いたらしい舅はどんどんと口を開けて
おいしいと言いながら
小さくきったかけらをたちまち平らげる。

ふと子供達をちゃんと育てろ、と
文句を言っていたことを思い出して
お父さん、娘は弁護士になりたいって言ってますよ。
長男は医者になるって言ってるんですよ、と話す。
今まで私が話すと
何を言っても聞こえない、と言っていたのに
そうか、と答えて相好を崩す。
医者と弁護士がいたら敵なしだな、と嬉しそう。
ちゃんと成長してるから心配しないで、と
私は言いたかったのだ。
(たとえ結果的に実現しなかったとしても、だ)

オレンジ二個目を切っていると
今度は夫にまんじゅうのような
あまいものが食べたいと言ったらしい。
昨日と同じでいいかな、と羊羹と抹茶を点てて
食べさせる。
すると冷たいお抹茶が飲みたいという。
思わず笑ってしまう^^;
中に氷を入れて冷やす。
何だかわがままな大きな世話の焼ける子供が
一人増えたという感じ。

夕食はカレイの身と小松菜を入れたおじやを作る。
みかんが食べたいというのでまたオレンジを切って
小さくして食べさせる。

そのうちに夜に何度も内線が鳴る。
これはいつもそのまま言うことを聞いてばかりでは
こちらが先に参ってしまいそう、と思う。

やはり明日病院に行って是非とも入院をお願いするか
結果的に養護ホームに行くという形になってもいいから
今のここで過ごすということはなしにしてもらわないと
だめかな。。と話していた。

2004年04月11日(日)
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