三楽の仕事日記
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2005年11月09日(水) 応時中の授業に感動

 今日は久しぶりに道徳授業がやれる!今年になってやっている「あいさつ」の授業。今日で3クラス目。過去2回のメモ書きを読み直して授業準備。

 3年4組での授業。導入は「朝起きて、最初に発した言葉は?」から。発した言葉を元に「この子の家庭が分かる?」という問いかけで教室をあたためる試み。手応えを感じて、いつもの流れでさあっと1時間。実に子どもたちはよく考えてくれた。それをもう少し引き出すことができたら良かったと、今日も反省。とにかく子どもたちと一緒にいる時間が長ければ長いほど、体も軽くなる感じ。子どもとあれこれやりとりしている時間はとてもいい。お昼には子どもの感想が届く。うれしい感想が続く。大人の喜ばせ方も知っている(笑)。

 いつものように文書決裁。相談ごともいくつか。考えごともいくつか。頭の中は充満。

 午後は応時中学校の研究発表会。始めに体育館で授業オリエンテーション。これを見て、この研究は本物と思った。応時中の授業の見方が実に単純に示された。これだけシンプルに提示できるということは実際に出来ているということ。「いきいき」とか「明るく」といった曖昧な定義ではなく、「分からないことを分からないと言っているか、分からない子に教えようとしているか、分からないと言っていない子には考え続ける保証をしているか」など視点が明確。ということは、ここに的を絞って指導してきたということ。授業を見た。どの子も学習に向かっている姿、子ども同士でかかわりあおうとしている姿にだれもが感動したのではないだろうか。ところで国語授業名人の一宮の伊藤先生は、あの授業をどう見たのだろうか。機会をとらえて指導をしてもらおうと思う。

 何人かの方と情報交換もして、再び学校へ。相談ごとあり。教頭さんは明日の音楽会の最終確認中。僕は明日は音楽部長としての立場。一番似つかわしくない役目だけど、教頭さん、文化部員、音楽主任の皆さん方のご迷惑だけにはならないようにと、自分でも日程確認。

 帰宅。授業のツボ執筆。しかし書けない。夕刻、吉朝師匠逝去を知ってしまってからダメだ。悲しすぎる・・・。何時間もネットで吉朝師匠の足跡を追う。探しまくる。だれがどんなことを書いているか、探して、探して、探しまくる。悲しみの共有をしたいという気持ちに駆られて、ほかに手がつかない。復帰後、最初に見た一宮での「高津の富」。レトロな幼稚園の講堂での高座。吉朝ギャグ満載で、完全復活!と信じていたのに・・・。悲しすぎる。


2004年11月09日(火) 校長会議
2003年11月09日(日) 家でじっとエネルギーを