三楽の仕事日記
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2009年10月27日(火) 豊橋市立羽田中学校授業公開

 午前中は、2010年から2015年の政策の指針を作成している担当者から相談&ヒアリングを受ける。「施策の一つとして『教師力向上ビジョン策定』を考えているのですが、いかがでしょうか」という相談あり。
 「よほど性根を据えて取り組もうというのなら、どれだけでもアイデアは出しますけど、その覚悟は?」
 「覚悟があれば、例えば愛知は官制研修を全てなくす宣言をして、愛知の教師は自ら学びます体制を整えるとか・・・」
などと、いったい何を考えているんだと言われそうなことを一気に提案したところ、話題は続かず次へ。ご推察の通り(笑)。

 いくつかの文書決裁。昨日から続いている案件への対応などに、出発時間ギリギリまで。

 「第13回視聴覚教育総合全国大会・第60回放送教育研究会全国大会合同大会(愛知大会)」の授業公開校、豊橋市立羽田中学校へ向かう。放送教育大会だけあって、何人かのNHKの方と出会う。先日放映された「デジタルメディア時代の授業術」についての感想をお話しする。喜んでいただけた。

 1時間で6つの公開授業参観。デジカメで授業におけるICT活用ポイント撮影。

 参観したどの教室も、子どもと教師、子ども同士の関係がとても良く、自然体での「聴き合う・話し合う子どもたちの姿」を見ることができ、とても清々しい気持ちになった。例えば技術の授業は、「のこぎりのひきかた」を学ぶ授業。のこぎりをひいている様子を互いにデジカメで動画撮影。それをすぐに再生し、自分の様子を振り返るという展開がされていた。二人で体を寄せ合ってデジカメ再生画面を見ながら話し合っている姿は、とても微笑ましい。佐藤暁さんが言われるところの「デジカメが子どもたちをつなぐ媒介」となり、自然な学び合いを生み出したというわけだ。
 
 授業参観後、20分間ほど時間をいただき、別室で指導講評プレゼンづくり。無事、全体会に間に合う。30分間いただいた指導講評の時間。「豊橋市立小中学校学習情報研究部&羽田中学校からの学びと期待」と題して、さきほど撮った授業のワンシーンを見てもらいながら、ICT活用の価値とそのポイントをお話しする。自分としては役目を果たしたつもり。さっそく豊橋市内の先生から感想メールがいただけた。とてもありがたいこと。

 羽田中学校には今日で3度目の訪問。いつも温かく迎えていただき、今日も気持ちよい1日を送らせていただいた。羽田中学校の子どもたちと先生方、豊橋市情報研究部の先生方に大感謝。


2008年10月27日(月) 読売新聞社から取材
2007年10月27日(土) 学校評価の手引書編集
2006年10月27日(金) 講談&社会科授業絶好調!
2005年10月27日(木) 授業にたっぷりとかかわる
2004年10月27日(水) ITの日常化プロジェクトの良い成果
2003年10月27日(月) 次から次へ