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やすみ日記
梅子
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2008年06月19日(木)
「老舗旅館に嫁に来い!」小林典雅

10分に1回くらい吹き出しました(笑)
旅館の跡取りと恋に落ちたアメリカ人が、女将修行をする話。
外国人といえども日本語堪能で、いちいち人を、好きな仏像に例えるのが可笑しいです。攻を、「興福寺の阿修羅像のようにハンサムだ」とか。
最初、電車の中で読むのにイラストを飛ばしていたので、攻の顔を可愛い系で想像してた…。後で挿絵見たら、男らしかったです。

攻の許嫁と、女将対決する羽目になる場面も面白い。
「あなたに、生け花・茶道・書道・日本料理の説明ができるの!?」って。確かに無理だ(笑)
女将として完璧すぎる上に、打算的な麻衣子さんが素敵です。女将になりたいし、攻は不細工じゃないからまあいいかって、そんな理由で結婚決めて良いのか!?

とんちんかんな女将修行の様子が楽しかったので、ラブシーンは無くてもいいやと思いました(本末転倒)。できあがったカップルの話は珍しいですが、山あり谷ありで楽しかったです。

ただ、シャレードパール文庫、もっと分厚ければ良いのに。読み足りない感じです。