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Nekomar's Diary

2006年06月02日(金) 1日過ぎて…

首の具合もよくなり、本当はプールに行くつもりだったのだけれど、
どうしてもそんな気分になれず。
子どもたちを送り出してから、家のことをしながら過ごす、日中。

気持ちの先は、昨日の一件である。

「どうしよう」「なにか危ない目にあったら」「こわいことになったら」
と心配する気持ちよりも、
「なんであんなことに」「どうしてわからないのか」
と憤る気持ちの方が強い。

「うちの子に限って」という考えは持っていないつもりだったけれど、
やっぱり、どこかで
「のんはそんな風に、知らない場所に出て行ったりしない」
と過信していたのだなぁ、と思う。

子どもを信頼することは必要だけれど、信じすぎてはいけないのだ。


時間を遡って。朝のこと。

むつは、とりあえず昨日よく冷やしたのが良かったのか、
大きく変色してはいるが、膨らんではいないようになった。
「いたい?帽子を被ると、痛いかな?」と聞くと、
「・・・ううん」と言う。
自分で少し触ってみて、「痛くない」という。

「押されると痛いでしょ」と、ガーゼを当てて、絆創膏でとめて、一応保護。
ものすごく目立つから、お友だちも分かってくれるだろう。
先生に宛てて、手紙も書いて持たせた。

「おちても(押しても)、そんなにいたくない。
 ころばなかったら、いたくない」

そりゃそうだーー!

のんはのんで、
「あっ!昨日、帽子被っていけば良かった!
 昨日さぁ〜、じりじりじりじり、お日様が暑くってさー!」

などと言い出す。
えっ・・・?
だって…。「児童館の中で遊んでたら、お日様は差さなかったんじゃ…」
私と父ちゃんで、ほぼ同時に口々にツッコミを入れる。

のんはハッ!とした表情で、決まり悪そうに笑う。
あんたねーーーー。


そんな感じで苦笑いに包まれ和やかに(?)出かけた朝。
そして、下校時刻。

昨日はあんなことがあった為に、夕食時もなんだかシーンとした感じだった。
風呂にはいる時にも、寝る時にも、あまりのんと話をしなかった。

今日は優しく迎えよう。出来るだけ話もしよう。
おやつでも食べながら。

いつもはマンションの下で待つけれど、今日は途中のところまで。
ああ、一年生がゾロゾロ帰ってくる。

日曜日は運動会の予定なので、準備の5,6年生以外は一斉下校だ。
マンションのMちゃんも、Aちゃんも・・・

あれ。

・・・・・我が子が、いない。


来ない。これだけぞろぞろと一斉に来ているから、
どこかに連れて行かれた、事故にあったということはありえない。
なにか、自分の意志で遅いのだ。

私の頭の血管は1本くらい切れる寸前。

なんでやねん。なんで昨日の今日で、来ないの。

しばらくすると、とぼとぼと小さいのんの姿が見えてくる。
とりあえずにっこり「おかえりなさい」と迎え、
家に帰るまでの道のりで事情聴取。

聞くと、忘れ物をしたのだという。
それを追いかけて届けてくれた子がいて、
もらって、カバンにつけていたら、もうみんなが先に行ってしまっていた、
という。

・・・・。

なにを忘れたの、と言うと、体操着だという。
・・・・・・・・・。

あんた、日曜日運動会だってのに、なんで体操着忘れて帰るのよ!!!

もうもうもう!!
とにかく、忘れ物をしないようにしなさい。
そして、みんなと一緒に帰ってくるようにしなさい。

と言うと、
途中まではお友だちと一緒だったのだけど、と言い訳する。
誰かと聞くと、小学校の近くの男の子。
じゃあその子と分かれてからは、ずっと一人で歩いてきたんじゃない!!

今日は4年生以下一斉下校だったから、周りに子どもが居たけれど、
いつもだったら1年生だけ(下校時刻が早いので)だから、
ひとりぼっちで歩くんじゃない!!


何度も「お友だちと帰っておいで」と言っているのだけど、
やっぱり分かっていないらしい。

気の合う友だちが男の子なのは、幼稚園の頃からそうだった。
それは仕方ない。
だけど、もう、こうなったら「気の合う子と」とか、「仲良しの子と」
などと言っている場合ではない。

「Mちゃんと、Aちゃんと帰っていらっしゃい。
 これはもう、おかあちゃんのお願いだから」

と言い聞かせる。

5月上旬くらいまでは、ずっとMちゃん、Aちゃんと帰ってきていたんだし、
特にその2人と仲が悪くなったわけでも、
何かあったわけでもないはず……なのに。

Aちゃんのママには言って、Aちゃんにも伝えてもらおうか。
でも、あまりにも親がお膳立てするのも変だろうか。

はぁ・・・。


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