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Nekomar's Diary

2006年05月24日(水) のん、寄り道をする

むつは早帰り。
帰宅して、一緒に昼ご飯。
そして当然のように「じてんちゃー!!」

実は今、私があまり体調が良くない。
そのわりに、いろいろしなければならないことも多く、忙しくしているので
出来れば休みたい・・・などと弱気なことを思ったりするのだが、
子どもは容赦ない。

「じてんちゃに、のりにいくのーー!」

今日はお母ちゃん、あんまり元気でないから、
昼ご飯の後くらいゆっくり家に居ようよ、本読んであげるから。
というと、嬉々として絵本を持ってくる。

数冊、絵本を読む。
あー、楽しかった。

「たのちかったね! じゃあ、じてんちゃにのりにいこうーー!」

・・・負けました。

のんが帰ってくる時間までよ、とむつに約束して
むつと自転車をがらがらひっぱりながら、家を出る。

12時半くらいだったので、
1時間乗ったらちょうどのんの下校時間。
時間としてはちょうど良いだろう。

今日は何処に行こうか、と、歩きながら(むつは自転車に乗りながら)相談。
学校の方に行ってみようかということになり、
のんの小学校の方まで。
さすがに、小学校の周りはきちんとした歩道がガードレールに囲まれていて、
むつが自転車に乗っていても安心。

がらがらとひとまわりして、帰宅。
さぁ、のんを迎えに行くよ!となったら、「家で待ってる」という。
うーーーん。

まぁ、10分あるかないかだから・・・。と置いて出たのだが。

同じマンションのお友だちが3人、帰ってきたのだが、
のんの姿が一向に見えてこない。
???
まぁ、小学生(低学年)がゾロゾロと来るから、
事故や事件の可能性はないだろう、と思うのだけれど、
我が子はいずこ???
入れ違いになった可能性は?

・・・などといろんな事を考えて、10分が経過。
まだ来ない。
痺れを切らせて、学校の方に遡っていく。

いたいた。
通学路は商店街を通るのだが、眼鏡屋さんの店先を眺めたり、
自動販売機になにやら触ったりしている、
女の子1人、男の子2人。

のーーーーーーんーーーーーー。(実際は本名実名で)

すでにあたりの小学生はどんどん居なくなっていて、
その3人の姿しかない。
「こらっ!○○小学校の1年生!!
 遊んでないで、真っ直ぐ帰りなさいっ!」

と声をかけると(と言うレベルではなかったが)
3人が一気にこっちを向き、ビシッと1列になり、歩き出した。
怖い人が来たと思われたことだろう。

のんに説教。

ダメだダメだ。ダメなんだ。
ちゃんと決まった時間に下校しているのだから、
真っ直ぐ帰ってこないと、なにがあったかと思うじゃないか。

まぁ、前述したような状況から、事故や事件の可能性は薄いと思うが、
なによりも「帰りに遊びながら帰る」のが、許されると思われては困る。

「とにかく、お友だちと一緒に真っ直ぐ帰っていらっしゃい」
と念を押す。

帰宅すると、むつがバッタリ倒れて寝てしまっていた。
あらららら。

こちらも、ひとりで残していくのは本当は心配だし、してはいけない
コトだと思うのだけど・・・。


あっちも、こっちも、物騒な事件ばかりが報道されて、神経がやられてしまう。
子どもを複数育てるなとでも言わんばかりの、今の日本の状況、治安で
よくもまぁ、「少子化対策」などと言えるものだと
ニュースを見て鼻で笑う。


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