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JIROの独断的日記
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2007年10月02日(火) 「民営郵政初日に簡易局68局を一斉閉鎖、公社発足以降最多」←2005年9月11日に自・公に投票した人はどう思っているのか。

◆記事:民営郵政初日に簡易局68局を一斉閉鎖、公社発足以降最多(10月2日3時7分配信 読売新聞)

全国で簡易郵便局の閉鎖が相次いでいる問題で、郵政3事業が民営化された1日、

長野県や北海道など16道県の68局が一斉に閉鎖された。

日本郵政公社から業務を委託されていた個人や農協などが民営化を機に受託を打ち切ったためで、

一度に閉鎖された局数としては、2003年4月の郵政公社の発足以降で最多という。

郵便窓口業務を担当する郵便局会社は「新たな委託先を探している」とするが、再開が難航する簡易局も多そうだ。

郵便局会社によると、閉鎖されたのは長野県で19局、北海道で16局、鹿児島県で6局、

三重県で5局、愛知、福岡、岐阜県で各3局など。

1日現在の簡易局4299のうち、「一時閉鎖」は417局となり、8月末現在の310局から107局増えた。


◆コメント:「郵政民営化選挙」で自公に投票した人にとっては、「甘受すべき不利益」だが、巻き添えを食うこちらはたまらん。

冒頭から僭越な表現を用いて恐縮だが、私は郵便局を巡る状況がこうなったことに関して、

だから、いわんこっちゃない

と思っているし、更に僭越だが、それだけのことを言う資格があると思う。

何故なら、私は2005年9月11日投開票の衆議院選挙、所謂「郵政民営化選挙」の前も後も、徹頭徹尾、

郵政事業民営化に反対しているからだ。証拠をお見せしよう。

今はエンピツとココログ、どちらでも記事の検索が可能であるが、一覧性ではエンピツの方が優れている。

私が過去に書いた記事全てを「郵政民営化」で検索した結果をご覧頂きたい。

尤も、全ての記事が郵政民営化を主題にしている訳ではない。

コンピューターの検索だから、記事の本文中に「郵政民営化」という言葉が一回でも書かれているものを全部拾っている。

このままでは分かりにくい。


◆郵政民営化を批判した過去記事を読んで下さい。私が徹頭徹尾反対していることがお分かり頂けます。

そこで、特に、「郵政民営化反対」を主題とした書いた記事を拾ってみた。

【衆議院解散前の記事】

2005年06月03日(金)  小泉内閣の郵政民営化プランには、緊急性、必然性が認められない。


【衆議院解散(2005年8月8日)から投票日(同9月11日)の期間に書いた記事より。】

次に、2005年8月8日に小泉が衆議院を解散(解散権の濫用だ、詳しいことはここでは省略する)したあと、選挙期間中に書いた、

2005年08月24日(水) 郵政民営化、小泉首相に関する素朴な疑問 をどうぞ。

その数日後、小泉が郵政民営化にムキになった理由の一つは、アメリカの圧力であることを書いた2005年08月28日(日) 小泉首相が、郵政民営化にあれほどムキになる理由。 はショッキングだった(元情報=記事が)。

更に具体的に問題を指摘した、2005年08月30日(火) 郵政民営化の詭弁を検証する。(衆院選前解説シリーズ1)

2005年08月31日(水) 郵便局が銀行になれるか。(衆院選前解説シリーズ2)

道路公団民営化が形だけだったことを指摘した、2005年09月01日(木) 特殊法人の無駄遣いを正す為に郵便局を民営化するなら、年金は何故民営化しないのか(解説シリーズ3)


エンピツで見つからないのでココログにリンクを貼るが、投票日4日前に書いた、

2005.09.07 【衆院選】自民党が勝利すると、こういうことが起きる。

では、郵政以外のことにも言及しているが、「自民党が勝ったら、2007年に増税するだろう」と述べた。

その通りになっているでしょう?

投票日当日は、小泉のテレビCMが如何にペテンまがいのシロモノかを暴く為に、「郵政事業は独立採算で、税金は使われていない。」ことを知らないですか?

を書いたが、時すでに遅かった。



◆選挙後、自民党が大勝とは無関係に、私は同じ事を書きました。

選挙の翌日には、2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。 を書いた。

記事の中で、私は、

このような結果(注:自民党の大勝)をもたらした国民の判断は間違っている。

と述べたが、この後暫く、嫌がらせが、すごかった。選挙期間中には、誰も何も反論してこなかったくせに、

選挙結果だけをみて、

「負け犬の遠吠え」「何を言っても負けは負け」に始まり、訳の分からないことをいうオバサンがいた。
「郵政は独立採算?分かった分かった。あのね、選挙は国を正しい方向に持っていくものじゃないんだよ。皆が持っていきたい方にするものなんだよ」

この人は、自分で自分が言っている言葉の意味を理解していたのだろうか?


お前しつこいぞ、と言われそうだ。

そのとおり、しつこい。

あれほど悔しい思いをしたことはなかった。

私は「情緒」の趣くままに日本語を書き殴るのではなく、資料を読んで理解し、理性と論理を用いて、極力客観的に

郵政事業民営化が、如何に間違っているかを、本当に、懸命に、書いたのである。

それを理解しようとせず、選挙結果だけをみて嫌がらせをしてくる。何と卑劣なバカが多いのだろう、と思った。

あの時、何か言ってきた人たち、詫びの一言は無いのかね?


◆選挙後も書いてます。

簡易郵便局の廃止や、その他旧日本郵政公社の事業は1年以上も前からどんどん進んでいた。

それに関しては

2006年09月12日(火) 「郵便局再編 今月から まず149局を無集配郵便局に転換」←1年前自民党に投票した人、文句ないですよね?

2006年11月14日(火)「郵便集配廃止6割で実施 日本郵政公社」←「甘受すべき不利益」ですね。


をお読み下さい。


◆結論:今更、「郵便局が少なくなって困る」などとといっても仕方がない。

2005年9月の衆議院選挙で自民党か公明党に、よく考えずに投票した人は、今更嘆いても自分の所為だから仕方がない。

だが、郵政民営化に反対していたのに、巻き添えになる、私と同意見の人々はたまったものではない



この「郵政民営化選挙」では、死票が多くなる、小選挙区制のデメリットがもろに出た。

得票率で見ると自民党:民主党=47%:36% だった。要するに5対4だ。ところが、

議席数は   自民党:民主党=4:1  なのだ。如何に死票が多かったか分かる。

もはや、何を言っても遅いが、このような歴史的事実を確認すること。また、

選挙において、無責任に票を投じるべきではない。分からないなら、勉強するべきだ。

ということを強調すべく、この稿を上げた。



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