2009年12月07日(月)  脚本家気質<コピーライター気質?

保育園でインフルエンザが流行りだした様子。休園にはせず登園自粛を呼びかけるよう。今日は打ち合わせがあり、預けるしかない。ついに来たか、でも、意外と踏ん張ったという感も。うがい手洗いの敢行でかなり感染をおさえられている気がする。心がけはウイルスに勝つ!

駅に向かって歩いていたら、「ハッピーにつつまれよう」とコカコーラの看板。おや、ふむ、と立ち止まる。Coke=シュワシュワの泡というイメージがあるので、「つつまれよう」という言葉が引っかかる。「ハッピーがはじける」で「は」で韻を踏んだほうが気分ではないのか。でも、クリスマスのあったかさを出すために、あえて冷たいイメージのCokeにぬくもりワードを持って来たのかもしれない。だったら、「ハッピーにつつまれろ」のほうがCokeらしい躍動感があるのでは。いやいや命令形では落ち着かないか……。

などと一人で推敲して、コピーライター時代の癖が抜けてないな、と苦笑いした。

世に出ているコピーを見て「わたしだったら」とつい推敲してしまう職業病。思えば、コピーライターは12年3か月やり、途中から二足の草鞋を履き始めて今は一本立ちした脚本のほうは今年夏にやっとデビュー10周年。書き始めたのはその少し前としても、まだコピーライター歴のほうが長いのだった。

2007年12月07日(金)  ドーナツ化現象
2006年12月07日(木)  マタニティオレンジ39 税金の元を取る
2005年12月07日(水)  『陽気なギャングが地球を回す』試写
2004年12月07日(火)  俳優座劇場『十二人の怒れる男たち』
2003年12月07日(日)  どうにも止まらぬ『剣客商売』

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