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2002年11月30日(土) Jユース杯 予選リーグ 大宮アルディージャ戦(H)

02年11月30日14:01開始 清水エスパルス三保グラウンド
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 大宮アルディージャユース(H)

▼布陣
−−−−−真司−−阿部−−−−−

−篠田−−大瀧−−枝村−−拓也−

−森安−−村越−−渡邊−−天野−

−−−−−−−風間−−−−−−−

控え:海人、高山、高柳、上埜、岡村、仁科、獅子内
交代:後半16分:篠田→仁科 (真司を左MF、仁科をFWに)
   後半25分:拓也→上埜 (そのまま右MFへ)
   後半34分;真司→高柳 (渡邊をボランチ、大瀧を左MF、高柳をCBに)
   後半40分:阿部→獅子内(そのままFWへ)

大宮アルディージャユース:

−−−−−大上−−内村−−−−−

−宿谷−−石黒−−鈴木−−小池−

−中居−−三浦−−中坪−−仲田−

−−−−−−−高橋−−−−−−−

交代:後半15分:宿谷→本多、後半16分:小池→藤本、後半40分:内村→根田


▼試合展開
先週、今の季節のサッカー観戦は死ねると書きましたが、見事に風邪をひきました。月曜に無理して会社に這って出たせいで、さらに悪化。おかげで浩太のデビューゴールを見逃したさ。俺、今年15回近く浩太出場試合見に行ってるのに、1度しか浩太のゴール見てないんですよ? しかし、布団の中で浩太のゴールを速報で知った時、そういう星の下で生まれてくる選手はいるのだと、改めて痛感しましたね。

さて、静岡は首都圏と打って変わって、暖かいとまでは言えなくとも、日が差せば、ぽかぽか陽気を知覚できる天気。曇りがちながら風もなく、まだまだ観戦に十分耐えうる。今日の観客はいつもより更に少なく、50人弱ほど。やはり、残留決定戦の魔力魅力には勝てなかったか。
清水はナショナルトレセンメンバーが戻ってきたものの、村越をJユース杯初起用。GKにも風間を6試合振りに選択。一方の大宮も、前節とメンバーが入れ替わっており、こちらも来年に向けて試行錯誤を怠っていないようだ。

潰し合いの序盤、清水はプレスの狙いが良く、ボランチとSBが連携して最終ラインの手前やや横で奪っていく。しかし、大宮も清水のハーフカウンターを警戒、深いラインを敷いて、拓也や篠田の突破を人海戦術で封鎖。これを打破したい清水は、足下ではなくサイドスペースにボールを出して、選手の俊足を活かそうとする。
まず19分、右サイドでキープする拓也が軽く前方斜め右にボールを出すと、天野が加速しながら拓也の内側から大きく回り込んで疾走。ライン際からのセンタリングに阿部が頭で合わせたが、ゴール上に外れる。
28分にも中央の真司から右の拓也に渡ると、拓也は再び前方斜め右へ今度は強めに転がす。すると真司が同様に拓也の前方へ、ダイアゴナルに快速を飛ばして回り込む。右足のセンタリングに合わせるのは、やはり阿部。ヘディングは僅か上に外れ、ネットの上に落ちる。

しかい、大宮は高い集中力を保ってマークを切らさず、清水のオープン攻撃に抵抗する。またファウルも犯さないため、必殺の大瀧→阿部のセットプレーも披露させない。そこで大瀧・枝村が鋭いミドルを枠内に放つが、GKは余念なく隙を見せない。攻めあぐむ清水には、だが別の飛び道具があった。
36分、自陣左からの長いFK。蹴るのは森安。一気にゴール前に蹴る込むが、ボールは左に流れてしまい、…と思いきや、そこに大瀧。フリーで左足で折り返すと、待ち構える真司が頭一つ抜け出してヘッド。ゴール右サイドに突き刺さり、清水が先制する。1−0
さらに44分にも、開いて受けた篠田が切れ込んだところを倒されFK。ゴールまで40Mほどの距離、蹴るのは同じく森安。蹴ったボールをファーの阿部がマークに競り勝って頭で折り返すと、ニアで大瀧と真司がマークの前に抜け出す。大瀧の強烈な左足ボレーが決まり、同じパターンで突き放しに成功した。2−0
森安の精度の高いロングキックで、清水は効率よく2点を加えて折り返した。

大宮        清水エスパルス
0(0) シュート 9(5) ×阿部、×大瀧、○枝村、○大瀧、×阿部、◎真司、○枝村、◎大瀧
               ×阿部
0(0) 右クロス 10(2) ×拓也、×篠田、×天野、×天野、○天野、×天野、×拓也、○真司
               ×拓也、×真司、
1(0) 左クロス 3(1) ○篠田、×篠田、×森安
2(0) 左右CK 2(1) ×大瀧、○大瀧


後半、大宮は再び守備システムを整えてきたが、清水は森安・村越を軸にロングフィードで落ち着いて攻める。まず10分、村越のロングフィードから阿部が抜け出すが、DFが一歩早くCKに逃れる。左CK、蹴るのは大瀧。ゴール中央に合わせたボールを村越が競り勝って叩きつけたが。GKが素晴らしい反応で弾き返す。これに阿部が感応、リバウンドを押し込むが、空のゴールをカバーしたDFがブロック、追加点を許さない。
13分には、攻め上がった森安が中央のパスを大宮がカット、森安の裏から逆襲、速攻を仕掛ける。しかし、真司が俊足を飛ばして追い掛け、自陣ライン際で強引に体を入れ替えてカット。ボールは村越を経由して森安が大きく右に展開。開いた枝村からのアーリークロスに、飛び込んだのは篠田。ヘッドでゴール右下隅へと丁寧に狙ったが、GKこれも反応良く弾くと、こぼれ球に食らいついた篠田より早くボールを抑え込む。ゴールキックも含めて、どうにもフィードは安定しない大宮GKだが、再三の好プレーで追加点を狙う清水に立ちはだかった。

だが、その頃には大宮の強固なシステムも綻びはじめていた。シュートどころか、危険エリアへの侵入すら許さない清水の徹底したシステムを前に、回されるボールを追い掛ける大宮は、疲労が蓄積。次第に警戒していたフォアプレスからのハーフカウンターを許すようになる。
15分、PA手前で拓也が読み切ってパスカット、枝村に渡すと広角フィード。右に流れた真司が受けてスペースを突破するとマイナスの折り返し。そこに最終ラインから渡邊が飛び出してシュートを放つ。だが、GKこれもストップ。
そして22分、最終ラインからボランチに渡そうとしたボールを、真司が狙ってカット。その出足で一気に最高速に達した真司に、大宮DFは完全に出遅れる。ノーマークで一息にPA内左30度シュートエリアへと踏破、次の瞬間、構えるGKを嘲笑うようにマイナスの折り返し。大宮守備陣は完全に予想を裏切られ、ノーマークで飛び出した仁科が丁寧に右ファーサイドに流し込んだ。3−0。壊れた玩具の、壊れたる所以を見せつける。

3点差がつき、清水の攻勢もやや落ち着いたが、大宮にも流れを取り戻す力は残っていない。断続的にパスカットからの突破を許し、34分の大瀧の左クロスから阿部は、辛うじて右CKに。大瀧のキックに村越が合わせたたがゴールに飛ばせず、今度は左CK。枝村のキックはDFがクリアするも、大瀧が拾うと密集地の網を縫うようなスルーパス。仁科がゴールを狙ったが、鋭くパスに反応していたGKに阻まれる。こぼれ球をエリア外からの枝村がミドルは、GK正面。
43分、森安が強引に体を寄せて奪取、渡邊にボールを預けて加速する。タイミングを図って渡邊が浮き球のスルーパスを送り込むが、これはGKの守備範囲。…と思われたが、何とファンブル。抜け出た森安が受けると、ガラ空きのゴールに流し込むだけで良かった。4−0

その後、ロスタイムに入っても清水のペースは続く。大瀧の左クロスからCK。大瀧の右から1本目はやり直し、2本目は村越がまたも競り勝つが、ファーに流れてDFがクリア。今度は左から枝村のキックを大宮が跳ね返したが、天野が拾って左クロス。仁科は左後方からのボールに対し体の右側を開くと、ダイレクトボレーでゴールファーにループで狙う。アイデアは面白かったが、さすがに難しすぎたか枠を捉えず。
さらに、その直後にも最終ラインからのロングフィードに大瀧が左サイドから抜け出すと、さらに左に枝村が流れる。ボールを受けて枝村の狙い澄ましたセンタリングに、仁科が胸ワントラップシュートを図ったが、トラップがブレてシュート体勢に入れず。
最後、大瀧のミドルシュートが外れたところで、試合終了のホイッスルが鳴った。

大宮        清水エスパルス
0(0) シュート 14(9) ○村越、○阿部、×阿部、○篠田、×阿部、○渡邊、◎仁科、○阿部、
               ×村越、○仁科、○枝村、◎森安、×仁科、×大瀧
1(0) 右クロス 8(3) ×拓也、×天野、○枝村、○真司、×拓也、×枝村、×大瀧、○仁科
0(0) 左クロス 4(2) ×大瀧、×大瀧、○天野、○枝村
2(0) 左右CK 7(3) ○大瀧、×大瀧、○大瀧、×枝村、×大瀧、○大瀧、×枝村


これにてアウェイでの緒戦を落とした後、7連勝で予選1位突破。決勝トーナメントの緒戦はは12月15日。三保グラウンドで愛知FCと夏のJ村以来の再戦となりました。これに勝てば、次は23日に川越競技場で鹿島−市原の勝者と。準決勝は26日、決勝は28日です。
12月からは、現在午前中は学校を休んでトップに合流している浩太も、通常通りユースの練習に参加することになるとのこと。満を持して「史上最強世代」が有終の美を飾るよう、応援していきたいと思います。


▼試合結果
清水エスパルスユース 4−0 大宮アルディージャユース
 得点:前半36分:清水・鈴木真司(大瀧義史: ショートパス)
    前半44分:清水・大瀧義史(阿部文一朗:ショートパス)
    後半22分:清水・仁科克英(鈴木真司: ショートパス)
    後半43分:清水・森安洋文(渡邊優希: スルーパス)



▼選手寸評
風間翔太  6.0 コーチングの判断に難があったものの、フットワーク良く本業は安定。

天野数士  6.5 守備では球際の強さ・読み共に優秀だが、アーリークロスの精度悪し。
渡邊優希  7.0 経験の浅い村越をカバーしつつ、高いDFラインを指揮。被シュート0。
村越大三  5.5 跳ね返しがカブり気味だったが、CKの攻撃参加で競り合いの強さを発揮。
森安洋文  7.0 低く速く曲げる正確なフィードで貢献。走力と身体の強さで攻守に良し。

杉山拓也  5.5 引いた守りをドリブルで崩せず。クロスの精度も低く、抑えられた格好。
枝村匠馬  6.0 高い潰し能力を発揮していたが、判断が一歩遅くて奪い返されること多し。
大瀧義史  6.5 大きな展開に不満はあるが、精力的な動きと優れた発想と技術で攻撃を率先。
篠田大輔  5.5 守備は及第点以上だが、突破力の不足から攻撃参加の度に潰される。

鈴木真司  7.0 俊足と技術と強気の突破を見せる一方、右足の技術や身体能力にも安定感。
阿部文一朗 5.5 中盤のスルーパスが少なく、速さが活きずに不完全燃焼。ミドル砲を多用。

仁科克英  6.0 卓越したキープ力と機動力で組織攻撃を呼び戻したが、決定機を外しすぎ。
上埜健太  5.0 レギュラーの判断速度に戸惑ったのか、無難なパスが多く、見せ場なし。
高柳亮太  6.5 フィードの判断が遅いが、跳ね返し・カバーは安定。ライン指揮を受け継ぐ。
獅子内善雄 ---


▼Jユース杯・Dグループ[最終結果]
09/08 日 15:00 大宮  0−5 東京V 仙元山
09/15 日 15:00 柏   2−2 大宮  あけぼの山
09/29 日 13:00 東京V 5−0 磐田  ヴェルディG
10/02 水 19:15 東京V 2−0 柏   ヴェルディG
10/05 土 13:00 磐田  1−0 大宮  大久保G
10/13 日 13:00 大宮  0−6 柏   大宮 
10/14 月 13:00 東京V 2−1 清水  ヴェルディG
10/20 日 14:00 清水  1−0 磐田  三保G
10/26 土 13:00 磐田  2−6 清水  磐田
11/03 日 14:00 柏   1−1 磐田  柏の葉
11/04 月 14:00 清水  2−0 東京V 清水NTC
11/10 日 11:00 大宮  1−1 磐田  東松山
11/10 日 14:00 柏   0−6 清水  あけぼの山
11/13 水 19:15 東京V 1−0 大宮  ヴェルディG
11/17 日 13:00 磐田  6−0 東京V 磐田
11/17 日 14:00 清水  3−2 柏   清水NTC
11/23 土 14:00 大宮  0−2 清水  大宮
11/27 水 19:15 柏   0−1 東京V 柏の葉
11/30 土 14:00 清水  4−0 大宮  三保G
12/01 日 14:00 磐田  0―1 柏   磐田

1 清水  21勝点(8試合7勝0分1敗) 25得点 6失点 得失点差+19
2 東京V 18勝点(8試合6勝0分2敗) 16得点 9失点 得失点差+ 7
3 柏    8勝点(8試合2勝2分4敗) 12得点15失点 得失点差− 3
4 磐田   8勝点(8試合2勝2分4敗) 11得点15失点 得失点差− 4
5 大宮   2勝点(8試合0勝2分6敗)  3得点22失点 得失点差−19

○次回対戦 12/15 (日) 13:00 清水 vs 愛媛FC 三保グラウンド



2002年11月23日(土) Jユース杯 予選リーグ 大宮アルディージャ戦(A)

02年11月23日14:00開始 埼玉県営大宮公園サッカー場
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 大宮アルディージャユース(A)

▼布陣
−−−−−真司−−拓也−−−−−

−岡村−−渡邊−−上埜−−田淵−

−篠田−−高山−−高柳−−天野−

−−−−−−−海人−−−−−−−

交代:後半22分:田淵→獅子内(拓也を右MF、獅子内をFWに)
   後半43分:真司→雄也 (拓也をFW、雄也を右MFに)

大宮アルディージャユース:

−−−−−大上−−内村−−−−−

−三溝−−石黒−−鈴木−−仲田−

−小池−−岡部−−中坪−−二瓶−

−−−−−−−豊田−−−−−−−

交代:後半19分:内村→本多、後半27分:三溝→西場
※選手名簿は公式HPから。情報が詳しくて、羨ましいぜ。


▼試合展開
さいたまー!
そういや、2年前のJユース杯を見に行った時は大宮市だったんだよなー、と感慨深げ。昨年のアルディージャユースとの対戦は、川越市だったし。さいたま市になったものの、大宮駅周辺はアルディージャ関係の露出が多く、良い雰囲気。またアルディージャとの対戦は常にスタジアムで、しかも大宮は専用競技場と非常に見やすい。良いクラブだと思う、…っていうか、エスパルスも見習え。

試合前に小雨が降ったものの、試合開始にはほぼ止む。だが寒い。これからのサッカー観戦は、油断したらマジで死ねる。会場は100人弱。子供の「おおみゃー!おおみゃー!」の応援が響く、アットホームな雰囲気。でも、みゃーみゃー言ってると、尾張人になりますよ?
清水は既述の通り、ナショナルトレセンで阿部・大瀧・枝村・前田・真希が村行き。天皇杯の登録メンバーにも入った浩太は現在、静学の午前の授業も休んでトップに完全合流。仁科は軽傷で、森安は累積警告で出場停止と思われる。清水は非常に苦しいメンバー編成を強いられた。
一方の大宮は3年生が全員引退。結局、磐田も柏も3年生は一部しか引退していなかったため、大宮だけが完全U-17での戦いになっているようだ。

試合は喪章を付けた各選手が、急逝された高円宮殿下へ黙祷を捧げた上で始まる。殿下のサポーターに対しての言葉、「思い入れが深すぎると批判的になったり暴力的になってしまう。それは、チームや仲間、そして日本のサッカーに迷惑をかけることになります。サポーターには、サポータのマナー、礼儀があると思うのです」という言葉は、けだし名言だと思う。
さて試合は6分、田淵がライン間際から電光石火の切り返しでマークを外し、センタリング。しかし、ニアで受けた拓也の反応が遅れ、右足アウトで合わせたが右外に外れる。
意外に清水の連携は悪くなく、組織的なプレスで相手にシュートどころか、クロスすら許さない。しかし、清水の方も奪うまではできても、その後の組み立てができない。渡邊は判断の遅さから周囲を囲まれることが多く、上埜は経験不足から中学年代では問題なく通るパスをカットされてしまう。結局、アウトサイドの突破力に賭ける展開となる。

21分、天野の裏へのフィードから田淵が飛び出してセンタリング。中央の真司が前にトラップすると、即、左足アウトでシュート。独特のタイミングから放った切れ味鋭いボールだったが、GK何とか反応し、CKに逃れる。
26分にも、右に開いて受けた真司が、そのまま縦に突破。ラインを押し込んでボールを戻すと、PAの角から上埜がダイレクトシュート。低い強烈なボールは、ゴールニア側に外れる。

だが、前節でも浩太が口煩く修正していたことだが、徐々に180cmの拓也が持ち味のドリブルをしようと足下にボールを受けに下がってしまい、前線に166cmの真司が孤立するようになる。真司の孤立は同じレフティドリブラーの岡村の孤立も招き、何度も小気味よい突破を仕掛けていた真司・岡村にボールが回らなくなる。
そして、35分に中盤の拓也のパスミスから大宮にシュートを許すと、清水は全体にラインが下がってしまう。大宮は高い位置で勝負できるようになると、フィールドプレーヤー平均身長174.8cmという高さと強さで、同172.8cmの清水に圧力を掛ける。特に176cmと180cmの2トップが、献身的にセカンドボールの競り合いに加わった。
39分には、大宮の2トップの一人、180cmの内村が篠田を体で抑えて置き去りにすると、センタリング。これはファーに流れるが、天野の前に三溝が体を入れて奪い返し、後ろに戻すと石黒がアーリークロス。海人が飛び出るが、176cmの大上に競り負けてヘディングを許す。ボールは空っぽのゴールに飛んでいくが、僅かに上に外れた。
これ以降も大宮の攻勢を許すが、決定機未満で抑え、前半終了した。

大宮        清水エスパルス
3(2) シュート 8(4) ×拓也、×高山、○岡村、○真司、○真司、×拓也、×上埜、○渡邊
2(1) 右クロス 5(2) ○田淵、×田淵、○田淵、×天野、×田淵
1(1) 左クロス 1(0) ×篠田
0(0) 左右CK 2(1) ×上埜、○上埜


後半開始。清水の最初の狙いは抑えられ、むしろ左サイドを変わらず崩される、前半を引きずった展開と思われた。
だが、3分。ロングフィードから真司が俊足を走らせて、左スペースに飛び出す。追い付いた真司は左に叩くと、そこに後方から加速して岡村。左大外から突破を仕掛けるや反転、ボールを戻した先にフリーの篠田。狙い澄ましたアーリークロスに、乱れた最終ラインの隙間へと拓也が飛び込んで、ファーに流し込むようにヘッドを決めた。1−0。宇宙開発の熟練者である拓也が、何故こういう難しいシュートを結構決めるかは、謎だ(笑)。

左サイドを修正した清水は、8分にも拓也のスルーパスに岡村が抜け出すと、数タッチ刻んでセンタリング。そこに真司が体ごと飛び込んで左足ボレーを放つが、GK体ごと倒れ込んでストップ。このボールにさらに岡村が食らいつくが、当たり損ねて倒れるGKの下へ。全身で悔しがる岡村。
そして11分には、お待たせしました、今日の海人のファンタジー。相手ロングフィードにPA外へ飛び出してトラップすると、寄せるFWを切り返しで振り切って右前方へフィード。本当にお茶目さん(笑)。

その後、試合は膠着状態。多分にもれず、清水のボール回しに走らされた大宮は消耗が激しく、シュートやクロスに行く前に潰されてしまう。一方の清水も、攻守の切替は遅いままで、個人技による突破が中心なので、どうしても組織の網に引っ掛かって潰されることが多い。また、喧しい中心選手(というか浩太?)がいない影響か、経験豊かな3年生選手にもミスが目立つ。要は潰し合いで、それは見ている方に退屈を強いるものだったり。

そんな展開が続いて実に39分、天野のミドルパスをPA手前で渡邊がダイレクトで横に叩く。受けた獅子内が重心の低いクイックターンで前を向くと、スルーパス。渡邊が裏に飛び出してシュートにいくが、GK体でストップ。
40分、天野が浮き球リフティングで対面を抜き去り、前方フィード。飛び出した拓也が縦に勝負すると見せて切り返し、中に切れ込んで一人振り切るとフリーでセンタリング。待ち受ける獅子内が頭で叩きつけると、ボールは地面にバウンドしてポストに直撃、そのままネットに吸い込まれた。2−0
試合展開上、決定的な2点目が入ったことで、試合はこれ以上動くことなく、終了のホイッスルを迎えた。

大宮        清水エスパルス
3(1) シュート 10(7) ○拓也、◎拓也、○真司、○岡村、×高山、×拓也、×真司、○渡邊
               ◎獅子、○上埜
2(0) 右クロス 3(2) ×天野、○天野、◎拓也
1(0) 左クロス 3(2) ◎篠田、○岡村、×岡村
0(0) 左右CK 1(1) ○上埜


この勝利で次節ホーム大宮戦に負けたとしても、得失点差の関係から首位となる可能性が非常に高くなった。引き分け以上なら無条件。首位の場合、緒戦がホームでJクラブ以外のクラブユース(塩釜・横河・愛知・愛媛)、2回戦も川越競技場と色々と有利なので、是非油断することなく最後まで戦ってほしい。


▼試合結果
大宮アルディージャユース 0−2 清水エスパルスユース
 得点:後半02分:清水・杉山拓也 (篠田大輔:左クロス)
    後半40分:清水・獅子内善雄(杉山拓也:右クロス)



▼選手寸評
山本海人  6.5 前半の競り負け以外では、果敢な飛び出しと安定したキャッチングを見せた。

天野数士  6.0 軽率なパスや安易な突破など、やや締まらない内容。守備の1対1は及第点。
高柳亮太  7.0 安定した空中戦とフィードで貢献。慌てたクリアがなければ、なお良し。
高山純一  5.5 油断からか雑なプレーが多く、攻撃参加に色気を出し過ぎている面もあり。
篠田大輔  5.0 岡村が前に行くせいか攻め上がりが皆無。守備では当たりの弱さを露呈。

田淵将天  5.5 盛んに突破を仕掛け序盤の攻勢を導いたが、徐々に間合いを読まれたか。
渡邊優希  5.0 空中戦も含めて奪取能力は高いが、展開が遅くて攻撃を組み立てられず。
上埜健太  5.5 あと一歩足りない面は否めないが、狙いや判断の速さ自体は良いものがある。
岡村総一郎 6.0 突破力で魅せたが、精力的に縦横に動きばがらも使われる回数が少なすぎた。

鈴木真司  6.0 独特の空回り気味のアイデアも健在だが、基礎技術・身体能力は確か。
杉山拓也  6.0 体を張らないFWは失格。だが1得点1アシストは共に見事なもの。

獅子内善雄 6.5 前線の拠点となることで真司・岡村・拓也が動き出す。その上で1得点。
杉山雄也  --- 足を攣った真司と交代で投入。


▼Jユース杯・Dグループ[途中経過]
09/08 日 15:00 大宮  0−5 東京V 仙元山
09/15 日 15:00 柏   2−2 大宮  あけぼの山
09/29 日 13:00 東京V 5−0 磐田  ヴェルディG
10/02 水 19:15 東京V 2−0 柏   ヴェルディG
10/05 土 13:00 磐田  1−0 大宮  大久保G
10/13 日 13:00 大宮  0−6 柏   大宮 
10/14 月 13:00 東京V 2−1 清水  ヴェルディG
10/20 日 14:00 清水  1−0 磐田  三保G
10/26 土 13:00 磐田  2−6 清水  磐田
11/03 日 14:00 柏   1−1 磐田  柏の葉
11/04 月 14:00 清水  2−0 東京V 清水NTC
11/10 日 11:00 大宮  1−1 磐田  東松山
11/10 日 14:00 柏   0−6 清水  あけぼの山
11/13 水 19:15 東京V 1−0 大宮  ヴェルディG
11/17 日 13:00 磐田  6−0 東京V 磐田
11/17 日 14:00 清水  3−2 柏   清水NTC
11/23 土 14:00 大宮  0−2 清水  大宮

1 清水  18勝点(7試合6勝0分1敗) 21得点 6失点 得失点差+15
2 東京V 15勝点(7試合5勝0分2敗) 15得点 9失点 得失点差+ 6
3 磐田   8勝点(7試合2勝2分3敗) 11得点14失点 得失点差− 3
4 柏    5勝点(6試合1勝2分3敗) 11得点14失点 得失点差− 3
5 大宮   2勝点(7試合0勝2分5敗)  3得点18失点 得失点差−15

○次回対戦 11/30 (土) 14:00 清水 vs 大宮 三保グラウンド



2002年11月17日(日) Jユース杯 予選リーグ 柏レイソル戦(H)

02年11月17日14:00開始 清水ナショナルトレーニングセンター・J-STEP
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 柏レイソルユース(H)

▼布陣
−−−−−真司−−拓也−−−−−

−大瀧−−−−−−−−−−上埜−

−−−−−枝村−−浩太−−−−−

−森安−−高山−−渡邊−−小林−

−−−−−−−海人−−−−−−−

交代:後半00分:小林→篠田(森安を右SB、篠田を左SBに)
   後半13分:上埜→仁科(拓也を右MF、仁科をFWに)
   後半36分:真司→阿部(そのままFWへ)

柏レイソルユース:

−−−−−菅沼−−多田−−−−−

−−−−−−−船山−−−−−−−

−佐藤−−大谷−−石原−−大峡−

−−−石川−−片寄−−岩崎−−−

−−−−−−−大桶−−−−−−−

交代:前半29分:大峡→和田、前半42分:岩崎→須賀、後半18分:多田→小森
   後半32分:船山→櫻田


▼試合展開

 2度目ということで迷わず、清水駅から徒歩50分弱で到着。時間余りまくり。
 現地は風は穏やかな曇天。前回と違い芝はやや荒れ気味。確かに寒いが、関東に比べるとかなり快適な日曜の午後。J-STEPには100人強の観客が集まった。まあ、昨日の高校選手権県大会決勝と比べれば、1%程度の人数だが。
 清水は山本真・前田らの中学生を合流させず、また阿部と仁科をベンチに。新聞によると阿部が左内転筋痛、仁科が左足捻挫ということだが、試合前のアップを見ている限り問題はないだろう。また天野は試合前、ウォーキングと軽いジョグをしていたので、軽傷で大事を見たというところか。前線に前節2人で3ゴールを稼いだ2トップ、右サイドには新鮮な顔ぶれを揃えた。
 一方、予選突破に希望を繋ぐには最低でも勝点1、清水に逆転するためには勝点3が必要な柏は、菅沼をトップから呼び戻し、船山をジュニアユースから合流させ、ほぼベストのメンバーを整えてきた。

[前半]
 序盤は定石通り、潰し合いの様相。8分、森安が攻め上がり、中央に切れ込んだところを潰され、FK、浩太が素早くリスタートし、左サイド、フリーの大瀧がセンタリングを入れるが、一歩前でDFカット。以後も両者、サイドで勝負してクロスを入れるが、DFが集中を切らさない。
 20分の浩太の左CKは、DFがクリア。このボールを海人が35M近く飛び出してキープ、FW多田に詰められるがターンして振り払い、右サイドにフィード。残っていた高山がセンタリングするが、GKボール。
 このあたりから、清水のポゼッションが高まり、再三裏を狙う大瀧と大胆に突破を図る森安の左サイドから崩しはじめる。しかし、FW二人がドリブルを狙う位置取りをしているため、中央でクロスが合わせる人がいない。また浩太のスルーパスを引き出す動き出しや、枝村が前線へ飛び出す時間を作るポストプレーもなく、攻撃が単発で散漫であった。しきりに浩太からポジショニングを修正される拓也・真司は、阿部と仁科のツラさが、身に染みて分かったことだろう(笑)。

 最初のシュートは25分。浩太が右サイドで切り返したボールをDFがカット。それを拾った上埜がダイレクトで狙ったもの。28分には、森安のタックルがボールと同時に大峡の足を踏んでしまい、ファウル。そして森安にはイエローカード、大峡は足首を捻って負傷交代。このFKを跳ね返すと、枝村が拾って中央を駆け上がる。一度右の上埜に預けると、その前に流れてリターンを受ける。センタリングは拓也に届くが、トラップに手間取り、クリアされる。
 一方の柏は32分、絞る森安の外のスペースに流れた菅沼が、フリーで受けてセンタリング。中央の多田が豪快にダイレクトで合わせてシュートを放ったが、右ポストを掠めて外れてしまう。41分にも、ファーに流れたかに見えた和田のアーリークロスに菅沼が追い付く。さらに前に刻み、左20度から強烈なシュート。見事に枠を捉えたが、海人も見事に反応し、これをキャッチする。
 前節と違い、むしろ清水に中盤を支配されてるからこそ、柏は堅守速攻という自分たちの持ち味を出せている印象。また、絞りすぎる傾向のある清水SBの外を突くなど、狙いも徹底している。

 清水は44分、森安が自陣から左足アウトに掛けたロングフィード。GKの守備範囲内に思われたが、中途半端なポジショニングを見逃さず、飛び出した枝村が先に触って追い付く。キックフェイントでGKを転ばすと、寄ってきたDFを見切って中央の拓也にラストパス。しかし、拓也のシュートは倒れるGKの前に弱々しく転がり、先制点を逃した。
 結局、ボールを支配しながら、有機的な攻撃を披露することなく、前半を終了する。

柏レイソル     清水エスパルス
3(1) シュート 5(4) ○上埜、×枝村、○上埜、○枝村、○拓也
3(1) 右クロス 7(1) ×上埜、×小林、×高山、○枝村、×上埜、×上埜、×小林
3(0) 左クロス 8(0) ×森安、×大瀧、×枝村、×大瀧、×森安、×大瀧、×枝村、×大瀧
2(0) 左右CK 5(1) ×浩太、○浩太、×浩太、×浩太、×大瀧


[後半]
 後半開始最初の清水の攻撃は、その狙いに定評がある。この日も、枝村が大瀧に当てると、その外に回り込みリターンを受ける。そのまま淀みない動きでサイドを突破し、角度のない位置からシュートを放つが、GKキャッチ。続けて1分にも、左の森安の大きなフィードを、真司が右サイドの深い位置で追い付く。これを上埜に戻すと、上埜のクロスはGKが弾く。このボールを上埜が今度はシュートを放ったが、またもGKが弾いてCKに逃れた。
 柏も6分、清水右サイドにロングフィード。流れて受けた菅沼に森安が対応し、一度は深いタックルを入れてボールを弾くが、菅沼に再度拾われると今度はドリブルで抜かれてセンタリングを許す。中央の大谷がミドルを撃つが、これは宇宙へと発射。
 9分にもロングボールから菅沼がフリーで前を向き、中央突破。これに渡邊・高山が対応し、粘る菅沼に対しシュートコースを完全に塞ぐ。菅沼は諦めて右に大きく開くと、篠田が対応する前に和田がセンタリング。和田と菅沼の間に入ったフリーの多田がボレーで狙ったが、ニアサイド外に逸れる。

 速攻の形ができている柏と、ボールは支配するが自分たちの形が出せない清水。柏優位に思えたが、清水にはもう一つ武器があった。まずは10分、海人のキックから左に流れたボールを、大瀧と真司が上手く追い込んでCKを得る。
 浩太の左CK。低く飛んで沈み込むボールはニアに殺到した両軍を越えて、中央の大瀧がフリー。大瀧が左足ボレーで合わせると、低い熾烈なボールがGKの指先を抜け、ネットに突き刺さる。1−0
 さらに13分、またもや右CKを得る。浩太のボールは、今度は中央も越えてファーで沈み込むと、フリーで待つのは、やはり大瀧。ヘッドで丁寧に合わせたボールがGKの飛び出したゴールに収まった。2−0
 これで流れは完全に清水。18分、中央の浩太のパスは、相手最終ラインの左外を回り込んでフリーの大瀧へ。大瀧から、さらに外でフリーの真司に渡してセンタリング。仁科が飛び込んだが、一歩早くDFがクリアする。
 20分、柏のロングボールに海人が反応良く、ギリギリまで飛び出して、…いや、ギリギリ以上に飛び出してヘッドでクリア。しかし、これが菅沼の体に当たってしまい、菅沼は海人と渡邊を振り切って無理矢理シュートに行くが、当たり損ねでカバーに入った高山が悠々とトラップ。
 そんなちょっぴりお茶目なプレーもあったが、直後にも、森安のロングフィードの競り合いのコボレを、真司がカカトでパス。受けた仁科からリターンが出て、真司が飛び出したGKを抜き去ろうとするが、失敗。

 24分、枝村のスルーパスから右サイドに拓也が抜け出て、サイドから横に切り込んだが、2枚目のDFがカット。25分にも再び枝村のスルーパスに、今度は拓也が縦に勝負に行き、PA内45度からのシュートは、枠の上。
 続けて28分、またも枝村から拓也へ。今度は拓也の前に枝村が飛び出してリターンを受けるが、読み切ったDFが詰めて、仕方なしに枝村とポジションの入れ替わった中盤の仁科に戻す。仁科は大きくサイドチェンジしてPA左角の真司へ。次の瞬間、左足一閃。地を這う低い弾道が、意表を突かれて反応が遅れたGKの横を抜け、ファーポスト内側に激突すると、そのままネットへと吸い込まれていった。3−0。高らかに腕を振り上げるファンタジスタは、観客のハートを掴んだ模様。

 しかし、試合はこれで終わらなかった。予選通過の望みを、柏が捨てなかったからである。31分、ロングフィードをクリア仕切れず、清水陣内ペナルティーライン付近で混戦。ここから菅沼が抜け出して、近距離からの痛烈なシュートは、しっかりコースを狙っていたが、海人の超反応が上回り、横っ飛びでストップ。だが、そこに最初に詰めたのは船山。3−1。さすがに、これには反応できなかった海人は、地面を叩きつけて悔しがる。
 35分にも、ロングフィードに対するオフサイド崩れで大谷が飛び出して、フリーでシュート。だが、海人はこれも横っ飛びでキャッチ、立ちはだかる。清水は、相手ロングボール攻勢を前に、軸となる浩太・枝村の中盤が消されてしまい劣勢。それでもカウンターの打ち合いに臆することなく、清水も真司・仁科が速攻を仕掛け、真っ正面からぶつかりあいに。
 そして39分。オフサイドトラップを仕掛ける清水DFに対し、一人後方から走り込んだ小森が左サイドを抜け出す。オフサイドの前線の選手はプレーに関与なし。スルーパスが決まり、完全フリーの小森はPA内に切れ込んでセンタリング。乱れたDFラインの隙を突いて大谷が飛び込み、ダイレクトボレーは海人の腕も届くことなく、ネットに吸い込まれた。3−2

 もはや、焦点は清水が残り時間を凌げるかに移ったかに見えた。だが、それでも清水は攻撃の姿勢を崩さない。仁科が、大瀧が、阿部が突破を仕掛けると、ロスタイムには、森安が相手ロングフィードに競り勝ってボールを落とし、拓也から自陣右に流れた浩太が受ける。すると仁科が相手左WBと左CBのギャップを突くフリーラン。見逃さない浩太からスルーパスが出ると、仁科が左CBを右から回り込んで抜け出て、1対1からシュート。股間を狙ったが、GK食い止める。
 さらにその後も、海人のフィードを阿部が競り合い、こぼれ球を裏で仁科が拾って左の大瀧へ。大瀧のクロスはDFに当たったが、跳ね返りを大瀧が反応してシュート。枠上に外れたところで、試合終了のホイッスルは鳴った。

柏レイソル     清水エスパルス
9(5) シュート 11(8) ○枝村、○上埜、◎大瀧、◎大瀧、×拓也、◎真司、×仁科、○大瀧、
               ○仁科、○仁科、×大瀧
6(1) 右クロス 5(2) ×上埜、×高山、○拓也、○枝村、×仁科
3(2) 左クロス 5(0) ×浩太、×真司、×大瀧、×真司、×大瀧
1(0) 左右CK 8(2) ×大瀧、×大瀧、×浩太、◎浩太、△浩太、◎浩太、×大瀧、×大瀧


 この試合の裏でヴェルディが磐田に0−6と惨敗したため、柏は勝点1でも加えられれば次節ヴェルディ戦に望みが繋げられたのだが、海人の牙城を崩しきれず。激戦区D組は清水とヴェルディの予選通過で決まった。

○試合後談話(スポーツニッポン静岡版より)
築舘範男監督「相手にプレスをかけられて慌ててしまった。攻守の切り替えをもっと徹底しないと」
杉山浩太主将「全日本ユースは心のどこかに油断があったと思う。今大会は同じ失敗をしないようにしたい」
大瀧義史「ヘディングの得点は久しぶり。予選突破が決まってうれしい」 そりゃそうだろう(笑)。


▼試合結果
清水エスパルスユース 3−2 柏レイソルユース
 得点:後半10分:清水・大瀧義史(杉山浩太:左CK)
    後半13分:清水・大瀧義史(杉山浩太:左CK)
    後半28分:清水・鈴木真司(仁科克英:ロングフィード)
    後半31分:柏 ・船山貴之(なし)
    後半39分:柏 ・大谷秀和(小森智孝:左クロス)


▼選手寸評
山本海人  7.5 ふぁんたじすた。

小林拓矢  5.0 酷いミスはないが無難なデキで、攻守に立ち後れ自分の色が見えなかった。
渡邊優希  5.5 勇気に満ちた高いDFラインは殆ど成功していたが、僅かな失敗が痛すぎた。
高山純一  6.0 優れた技術に支えられた奪取能力は健在だが、ポジショニングが今ひとつ。
森安洋文  5.5 意欲的な攻め上がりと高精度フィードで脅威を与える一方、守備は全く雑。

上埜健太  4.5 パスを呼び込む動きが無く消えていたが、ボールを持った時の精度は良し。
杉山浩太  6.5 攻守に別格の存在だったが、FWとの関係・柏の戦術故に不完全燃焼に。
枝村匠馬  6.0 持ち味の盛んな飛び出しを見せていたが、浩太と同じ理由で不完全燃焼。
大瀧義史  7.0 2得点の技術の確かさだけでなく、意欲的なスペースへの飛び出しが高評価。

鈴木真司  6.0 前半は殆ど消えていた。だが鮮やかな3点目が試合にもたらした影響は絶大。
杉山拓也  5.0 スペースで受けてドリブルの意識が高すぎ、厚みのある攻撃を導けず。

篠田大輔  5.0 真司が左に開くせいか、殆ど攻撃に絡めず。守備も無難という域を出ず。
仁科克英  6.0 有機的な攻撃を先導したが、1対1に2度失敗など自身の見せ場はイマイチ。
阿部文一朗 --- それでも何度か能力を垣間見せたり。


▼Jユース杯・Dグループ[途中経過]
09/08 日 15:00 大宮  0−5 東京V 仙元山
09/15 日 15:00 柏   2−2 大宮  あけぼの山
09/29 日 13:00 東京V 5−0 磐田  ヴェルディG
10/02 水 19:15 東京V 2−0 柏   ヴェルディG
10/05 土 13:00 磐田  1−0 大宮  大久保G
10/13 日 13:00 大宮  0−6 柏   大宮 
10/14 月 13:00 東京V 2−1 清水  ヴェルディG
10/20 日 14:00 清水  1−0 磐田  三保G
10/26 土 13:00 磐田  2−6 清水  磐田
11/03 日 14:00 柏   1−1 磐田  柏の葉
11/04 月 14:00 清水  2−0 東京V 清水NTC
11/10 日 11:00 大宮  1−1 磐田  東松山
11/10 日 14:00 柏   0−6 清水  あけぼの山
11/13 水 19:15 東京V 1−0 大宮  ヴェルディG
11/17 日 13:00 磐田  6−0 東京V 磐田
11/17 日 14:00 清水  3−2 柏   清水NTC

1 清水  15勝点(6試合5勝0分1敗) 19得点 6失点 得失点差+13
2 東京V 15勝点(7試合5勝0分2敗) 15得点 9失点 得失点差+ 6
3 磐田   8勝点(7試合2勝2分3敗) 11得点14失点 得失点差− 3
4 柏    5勝点(6試合1勝2分3敗) 11得点14失点 得失点差− 3
5 大宮   2勝点(6試合0勝2分4敗)  3得点16失点 得失点差−13

○次回対戦 11/23 (土・祝) 14:00 大宮 vs 清水  埼玉県営大宮公園サッカー場



2002年11月12日(火) ナショナルトレセンU17と、23日の大宮戦

○2002年度ナショナルトレセンU-17

JFAの公式HPにて発表されています。

目 的:(1)日本サッカーの強化・発展のため優秀な選手の発掘・育成を図る
       2005年  FIFA U-20世界選手権 U−20日本代表
       2006年〜 FIFA ワールドカップ 日本代表 となりうる選手の発掘・育成
    (2)全国の選手・指導者の交流
    (3)選手・指導者のレベルアップ
    (4)トレセン(トレーニングセンター)制度の充実・発展
主 催:財団法人日本サッカー協会
協 賛:アディダスジャパン株式会社・大塚製薬株式会社
指 導:財団法人日本サッカー協会技術委員会
     ・技術委員
     ・ナショナルコーチングスタッフ
     ・ナショナルコーチングスタッフ地域担当
     ・GKプロジェクト・ナショナルコーチングスタッフGK地域担当
     ・指導者養成インストラクター
    地域トレセンU−17指導スタッフ
期 間:2002年11月21日(木)13:30〜11月25日(月)12:00 4泊5日


東海    GK 前田 陽平 1987.06.22 中3 180/67 静岡県 清水エスパルスJrY
東海    MF 大瀧 義史 1985.05.05 高2 165/56 静岡県 清水エスパルス
東海    MF 枝村 匠馬 1986.11.16 高1 175/65 静岡県 清水エスパルス
東海    FW 阿部文一朗 1985.04.02 高2 182/73 静岡県 清水エスパルス
推薦/東海 MF 山本 真希 1987.08.24 中3 175/62 静岡県 清水エスパルスJrY

清水エスパルスからは、以上5名。真希は代表の活動などを理由に恒常的にトレセンに参加できていなかったものの、特に指導するに値する選手であるということで「推薦(フォローアップ)」で選ばれています。トレセンについて詳細は、こちらから。真希や前田が中学生で「U-17」に選ばれてるからって、特別なことではないのですよー。

---
さて、普段弊サイトでは、代表関係は特に日記として取り上げず、選手紹介の欄に追加するに留めているのですが、今回わざわざ記事に採用したのはナショナルトレセン期間中の11月23日にJユース杯大宮戦(A)が行われるからです。即ち、以上5名抜き。恐らく浩太もトップ合流。となると…

−−−−−真司−−拓也−−−−−

−岡村−−森安−−仁科−−上埜−

−篠田−−高山−−渡邊−−天野−

−−−−−−−海人−−−−−−−

こんなところですかねえ。仁科を前で使うなら、渡邊を一列上げてCBに高柳でしょうか。かなり厳しい戦いになりそうですが、私のようなマニアには、逆に結構楽しみだったりします(笑)。



2002年11月10日(日) Jユース杯 予選リーグ 柏レイソル戦(A)

02年11月10日14:00開始 あけぼの山公園第二芝生広場
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 柏レイソルユース(A)

▼布陣
−−−−−真司−−拓也−−−−−

−岡村−−−−−−−−−−上埜−

−−−−−枝村−−大瀧−−−−−

−森安−−高山−−渡邊−−天野−

−−−−−−−海人−−−−−−−

交代:後半23分:天野→小林(そのまま右SBへ)
   後半35分:岡村→篠田(そのまま左MFへ)
   後半35分:拓也→田淵(そのままFWへ)

柏レイソルユース:

−−−−−多田−−小森−−−−−

−−−−−−−船山−−−−−−−

−佐藤−−須賀−−大谷−−和田−

−−−石川−−片寄−−岩崎−−−

−−−−−−−大桶−−−−−−−

交代:後半10分:須賀→加藤、後半17分:小森→櫻田、後半32分:多田→鈴木基
   後半40分:船山→鈴木優

※試合中、確認できた選手以外は、某所の情報と(深謝!)とクラセンの背番号から判別しましたが、正直、間違ってるかも。


▼試合展開
 寒さ対策で3枚着てきても(今日は暑かったよ…)、駅前探検倶楽部で時刻表調べても、柏で地図を買って歩いても、何か忘れているわけで。…今回は双眼鏡忘れました。ただでさえ見にくいグラウンドなのに。柏の選手や交代選手あたりには、間違いがあるかもしれません。ベンチメンバーも確認できませんでした。すいませんです。
 さて、香港旅行の浩太だけでなく、阿部と仁科も先発から外した清水。超中学生級の真希も不在。最終ライン以外は実に新鮮なメンバーが揃った。キャプテンマークは渡邊。対する柏も菅沼をトップに送り込み、3年生も一部引退したようだ。

[前半]
 さて、試合は3−5−2と中盤を厚くする柏がいきなり攻め立てる。というより、メンバーが大きく入れ替わった清水は、組織的な動きができていない。大谷を中心とした荒々しいプレスを前に、容易く中盤の支配権を許してしまう。唯一、枝村だけが身体能力を生かした潰しと溜めで試合を作ろうとするが、孤立気味。
 柏は7分、ボランチからのスルーパスに、船山が裏に抜け出す。海人がタイミング良く前に出るが、船山は体を半身ずらして強引にシュート。ガラ空きのゴールの上に外れる。さらに8分にも、天野からのパスに対し上埜が芝に足を捕られたのを見逃さず、佐藤がカットすると、そのまま中に切れ込んでシュート。渡邊の肩に当たり、GK逆をつかれた形になるが、ゴール左角を僅かに外れる。
 清水の方は枝村−真司の親友ホットラインを軸にカウンターを仕掛けるが、10分過ぎあたりから柏に左に右にクロスの絨毯爆撃を喰らい、DF陣が地道に跳ね返す我慢の時間が続く。

 ようやく19分、真司がDFの足に当ててCKを獲得。枝村の左CKは、双方競りきれずファーに流れたのを、大瀧が角度のない位置からインサイドで合わせる。しかし、これは読んでいたDFがカット。22分、中盤に下がった真司が右サイドでDFを背負ってキープ。タイミングを狙って相手と一緒に潰れると、駆け上がった天野へとスイッチ。フリーになって独走した天野のセンタリングを、PA内ファーの岡村が抑えて中央の拓也へ渡す。これを拓也が軽く戻すと、大瀧が狙い澄ましたミドル。鮮やかに決まって、押されていた清水が先制する。1−0
 さらに23分にも、相手GKのクリアが当たり損ね。堅実に詰めていた拓也が拾って、左にサイドステップしてGKを外し、ガラ空きのゴールへ。2−0。あっさりと点差が開いてしまう。

 こうなると動揺の残る柏を尻目に、形勢逆転。27分、天野が浮き球リフティングで派手に対面を抜き去り、フリーでセンタリングを送ると真司が受け、1回転してシュートを放つがゴール左。31分、大瀧のダイアゴナルフィードに岡村が勢いよくサイドを抉る。軽く戻すと、そこにフォローにきた枝村。左クロスから拓也がワントラップシュートを放ったが、GKの守備範囲。
 一方の柏も36分、渡邊のクリアを多田の巨躯が妨げ、右に捌くと船山が飛び出す。クロスを上げるが、海人が鋭くキャッチ。柏はクロスは上がるのだが、清水DF陣が集中を切らさず、適切なポジショニングから確実に跳ね返している。
 そして、ロスタイム。天野が巨漢・多田の強引な突破を力で跳ね返し奪取。素早く大瀧に渡ると、一気に左へサイドチェンジ、真司が受けて速攻。スピード溢れる突破を見せるが、DFがこれを潰しに掛かる。足下から僅かに離れると瞬時にドリブルを諦め、軽く斜め横に押し出す。そこにフォローにきた岡村。そのまま裏に抜け出し、切れ込んで左30度からシュート。3−0。電光石火の一撃が決まり、内容以上の点差をつけて折り返す。

柏レイソル     清水エスパルス
5(2) シュート 11(7) ○真司、○大瀧、×大瀧、◎大瀧、◎拓也、×枝村、×真司、○拓也、
               ○上埜、×真司、◎岡村
7(0) 右クロス 4(3) ○天野、○上埜、○天野、×天野
3(0) 左クロス 2(1) ○枝村、×拓也
3(0) 左右CK 1(1) ○枝村


[後半]
 後半開始後、ベンチに戻った柏が落ち着きを取り戻す。2分、右サイドからのロングフィードを多田がDFと空中で競り合いながら、軽く頭を引っ込めスルー。ファーの小森がフリーになり、PA内45度の位置からシュートを放ったが、ドリンク容器を吹っ飛ばしながらニアサイドネットを揺らすに止まる。
 しかし清水も4分、岡村の外を枝村が回り込んでセンタリングを送るが、柏DFがCKに逃げ、得意の大瀧サイド(右)からのCK。大瀧のキックはニアの選手を掠め、ファーポスト内側直撃。が、跳ね返ってゴールの中に吸い込まれる。4−0。ベンチからの「当たったかぁー!」の声に、腕を突き上げて応える真司。嘘をついてなければ(笑)、彼の得点のはずである。

 余裕のできた清水は9分、岡村から真司、森安と戻すと右にサイドチェンジ。大きく開いた上埜が受けると、周囲から「勝負!」の声、ドリブル開始。巧みなボール扱いで足下から離すことなく、大胆にゴール前を斜めに横切って最後はPA内左45度からシュート。ファーに外れる。
 柏も13分、相手シュートを高山が至近距離でブロックして上空に跳ね上がったボールを、船山が豪快にジャンピングボレー。しかし、海人も軽快な横っ飛びキャッチでゴールを許さず。キャプ翼のような迫力のある場面。その後、ここで選手交代。石川をボランチに上げると、大谷を一列前で船山と並ばせ、1ボランチ2トレクワルティスタ(トップ下)で攻めに出る。だがこれは、今まで相手プレスに苦しめられていた大瀧を復活させることになり、むしろ清水が中盤支配率を取り戻すことになる。
 攻める清水だが20分、上埜のパスを真司がカカトで受るが、ターンを披露する直前にDFカット。見せ場を失って逆ギレした真司がバックチャージ。イエロー頂きました。すると22分、左サイドで岡村がファウルを犯しFK。船山のキックをファーで海人が競り合うがニアに折り返され、満を持して空っぽのゴールにヘッド。だが高山、体を翻しオーバーヘッドでボールを弾き返す。本日最高の漫画的スペクタクル。
 27分、突破に詰まった上埜が一度戻すと、ダイレクトで小林が前方フィード。裏を狙ったが、これは長すぎGK守備範囲。…と思われたが、バウンドしたボールが、飛び上がったGKの指先を抜けていく。その裏を忠実に詰めていた拓也が、美味しくごっつあんゴール2発目。5−0。ある意味、漫画以上に漫画的である。

 柏は中盤中央に攻撃的MFが増えたことで、単純な中央突破が増え、前半のようにサイドで崩さなくなってしまった。しかし清水も、大量得点差に恵まれ、どうしても簡単な個人突破に頼りがちである。40分、柏は左に流れたボールを、45度の位置から船山が強烈なミドル。だが海人はこれも右手一本、ディフレクティングでCKに逃れ、ゴールを割らさない。
 一方の清水は43分、下がった真司が左サイドから中央に切れ込む。PA手前でDFに囲まれると、戻して大瀧がスペースの空いた左サイドへダイアゴナルフィード。受けた岡村がラインギリギリでセンタリングを送ると、ニアに突っ込んだ田淵がダイビングヘッドでゴールに突き刺す。6−0
 以後は特に動きなく、ロスタイムも殆ど無く、審判が試合終了の笛を吹いた。

柏レイソル     清水エスパルス
7(4) シュート 9(3) ×大瀧、◎真司、×上埜、×大瀧、◎拓也、×森安、×枝村、◎田淵、
               ×篠田
0(0) 右クロス 1(0) ×小林
4(1) 左クロス 9(4) ×枝村、×岡村、×岡村、×岡村、○岡村、○拓也、○岡村、◎岡村、
               ×田淵
1(1) 左右CK 6(1) ◎大瀧、×大瀧、×枝村、×枝村、×大瀧、×枝村


 この大量得点でヴェルディを抜いてD組首位に。3位柏と残り3試合で7勝点差をつけ、予選グループ勝ち抜けに王手を掛けた。


▼試合結果
柏レイソルユース 0−6 清水エスパルスユース
 得点:前半22分:清水・大瀧義史 (杉山拓也:ショートパス)
    前半23分:清水・杉山拓也 (なし)
    前半44分:清水・岡村総一郎(なし)
    後半04分:清水・鈴木真司 (大瀧義史:右CK)
    後半27分:清水・杉山拓也 (小林拓矢:ロングフィード)
    後半43分:清水・田淵将天 (篠田大輔:左クロス)


▼選手寸評
山本海人  7.0 超積極的プレーも結局破綻せず。横っ飛びも含め、守備範囲の広さは見事。

天野数士  7.5 多田も跳ね飛ばす力強い守備に加え、曲芸的テクニックも絶好調。MVP。
渡邊優希  7.0 積極的に奪う・体を寄せる守備が光る。地味なクリアが時折雑になることも。
高山純一  7.0 何気ないクリアを繋ぐ基礎技術が素晴らしい。足の届く範囲の守備は完璧。
森安洋文  6.5 潰しは△だが跳ね返しは合格。攻め上がりで貫く得意の形がほしいところ。

上埜健太  5.0 局面・個人では良いプレーも多いが、連携不足でイージーミスが目立つ。
枝村匠馬  6.0 支配できない時間を潰しと溜めで貢献したが、優勢時は逆に溜めすぎの面も。
大瀧義史  6.0 枝村と逆。前半は先制点以外は消えてたが、余裕が出てからは中盤に君臨。
岡村総一郎 6.5 新・壊れた玩具。プレー幅は狭いが、繰り返すドリブルで脅威を与え続けた。

鈴木真司  6.5 元祖・壊れた玩具。元祖らしく、俊足・積極性に加え、意外性も兼ね揃える。
杉山拓也  6.0 ポストが機能せず有機的な戦術を作れなかったが、抜け目ない2点は立派。

小林拓矢  5.5 上埜と共にポジショニングに苦しみ、消える時間が長かった。
篠田大輔  5.5 着実に仕事はしてるが、MFならばドリブルかクロスで得意の形がほしい。
田淵将天  6.0 競り合いや突破は劣勢だったが、よく動いて短い時間で結果を残す。


▼Jユース杯・Dグループ[途中経過]
09/08 日 15:00 大宮  0−5 東京V 仙元山
09/15 日 15:00 柏   2−2 大宮  あけぼの山
09/29 日 13:00 東京V 5−0 磐田  ヴェルディG
10/02 水 19:15 東京V 2−0 柏   ヴェルディG
10/05 土 13:00 磐田  1−0 大宮  大久保G
10/13 日 13:00 大宮  0−6 柏   大宮 
10/14 月 13:00 東京V 2−1 清水  ヴェルディG
10/20 日 14:00 清水  1−0 磐田  三保G
10/26 土 13:00 磐田  2−6 清水  磐田
11/03 日 14:00 柏   1−1 磐田  柏の葉
11/04 月 14:00 清水  2−0 東京V 清水NTC
11/10 日 11:00 大宮  0−0 磐田  東松山
11/10 日 14:00 柏   0−6 清水  あけぼの山


1 清水  12勝点(5試合4勝0分1敗) 16得点 4失点 得失点差+12
2 東京V 12勝点(5試合4勝0分1敗) 14得点 3失点 得失点差+11
3 柏    5勝点(5試合1勝2分2敗)  9得点11失点 得失点差− 2
4 磐田   5勝点(6試合1勝2分3敗)  4得点13失点 得失点差− 9
5 大宮   2勝点(5試合0勝2分3敗)  2得点14失点 得失点差−12

○次回対戦 11月17日(日) 14:00 清水−柏  清水ナショナルトレーニングセンター「J-STEP」



2002年11月06日(水) 3年生進路情報 2002年

 清水エスパルスでは来季(2003年シーズン)の新加入選手として、高林佑樹選手(筑波大)、杉山浩太選手(清水エスパルスユース)の内定を決定しましたのでお知らせいたします。

杉山 浩太(すぎやま こうた)MF
 ●出身地  :静岡県静岡市
 ●生年月日 :1985年1月24日
 ●身長/体重:174cm/60kg
 ●サッカー歴:中田サッカースポーツ少年団→静岡FC→清水エスパルスジュニアユース
        →清水エスパルスユース
 ●主な成績 :◎中学2年生時(1998年)
         日本クラブユース選手権(U-15)大会 準優勝
         高円宮杯全日本ジュニアユースサッカー選手権大会 優勝
        ◎中学3年生時(1999年)
         日本クラブユース選手権(U-15)大会 準優勝
        ◎高校3年生時(2002年)
         日本クラブユース選手権(U-18)大会 優勝
 ●代表歴  :1999年 U-15 日本代表候補
        2000年 U-16 日本代表候補
        2001年 U-17 日本代表、U-18 日本代表候補
        2002年 U-17 日本代表、U-18 日本代表、U-19 日本代表候補
 ●通算成績 :2002 Jサテライトリーグ 3試合出場
        AFC Champions League 2002/2003 2試合出場


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 公式HPにて正式発表。弊サイトによる杉山浩太評については、こちらから。
 また、その後の報道で高山純一が筑波大学、仁科克英が国士舘大学、天野数士は専修大学、杉山拓也が中央大学に進学内定とのこと。近年はクラブユースでの成績も大学が評価してくれるようになり、進路も多様になってきました。プロというのは本当に厳しい世界ですので、それも良いことだと思います。また、渡邊優希はサッカー専門学校に通ってプロを目指すとのこと。



2002年11月04日(月) Jユース杯 予選リーグ ヴェルディ戦(H)

02年11月04日14:00開始 清水ナショナルトレーニングセンター・J-STEP
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 ヴェルディユース(H)

▼布陣
−−−−−阿部−−仁科−−−−−

−大瀧−−枝村−−浩太−−真希−

−拓也−−高山−−渡邊−−天野−

−−−−−−−海人−−−−−−−

控え:前田、村越、森安、上埜、岡村、真司
交代:後半22分:真希→岡村(そのまま右MFへ)
   後半44分:仁科→真司(そのままFWへ)
   後半44分:大瀧→上埜(岡村を左MF、上埜を右MFに)

ヴェルディユース:

−−−−−田村−−林陵−−−−− ※林陵は林陵平

−樺地−−小野−−野中−−飯川−

−小澤−−富田−−塗師−−一柳−

−−−−−−−菅野−−−−−−−

交代:後半??分:野中→保谷、後半09分:飯川→弦巻、後半29分:林→大木、
   後半34分:小澤→向山、後半40分:樺地→阿部


▼試合展開
三連休の3日目は、連夜の飲み会で二日酔い気味の起床だったりする。
「ひかり」の都合で12時前後には清水に到着。まあ、歩くか。清水の街はさり気なくパルちゃんがいたりするので、結構楽しい。時間はどうせ余るだろうと適当に歩くが、一カ所迷っただけで徒歩70分ほどで到着。まだ45分近く時間が余ってるし。こういう時には、こんなもの。

ゼムノビッチ監督も顔を見せた御前試合。天気は快晴。しかし、風が強くて、何より寒い。結局、今日もシャツとジャケットの2枚しか着ていない筆者は、本当に学習能力がない。
Jステップ自体は良い芝に、開放感のある環境で、なかなか心地よい雰囲気。さすがはロシア代表合宿地。除草剤とか撒かれたりしたけど。現在、2面しかないグラウンドをもう2面ほど増やしたら、是非ナイキカップあたりを招致してほしい。

さて、試合は珍しく清水が序盤からセットプレーを機にシュートを放つが、やはりというか、中盤同士の潰し合いの様相に。浩太・小野という司令塔が生きるスペースが生まれない。
そうなると、形としてサイド攻撃をもつ清水が有利。そして11分、拓也の縦パスを仁科がDFを背負って溜めると、鋭くサイドチェンジ。真希が攻め上がって抉り、角度のない位置から意表を突いてシュート。GK反応する。

一方のヴェルディは20分、飯川のマイナスの折り返しを、渡邊がファーで斜め横にクリア。しかし、これが弱く、田村が拾って右45度からミドルを放つが、ゴール横に外れる。
その後も、後方からのロングフィードを軸に攻めるが、この日は3年生専任で形成された清水最終ラインが意思統一され、オフサイドトラップを効果的に決める。また、ヴェルディもサイドから攻めるのだが、クロスやシュートの前にもう一回、ドリブルやショートパスを入れるヨミウリスタイルが徒になり、清水の有機的なカバーリングの網に引っ掛かってしまう。

27分、拓也のクリアから大瀧が左スペースに流れる。戻したボールをPA手前の仁科が溜めて、右に大きくサイドチェンジ。先刻と同じような形から、開いた真希が受けて今度は低いセンタリングを送ると、大瀧がボレーを放つ。これはDFに掠り、ファーポストの外側に逸れる。
その後も執拗にサイドを突く清水は32分、右の真希がマークを嫌って一度天野に戻すと、一呼吸置いて裏へ疾走。天野も反応良く縦パスを送り、真希がフリーで抜け出す。そのセンタリングはDFに引っ掛かるが、軌跡が変わって浮いたボールを、阿部が181cmの巨躯を思いっ切り倒して豪快に、だがアクロバティックなボレー。GKを反応させず、サイドネットに突き刺した。1−0

しかし、得点直後の34分、ヴェルディの縦パスを海人が大胆に飛び出して足でクリアするが、FWの体に当たってしまい、清水の右サイドに流れる。相手に拾われる寸前に渡邊がスライディングタックル。深く入りすぎてファウルになるが、どうにか当座の危機を脱する。
その相手FKは左サイドに流れ速攻。拓也が長い距離をドリブルで駆け上がり、中に切れ込むがPA手前で囲まれる。これを後ろに戻すと、浩太が左に大きく展開。開いた大瀧がセンタリングを送ると、ニアに阿部が飛び込んで胸トラップボレー。しかしGK、体を使って完全にシュートコースを塞ぎ、当たって転がったボールも飛びついて抑えた。

35分、今度は右から深く抉った真希が中に切り込む。DFが入るが、こぼれたボールを仁科が反応鋭くシュートに。これをGK飛び出して足でブロック。さらに真希が跳ね返ったボールに反応するが、シュートは大きく上に外れる。
しかしロスタイム、再び渡邊のタックルが深く入り、今度は警告。清水の左サイドからのFKから飛び出した小野がシュートを放ったに見えたが、これは神の手トラップ。小野は警告を受ける。
これで前半終了。メンバーの落ちたヴェルディ相手に、途中からボール支配率で上回り、危なげのない展開である。

ヴェルディ    清水エスパルス
1(0) シュート 10(7) ○渡邊、○浩太、○真希、×浩太、×大瀧、○高山、◎阿部、○阿部、
               ○仁科、×真希
4(1) 右クロス 5(3) ○真希、×真希、○天野、◎真希、×真希
0(0) 左クロス 6(1) ×大瀧、×大瀧、×拓也、×大瀧、○大瀧、×拓也
0(0) 左右CK 2(0) ×大瀧、×浩太



後半開始。再び潰し合い。例によって清水はクロス精度の問題から、ヴェルディは一つ余計なプレーをしてしまう問題から、両者なかなか決定機まで辿り着かない。
それでも、最初の決定機は清水。8分、渡邊が相手の横パスをスライディングでカットすると、枝村がダイレクトで浩太に戻す。次の瞬間、浩太からロングスルーパス。阿部が抜け出し、追いすがるDFを左に流れながら外して30度の位置からシュート。ファーポスト外に外れる。

しかし、その後はいよいよ消耗戦の色合いが濃くなり、清水もセットプレー絡みでしか好機を作れない。
17分には、スローインから阿部が一柳に後方タックルを受けFK。左30度の位置から、浩太が壁のニアを抜けてゴールファーサイドを綺麗に狙ったが、GK横っ飛びキャッチ。
25分は大瀧が倒されてFK。拓也がクイックリスタートを選択。一気にサイドチェンジして岡村が受けると、その前を枝村が踏破。パスを受けてセンタリングを送るがファーに流れ、痛んだ大瀧が何とか追い付いて再度折り返すが、GKにキャッチされる。
ボールは繋いでいるが、無理ができないので、単純なクロスボールが増えていく。

一方のヴェルディは温存していた主力を次々に投入するが、全体として重くのしかかる停滞感を吹っ切るには至らず、1点を追う焦りが高まってゆく。
27分にはリスタート時に離れなかったという興醒ましなプレーで塗師に警告。さらに30分、岡村が倒れた(ノーファウル)際に手を使ったと執拗に抗議して、小澤に警告。この警告処置に抗議して菅野に警告。重ねて34分にも、弦巻が審判への抗議で警告。愈以て陰鬱となった試合に、浩太が集中を求める声を高める。

すると37分、ロングフィードに阿部が中央で抜け出すが、DFがブロックして潰す。しかし背走する浩太が素早く拾ってスルーパス。仁科が中央から左に流れながら受けると、小さく中央に折り返し。いつの間にか、そこに飛び込んできたのは枝村。体を寝かせながら、ダイビングボレーで横っ飛びしたGKの下を抜いて、ニアに突き刺した。2−0
重苦しい雰囲気は清水にも伝染していたのだろう、漸くそれから解放された選手は、殊勲者枝村を囲んで抱き合い、法悦境たる様相である。

40分、天野の縦パスを仁科が右に流れて受けて戻すと、中央の枝村がサイドチェンジ。大瀧からのセンタリングは3人目の動きをする仁科に合わせるが、その前にDFカット。
ロスタイムにも、枝村が中央から捌いたボールを岡村が受けると、マークする大柄の一柳に体を巧みに預けて半回転、ゴール側を向いてセンタリングすると、枝村が飛び込んでシュートにいくが、DFに当たり、ゴール上へ外れる。
その後、田村の強引なシュートがニアのサイドネットを揺らしたりするが、試合に動きなくホイッスル。立派にアウェイの雪辱を晴らした。
得失点差の関係から1位・2位順位逆転は容易ではないが、ヴェルディから勝点奪っているチームが他にない現在、予選グループ勝ち抜けに向け、実に大きい勝点3となった。

ヴェルディ    清水エスパルス
3(0) シュート 6(2) ×阿部、×阿部、○浩太、×渡邊、◎枝村、×枝村
1(0) 右クロス 5(0) ×真希、×枝村、×天野、×岡村、×枝村
0(0) 左クロス 8(2) ×大瀧、○大瀧、×大瀧、×大瀧、×枝村、×拓也、×大瀧、○岡村
0(0) 左右CK 1(0) ×浩太


○試合後談話(サッカークリニックより)
築館範男監督「選手はよく頑張って戦ってくれた。前からコースを切って、うまく相手の攻撃を分断した。
攻撃については、中央とサイドのコンビネーションが上手く行っていたと思う。やはり、真ん中の守備は固められてしまうので、バランスをとって攻撃していった。
これからの課題は、攻撃についてはコンビネーション。守備については、相手に手数をかけさせるようなディフェンスを心掛けることだ」


▼試合結果
清水エスパルスユース 2−0 ヴェルディユース
 得点:前半32分:清水・阿部文一朗(山本真希:右クロス)
    後半38分:清水・枝村匠馬 (仁科克英:ショートパス)


▼選手寸評
山本海人  6.0 あまり出番はなし。コーチングは良好、時折飛び出しで怪しい場面が。

天野数士  7.0 前方の真希を上手く使う。守備では危険を犯すことなく堅実。
渡邊優希  7.0 軽率なミスもあったが、高い相互理解を得て果敢にラインを指揮。
高山純一  6.5 目立つ好守もなかったがミスもない。地味なカバーで決定機与えず。
杉山拓也  6.5 大瀧との連携とクロス精度は△だが、守備はカバー・タックル共に○。

山本真希  6.0 その瞬発力でちぎりまくるがクロスの精度は向上せず。後半はバテた。
杉山浩太  7.0 小野と高い次元で潰し合うが平然とこぼれ球をキープする技術で勝利。
枝村匠馬  6.0 前半は浩太に依存し裏方限定。岡村投入を機にダイナミズムが蘇る。
大瀧義史  5.5 7割方対面の一柳に潰されるが、残り3割は確実に仕事してみせる。

仁科克英  5.5 技術に長けたDFを相手に、ゴール近くの決定的な仕事が不十分。
阿部文一朗 6.5 考えられた動き出しで、存分に身体能力を発揮。先制点は巧かった。

岡村総一郎 5.0 枝村と良い連携もあったが、自身が得意とするドリブルが通用せず。
鈴木真司  --- 僅かな出場時間ながら見せ場は数度。
上埜健太  --- こちらは見せ場が与えられず。


▼Jユース杯・Dグループ[途中経過]
09/08 日 15:00 大宮  0−5 東京V 仙元山
09/15 日 15:00 柏   2−2 大宮  あけぼの山
09/29 日 13:00 東京V 5−0 磐田  ヴェルディG
10/02 水 19:15 東京V 2−0 柏   ヴェルディG
10/05 土 13:00 磐田  1−0 大宮  大久保G
10/13 日 13:00 大宮  0−6 柏   大宮 
10/14 月 13:00 東京V 2−1 清水  ヴェルディG
10/20 日 14:00 清水  1−0 磐田  三保G
10/26 土 13:00 磐田  2−6 清水  磐田
11/03 日 14:00 柏   1−1 磐田  柏の葉
11/04 月 14:00 清水  2−0 東京V 清水NTC

1 東京V 12勝点(5試合4勝0分1敗) 14得点 3失点 得失点差+11
2 清水   9勝点(4試合3勝0分1敗) 10得点 4失点 得失点差+ 6
3 柏    5勝点(4試合1勝2分1敗)  9得点 5失点 得失点差+ 4
4 磐田   4勝点(5試合1勝1分3敗)  4得点13失点 得失点差− 9
5 大宮   1勝点(4試合0勝1分3敗)  2得点14失点 得失点差−12

○次回対戦 11月10日(日) 14:00 柏 −清水 あけぼの山農業公園


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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