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Nekomar's Diary

2006年06月13日(火) のん、お友だちとケンカする

5月中、のんの下校時にはマンションの下に迎えに出るだけだったのだが、
こんなことや、あんなこと
そして例の児童館にいなかった一件の後からは、
私は4月の頃と同じところまで迎えに出ることにしている。

その、迎えに出る地点までは、同じ1年生が何人も一緒に帰ってくるのだが、
その地点からマンションまでは、
同じマンションのMちゃん、Aちゃん、のんの3人だけになる。
(学童のお子さんが1人居るので、学童がなければその子も一緒である)

その地点からマンションまでの間に、
連れ去られたり、交通事故に遭ったり…ということは、
まず無い、と、思う。

それでも私が、途中地点まで迎えに出るのは、
「ここまで来るほど、心配しているんだよ」とのんに分かって欲しいから。
ふらふらと遊びながら帰ってきたり、
みんなと別に一人で歩いてきたりしたら、
困るんだよ、心配するんだよ、と、わかってほしいから。

・・・・・・。
何度か話しはしけれど、のんがどこまでわかってくれているかは
…わからないが。


さて、そんなことで、今日もその地点まで。
行くと、すでに子どもたちの姿が何人も見えていたのだが、
のんがひとりで、さっとこちらに渡ってきた。

ん?

なにやら、様子が変。

同じマンションのMちゃん、Aちゃんが、のんを追うようにして
こちらに渡ってくる。

通りをはさんだ(と言っても3mほど)向こう側に、
その地点で分かれるはずのYちゃん、Kちゃんがいて、のんの方を見ている。

んんん??

私が「ばいばーい、気をつけてね」とYちゃんとKちゃんに声をかけると、
Yちゃんが「・・・・ちゃーん!」とのんの実名を呼ぶ。
(いつも思うのだが、どうして子どもってフルネームを呼ぶんだろう?)

あれ?どうしたの?呼んでるよ?とのんに聞くと、
「いいの」という返事。
イヤ、良くないって。

なにかあったな・・・。とあからさまに分かる態度。

行ってらっしゃい、呼んでいるんだから、とのんに通りを渡らせる。
「わたしも!」と、Mちゃんも渡って一緒に行く。

Yちゃん、Kちゃん、Mちゃん、のんの4人で、額を集めて話をして、
「じゃあね」と帰ってくる、Mちゃんとのん。

・・・・。ケンカ?

家に帰ってから、ゆっくり話をする。
言いたがらないかな、と構えて聞いたのだが、
意外なほど素直に経緯を話してくれる、のん。

どうやら。
私がこの時
「必ずマンションのMちゃん、Aちゃんと一緒に帰ってきなさい」
と言ったのが発端らしい。

のんの話によると。

のんはMちゃんか、Aちゃんかと手を繋いで帰るつもりだったら、
Yちゃんが「手を繋ごう」と言ってきてくれた。
でものんは、
「MちゃんかAちゃんと繋ぐの」と断ってしまった。
そして、(分かれる地点までの間に)
歩いているうちにKちゃんが繋いできて、Kちゃんと一緒に歩いていたら、
Yちゃんが「なんで私と繋がないのにKちゃんと」と怒ったらしい。

なーるーほーどーーーーー。

「Yちゃんと手を繋いで、Yちゃんと帰ってもいいかなぁ?」
と困った顔で聞いてくる、のん。

いいよ、いいよ。そんな「繋ぎたい」といってくれる子を断ったらダメだよ。
…でも。
だからといって、マンションのAちゃん、Mちゃんと離れるのは…
……うーーん。

「みんなで一緒に歩くわけにはいかないの?」
と聞くのだが、あまり歯切れの良い返事が返ってこない。
Yちゃんと帰るなら、Yちゃんと分かれる地点までYちゃんだけと歩く…のか?

そういうもんだっけ??

みんなで仲良く、みんなで一緒にそろって、って、
難しいんだったっけかなぁ。

私があまり「マンションの子と!」と強調したせいかなぁ。
うーーーむーーー。

まぁ、とりあえず、そんな根の深いケンカでもないみたいだから、
明日はYちゃんと仲良くできるといいねぇ…。


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