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JIROの独断的日記
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2006年05月30日(火) 「PTAがおにぎり/乳製品で朝の給食」←意味、分かります?母親が朝ご飯を作らないからなのですよ。

◆記事1:毎日新聞29日朝刊:「新教育の森:地域の「食育」活動 PTAがおにぎり/乳製品で朝の給食」

朝ごはんは子どもたちの元気の源。3月にまとまった食育推進基本計画でも、朝食を食べない子どもの割合をゼロにする目標が盛り込まれた。

とはいえ、寝坊して簡単にすませる時もあれば、忙しい保護者が作れない時もある。そんな子どもたちに栄養補給をしてもらおうと「朝の給食」を始めた自治体がある。

また、十分な食事を取れない児童におにぎりを提供するボランティア活動など、地域を巻き込んだ「食育」を取材した。



◇PTAがおにぎり−−東京都品川区立八潮北小

東京都品川区立八潮北小(藤井英夫校長、児童数107人)では昨年、品川区非常勤職員で同小PTA会長の野崎由香さん(42)が「おにぎり」ボランティアを行った。

同会長に就任後、朝ごはんを食べずに登校してくる児童の存在を聞いたことがきっかけだった。



●母親のつもりで

野崎さんは「『うちの子どもさえよければ』というのではなく、全児童の母親のつもりで接したかった。

お母さん会長として出来ることは何だろうと考えた」と説明する。昨年9月から約3カ月間、毎朝8時に手作りのおにぎり4〜5個を学校に届けた。

藤井校長によると、当時は朝ごはんを毎日食べていない児童が2〜4人いた。親が子どもより先に出勤してしまう家庭の子が多く、遅刻を繰り返していた。

このため、教員らが自宅まで児童を呼びに行き、校長室で野崎さんが作ったおにぎりを食べさせた。今は遅刻の回数も減っていることから、生活リズムも改善している様子だという。



●保護者責任10%

藤井校長は「食育は保護者にどう働きかけるかが課題」と指摘する。

「保護者には『学校が90%の責任を持つ。残り10%は保護者が責任を持ってください』と常々言っている。残り10%の基本的な生活習慣は家庭で身につけさせてほしい」


と語る。


◆記事2:乳製品で朝の給食−−岡山県美咲町立柵原西小

岡山県美咲町が今月11日から、町内全8小中学校の児童・生徒1220人を対象に、乳製品で朝食を補う「食育推進事業」を始めた。

スタートして約2週間。町立柵原(やなはら)西小(定本啓子校長、児童数189人)を訪ねると、楽しみながら食べる子どもたちの笑顔があった。

美咲町は05年3月、旧柵原、中央、旭3町が合併して誕生。同事業を実施する背景の一つに、旧柵原町が02年度、小中学生485人を対象に実施した母子保健に関する調査があった。



それによると、朝食を「毎日食べる」と答えた児童・生徒は394人(81・2%)。約2割が「時々食べる」「食べない」と答え、

行財政改革とともに少子化対策を政策の柱に据えて当選した奥村忠夫町長(65)が「子どもたちや保護者に食の大切さを意識づけよう」と事業を発案した。



●喜ぶ子どもたち

23日午前9時半、1時間目が終わって休み時間に入ると、校舎西端にあるランチルームに児童のはしゃぎ声が響いた。

ヨーグルト、チーズ、牛乳。壁に張られた10品目の写真を見て、自分でその日の「メニュー」を決める。

写真は、選ぶ際に混乱しないよう給食担当の先生が作製した。児童はテーブルの上のかごに盛られた乳製品の前に列をつくり、選んだものを先生から受け取る。

友達と一緒に食べるのを見ると「楽しくて仕方ない」といった様子だ。

「休み時間はあと3分ですよ」。ランチルームに先生の声が飛び、自分たちで後片付けが始まる。

慌ただしい雰囲気の中、約10分の“食事”時間は、あっという間に過ぎた。児童数が多い同校では、1、2時間目の終了時に低学年と高学年の2回に分けて実施。

希望者が自由に飲食する制度だが、児童の約8割がランチルームに足を運んでいるという。



●いろいろな意見

一方、保護者には好意的な意見がある半面、「『補完』より、家庭で朝食を食べさせることに力を入れるべきでは」

「きちんと食べさせているのに、なぜさらに乳製品を取らせるのか」などの声もあるという。

定本校長は「いろいろな意見があるのは確か。でもこの事業をきっかけに、子どもや保護者に食育への関心が高まれば」と期待する。


◆コメント1:「学校が食事の責任の90%を持つ」ってのはどういう世の中なんだよ。

ひどい世の中になったものだ。母親が子どものために朝食を作らない。私の息子が通っていた公立小学校でもいたよ。

子どもが学校に行くのに、起きない母親。

何度も書いたけど、ここはガラの悪い場所ではない。東京でも「高級住宅地」に属する地域なのだ。

百歩譲って、母親が働いており、朝忙しくて・・・というのなら、いや、それでも子どもに朝飯を作らないのは許せない。

品川区では、見かねた学校やPTA有志が子ども達に学校でおにぎりを食べさせている。

品川区立八潮北小の藤井校長は

「保護者には『学校が90%の責任を持つ。残り10%は保護者が責任を持ってください』と常々言っている。」


という。どうしてそうなるんだ?

あのね。子どもに朝飯食わせてやるのは大変結構です。PTAの方も偉いですが、問題の所在は明らかにしなければならない。考えるまでもないことだ。
学校が90%の責任を持つ理由は無い。朝飯は家で食うものだ。子どもに朝飯を食わせる責任は100%、家庭に存する。子どもに朝飯を食わせない母親が悪い。(特殊な事情は除く)。


◆コメント2:朝飯を学校で食えて嬉しいという子どもが可哀想だ。

それから、記事2。岡山のケース。

「喜ぶ子どもたち」という項を読んだら涙がこぼれたよ。情けない・・。

「喜んでいるなら、いいじゃないか」という馬鹿がいるだろうが、そもそも、メシなんてものは、(今日は同じ事を何度も書かざるを得ない)母親が子どもより早く起きて食わせるのだ。

それで昼まで保つのが当たり前じゃないか。

「いろいろな意見」という段落があるが、議論に値することだろうか?問答無用。常識の世界だ。

「『補完』より、家庭で朝食を食べさせることに力を入れるべきでは」

「家庭で朝食を食べさせることに力を入れるべきでは」って、他人に訊かないと分からない?


◆コメント3:「少子化対策」ってみんな、本当に真剣には考えていないでしょ?

朝飯→少子化は短絡だが、本日は、ついでに、日頃から「少子化対策」について考えていることを書く。

上に掲載した記事を読んだり、一昨日だか、また「夫婦でパチンコ→クルマに子ども放置→脱水症状で死亡」(こういう馬鹿どもに限って子どもがすぐ出来るんだよな)

という事件があった事を考えていると、「少子化対策」など不要ではないかと思えてくる。

子どもを作りたくない奴に作らせても、子どもが可哀想だ。それで、日本が将来滅びるなら仕方あるまい。



皆、少子化対策って、どうしてそんなに真剣に話すのかね?本当に日本の将来を憂えているのですか?

今から、100年経ったら、今生きている日本人は皆死んでいる。貴方も私も、今日、生まれた子供も多分、既に死んでいるのですよ。

その後日本がどうなるか、本当に心配ですか?

心の底からYesと言えますか?

無責任に子供をつくるのなら、作らない方が良い。



「少子化対策」って、誰も本気じゃないでしょう。

何せ、内閣総理大臣からして子どもがいることはいるが、途中で妻子を放り出した人だ。育児の苦労を知らない。安倍官房長官も子どもがいない。

猪口少子化担当大臣には、子どもがいるけれど、彼女は、国際政治学者の旦那と「億ション」に住み、女中を雇える身分である。

そんな人が少子化対策って、ふざけてるよ。

要するに国家も個人も建前上、何とかせねば、といっているが、内心「どうでも良い。」と思っている。

本気じゃないから名案が浮かぶわけもない。


◆コメント4:子どもが小学生の間は、お母さんは家にいて「お帰りなさい」というのが、理想なのですがね。

勿論、各人、各家庭の「事情」がある。だから一般論としてお読みいただきたい。

私は「女性が外で働くこと」自体には何ら偏見はない。

何故かというと、私の職場には大卒で入社後数年目の女性総合職が何人かいるが、、ものすごく優秀であることを知っているからである。

下手なヒステリックな男の管理職より優秀だ。

専門知識を完璧に身につけている。完全に感情をコントロール出来ている。女性にありがちなヒステリーやパニックを絶対に起こさない。

それでいて、物腰は柔らかだ。完璧に近い人材だ。

余りにも年齢が違うので現実には可能性は低いが、彼女たちの誰かが、私の上司になったとしても全然嫌な気はしないだろうと思えるぐらいなのだ。



だから、働くのは良いんです。

ただね。子どもが小さい頃はね。学校から帰ったら、お母さんが家にいてくれる。「お帰りなさい」と言ってくれる。それだけのことでも子どもは嬉しいんだよ。

お母さんがいない家に帰るのは寂しいのだよ。


◆コメント5:乱暴な子どもの家は100%、母親不在だった。(逆は必ずしも真ではない)

私の息子が公立小学校に通っていた頃、クラスで異常に凶暴だったり、問題を起こす子どもを調べたら、100%、母親が自宅にいない子どもだった。

そういう子どもは、市の「コミュニティ・センター」という、昔で言えば公民館か児童館であずかる事になっている。そこでの様子を見たことがあるが、恐ろしく乱暴なのだ。

因果関係があるかどうか証明出来ない。ここのところは、間違えないでほしいのだが、

私は「母親が働いている家庭の子どもは100%粗暴だ」、と言っているのではない。

昼間は母親が不在でも、普通に素直に育っている子は、勿論、いる。

想像だが、そういう家庭では、母親が、帰宅後の限られた時間であっても子どもの話を聞き、きちんと接しているのだろう。


◆結論:諸事情があるのを承知の上で敢えて申し述べる。

子どもが小学生のあいだぐらいは、母親は出来れば家庭にいて、きちんと食事を作り、子どもが学校から帰ってきたときには、「お帰りなさい」と言ってやりたいものだ。

なお、本稿に関しては、結婚できるのにしない人、子どもを作ろうとしない人(欲しくても出来ない人は仕方がないのは言うまでもない)、

その他育児の経験のない人の意見に耳を貸すつもりはない。

子どもを育てた経験がなければ、絶対に分からないことなのだ。


2005年05月30日(月) 社会保険庁の予算流用。一度もイベントを行っていないのに、6億円の予算を獲得、流用。←相変わらずだな。
2003年05月30日(金) 「<副作用>市販用かぜ薬で間質性肺炎 厚生労働省」 大袈裟に騒ぐほどではない。
2002年05月30日(木) ワールドカップもいいけどさ・・・・

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