三楽の仕事日記
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2011年06月21日(火) 野中陽一先生の講演

 早朝に起きて25日(土)蟹江中学校で活用するワークシートを作成。この日は600名ほどの生徒と100名ほどの保護者の皆さんの前で1時間の授業風講義を行う。大変お世話になった校長先生からのご依頼で断れずにお引き受け。いつものように「頼まれるうちが華」ということもあってのこと。

 不安はいっぱい。10分間ほどの校長講話なら慣れたものだけど、1時間となると心配。生徒の皆さんが助けてくれると思って臨むしかない。ワークシートは最終的には罫線を引いたノート形式に。

 事務所に着いてさっそくデータ送信。いつもの業務開始。24日の委員長・教育長会議の準備も開始。

 お昼前に事務所を出て豊田市教育センターへ。初めて愛知環状鉄道に乗車。野中陽一先生のお話をお聞きしたくて、急遽参加させていただいたのに駅に到着してびっくり。お迎えがあったり、会の冒頭で紹介があったりで身が縮む思い。

 教育センター所長より豊田市の学校教育情報化の熱のこもった概要説明。電子黒板検証事業に興味がわく。

 続いて横浜国立大学の野中陽一先生から「学校現場におけるICT機器の活用と著作権教育」と題した講演。野中先生のブログには偵察にきたT先生と書かれてしまったが、野中先生がICT活用についてどのように話を展開されるかが今日の一番の楽しみ。やっぱり偵察か(笑)。

 まずは政策動向として最近の5つの施策を提示。参加者の認知度を確認。1人しか手が挙がらないことを確かめ「これが大問題」と一言。もちろん参加者を責めているわけではない。

 その5つの施策を簡単に紹介して「さて日本の教育の情報化は進んでいると思いますか」と投げかけるつなぎ言葉。

 韓国の教室(一人1台端末+デジタル教科書活用風景)をみせて「どういうイメージを持ちますか、いいイメージですか」とつなぐ言葉。

 「ICT活用としては低レベルと思われるでしょうが、先生の発問と融合すると…」とつなぐ言葉。

 このようにスライドとスライドの「つなぎ言葉」が意味深長で、それらのつなぎ言葉に深く頷く人も。著作権ミニ講座も含めて2時間の講演はあっという間。こんなにメモした講演は近年珍しい。とてもよく学ばせていただいた。

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 年次懇親会に出席。今日の挨拶は「子どものために、子どもの立場で」がメイン。セブンイレブンの鈴木会長の書籍ネタ。学校経営のこと、授業のことを皆さんと次々に話す。今日も密度の濃い時間に。感謝するばかり。
 


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