HOME


Nekomar's Diary

2003年08月21日(木) プールに花火

プールへ行く。
「今日はプールだよ」と言うと、以前は何の疑問もなく付いてきたのん、
「Tくんはいる?」と聞いてくるようになった。
ちなみに、Tくんはママの実家に遊びに行っていて、不在。
それを言うと「じゃあプール行かない」と来た。
くーーーっ。

プールと言っても泳ぐのは私。
Tくんが行かないとなると、部屋に残るのは1歳児トリオと、のん。
どう考えても、のんが楽しいとは思えない。
…と、負い目を感じている為、あまり強く言えない。ダメだねぇ。
結局「良い子で待っていられたら、帰りにソフトクリーム食べよう」
などという餌をぶら下げていくことになる。

…うん、もうちょっと。もうちょっとで、幼稚園が始まるから…と、
自分に言い聞かせる。わはは。

何とかどうにか、プールに到着。
こんな感じで「連れてこられた」のん、どうにもご機嫌悪し。
しかも、1歳児トリオのうち、1歳10ヶ月のTちゃんが、どうものんにからんでいく。
(8/14に遊びに来てくれた)Gくんの妹という、下の子の性質上か、
どうしても年上の子と遊びたいらしい。

お菓子ひとつオモチャひとつにしても、のんとTちゃんで揉める。
「1歳の子と揉めてどうするの、恥ずかしい!」は私の弁。
のんにとっては、家でむつと揉めるのと大差ないのだろうなぁ。
ともかく、人様の、オマケに自分よりも小さい子に、
決して手をあげることがないようにだけ、厳重に言い聞かせはするが。

帰る途中、約束通りコンビニでソフトクリームを買って食べる。
むつはコンビニに到着する前に、ベビーカーで寝てしまった。
1つ買って2人で食べよう…なんて思ったのだが。
全部のんに食べられる。

帰宅後、昼寝。
早めに夕食。
父ちゃんの夕食がすむのを待ち、近くの公園に繰り出す。
花火だ!!!
花火大会には数回行ったことがあるが、手持ちの「花火」をするのは初。
幼稚園の「納涼大会」でお土産にもらってきた花火だ。

バケツに水を汲む間も、のんは興奮しっぱなし。
「ここに水を汲むの?!」
「これは?なに???」(ロウソクを立てる缶)
鼻の穴が広がりっぱなし。

一通りレクチャー(…手をしっかり伸ばして持つこと、
歩き回らないことなど…)をうけ、早速火をつける。
火をつけたその時にちょっとビクッ!としたが、
ちょっと緊張気味に、楽しんでいる。

のんが数本やった後、むつの出番。
はい、と渡されるまでは、じーーーっとのんを見続けていた。
私と一緒に持ち、火をつける。
なにも声は出さないが、興奮している顔。
かすかに笑っている。
火が消えると、さっきまでのんがやっていたように、バケツに入れに行く。
うーむ、さすが2人目。

あまりたくさんは入っていなかった。
最後は父ちゃんが買い足してきた、地面に置くかたちの花火をやって、
あっと言う間に終わり。

またやろうね、と約束する。

………オマケ。
夜の公園は、もぞもぞ動くものだらけだった。
のんが最初に気付く。
「なに!!??これ?!」
それは、セミの幼虫だった。
公園のグラウンド中を、あっちでもぞもぞ、こっちでもぞもぞ。
少しでも高いところに登り、セミに羽化しようとしている。

むつのベビーカーにも1匹上ってきた。

帰宅しながら、のんと話をする。
私「むつちゃんのベビーカーに上ってセミになったら、面白かったのにねぇ」
父「むつちゃんの口に入っちゃったら、大変だったねぇ」
のん「そしたらさ、お腹の中でミーン、ミーンって鳴くねぇ」
わははははは。つられてむつも笑う。
シュールな話をしながら、歩く夜。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]