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Nekomar's Diary

2005年05月20日(金) 家庭訪問

本日は、むつのクラスの担任の先生が、家庭訪問に来る日である。
14時に子どもたちが帰ってきて、それからの訪問で、
しかも我が家は最終なので16時〜。

昨年、のんの時には
「(今年度から)おうちに上がらないことになりましたから」
と、玄関先でお話しをされてしまったので、玄関も念入りに掃除。
…って、普段から掃除しておけば問題ないのだが。
玄関の場合も考えて、玄関に椅子を出せるような準備もした。

今回のむつの担任の先生は、副担任を2年経て初めて担任…ということで、
推定23歳。
私もすでに3年のおつきあいなので、そういう点での緊張は私には全くない。

ただ・・・むつの行動に関して私に言わないとならない!と
色々考えているだろうから、先生は緊張しているだろうけれど。
ふふふ。

時間になり、先生到着。
去年はいきなりむつが大泣きするところから始まった家庭訪問だったが、
今年は自分の担任の先生だから、大丈夫・・・。
と安心して、「ほら、むつちゃんのS先生だよ〜」などと言っていたら、
どうやらむつ、ものすごく緊張していたらしい。

私の手をすごい力でギュッと握って、離さない。
「あれ?S先生だよ?」などと声をかけても、敢えて先生の方を見ないようにして、
そっぽを向いている。
あれ・・・と思った瞬間、泣き出す、むつ。
あーあ。あははは。
いや、あはははじゃないけれど。

先生慌てて「うわー、ゴメンね、ゴメンね、ちょっとおうちに入らせてね」
などと取りなす。
バタバタと家に入り、「あ、玄関で・・・」などと言う先生を、
泣くむつを抱えながら「いや、こんな状態ですから、ぜひ」と部屋に。

いきなり、メソメソと涙するむつを抱っこしたまま話が始まる。
これじゃあちょっと話したいことも話せない…と思った数分後、
やっとのんと一緒に隣の部屋へ。

「あんな感じなんですね、うひひ」
ってな感じで、先生と会話。いや、うひひじゃないって。

とりあえず、ざっと様子を聞く。
あとはひたすら、
「いやはや、手がかかってスミマセン」
「もう全部おまかせしますから」
「先生の方でなにか家庭に対して注意があればおっしゃってください」
こればっかりである。
むつのこんな状態を毎日見ていただいていて、
その上で「園に望むこと」なんて、恐れ多いってもんだ。

いや、基本的に私は、のんとむつを通わせている園の先生方の方針に、
とても満足しているし、とてもありがたいと思っている。
園の中で起こることに関しては、私がどうこう言う問題ではないと思うので、
よほどのことでない限り、全面的に任せるべき、と思っている。
今回の「特別席」に関しても、
それが最善の策、と先生が考えてくださったのだから、
私はもう「ありがとうございます、すみません」と言うしかないのだ。

我が家が今日の最後だったからか、ずいぶん長い時間話をしてしまった。

帰り際は、玄関で元気に手を振る、むつ。
風船を持って遊んでいたのだが、「バイバーーイ!!」と手を振った拍子に
風船が壁の引っかけに当たって、パーーン!!とはじけてしまった。

「われたーーー!!」と、またしても泣き顔のむつに、慌てて手を振る先生。
いやはや、ほんと、
どうもすみません。


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