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2019年12月03日(火)
「バーフバリ」トークレポ

3年前、ヒストリカ映画祭用に「バーフバリ」レポを書きました。
が、今は公式サイトには載っていないので、こちらに掲載します。

****************
2016年11月3日、「バーフバリ 伝説誕生(BAAHUBALI:THE BEGINNING)」上映後、この映画のプロデューサーであるショーブ・ヤーラガッダさんと飯星景子さんによる、トークショーが行われました。

飯星:この映画は、国際市場を意識してらっしゃるんですか?

ヤーラガッダ:そうです。スケールの大きなものにしたくて、太古の歴史のようなフィクションを作りました。

飯星:ラージャマウリ監督は、日本でも人気の高い監督ですね。なぜ、彼を起用しようと?

ヤーラガッダ:日本では「マッキー」や「あなたがいてこそ」が有名ですが、「Magadheera(マガディラ)」など大作も撮っている監督なのです。
監督とは「あなたがいてこそ」で初めてご一緒して、互いに「いずれ歴史大作をやりたい」と言っていました。

飯星:インド版とインターナショナル版は、編集が違いますか?

ヤーラガッダ:インターナショナル版は20分短いです。後半1曲削除して、シーンもギュッと縮まってます。
フランスの編集者、バンソン・タビオンが編集しました。

飯星:タミル語とテルグ語、俳優さんは2回撮っているんですか?

ヤーラガッダ:アップは2回撮ります。引きの画は、同じものを使います。歌も2回撮ります。

飯星:俳優さんは、どちらの言葉もしゃべれるんですか?

ヤーラガッダ:何人かは元々喋れます。丸暗記する人もいます。

飯星:オリジナル音声を使うんですか?

ヤーラガッダ:声優吹き替えの場合もあります。
主演のプラバースはタミル語は少ししかできないので、タミル語版では、別人が吹き替えてます。

飯星:続きが凄く気になるところで終わっていますね。これは二部作なんですか?

ヤーラガッダ:そうです。完結編は、2017年4月にインドで公開です。
この映画をベースにしたバーチャル・リアリティの作品を、3月末にリリースします。7分くらいの独立した作品です。
ショッピング・センターや空港など、20都市のVRキオスクで公開します。

飯星:テルグ語、タミル語の映画がヒンドゥー語圏(ボリウッド)で公開される時は、リメイクされることが多いのですが、この作品は、この映像のまま吹き替えで、全インドでヒットしました。
こういうケースは稀ですね。
テルグ語、ヒンドゥー語、タミル語、この3地域の映画って交流はありますか?

ヤーラガッダ:交流はあまり無いですね。規模としては、ヒンドゥー語が1位、テルグ語が2位、タミル語が3位です。

飯星:架空の国にしたのは、他の地域に配慮したからですか?

ヤーラガッダ:と言うより、世界市場を見据えて王国を設計しました。

飯星:主演にプラバースさんを起用した理由は?

ヤーラガッダ:監督が「この人しかいない」と。役も当て書きです。

飯星:敵役のラナ・ダグバッティは、テルグ語圏でヒーロー役の多い俳優ですが、なぜ彼にしようと?

ヤーラガッダ:監督は、主役と同じくらい強い人を求めていました。彼はぴったりです。本人もやりたいと言っていました。

飯星:カッタッパ役のサティヤラージさんも気になります。

ヤーラガッダ:彼は主にタミル語を使う俳優で、昔は主役でしたが、今は性格俳優になりました。

●客席からの質問コーナー●

Q 何世紀頃の設定ですか?

A 火薬発明前、銃は出てこない時代です。

Q 女王の時代って、本当にあったのですか?

A 実際に、強い女性指導者が国を治めた時代はありました。

Q インド映画を日本で上映する時、ヒンドゥー語吹き替えではなく、テルグ語で上映して欲しいです。カットも無しで!
(質問者は、主演俳優の顔写真入り団扇と、作中に出てくる武器を手作りしたものをお持ちでした)

飯星:会場にいる、配給会社のツインさんに言った方が良いですね(笑)
続編の日本配給がまだ決まってないので、それもお願いしないと。

Q 武器はオリジナルですか?
(質問者は、テルグ語のTシャツ着用)

A 監督は武器に凝る人です。専属のアーティストがいて、時間をかけて作りあげたものです。

Q アクションを参考にした映画はありますか?

A 監督は色んな映画を見たようですが、これと言った参考作品はありません。
スタント・コーディネーターはピーター・ヘインズと言って、インドで10年以上仕事している人です。
ラージャマウリ監督の作品は全て手がけています。「ロボット」1作目にも参加してますね。

Q インドのスタジオって、セットに線路を引いたり、動物を飼ってたり、とにかく広いそうですね。

A スタジオは1700エーカーありますね(東京ドーム147個分)。その中で、私たちのセットは50エーカーくらいです。
私たちは、一番大手のラモジ・フィルムシティを使ってます。

Q 雪と滝のシーンが綺麗です。ロケ地はどこですか? 

A 雪はブルガリアです。人工雪と本物雪を混ぜてます。

Q 日本でも是非ロケしてください。

A 撮ってみたいですね。

Q 敵の言葉はフィクションですか?

A そうです。ライターが作った人工語です。

Q 滝の女性は何のシンボルですか?

A 主人公が、仮面を見て想像した、理想の女性です。

最後に、会場の皆さんに、ヤーラガッダ氏が自ら持ってきてくれたバーチャル・リアリティ眼鏡がプレゼントされました。
スマホにアプリをダウンロードしてセットすると、バーチャル・リアリティが体験できる眼鏡です。

お客さんが、主演俳優の顔を描いた絵をヤーラガッダ氏にプレゼントされていたり、熱心な方が多くて、会場は大盛り上がりでした。



2019年11月02日(土)
「ダムゼル とらわれのお嬢さん」

ヒストリカ映画祭で「ダムゼル とらわれのお嬢さん」見ました。
写真とあらすじで「ラブコメ」と思っていたら、全然違う話だった。

感想(めちゃくちゃネタバレしてます)。

結婚間近のイケメンが、神父を雇って花嫁宅へ。
イケメンは「花嫁は誘拐されたので助けに行く」という。
色々あって、神父とイケメンが誘拐犯を撃ち殺してしまう。
泣く花嫁。
実は、イケメンはストーカーで、殺された男と花嫁は、愛し合ってる夫婦だったのです…。
花嫁に振られたストーカーは自殺してしまう。
花嫁は神父を「絞首刑にしてやる」と言って、街へ連れていく。

なんじゃこりゃ!?
「ブラックコメディ」って書いてあるけど、残虐すぎて笑っていいのかどうか、どういう気持ちで見ていいのか分からない。
あらすじだけだと面白そうなので、こんなに予想を裏切る映画もそうそうないよ。
オオカミに食われて、片足だけになったストーカーとか出てくるので、エグすぎて笑えない。



2019年08月25日(日)
藤野恵美さんの講演会

藤野恵美さんの講演会に行ってきました。
大阪市立中央図書館にて。

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藤野:小さい頃から本好きで、そのおかげで成績が良かったです。
高校は進学校に行ったのですが、「偏差値のいい大学に入る」っていう価値観がピンと来なくて。
中島らもさんの本を読んだら「灘高校から大阪芸大に行った」って書いてあったので、私も大阪芸大に行きました。

文芸コースっていう、小説を書く学科に通いました。
眉村卓先生の授業で、週一回、短編を書くのに苦労しました。

それまで、私は読書感想文や詩などの賞を総なめにしていて、
「自分は天才」と思っていたんですが。
眉村先生に出会って、本当の天才とはこういう人か! と思いました。

眉村先生は「一日一短編を書く」という生活を何年も続けてらしたんですよ。
(「僕と妻の1778の物語」というタイトルで、草薙君と竹内結子さんで映画化されてます)

大学時代に、文章修行のために、食べ歩き感想のHPを開設したら、
ライター仕事の依頼が来て、卒業後はグルメライターになりました。

20代半ば頃に、大学の同級生が小説家になりました。
ライターの仕事は、雑誌等に掲載されることはあっても、本にはならないので、作家っていいなぁと思って。

公募ガイドを買って読んでみたら、新人賞って250枚以上が多くて、長いんですよね。
私はそれまで短編しか書いたことなかったので。
そこで、枚数の短い児童文学の賞「福島正実記念SF童話賞」に応募しました。
結果、佳作を受賞。
交通費は出ないのですが、東京の授賞式に行きました。
そこで編集さんに「児童文学はやりがいあるよ。子どもが最初に出会う本が、自分の本かもしれない! 本好きになるかどうかそれで決まるんだよ」と言われ、心打たれました。

次も児童文学の賞に応募したら、大賞を受賞して本になりました。
イラストレーターの候補も、出版社からサンプルが送られてきて、選ぶことができました。
このデビュー作「ねこまた妖怪伝」が売れて。
講談社から依頼が来て、青い鳥文庫でシリーズを書きました。
青い鳥文庫はシビアで、人気なかったら5巻以下で打ち切りですが、なんとか5巻以上出せました。

青い鳥文庫で書いてたのはミステリーで、それを見た東京創元社から依頼が来て「ハルさん」という一般ミステリーを書きました。

小説を書いていて辛いことはないですが、独身時代は仕事のし過ぎで体を壊しました。
趣味がなくて、休日もなく、徹夜もしながらずーっと小説を書いてたんですよ。

ただ、ひとつ辛かったのは、大学時代の友人に絶交されてしまったことですね。

友人は、勤め先をやめて、執筆1本に絞りましたが、応募した小説が落選しました。
大学時代の友人達で集まった時に「締め切りで寝てない」という話をすると、
友人は「自慢するな!」と怒り出したんです。
その後も「落ちても、また応募すればいいよ」と励まし続けていたら、絶交されたんです。
私自身も、先にデビューした友人から話を聞いて、作家になろうと思ったので、
「プロの話は絶対、役に立つ」と思っていたのですが…。

小説は「泣けるのが偉い」って言われがちですけど、納得がいきません。
次回は、笑えるものが書きたいです。

●お客さんから質問●

Q.編集さんの指示で、納得がいかないことはありますか?
A.怪談アンソロジーで「とびきり怖い話を書いて」と依頼されたので書いたら「マイルドにして」と直しが入りました。理不尽!

Q.1日の執筆時間は?
A.息子が小学4年生なので、今は1〜3時くらいまで執筆してます。土日は休みです。

Q.1日、何枚くらいかけますか?
A.今、webで連載している「きみの傷跡」は1週間で30枚です。

Q.執筆に使うソフトと、国語辞書を教えてください。
A.MacのiText、新明解国語辞典です。



2019年06月24日(月)
三浦しをん先生トークレポ

2019.6.24、
三浦しをん先生と、書評家・永江朗さんのトークイベントが京都産業大学で行われました。
事前に、メールで質問を募集し、お二人はプリントアウトした紙を置いて、トークされてました。

■「風が強く吹いている」について■
詳細なプロットノートを、スクリーンに映して見せてくださいました。
1〜10区まで20大学、全ての選手のタイム表。
作中に出てこない選手まで、全て設定がある。ある年の箱根駅伝のレースを参考に作成されたそうです。


三浦:細かすぎて、頭おかしいと思われるでしょうけど、電波を受信したわけではないんですよ!
原稿の時点では、主人公の学校は「法慶大学」でした。法政大学と慶應大学を足して。
けど編集さんが「響きがちょっと」とおっしゃるので「寛政大学」に変えたんです。もちろん、私は読み方も計算してつけたんです!
誰がどこの区を走るのかは、実際に箱根駅伝を走った大学の監督にも「俺ならこの選手を一区にするね〜」等と意見を聞きました。
選手が10人しかいないので、往路1区の人が復路10区の付き添い、という風に、選手同士が全員、誰かの付き添いをします。それが時間的に可能なのか? 当時はジョルダンとかネットの時刻表がなくて、紙の時刻表を見ながら計算しました。

永江:「点と線」みたいだよね。

三浦:そうです。時刻表を片手に、清張先生は「点と線」を書き、私はかぜつよを書きました。
ハイジと走は一応仲良くて、ニコチャンとユキも仲良くて、キングは誰とも仲良くはない感じです。

プロットノートにキャラクター相関図がありました。
確かにキングさんは誰ともつながってない。双子と王子、ムサと神童はつながってた。
ハイジと走は「一応」ってつくの、なんでなんでしょうね? 活字倶楽部のインタビューでも「実際はそんなに仲良くない」みたいなことをおっしゃってましたね。
走のキャラ設定に「ハイジさんについていく」ってあって可愛い。
双子の説明で「一人だけに彼女が? 揺れる二人の心」みたいな記述がありました。
プロットノート、アオタケの見取り図の横に、大家さん家が描いてあったんですが、
ニラのイラストも手描きされてて、可愛かった。
必死でノートを覚えようとするも、次々と画面をスクロールしていかれる。
三浦先生が大学職員さんに「そんなに拡大しなくていいです。じっくり見てもらうようなものじゃないし」とおっしゃってましたが、私はじっくり見たいです!!(涙)


三浦:箱根駅伝って1年に1回なので、取材できる量は限られてて、書くのに時間がかかりました。DVDも出てないので、駅伝オタクにビデオを借りました。
書下ろしなので、最後まで書き終わっても、タイトルが決まってませんでした。箱根駅伝を見たら、アナウンサーの人が「風が強く吹いています」と言ってたので「これだ!」と。
母が小田原出身なので、よく沿道で応援してたそうなんですよね。私も箱根駅伝は前から好きで。
ドラマ性があるし、皆、箱根駅伝が大好きだから、私の小説も売れるはずと思って出版したら、売れなかったです(笑)
よく考えたら、関東の大会なんですよね。関西の皆さんは箱根駅伝は見てませんか?
私は裏番組があることにも気づかないくらい、日本人は全員、箱根駅伝を見てると思ってました。
箱根にも取材に行ったんですけど、寒くてお腹を壊して死にそうでした。

永江:作家さんはスポーツする人が多いよね、桐野夏生さんはボクシングとバレエやってるらしいよ。三浦さんはしないの?

三浦:運動したくないです! 絶対に嫌!

永江:このプロットノート、全部手書きなんだね。

三浦:原稿執筆はパソコンですが、取材のメモとかプロットは全部、手書きです。その方が頭が働くみたいです。

風強は、最初にきっちりプロットを決めて書くので、途中でラストを変えることはなかったそうです。
他の作品は、描いてる途中で、ラストが決まってないこともあるそう。
三浦先生が風強のプロットノートを出して話してくださったのは、
京産大の学生さんから「取材はどうしているのか? どうやって小説を書いているのか?」という質問があったからでした。ありがとう学生さん。

席は、関係者席と一般席に分かれてました。
一般席の前の方に座ってたら、開始前に、三浦先生が隣に座らはって、めちゃ緊張しました。
最初は大学関係者の挨拶があって、15分くらいお隣同士でした。うわー。
若々しくて女性らしい方でした。
三浦先生の履いてらしたスニーカーは、風強のコラボ商品(走モデル)でした。ネイルも靴とおそろいの紺色で可愛い。


**********
■かぜつよ以外の話■

永江:「ののはな通信」は書簡体小説ですね。なぜ書簡体で書こうと?

三浦:書簡体なら、相手に情報を隠すことができるというのが興味深いなと。三人称だと情報を隠すとフェアじゃないけど、書簡体なら全部書かないのは当たり前なので。

永江:参考にした本はある?

三浦:無いです。宮本輝さんの「錦秋」や、連城三紀彦さんの作品、書簡体は素晴らしい小説がたくさんあるので、読み返したら、自分は書かなくていいやって思いますから。

永江:「ののはな通信」は、島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞を受賞したんですよね。

三浦:そう。ところで、机に貼ってある肩書なんですけど、なんで直木賞作家なんでしょうね? 他の賞でもいいのに。

永江:可愛いだけの女子じゃない、怖い面もあるところが、女子高出身の三浦さんらしい描写です。

三浦:この世に可愛いだけの女子なんていません!

永江:タイトルのつけ方について、質問が来てます。

三浦:連載前に予告を出す時、まだ原稿を書いてなくて、けどそんなことは言えないから「鋭意、製作中です」みたいな顔をして「『まほろ駅前多田便利軒』、タイトルはこれしかないですね」と伝えました(笑)
「まほろ駅前多田便利軒」は、まほろ駅前で多田って人が便利屋をやってる話だから。そのまんまなタイトルですね。
私はタイトルつけるの苦手ですね〜。「内容そのまんま系」か「本文を読んでから意味が分かる系」(「愛なき世界」など)のどちらかでつけることが多いかな。
「舟を編む」は、私が舟という言葉を考え、編集さんが「編むはどうですか?」と言ってくださったので「いいね!」と。
私は、ネットで自分の本の感想を見るの大好きなんです。鋼のメンタルなので。
……うそです。気にします(笑)
「愛なき世界」は「最後まで読んだけど、タイトルの意味が分からない」って感想を見たんですよ! なぜ!? 私の書き方が悪かったのかしら。
夏目漱石は、合ってないタイトルが多いですよね。それから、門、彼岸過迄、とか。
森鴎外は、中身にぴったりなタイトルが多い気がします。阿部一族、高瀬舟。

永江:ラノベでは長いタイトルが増えたんですよね。「俺の妹がこんなにかわいいはずがない」くらいから。設定を細かく説明しないと、売れない時代なんでしょう。

三浦:タイトルも作品の一部と言いますから。短編は特に。

永江:質問。「取材はどうしてますか?」

三浦:「舟を編む」は、広辞苑と日本国語大辞典の編集部を1〜2回、取材しました。辞書作りの本はたくさん出ているので、本を読んで調べました。

永江:北原保雄さん(名鏡国語辞典を作った人)は「『舟を編む』は正確に描かれている」っておっしゃってましたよ。

三浦:それはありがたいです。「光」は取材してないんですよ。出てくるのも実際に知ってる街で。

永江:次は、装丁についての質問です。

三浦:ハードカバーは「こういう装丁にしてください」とイメージを伝え、装丁家さんも指定することがあります。文庫はお任せですね。

永江:「愛なき世界」はカバーを外した、本体に仕掛けがあるんだよね。

三浦:帯も編集さんが書くんですけど、人によって個性があって、寝言? っていうようなポエム書く方もいらっしゃって(笑)面白いです。

永江:講談社現代新書は、昔、カバー裏にまで文字を印刷してたんだよ! 価格との闘いだね。

三浦:私は本屋さんでジャケ買いすることもあるので、表紙は大事ですね。…あれ? 今の学生さんってもうジャケットが分からないかな? CDで音楽を聞かないですよね。
本文も大事。字組が読みにくいとか、余白が少ないとか、誤植が多いとか、雑に作られた本は「私に校正をさせてください!」って言いたくなります。中身が良いのにもったいない。

永江:次は、就活についての質問です。「Sという出版社を受けたのですが『格闘するものに〇』のK社のような面接でした。私は落ちましたが、主人公のセリフにスカッとしました」。
(※「格闘するものに〇」はデビュー作で、三浦先生自身の出版社の就活体験を書いた作品です)

三浦:許せませんね! それは怒っていいです。圧迫面接をするような会社はいずれ滅びます。間違ってると思ったら、堂々と世に訴えていいんですよ。

永江:他にも「『格闘するものに〇』でS社とK社をこき下ろしていましたが、作家になってから、仕事に不都合はありませんでしたか?」という質問が。

三浦:支障はないです!

永江:三浦さんは就活中に、小説家としてスカウトされたんだよね。

三浦:そうです。出版社の入社試験の作文を読んだ編集さんが「作家になれば?」って言ったんですが、当時は(こっちは何十社と落ちて、この会社に通らなかったら無職なんだ! いいから私を編集者にしろ!)と思っていました。

永江:コネ入社とか、なかったの?
(※三浦先生のお父様は、有名な国文学者です)

三浦:ないです!

永江:7月に川合隼雄物語賞の授賞式で、また京都に来るよね? 「ののはな通信」はKADOKAWAの本だけど、他の出版社の編集さんもぞろぞろ来るの?

三浦:私、そういうの大嫌いなんです! たまに、編集者にベビーシッターやらせたり、引っ越しを手伝わせる作家がいるけど、公私混同じゃないですか?
「物語全体に怒っている雰囲気を感じますが、怒りが創作のエネルギーなんですか?」という質問もきています。その通りですね!

永江:三浦さんって、小説は最初から順番に書くの?

三浦:そうです。小説を書く人にはわかってもらえると思うんですけど、冒頭って肩に力が入って「傑作書くぞ〜」ってなるんです。でも段々、力が抜けてくる(笑)

永江:高橋和巳さんはバラバラに書いてたそうだよ

三浦:私には無理ですね。凄いです。

永江:「愛なき世界」は、主人公たちが最後どうなるかは決めてたの?

三浦:最後、主人公がどういう気持ちか、どういう世界が見えるのかということは考えてましたが、くっつくかどうかは成り行きで。「ののはな通信」は、最後、二人がどういう気持ちになるのかは決めずに書いてましたね。

永江:「ののはな通信」は、最後、世界が広がりを見せて終わるよね。続編を書いてほしい。
ところで、最近読んで面白かった本は?

三浦:最近、本をあまり読んでないんですよね。EXILE一族のDVDを見るのに忙しくて。せっかく「読書の楽しみ」っていうテーマのトークイベントに呼んでもらったのに。

永江:僕が今日、ラジオで紹介したのは「日本人は「やめる練習」が足りてない」(野本響子)です。マレーシアは、学校も部活も仕事も、すぐやめてチェンジするんだよ。小学校に入るのも何歳でもいい。学校の先生もすぐやめる。日本も、いじめで悩むくらいなら、これくらいゆるい考え方の方が良いよね。

三浦:むちゃくちゃ良いですね。しなくていい苦労を強制するって、大嫌いなんです! よく「我慢や苦労が人を育てる」って言う人がいますが、そんなわけあるか!

永江:他には『我らが少女A』(高村薫)。これはまだ発売前です

三浦:合田刑事シリーズですね! 絶対読みます!

永江:高村さんって大阪にお住まいなのに、東京の地理に詳しくて、非常にリアリティのある描写だよね。凄い才能。

三浦:私が面白かったのは「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ)です。
イギリスに住む、日本人&アイルランド人夫妻の息子の話。
イギリスは階級社会。主人公はハーフなので差別されて、でも白人でも自分より貧しいクラスメイトはいて。関係は複雑。
文章がエッジが効いてて上手くて、今の世界の状況を、中学校というフィルターを通してみることができる、優れたノンフィクションです。

永江:最近、中国の作家が日本で人気だね。「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」収録の短編が良かった。北京がおりたたみ式になってるっていう設定の短編。
北京の人口が増えすぎちゃって、上流の人はずっと地上に住んでるんだけど、中流・下流の人は、地下をシェアして住んでる。
映像化も決まってるんだ。作者は郝景芳(かくけいほう)。数学か経済学で博士号2つ持ってて、凄い美人なんだよ。
「ノースライト」(横山秀夫)も良かった。建築家の話。横山さんだから、どんな惨劇が待ち受けてるのか…とドキドキしたけど、良い話だった。
ドイツ在住の詩人が書いた「前立腺歌日記」(四元康祐)もいい。病気の話でもあり、詩でもある。

三浦:私はBLを読みますからね。前立腺という言葉になじみがあります。…こんなシモの話を、大学でしても大丈夫でしょうか?

永江:昨日、書評を書いたのは「老いと記憶」。脳トレってボケ防止に効果ないらしいよ! ポケモンGOが脳には良いらしい。知らない場所に行くからね。
僕は慶應大学で授業をもってて、その生徒に、なんとか坂(欅坂か乃木坂?)がいるらしいんだけど、テレビ持ってないから、顔が分からないんだよね。

三浦:芸能人の名前、覚える以前に知らないわけですね(笑)

永江:20代の女性は皆、同じ顔に見えるんです。

三浦:私もEXILEにハマる前は、そう思ってましたよ(笑)でも、今は違うんだって分かりました。

永江:質問です。「どうして読書だけが推奨されるのでしょう。楽器やスポーツでも良いではありませんか」

三浦:本当にそうですよね。「大学生の読書時間が短い」って言いますけど、「大学生の1年間の楽器演奏時間が0時間」という新聞記事は出ないじゃないですか。

永江:「読書の楽しみ」ってお題で呼ばれましたけど、こんな楽しいこと、自分一人で独占したいです。
「大学生の5割が、1年の読書時間0」って記事が新聞に出ましたが、あれにはカラクリがあります。
医学部生・薬学部生が一番読書時間が短いんですが、一番多く勉強してるのも医師薬生なんですよね。逆に、一番勉強時間の短い文学部生が一番本を読んでいるという。

三浦:本当ですね。ただ、あえて読書の良さをあげるなら、自分の心を理解し、人の気持ちを想像するには、言葉が必要だということです。
言葉を知らなければ、モヤっとした情動があっても、自分の感情を把握できない。
それを身に着ければ、例えばスポーツで強くなることにだって、役立つのではないでしょうか。
ただ、私も実用書は読む才能がなくて、理解できないんですよね。
ドストエフスキーも読んでない。数年前、仕事の企画で読んだ「罪と罰」だけ。他は読んでないです。『罪と罰』はエンタメで面白かったですね。

永江:記憶に残ってる、小説の一文ってあります? 私は「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」(村上春樹)です。

三浦:春樹の主人公がいかにも言いそう〜! 私は「生が、そうであるように、死もまた永遠ではない」(丸山健二)です。

永江:自分で描いた作品って読み返します?

三浦:全く。本になる時は、嫌になるくらい読み返してチェックしますけど、本になってしまった後は、読み返しませんね。

大学の方:「10月発行の『リブ』(京産大の広報誌)にて、今日のトークを特集しますので、お楽しみください。webにも掲載されます。
https://www.kyoto-su.ac.jp/library/kanko/lpom47000000d5v6-att/lib4602.pdf

****
身近にかぜつよ友達がいないので、トークイベントから帰ってからも、誰にも興奮を直接伝える機会がないです。
良かったら気楽に、質問等あればください。
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=71754



2019年04月15日(月)
ジョカゲ2 大阪夜の会レポ

2018.6.21に行われた、舞台『ジョーカー・ゲーム2』トークイベント 大阪夜の会のレポです。

司会は、逸見役の宮下さん。
200人以上、お客さんが来てたみたいです。

宮下雄也(逸見役):さっきトークショーのリハーサルをしたんですけど、終わって、エレベーターに乗ったら、才川くんが上半身ハダカなんですよ!
才川コージ(神永役):鏡があると脱ぎたくなっちゃうんですよね。
宮下:今は服を着てくれて、よかったです。
君沢さんは何故か、ピンクのジャケットですね。井脇ノブ子?
君沢ユウキ(蒲生役):良いでしょ? ピンク。
宮下:君沢さんは人見知りなんですけど、僕たちが仲良くなるためにやったことは、なぜか大喜利。
君沢:「こんなジョーカー・ゲームは嫌だ」ってお題でね。
宮下:大阪で初めて見るお客さんが多いと思うのですが、ネタバレをします! 雪村役は3人で日替わりですが、演じてみてどうでしたか?
奥谷知弘(田崎役):他の2人にライバル心メラメラです。
才川:僕は、最初ウソだと思ってました。だからセリフも覚えてなくて。本当だと分かった時は焦りました。
山本一慶(甘利役):俺も、コージから聞いた時は、本気にしてなかったです。5月末にようやく本当だとわかって。
西田大輔(脚本):原作小説だと、登場するD機関員は一話で一人じゃないですか。でも、舞台だと全員出る。
どうするか悩んでると、マーベラスさんから、「雪村は全員の入れ替わりでどう?」って提案されました。
ただ、時系列的に無理な人もいるので、この3人になりました。
宮下:西田さんから見て、3人の演技は、どうでしたか?
西田:知弘は、他の二人と違うようにって細かいところまで考えている。コージは何も考えてない(笑)アクロバットは凄い。
宮下:今日の才川くんは、アメリカのゲーセンにいる子みたいだね。
才川:ニューヨーク・ユニバーシティです!
宮下:Tシャツに「NYU」って書いてあるけど、それニューヨークなの?(笑)
西田:一慶が一番、自然体。
宮下:僕は逸見役ですけど、3人の雪村と密に絡みますからね。全然芝居のタイプ違うよね。
谷口賢志(結城役):一慶が一番、上映時間が短いよね。尺がちょうどいい。
宮下:俺のせいもあります! 逸見のアドリブによって、時間が変わるんですよ。
才川くんとは一番長く絡んでる気がする。
才川くんは、トーゴーとシュテファンがドイツ語しゃべってるシーンも、ドイツ人にしか見えないよね。
君沢さんは、2で初めてジョーカー・ゲームに参加してみて、印象はどうですか?
君沢:稽古場がしっとりした雰囲気ですね。他の2.5次元の現場はもっと、きゃっきゃ若いので。
あと、皆が喫煙所に行ってしまったあとの孤独。
宮下:煙草吸う人、多いですからね。
西田さん、2を書くのに苦労したことは?
西田:1は原作リスペクトありきで作りました。けど2は、続編は駄作になるっていうセオリーがあるじゃない。だから、絶対そうしたくはなかった。2は、スケールを大きく、より欺くということに重点を置きました。
宮下:谷口さんは、結城を演じる苦労ってありますか?
谷口:ずっと足を引きずってるので、身体がずれますね。整体にいかないと治らない。義手を演じてると、手がつる。
西田:賢志は、イメージシーンでは、早く退場しないと次のシーンを始められないので、よーく見ると、早歩きではけてるんだよ。
谷口:ファンレターで「あのシーン、早歩きでしたね」って指摘されたことがありました。よく見てるな(笑)と。
宮下:岳くんの苦労は?
松本岳(波多野役):波多野は生意気っていう設定ですが、優しさもある。
そういう、感情のないスパイっていうだけじゃなくて、人間味もあるっていう面が表せたらいいなと思って演じました。
宮下:西田さんどう思います?
西田:D機関って難しいんだよ。2.5次元だから、どうしても分かりやすいキャラクターをつけたくなるじゃない。でも、スパイだからそれはダメなわけで。遠目に見てると、誰が誰か分からないのが理想。
だけど、もしおばあちゃんが見たら、何が何だか分からないだろうね。
お客さんへの挑戦状なわけです。しっかり見ないと分からないという。
宮下:座長の木戸くんはどう?
木戸邑弥(実井役):D機関ってカッコつけの集団ですよね。すぐタバコ吸ったり、ポケットに手を突っ込んだり。実井を演じるにあたっては、そういう仕草は減らしてます。
宮下:皆に聞きます。他の役を演じるなら誰がいいですか?
才川:僕は逸見さんを演じてみたいです。別の生物みたいだなって。
宮下:お互い様だよ!(笑)
俺は、マネージャーに、『他の登場人物は、矢沢あいの漫画から抜け出てきたみたいに線が細いのに、宮下だけは、漫☆画太郎の絵みたいだね』って言われたことがあります(笑)
山本:俺も逸見がいい。あれだけ自由なのはやってみたい。
宮下:一慶くんが自由だったら、芝居が終わらないよ!(笑)一慶くんは、楽屋で一番喋るんですよ。
山本:え? 俺、静かですよ。
宮下:一慶くん「このタオル、メイクがひとふきで落ちるんですよ!」とか言ってめっちゃうるさい(笑) 通販みたいだったよ! 知弘くんは?
奥谷:言っていいんですかね。ランゲです。セリフ少ないけど、重要な役でやりがいがある。
宮下:岳くんは?
松本:D機関だったら、全員やりたいです。
宮下:だったら結城をやりなよ!
松本:やりたいですね。
宮下:可愛すぎる結城ですね(笑) 君沢さんは?
君沢:波多野ですね。スパイなのに、記憶を失って、優しい部分が出てしまう。一方で、スパイとして冷酷非情な面もあって、興味深いですね。
宮下:岳くんはアクション凄いよね!
松本:そんなことないです。普通です(めちゃくちゃ照れる)
宮下:賢志さんは?
谷口:前回と違うところは、ナチスが出てくることですね。なぜD機関が動いているのかということが現実とつながって、それがテーマの一つになってる。ゲーリングをやってみたいですね。
宮下:西田さんは?
西田:自分が演じたいという気持ちはないんだけど、続編を作ることがあったら、全員入れ替わりでやりたいね。
才川:3人でパニックだったのに!(笑)
宮下:木戸くんは?
木戸:俺は波多野をやりたいですね。
宮下:進行表に「知弘くんのマジック」って書いてあるんだけど。舞台でやってるの?
西田:そう。お客さん、誰も気づいてないんだけど(笑)
宮下:一慶くんはかっこいいのに、マイクを膝に挟んで座ってたり、ちょいちょい変だよね。
あのメイク落とすタオル、何だっけ?
山本:メイクオフレスキューです。
木戸:一慶くんの隣の楽屋だったので、タオルを勝手に使いました。ごめんね。
山本:いいよ。
宮下:そういうやりとりはツイッターでやってよ!(笑)最後に、お客さんへのメッセージを。
西田:ジョーカー・ゲームという作品がとても好きです。木戸くんは、実井という役と自分が融合したような、素晴らしい演技をしてくれました。
君沢:昔、演劇をやってた時に、駅前でチケットを売っても、誰にも買ってもらえなくて、良いものを作ってるつもりなのに、悲しいなと思っていました。
今、その時と同じような、ストレートプレイの演劇をやっていて、こんなに大勢のお客さんに受け入れられて、とても幸せです。
宮下:僕は3人の雪村を攻略していく、恋愛ゲームのヒロインです! そういうところも楽しんでください。
才川:僕たち、いっぱいスパイしますから、いっぱい見に来てくださいね!
宮下:偏差値2やな!



2018年12月15日(土)
ガラケーから格安スマホに

ガラケーから格安スマホに変えました。

元々入ってたauが、2年縛りがあり、更新月以外に解約すると9000円以上取られるので、
更新月を調べました。

MNP(番号引継ぎ)をしたいので、ezwebから申し込み。
申し込んだはいいけど、どうやって番号の通知がくるのか分からず、ググる。
ezwebにもう一回入ったら、見れました。

余裕を持って、20日くらいに手続きを開始すればよかった。
格安スマホはネットから申し込みなので、審査→発送に1週間くらい見ておいたほうが良いです。
(店舗もあるけど、少ないので)

MNP予約番号が分かったので、格安スマホのサイトから申し込み。
使用料は1500円/月くらい(3G)です。

2年縛りがないので、1年たったら、いつ抜けても、解約料を払わなくても良い。

26日夜に申し込んで、30日に届きました。
SIMをスマホに入れたら、開通。その時点で、auは解約になります。
SIMが小さすぎて、自分で入れるの、ドキドキだった。

メールアドレスの変更お知らせメールを友達に出したのですが、戻ってきてる。
キャリアメールが使えないので、gmailで送ったのですが、迷惑メールだと思われて拒否されてる。
前のezwebのメアドが生きているうちに、アドレス変更メールを送れば良かった!

前からパソコンでLINEをやっていたので、アカウントを引きつごうとして、四苦八苦してました。
前のトーク画面は消えちゃうので、保存。



2018年10月12日(金)
入江明日香展

「入江明日香展」に行ってきました。
グラデーションが凄く綺麗でした。
発色がすごく良くて。銅版画のインクだそうです。
和紙に銅版画を刷って、切り抜いてキャンバスに貼って、筆で彩色してるそうです。
どこが切り張りか分からないし、新鮮な感覚を覚える絵ですね。

桜の絵が良かった。
小人さんみたいなのが沢山いて、可愛い。
女の子のコートの釦が全部ネコ、とか、猫キャラも可愛い。
水滴が凹凸で描かれてたり、金や銀で彩色した部分が、光を反射していたり、
生で見ないと、本当の美しさが分からない絵ですね。

恩田陸さんの小説の表紙絵も、描かれてる方だそう。
若くて才能があって羨ましい!
15日まで、京都高島屋で開催。43530803_1158701157617427_2253495488248545280_n



2018年08月19日(日)
「この国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動」伊藤祐靖

海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」を創設した人の話。
こちらの説明が分かりやすいです。
お父さんが中野学校出身。お父さんは「海軍で訓練したこともある」そうで、「その話、詳しく!」っておもったんですが、サラッと流されてました(^^;

お父さんが中野学校に着校したとき「明日、銀行の金庫に忍び込んだ証拠を持って出頭せよ」と言われて、本当にそうしたって話もすごい。なんでできるんだ。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50594?page=3

能登半島沖不審船事件をきっかけに、殺される覚悟がないと実行できないような作戦にあたれる自衛官がいないことに気づき、特殊部隊は作られました。

陸軍のレンジャー部隊と一緒に訓練して、海軍は「トップの意志を皆で実行」というスタイルなのに、陸軍は「各自で考えて行動」というスタイルで戸惑う。
海軍は一つの船に乗るのに対し、陸軍がジャングルで最後の一人になったとしても、自力で戻ってこないといけないので。

筋肉質過ぎるのもダメだそう。作戦中、何日も飲まず食わずということもありえるので、燃費が悪い体じゃない方が良いと。







2018年06月29日(金)
ジョカステ2

舞台「ジョーカー・ゲーム2」見てきました。
大阪26日昼の回です。
メルパルク、本来なら、新大阪駅から徒歩5分なんですが、道に迷って20分くらいかかりました。
スマホ持ってないので、公式サイトの地図をプリントアウトしてきたけど、地図すら読み取れない!(絶望)

アクションとか、セットの動き、照明等が凄かったです!
あんなにセットがぐるぐる動くとは!
カーテン開けるのを、音と光で表現するのとか、面白い。

フジマさんの言ったとおり、憲兵がアニメに激似だった。出てきた瞬間に笑った。
結城中佐のエロジジイが、本当に別人みたいだった。

雪村=田崎って、海軍の学校を出てない人が、海軍の軍人スパイになんてなれる?
三好=中崎ってことは、ドイツで真木と中崎、二人を演じてたってこと? 無理ない?
蒲生=D機関だったら実井とあんなに殴り合う必要はないのでは?
もともと風機関で、実井にボコられたあと、結城中佐にスカウトされてD機関入りしたのか。

レニがナチスに協力する自分に疑問を抱いてるのも、ピンとこない。
私は、党員でも無いのに、出世するためにナチスに肩入れする映画作ってた人という認識だった…。

日本でも、戦時中に軍の依頼で映画を撮ったら、「厭戦的」ってことでお蔵入りになった「戦ふ兵隊」という作品がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%B5%E5%85%B5%E9%9A%8A

ヒストリカ映画祭で、ドイツ人監督の作品を上映した時、「第二次大戦の宣伝に映画が使われた影響で、作為的な作品が一切無くなり、ストーリー性のない、『ベルリン派』が台東した」ってトークで解説されてたのを思い出しました。
その時、上映された監督はアルスラン氏。トルコ系移民二世の監督で、日常を淡々と撮る作風。
同じくトルコ系移民で、ファティ・アキンという有名な監督もいて、アルメニアの虐殺をテーマにした映画など、政治的メッセージ性の強い作品を撮っています。

逸見が映画製作費を横領してる話。
以前、同じような横領話を聞いたので、映画業界あるあるなんだろうなー。
とある監督が、制作費を横領して、途中で監督が変わったんです。
が、その監督の名前をググったら、普通にその後も仕事をしている。
映画界ではよくあることなのか…。

海外ドラマの「Xカンパニー」を思い出す。
ユダヤ人がバンバン始末されてた。
そして殺してる方のドイツ人は、悪いとも思ってなくて「国を良くするため」って信じきってる様子と、それが日常化してる様子が淡々と描かれていて、怖かった。
「Xカンパニー」もナチスのパーティに潜入して爆弾をしかける話があるんですよね。

実井が紫陽花いけてるところ、ぶりっ子すぎて笑った。

ランゲのくだり、ル・カレ氏の自伝「地下道の鳩」に出てきたエピソードを思い出す。
チェコの人気俳優がイギリスに亡命してきて、「医者になりたい」というので、ル・カレが学費を出す。
彼は学費以外の生活費をほとんど受け取らず、最短で医者になり、すぐにお金も返してくれた。
ル・カレ氏が「彼は何年もお礼を言ってくれたけど、こちらがしたことなんてほとんどない。
むしろ、彼からは貰うばかりだ。」という。
ル・カレ氏は、彼の才能に魅せられた者たちに、猛プッシュされて、なりゆきでお金出しただけで、「良いことをしたつもりはない」って言ってるんだけどね。良い話。
しかし、「亡命」というと、祖国に残してきた家族が殺されたりする危険性があるので、本人はあくまで「勉強したい」って言う理由でイギリスにきたと。

「秘密のファイル  CIAの対日工作」 春名幹男という本には、戦後、CIAが日本映画にお金を出して、反共産主義な映画を作ったって書いてあった。
けど、全然ヒットしなかったそうです。アメリカはプロパガンダ下手なんだな。



2018年06月24日(日)
ジョカゲカフェ

24日、フジマさん、ののさん、subaruさんのお茶会に混ぜていただきました。
13時にジョカゲカフェに行ったら満席でしたので、15時からの整理券をもらいました。

それまでの時間、近くの「アンナカラーズコーヒー」でランチ。
このボリュームで、驚きの500円でした!  美味しかったです。
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15時からジョカゲカフェへ。
福本ドリンクと大玉転がしデザートを食べました。
福本、もっと水色かと思ってたら、紫紺ですね。
コースターは実井と波多野でした。
内装が可愛いですね!
スケッチブックも描きました。
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ジョカゲカフェの近く、日本橋に安いリサイクル着物屋さんがあるので、寄りました。
大福屋ときもの屋
和装小物も浴衣も安い。
大福屋で、腰紐3本(400円)を買いました。