三楽の仕事日記
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2011年01月24日(月) うれしい書籍感想

 終日、三の丸庁舎で重要会議。これ以上は……。

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 「ビジネス大バカ事典」で良い意味で評価をされていた「小倉昌男経営学」(日経BP社)を読む。著者はかつてのヤマト運輸の社長。だれ一人賛成者がいなかった商業貨物市場から個人宅配市場への切り替え。時代の流れを読み、論理的思考と戦略的思考で生み出した宅急便事業。ヒントは1本メニューでヒットした「牛丼」の吉野家だったという。この本には、小倉さんが一手を決める上での思考プロセスが遺憾なく書かれている。僕好みの本。いっぱいメモをした。以下はその一部。

 社長の役目は会社の現状を正しく分析し、何を重点として取り上げなければならないかを選択し、それを論理的に説明すること、つまり戦略的思考をすることに尽きる。

 宅急便を始めて気がついたのは、これまでは、荷主の輸送担当者にあごで使われていたという感じだったのが、集荷に行っても配達に行っても、家庭の主婦から必ず「ありがとう」「ご苦労様」という言葉をかけられることであった。これまで聞いたことのない感謝の言葉を聞いて、現場を回るドライバーたちは感激してしまった。自分のやった仕事がこんなに感謝されるとは思ってみなかっただけに、嬉しく、そして働き甲斐を感じたと、異口同音に話すのであった。


 転記しながら思い出したのが読売教師力セミナーでのキャリア教育授業。あるグループは「働く喜びはありがとうにつながっていく」とまとめた。まさにこのことだ。

 さて、多くの本を出されていて若手教師あこがれの佐藤正寿先生が、僕の書籍をさっそく購入していただき、ブログにとても嬉しい感想を書いていただいた。メールで感想を送っていただいた方もいる。「有難い」という言葉が
何度出たことか。感謝するばかり。


2010年01月24日(日) 事前GC研究会に参加
2009年01月24日(土) こまきみらい塾「落語に親しむ」第2講
2008年01月24日(木) 分析プログラム問い合わせあり
2007年01月24日(水) 立命館小学校のすごさを見る
2006年01月24日(火) 年休の1日
2005年01月24日(月) モデル事業の在り方について考える
2004年01月24日(土) 落語から学ぶエコライフ
2003年01月24日(金) 今週視察三つ目