三楽の仕事日記
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2010年02月28日(日) 木岡一明先生の学校評価資料から

 チリで発生した大地震の関係で、テレビには終日津波情報あり。バンクーバーオリンピックでは、スピードスケート女子団体パシュートで日本が銀メダル。初めて知った種目。日曜日なのでライブで楽しめた。

 来週(3月7日)開催する「学校評価研究会」の諸準備を開始。その関連で、愛知県学校評価推進協議会が発行した「学校評価・情報提供の充実・改善等のための実践研究」事業研究報告書に目を通す。愛知県では一色町教育委員会が学校評価について精力的に研究をしていて、名城大学の木岡教授が指導されている。木岡さんが一色町で講演された時の資料が掲載されていた。「我が意を得たり」という記述があった。そのいくつかを紹介する。

 コミュニケーションは学校活性化のポイント。「時間・空間・仲間・交換」これが学校評価を支える。
 アンケートをとって、その結果から学校を改善していくのは手遅れと考えるべき。日常的な評価を改善に生かしていくことが必要。評価は、即時的なフィードバックであるべき。
 評価結果を検討するにあたって「時間がないから」という意見があったが、全員が集まって会議をしなければ意志決定ができないという固定概念が邪魔をしている。意志決定の方法はいくらでも工夫できるものだ。

 「学校評価研究会」では、木岡さんの言われる上記の事柄には、十分に応えることができる学校評価システムが稼働できる段階になったと思っている。22年度は実践を通して、その妥当性を確かめた上で、機会を見つけて発表しようと考えている。その準備にいよいよ入る。

 この研究会設立のきっかけは、本課が主管する「義務教育問題研究協議会」での主題が「学校評価」であったこと、そしてその担当になったことからだ。当初は「学校評価の手引」を完成するという大変な仕事を仰せつかったものだと思ったが、嫌でも応でも学校評価について勉強する機会を与えてもらったわけで、今思えば幸運なことだった。皆さんの知恵を結集して、どこの学校でも活用していただけるものを提案し、夢を現実に変えていきたい。


2009年02月28日(土) 講演「元気な学校をつくる秘訣」
2008年02月28日(木) 一つ完了
2007年02月28日(水) 山形の金先生の改革への意欲を感じて
2006年02月28日(火) 2月も今日で終わり
2005年02月28日(月) ありがたい勉強の場の提供あり
2004年02月28日(土) PTAパソコンクラブ
2003年02月28日(金) 角はいくつあるか?