三楽の仕事日記
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2009年09月22日(火) 先生の品格

 シルバーウィーク4日目。積ん読状態だった数冊の本を読む。図書館から借りた本は、目を通し始めて、興味が続かないものは、そこで終了。自費購入本はやはりもったいない気がして、そうはいかない。

 自費購入本の1冊「先生の品格」(岡島克行著、東洋出版)を読む。「品格は威厳にあり」という筆者の考えのもと、「良い先生と悪い先生の見分け方50」が例話、解説、総合判定○×で示されている本。

 子どもの道徳的によくない行動に対して、何も言わなかった先生がいたとして、なぜ注意しないのかと非難すべきかというと、そう単純な話ではありません。子どもたちの身に危険が迫る場合でなければ、何も言わない方がよい場合があるのです。

 筆者は「子どもたちが取る間違った行動に対して、子どもたち自身がどう判断するか見守り、見極めることができれば、それは単なる指導ではなく、かなり卓越した指導法と言えるでしょう」とも言っている。日頃、子どもたちから尊敬の念が注がれる教師であれば、「なぜ先生は黙ってみているのだろう」と、自らの行いを自省し、自制することもできるだろうが、その段階まで教師と子どもの関係が達することはなかなか難しい。だからこそ、筆者は書籍を通してあるべき姿を提言していると理解して読み終えた。


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