三楽の仕事日記
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2010年05月05日(水) 肩の荷が一つ

 こどもの日。この連休中に仕上げておきたいと思っていた原稿書きに朝から取り組む。夕刻前にはなんとか整えることができた。肩の荷が一つ下りた。

 自分のキャパシティを超えているのではないかと不安で取組始めた「評価」に関する原稿も、完成には程遠いが、この連休中にある程度の目途が立った。そこで再度、資料に当たってみて、読み落としていた重要事項や、これも触れておいた方がよいと思うことに気づいたりすることができた。

 例えば、「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」の「指導要録の改善」の項では以下の記述がある。

 (個人内評価)
 児童生徒の学習意欲を高め、その後の学習や発達を促していくためには、児童生徒のよい点を褒めたり、更なる改善が望まれる点を指摘したりするなど、児童生徒の発達の段階等に応じ、励ましていくことが重要である。
 このため、観点別学習状況の評価や評定を目標に準拠した評価として行う際には、そこでは十分示し切れない、児童生徒一人一人のよい点や可能性、進歩の状況等についても、積極的に児童生徒に伝えるとともに、個人内評価の結果として「総合所見及び指導上参考となる諸事項」に記入することが重要である。


 これについては、むしろ通信簿で知らせた方がよく、まさに「いいとこ見つけ」ではないかと意を強くしたり、通信簿の項では、

 通信簿は、学校から児童生徒の学習状況を伝えることに加え、保護者や児童生徒の考えも伝えられるものとするなど、情報を共有する手段として(以下、略)

など、双方向の要素まで求められていて、仮にそれを目指した場合の具体案は?など、いろいろと考えることがあった。

 学校教育の情報化に関する懇談会の関係で、ここのところ「デジタル教科書」に関する資料を集めているが、今日は「電子書籍の衝撃」(佐々木俊尚著、ディスカヴァー携書)を読了。著者の類書「2011年新聞・テレビ消滅」よりは、僕にとっては現実味がある話題満載で,一気に読み進めることができた。「iPad」の日本上陸は出版業界にどんな変化をもたらすのだろうか。


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2006年05月05日(金) おやじの会ホームページで紹介
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2004年05月05日(水) 連休最終日
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