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JIROの独断的日記
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2008年02月04日(月) 「ローザンヌ国際バレエ:東京出身の17歳高田茜さんが入賞」←ネットで演技を見られますよ。

◆記事:ローザンヌ国際バレエ:東京出身の17歳高田茜さんが入賞(毎日新聞 2008年2月4日 12時29分)

世界のバレエダンサーの登竜門として知られる「ローザンヌ国際バレエコンクール」の決選が3日、

スイス・ローザンヌ市内で行われ、東京都出身でモスクワのボリショイ・バレエ学校留学中の高田茜さん(17)が入賞した。

コンクール事務局は全入賞者を対等に扱い順位付けしていないが、高田さんの評価点数は7人の入賞者のうち、上から5番目だった。

高田さんは観客の評価が最高の「観客賞」も受賞した。

高田さんは受賞後

「すごくうれしい。応援してくれた人たちに感謝したい。観客に何かを感じてもらえるようなダンサーになりたい」

と喜びの表情を見せた。
入賞者には賞金1万6000スイスフラン(約160万円)と、世界の有名バレエ学校やバレエ団で1年間研修を受ける権利が与えられる。

高田さんはバレエ団研修を希望しているが、具体的な行き先は検討中という。(共同)


◆コメント:ちょうど1年前、2007年のローザンヌ国際バレエコンクールで河野舞衣さん(当時17才)が入賞した。

日本人の芸術的な才能は誠に素晴らしい。音楽に関しては、この日記・ブログで私はいつも書いているが、

バレエも、天下のローザンヌのファイナリストに日本人が残るのが当たり前のようになってしまった。

それにしても、女の子ってのは(男の子のバレエ留学生も勿論いますけど)、しっかりしているねえ。

若干17才で海外留学し、コンクール入賞ですよ。お二人とも失礼ながら、完全に私の子供の年代である。

バレエそのものの素晴らしさもさることながら、この若さで

「この道より、我を生かす道なし。この道を行く」

と、自分の意思で人生の選択をしているということに、私はまず感動し、畏敬の念を覚える。

私なんか、河野さん、高田さんの年頃には、何がしたいか、将来、何を成し遂げたいか、なんて

全然分からなかった(正直言うと今も分からない)。

そして、私ときたら、33才で初めて海外駐在をすることになり、漸く日本を離れたのであるが、

渡航前には、
「あれはどうしよう、これはどうしよう、こんな事が起きたらどうしよう」

といい年をして渡航の瞬間まで、オタオタしていた。みっともないこと、甚だしい。

だから、河野さんも高田さんも、私の娘であってもおかしくない年齢の人たちだが、素直に尊敬する。


◆ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトで、高田さん(去年の河野さんも)の演技を見ることが出来る。

毎年恒例で、NHKが多分5月の初め頃に、コンクールの模様を放映するはずであるが、

画面が小さいことを我慢するのなら、ネットで今すぐに見ることが出来る。

ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトの中に、Prix de Lausanne Videosというページがある。

下にスクロールしてゆくと、真ん中辺りに“Finalists”という文字がある。

その、5人目。(64) Ms Akane Takada, Japonというところです。

(Winner of the "THE AUDIENCE FAVORITE")とは「観客賞受賞者」の意味ですね。

その下の、

Classical variation では、伝統的、古典的なバレエ、つまり「基本」を審査されている。

Neumeier variation は、コンテンポラリー、つまり現代風・前衛的なバレエを踊るという課題である。

特に、高田茜さんのClassical variationの演技が終わると客席からブラボーが飛んでいる。見事である。

なにせ、このコンクールの観客は毎年見ているからね。目が肥えている。これほど怖い客はいない。

昨年の河野さんも、今年の高田さんも、そのローザンヌの観客から「観客賞」を与えられた。

これは、嬉しいだろう。世界一、「ウルサイ」客に褒められたのである。


◆昨年も書いたが、新聞はこのようなめでたい話をどうして大きく取りあげないのか?

ネットで読むと分からないが、毎日新聞のこの記事は紙面では、社会面の片隅で「ベタ記事」として掲載されている。

どうしてこういう「良い話を小さく報ずる」のだろうか?

悪いことは必ず、5段抜き(か、何か、印刷用語のことは知らないが)の大見出しにするのに、

ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人が毎年入賞の快挙を遂げている事実をベタ記事にしなければならない理由が分からない。

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2007年02月04日(日) アルビノーニのオーボエ協奏曲ってのは本当に綺麗ですよ。お薦めCDあり。
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