2007年04月08日(日)  東京都知事選挙

選挙権というものを使わなかったことは数えるほどしかない。よっぽどの理由がない限り、投票に出かける。とはいえ、今日の都知事選挙は、入れたい人がいなくて困った。石原都知事の強力なリーダーシップと実行力には感心しているし、ときどきテレビ放送されている記者会見でのやりとりを見ていても、信念と自信を持って都政に取り組んでいるのはうかがえる。けれど、都政の私物化、独裁と紙一重なこのごろのやり方には注文をつけたい気持ちがある。かといって、対立候補の中に東京都を託せる人がいるかどうか、となると難しい。人柄は好もしいけれど東京のスケールには負けそうな人だったり、知事になったら面白そうだけどギャンブルな人だったり。結局は石原さんが再選されるのだろうけれど、石原さんではない候補に一票を投じた。

個人的に気になったのは、泡沫候補と呼ばれる人たちの得票数。インターネットの普及で選挙もずいぶん変わったけれど、今回はYouTubeの動画配信で政見放送が出回った。「この候補の政見放送が面白い!」といろんな人がブログで取り上げたら、あっという間に知名度は上がる。わたしも話題を集めた候補の政見放送をYouTubeで観たけれど、パソコンの前で大笑いした。言っていることは無茶苦茶だが、きれいごとや耳障りのいい言葉を並べた演説ではなく、有権者へのこびへつらいも遠慮もなく、赤裸々な本音をまくしたてている。ある意味、「最も自分の言葉で喋っている候補」と言えたかもしれない。この候補、ネット検索のヒット数も相当な数になっていたが、得票数はそれほど伸びなかった。発言の面白さへの支持と候補者本人への支持を有権者は切り離しているということか。安心する。

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