火曜日はのんの体育参観日だった。 そして本日は、むつの体育参観日。
むつ・・・。 入園して、最初の頃、泣いてばかりだった、むつ。 こんなことや、こんなことも。 朝の支度も涙ながらに。こんな感じ。 幼稚園でも泣いていて、参観日には特別席に座っていた。 あの時の衝撃は忘れない。
家庭訪問では、先生が来ただけでも泣いていた。
その家庭訪問の時に話題に出たのが、今回参観する「体操の時間」のこと。 むつ、体操をみんなとするのもイヤで、 「あちた、やるから」(明日するから、今はしない)と言っている、と 先生から聞いた。
そのむつが!!!
同一人物とは思えないほど! あまりにも、元気に体操をしていた。
いや、元気に楽しくしているというのは、 最近の1月の誕生日の時の様子や、各イベントの時にも見ていたので 感じてはいたが。
体操の時間の元気ッぷりは、のんを連想させるほど。
先生のコントのような導入や準備体操に、体をよじってけらけら笑い、 合間に、私に向かって笑いながら手を振る。
並んでと号令がかかると、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら並び、 隣の子とつつき合って何事かしゃべり、笑いあう。
マット運動、むつは背の順で並ぶと一番小さいので、一番にするのだが、 臆する様子もなく、どんどんとこなしていく。
しかも。 男の子の1番前の子が、自分の列の位置を間違えていたら、 わざわざホールを横切って、その位置を直しに行く!!
これには先生も驚いたらしく、 (体操の先生にも、むつ=泣いていた子、という印象があるのだろう) 「お友だちのことまで気にする余裕が出てきたの!」 などと言われる。
私はのんの参観の時とは別の意味で、なにやら身が縮まる思い。
・・・。 なんか・・・。すごいなぁ、子どもって。 なんとまぁ、成長するもんなんだろう。
そして、それをそこまで支えてくださった、 幼稚園の先生方に、本当に、心から感謝。
降園、バスから降りてきたむつ、得意気な顔をして、 「おかあちゃん!(むつに)おちゅかれちゃま、は? むちゃん、ばんがったのよ!!」
あははは、お疲れさま。がんばったね。
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