三楽の仕事日記
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2009年02月28日(土) 講演「元気な学校をつくる秘訣」

 教育ソリューションフェアで講演するために大阪へ。自分の講演前の2つのプログラムも楽しみに出かける。

 奈良文化女子短期大学の善野八千子先生の講演「次につながる学校評価とは〜学校力・教師力を高めるために〜」をお聞きする。仲間で学校評価研究会を立ち上げ課題を抱えているだけに興味ある講演。

 「学校現場の元気配達人」と称されているだけに学校の状況をよくとらえた無理のない学校評価の基本提案。この提案なら明日からやってみようかという気持ちになる。とてもテンポがよく、ユーモアも随所に織り込まれた分かり易い話に参加者の反応もよい。僕としては「評価項目作成と見直し」で提案された視点は新鮮で、ぜひ研究会のメンバーにも伝えたいと思う事柄だった。善野語録の中で僕が子どもたちによく伝えていた「ABCDの法則」の大阪版をゲット。「A=当たり前のことを、B=ぼうとせんと、C=ちゃんとせいや」、ネタ一ついただきました。

 大阪教育大学の木原俊行先生の講演「学校力・教師力アップのための授業研究」をお聞きする。参加者のシンキングタイムを確保しながら、聴衆が提案を自分自身のものとできるよう工夫がされた講演。各地の研究会に関わられているだけに具体例も多く、学校における実践研究推進の基礎・基本、とりわけ授業研究会の企画運営の方法についてはだれもが明確に捉えることができたお話だった。

 続いて僕の講演「元気な学校をつくる秘訣」。元気な学校は子どもも保護者も教職員も元気であることだが、第一に教職員が元気でなくてはいけないと提案。そのために僕が管理職として取り組んできた様々な学校活性化術(組織の見直し、無駄の排除、ICT活用術など)を紹介。子どもたちの良さを見つけ元気を出させる「いいとこ見つけ」、保護者とのコミュニケーションを増す学校ホームページの効用なども紹介。どの術に対しても大いに頷いていただける方があり、手応えを感じながらの1時間の講演
 
 講演後、多くの方から「元気が出る講演でした」「とっても面白い講演でした」「やってみなけりゃ分からないを心に刻みました」など僕にとってはうれしい声をかけていただいたのはなりより。

 すぐに名古屋に戻り、愛知教育大学落語研究会顧問である長沼先生の退官記念祝賀会に途中から参加。落研ができて38年。長沼先生は設立当初からの顧問。設立に加わった学生さんは今年で定年退職。各世代が集まってなんと50名を超える参加者。落研らしい実に賑やかなお祝いの会。県教委義務教育課に2人も部員がいることに驚く先輩&後輩。とりわけ駄楽師匠のこの日のノリは格別。現役時代を彷彿させる軽快なトークに爆笑の連続。県教委は大丈夫かと言われてもしかたないか(笑)。
  


2008年02月28日(木) 一つ完了
2007年02月28日(水) 山形の金先生の改革への意欲を感じて
2006年02月28日(火) 2月も今日で終わり
2005年02月28日(月) ありがたい勉強の場の提供あり
2004年02月28日(土) PTAパソコンクラブ
2003年02月28日(金) 角はいくつあるか?