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JIROの独断的日記
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2011年06月20日(月) 節電もいい加減にしてくれないかな。

◆春先より今の方が電力使用率が低いとはどういうことか。

Yahoo! Japanのトップページなど、色々な所に、リアルタイムの「電力使用率」が

ひと目で分かるように掲載されている。現在(2011年06月20日(月)22時50分)約70%である。

この表示を始めたのは、確か4月で、暖房(エアコン)の電力消費量が、少なくなる頃だったが、

このグラフの電力使用率は常に90%台。グラフはいつもレッドゾーンだった。


あのころより、今の方が蒸し暑く、

何だかんだで、エアコンを稼働せざるを得ないような環境であるが、

「電力使用量」のグラフは常に70%台か、80%台前半。グリーンゾーンである。


4月の「レッドゾーン」は本当だったのだろうか?と疑ってしまう。


また、日本国民は従順で、国家が「節電」を呼びかけ「エアコンより扇風機を」とアピールしたら、

本当に扇風機の売上げが、昨年の4倍だそうだ。


今日、生まれて初めての、気分の悪さを経験した。

眠気と吐き気と眩暈と集中できない感覚が渾然一体となったような、

今までこんなことはなかったのである。


軽い熱中症であったのではないかと勝手に思っている。

外気に触れたら治った。

いくらクールビズを認めても暑いものは暑い。

通勤電車の蒸し暑さで、朝から体力を消耗し、

会社もクソ真面目に国家に従順だから、エアコンの設定温度を上げている。

常に蒸し暑い環境にある。密閉度の高い今の建物は窓を開けられず、「風通し」を

期待することも出来ない。


本当にここまで節電しなければならないのか。

無駄な電力を使わないのは良いことだが、それなら、何故テレビの24時間放送は制限しないのか。

石油ショックの体験者はご記憶だろうが、あの頃、午後、「ワイドショー」の時間帯、全てのテレビ局は

放送を一旦休止し、午前0時以降の「深夜放送」もしなかった。


エアコンも、無論、人がいないのにつけっぱなしにしたり、寒さを覚えるほどの冷房は過剰だろうが

実際、気分が悪くなるほどの蒸し暑さは却って危険だと思う。

きっとこのまま夏になると、年配の方が、暑いのに「節電」を忠実に履行して、

熱中症で死亡する、という事故が相次いで起きる。

人が死なないと「節電アピール」はおわらないだろうか。

何を言いたいのか分からない人のために、結論。


不要な電力を使わないように心がけるのは構わないが、この蒸し暑い日本で、

エアコンの稼働を極端に抑制し、蒸し暑い環境で労働させられるのはたまらない。

極端から極端に走るべきでは無い。

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