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JIROの独断的日記
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2006年05月29日(月) 「<ジャワ中部地震>救難救助活動で自衛隊派遣へ」←こちらも一肌脱ぐぞ。

◆記事:<ジャワ中部地震>救難救助活動で自衛隊派遣へ 防衛庁

防衛庁は29日夜、インドネシアのジャワ島中部地震における救難救助活動のため自衛隊の部隊を派遣する方針を固めた。

国際緊急援助隊法による派遣で、同国の要請に基づく措置。額賀福志郎防衛庁長官は29日夜、部隊に派遣準備命令を出す予定。(毎日新聞) - 5月29日22時5分更新


◆記事:ジャワ島地震の死者、5000人突破

【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシア政府の災害対策本部は29日、同国ジャワ島中部の地震の死者数が5136人に達したことを明らかにした。

負傷者は1万人以上とされる。がれきの下敷きになった被災者らの救助作業は難航しており、死傷者は今後、さらに増える可能性がある。

地震発生から3日目を迎え、被災地のジョクジャカルタ特別州にはこの日、国連機関や各国からの救援物資が到着し、支援活動が本格化し始めた。

日本政府の緊急援助チームの先遣隊も同日、大きな被害を出した同州バントゥル市内の病院前に医療テントを設営し、医師2人と看護師2人が被災者の治療診療を開始。

援助チーム本隊も、30日に被災地入りする。

震災直後から閉鎖されていたジョクジャカルタ国際空港は29日に再開され、国際支援の加速化への期待が高まっている。(読売新聞) - 5月29日22時26分更新


◆コメント:「国際緊急援助隊の派遣に関する法律」

不勉強で知らなかったが、国際緊急援助隊の派遣に関する法律(昭和六十二年九月十六日法律第九十三号)という法律があるのですね。

冒頭だけ引用する。

一条  この法律は、海外の地域、特に開発途上にある海外の地域において大規模な災害が発生し、又は正に発生しようとしている場合に、当該災害を受け、若しくは受けるおそれのある国の政府又は国際機関(以下「被災国政府等」という。)の要請に応じ、国際緊急援助活動を行う人員を構成員とする国際緊急援助隊を派遣するために必要な措置を定め、もつて国際協力の推進に寄与することを目的とする。

(国際緊急援助隊の任務)

第二条  国際緊急援助隊は、前条に規定する災害に係る次に掲げる活動(以下「国際緊急援助活動」という。)を行うことを任務とする。

一  救助活動

二  医療活動(防疫活動を含む。)

三  前二号に掲げるもののほか、災害応急対策及び災害復旧のための活動



(関係行政機関との協議)

第三条  外務大臣は、被災国政府等より国際緊急援助隊の派遣の要請があつた場合において、第一条の目的を達成するためその派遣が適当であると認めるときは、国際緊急援助隊の派遣につき協力を求めるため、被災国政府等からの当該要請の内容、災害の種類等を勘案して、別表に掲げる行政機関(次条において「関係行政機関」という。)の長及び国家公安委員会と協議を行う。 (以下略)


◆これぞ「国際救助隊」だ。

私は、一昨日の日記で「日本は世界の国際救助隊になるべきなのだ」

(余談だが、私と同年代の方は「国際救助隊」と聞いたら、ピンと来ますよね。特に男性)と書いたが、なんだ、こんな立派な法律があるんじゃないか

(全文を仔細に点検したわけではないので、厳密な事は書けないが)。


◆自衛官が彼の地に赴くなら、こちらも何かしなければ

私は、自衛隊を派遣するべきだと書いたが、ジャワ島はまだ危険(余震や、火山が噴火する可能性が高い。感染症の危険もある)な場所だ。

実際に自衛官の派遣の方針が決まった。

自衛官が危険なところに行くのに、こちらが何もしないのは、無責任で、卑怯だ。

私は自分が出来る、何かをするべきである。偉そうなことを書いた手前、当然である。

昨日、カネだけ出せばよいものではない、と書いたが、多くの住民が住居を始めとする財産を失っている。

クスリも食料も足りないという(下に、NHKの最新の記事を載せた)。ならば、お金は多い方が良いに決まっている。


◆既に皆さん見たかも知れないが、募金リンク集。

一番よくまとまっているのは、Yahoo!ボランティアジャワ島地震支援活動情報 である。

このリンク先を見ればわかるが、ここにも転載する。
Yahoo!ボランティアYahoo!ボランティア インターネット募金。4月にあしなが育英会のことを書いた。あれと同じ方式。300円から3000円。壁紙を買う代金が募金になる。

日本赤十字。ジャワ島中部地震災害救援金募集のお知らせ。これは郵便振り込み。

NHKボランティアネット。ジャワ島中部地震災害関連情報 の中に、各種募金受付窓口情報がある。


◆記事:NHKニュースから「物資不足が深刻」

おとといインドネシアのジャワ島中部で起きた強い地震の被災地には国連などの支援物資が届き始めたものの、13万人が避難生活を余儀なくされていて、

食糧や水、医薬品などの不足が深刻になってきています。



この地震は、日本時間のおとといのあさ8時前にジャワ島中部の都市、ジョグジャカルタからおよそ20キロ南の海岸近くを震源に起きたものです。

インドネシアの社会省によりますとこれまでに4611人の死亡が確認されたということです。

またユニセフ、国連児童基金によりますと少なくとも2万人がケガをし、家を失った13万人が避難生活を余儀なくされていて、このうち半数近くは子どもだということです。

ジョグジャカルタには徐々に支援物資が届き始めていますが、ジョグジャカルタの南の震源地に近いバントゥルなどでは停電が続き、支援物資もほとんど届いていないということです。

このため食糧や飲料水が不足し地震でケガをした人だけでなく地震の後に体調を崩す人も出始めています。また被災地では、医薬品や、家を失った人たちのためのテントも不足しています。

現地にはシンガポールの医療チームがきょう到着したほか、アメリカは、レントゲン装置などの医療機器を持った海兵隊の医療部隊100人近くを沖縄から現地へ派遣したと発表しました。

またWFP・世界食糧計画がビスケットなど食糧を配布しているほか国際赤十字・赤新月社連盟のボランティアが救援物資の配布を始めています。

しかし、壊滅的な被害を受けた村への支援はまだ本格化しておらず被災地では食糧や水、医薬品などの生きていくために必要な物資の不足が深刻になってきています。


◆こういうときは、「募金しない理由」を考えている間に100円出せばいいのだ。

私は、今回のように他人が困っているときは、「何もしない理由(言い訳)」を考えているヒマがあったら、さっさと自分で出来ることをする方が良いと思っている。

「たかがカネ」ではない。

私の募金額は述べないが、私が寄付した金は、私が真面目に働いて得た報酬だ。大げさに云えば、私の汗の結晶だ。

それを寄付することはなんら恥じるに当たらない。

募金をすることは安易な行動ではない。

但し、これはあくまでも私の想像だが、中には募金をするからには何万円単位でなければいけない、と大げさに考え、考えているうちに勿体なくなって止めてしまう、

という人がいるのではないだろうか。

何も出さなければゼロだが、日本人の十人に一人が、300円出せば、30億円になる。これは、政府支援(約11億円)の約3倍である。


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