三楽の仕事日記
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2014年02月07日(金) 明日から使えるGC(作図ツール)活用研究会に参加

 1日休みをとる。愛知教育大学附属名古屋中学校で開催される「明日から使えるGC(作図ツール)活用研究会に向かう。

 久しぶりの参加。もう11回目とのこと。ちなみに第1回目は小牧中学校で開催。ああ懐かしい。

 ここの研究スタイルは様々あるが、今回は、同じ授業者が同じ教材で、クラスを変えて研究授業を実施。その間に研究協議を持ち、次の授業への改善点を話し合う。それを受けて2回目の授業を行う。そして再び研究協議という流れ。この流れは、この研究会の目玉の一つ。

 もう一つの目玉は、今回は「iPad+作図ツール」。この研究会では、iPadはすっかりおなじみになったツール。実践を重ねてきているので、どう授業でしっくりきているかを目の当たりにすることができること。

 さらに僕にとっては久々の附属中学校。耐震工事を終えた後、一度も訪問していないことや、最近の附中生を見てみたいという思いもあって、休みをとって参加。

 研究協議では司会を仰せつかる。僕の天敵と言われた(笑)馬場元校長先生や、地曳先生らの強者教師が参加。実りある協議会になることは間違いなく、その価値をより高めるには司会次第と肝に銘じて、公開授業、研究協議に参加。

 2回目の研究協議のとき、参加者に次のように指示した。

 「1回目の研究協議で出されたいくつかの改善点を短時間で活かして、長谷川さんは授業をしていただきました。2回目の授業を終えて、1回目の話し合いは有効だったと思う方はプリントに〇、いや意味のない話し合いだったと思う方はプリントに×をつけてください」

 全員が〇をつけた。これは外交辞令ではない。1回の研究協議では、課題を絞り込むまでのアプローチに話題を絞り、授業の流れや教師の関わり方、課題の提示の仕方、生徒の発言のつなぎ方など、価値づけをしたり、新提案をしたりと、とても良い話し合いができたと思っていたからだ。もちろん、その前提に価値ある授業があってのこと。

 2回の授業とも、生徒を生かした提案性が高い授業を展開された。授業者の長谷川先生は、小牧地区出身で、僕が附属を出てから次に附属数学科へ異動した後輩。その成長ぶりに目を見張った。堅すぎる面がとれて、生徒との対応もスムーズで、数学的価値づけもされげなくしている。日々の授業づくりへの努力がよくわかる授業だった。附属中らしさが溢れる授業で、OBとして、とても嬉しく思った。

 研究協議では、「附属中だから」という収まり方がされないように、普遍的な事柄をできるだけ明らかにしようと進行に努めた。

 座席の市松模様のよさ、課題絞込みにおける教師の在り方、一人の知恵をどう4人に、全体に広げるか、停滞しているときの関わり方など、大学生さんらにも分かりやすい協議できたと思う。そして改善に向けて、抽象論ではなく、具体的にいくつかの提案があり、それが2回目には、上記のように全員が○をつけたように実に有効に働いたことが、司会役を仰せつかった身としては嬉しい。

 附属副校長は海部出身の加藤副校長。しばし懇談をすることもでき、会の終了後は、ツワモノの皆さんと喫茶店で、濃密な授業論が交わせたことが心地よい。

 帰宅。嬉しいメールが届いていて心躍る。さっそく関係の方に連絡。某プロジェクトの問い合わせの電話に50分間対応と充実した1日。 
 

 


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