私の発熱もなく、無事に床につき、寝付きはスムーズだった、のん&むつ。 12時近く、いきなりむつが泣き始める。 ぱんー、ぱんーー、と泣いている。 お茶…少し飲むがまだ泣く。 どうもお腹が空いたらしい。そりゃそうだ。極限だったらしい。 起きて、ガツガツとオニギリを半分狂ったように食べて、バタリと寝た。
朝。 とりあえず、保育は午前中なので休ませようと思い、ゆっくり寝かせる。 こんな状態のむつを連れての送り迎えは大変なので、私としてもその方がいい。
さて、夕方からの納涼大会は…どうしよう。 一応園には「今日の様子を見て、夕方からは行かせてもいいですか」と 了承を得ておいた。 そうこうするうちに、のんが起きてくる。
「のどは痛いけれど、熱は下がったようです」 などと言う。確かに。熱は下がっている。平熱。 どうも最近、ウケを狙っているのか、のんがこういう言い回しをすることが多い。 「のんちゃんついに○○です」だの、「のんちゃん……となりました」だの。 つい、けらけら笑ってしまう。
食欲も戻ったらしく、食べたいという。 まだそれほどガツガツ食べるわけではないが、大丈夫そう。 よし、納涼大会はお父ちゃんに連れて行ってもらおう。
方や、むつ。 午前中は比較的落ち着いていたのだが、 午後になり、口内の発疹の痛みが増したらしい。 とにかく、泣く。 少し休んで、また泣く。 何か飲みたいと要求して、少し飲んで泣く。 食べたい、と要求するのだが、食べ物を見ると泣く。 食べたそうにするのだが、なかなか食べられない。 ついに口に含むと、痛さで出してしまい、また泣く。 喉の奥にも発疹ができているので、飲み込むのも痛いらしい。 唾がやたら出る。
あーーー。自分の子どもに「可哀想」という言葉はあまり使うものではないと 思うが、これはまさしく、可哀想な姿だ。 普段食欲があるむつだけに、余計そう思う。 結局、散々泣いて、いる、いらない、と繰り返したあげく、 昼もうどんを食べる。 少し波に乗ると、痛みを忘れるらしい。が、少しするとまた泣く。 繰り返す。 のんが昼寝をしている間も、ずっと泣き続けのむつ。
夕方、父ちゃん帰宅。 のん、浮かれ浮かれてゆかたを着て、ちょっと涼しすぎる気候の中、納涼大会へ。 まあ、ゆかたを着ている分、普段よりも動きにくく、 園庭は人でいっぱいだろうから、少し涼しいくらいで過ごしやすいだろう。 それにしても、のんの踊る姿を見たかった。チト残念。
20時過ぎ、のんと父ちゃん帰宅。 ちょっと遅めの夕食を、とてもよく食べながら話をしてくれた。 園庭ではやぐらを囲んで3重の円になり、園児たちが踊ったらしい。 最後には花火を上げて、ひとりずつ提灯を提げてお帰り。 花火は先生が上げてくれたそうで。 ひとつ上がるたびに園児がきゃーきゃー歓声を上げていたという。 あー。見たかったなぁ。
のんはすっかり元気で、全く症状も出ていないので、明日は登園。 むつ、…今日がピーク、明日は回復…だと、いいなぁ。
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