2009年03月29日(日)  3/30スタート!朝ドラ「つばさ」は小ネタにも要注目

『パコダテ人』の古田まゆ役の前原星良ちゃんの家へ遊びに行き、朝ドラ「つばさ」のPR番組を一緒に見る。「つばさ」のハチャメチャなノリが伝わったようで、「お茶の間のドタバタが昔のドラマみたいで、懐かしい感じがするわ」とせらママ。

いよいよ、明日が放送初日。映画の封切り前夜に感じるドキドキをひさしぶりに味わっている。

第一週のタイトルは「ハタチのおかんとホーローの母」。ハタチのおかん=ヒロイン・玉木つばさ(多部未華子)のもとに、10年間家を空けていた放浪の母・加乃子(高畑淳子)が帰ってきて、家族は大混乱の巻。シリアスな話のはずなのにコミカルで、それでいて笑っているうちに身につまされてしみじみとなってしまうのが「つばさ」。家族がしっかり向き合い、一人の問題を一家の問題として受け止める玉木家のドタバタ劇は、ふざけているようで家族にとって大切なことをしっかりと教えてくれる。

見どころは挙げるときりがないけれど、「つばさ」で目が離せないのは登場するアイテムの数々。つばさの両親のなれそめにも関わっている甘玉堂名物の和菓子「あまたま」や、つばさが迷ったときの羅針盤的役割も果たす「一意専心」の看板といった基本アイテムはもちろん、一見飛び道具に見えるものに深い意味や伏線を秘めていたりするので要注意。鳶の頭・宇津木泰典の「眉間の傷レーダー」(加乃子が近づくとうずく)、放浪の母・加乃子の「ホーロー看板」、祖母・千代がフクザツな目で見る祖父・梅吉の「遺影」などは2週目以降も登場し、後々重要な意味が明らかに。額の傷ひとつ、柱の傷ひとつにもドラマを込めるのが「つばさ」らしいところで、「サンバ」もただのにぎやかしではない様子。

朝ドラらしからぬ? いや、けしからぬ? ぶっ飛んだ展開に最初は面食らうかもしれないけれど、気がつけば、つばさワールドの住人たちと喜怒哀楽を共にし、泣き笑いすることになるはず。玉木家のお茶の間のテーブル手前は、テレビの前のあなたのために空けてあります。特等席でご覧ください。

【放送】
総合・デジタル総合 (月)〜(土)8:15〜8:30
デジタル衛星ハイビジョン (月)〜(土)7:30〜7:45
衛星第2 (月)〜(土)7:45〜8:00

【再放送】
総合・デジタル総合 (月)〜(土)12:45〜13:00
衛星第2 (月)〜(土)19:30〜19:45 (土)9:30〜11:00(一週間分)

2008年03月29日(土)  江草さん×WADADASの広告労協飲み会
2007年03月29日(木)  ターバン野口
2003年03月29日(土)  中国千二百公里的旅 厠所編
2002年03月29日(金)  パコダテ人トーク

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