2012年01月14日(土)  トンネルを抜けると越後湯沢

2年前の冬に行った越後湯沢、良かったよね、また行きたいねと昨夜ダンナと話していたら、横でちゃっかり聞いていたらしく、今朝「きょう、いちごゆざわいく!」とたま。

2年経っても「いちごゆざわ」のままなのか!

しかし、休日の遅めの朝食の席で切り出されても。

「明日行こうか」と言うと、「いやだ!ぜったいきょう!」と譲らない。「今日は雪だよ」と言うと「ゆき、あったほうがいい!」。明日の予報も雪なので、ならば今日行くか、となった。

ちょっと厚着した普段着の一家が越後湯沢に着いたのは、お昼過ぎ。雪ははらはらと舞う程度で傘いらず。歩いてゲレンデまで行けるのが、このスキー場のいいところ。

ソリをレンタルで借りようと思ったら、子ども用のソリ遊びゲレンデが一日一人700円であるというので、そこで遊ぶことにした。


湯気の立つ団子を分け合い、ちょっと休憩。

ロープウェイ乗り場に着くと、目の前に、保育園で同じクラスの男の子。朝の9時半から滑っていて、ひと風呂浴びて帰るという。

その前に腹ごしらえ、とロープウェイ乗り場の向かいのとんかつ屋へ。もち豚のとんかつもさることながら、ハンバーグが目を見張るおいしさ。

店を出たら、これから東京へ帰るクラスメート親子とまたばったり。

ソリ遊びの後、雪上エスカレーターみたいなもので上まで上がれるのだけど、坂道に強いたまは自力で。


ソリよりスピードが出て楽しかったのが、チューブと呼ばれる底が丈夫なゴムボートのようなもの。まん丸なので途中で回転したりしてコーヒーカップ的なスリルも。子どもよりオトナが夢中になっていた。

雪の上にはプラスチックの家もぽつぽつ建っていて、たまはそこで「おままごとごっこ」。家に招かれたオトナはぶるぶる震えてたけど、たまは「らんど(暖炉のことらしい)であったまってください」と余裕。子どもは風の子だなあ。

今回はロープウェイで上まで行かず、ふもとだけで半日過ごし、ロープウェイ乗り場の中にある温泉であったまった。


雪の壁にキャンドルが灯る幻想的な道を歩きながら駅へ向かう途中、ふかしたての笹団子を頬張った。

夕食は駅の中にある回転寿司へ。おいしそうな店構えで期待はしたのだけど、その期待を大いに上回る、駅の回転寿司にあるまじきレベルの高さ。

ネタは新鮮だし、軍艦のこぼしっぷりも威勢がいい。


白子も美しいこと!

このお寿司だけでも越後湯沢に来る価値あるねと大満足で店を出ると、駅の屋台もこれまた魅力的。しかしもはや胃に余裕はなく、次回は屋台の分のスペースを空けておこうと誓った。

日本は広い。足をのばせば、何でもおいしい雪国が広がっている。

そして、日本は狭い。上野から1時間4分で行ける新幹線も。

新幹線で一時間ちょっとで行けて、雪とおいしいもののある旅先といえば、福島もある。福島の冬は、スキー場はどうなっているのか。子どもたちは、この冬は、雪とも遊べないのだろうか。

やはり、日本は広い。

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【たま語】「いちごゆざわいく」と越後湯沢で雪んこに。雪の上でおうちごっこ「らんどであったまってね」それは暖炉。回転寿司で「なんでながとろがあるの?」それはネギとろ。

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