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JIROの独断的日記
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2011年01月05日(水) どうしても、泣けてしまう歌、2曲。「故郷」(小学唱歌)、「大きな古時計」(アメリカの歌曲)

◆「故郷」

何かがあった、というわけではないのですが、久しぶりに聴いていたらあまりにも懐かしくて。

私は1993年にロンドンに赴任し、4年間を過ごしましたが、人事異動の内示が出た後、

父が脳梗塞で倒れました。兄がいるので父を残して、異国に渡りました。

あちらでは仕事が忙しかったし、色々大変なこともありましたが、

「全て順調だ」と写真を添えて、なるべく頻繁にエアメール

(今と違います。手書きの手紙です)を日本に送りました。

父はそれを大変楽しみにしていたそうです(死に目には遭えませんでした)。

ロンドンでの生活は、大変なこともありましたが、とても楽しかったのです。


しかし、どうしてもたまには、祖国を思い出しますよね。

「国家の品格」で有名な、数学者の藤原正彦氏(作家、新田次郎氏のご令息)の

著書に「遙かなるケンブリッジ」という本があります。

この中で、藤原正彦氏は、

外国で暮らすということは、日本を常に、そして過剰に意識することである。

と書いています。

人によって、異論もあるでしょうが、私は、完全に同感です。

英国で暮らさなければ、私は司馬遼太郎氏「飛ぶが如く」(全10巻)を

読むことなど無かったでしょう。


それはさておき、だからと言って、小学唱歌「故郷」を聴くのはあまりも

短絡的だったかもしれませんが、聴きたくてしかたがなかった。

聴けば、殆ど確実に泣けて来ることも分かっていたので、1人でヘッドフォンで

夜に自室で聴いたものです。

引用元は、赤とんぼ・砂山/岡村喬生 日本の抒情を歌うです。


故郷(〔作詞〕高野辰之、〔作曲〕岡野貞一)



故郷



今でも、泣けますね(笑)。

もう一曲、これは全く無条件に好きな歌があります。


◆大きな古時計

この「大きな古時計」は今も残っており、歌に登場する「おじいさん」は実在の人物でした。

詳しくはウィキペディアでどうぞ。


大晦日から5日しか経っていませんが、2002年に平井堅さんが

この歌を歌ったときは、大ヒットしました。

100年以上前に作られた曲が、2002年、日本のオリコンヒットチャートで4週連続1位になった

のは空前絶後だそうです。


この年の紅白歌合戦で、平井さんは、まさにこの「大きな古時計」がある、

アメリカの或るお宅から中継で「大きな古時計」を歌ったのでした。

あの年は、随分と話題になりましたが、熱しやすく冷めやすい日本人は、

そんなことが有ったことすら覚えていないでしょう。


引用元はこれですね。大きな古時計



大きな古時計(My Grandfather's Clock)



My Grandfather's Clock



しみじみと良い歌ですね。

平井堅さんの歌心が、素晴らしいと思います。

全然、とりとめのない、唐突な記事になってしまいました。

それでは。

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