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今日も割合落ち着いた気持ちでいられた。かえって少し不安な気持ちになるのはなぜだろう。そして、6月のカレンダーを見て、ぞっとしている自分がいる。 大学で、レピシエの378 マハガストット・PEKOEクォリティ(MAHAGASTOTTE, PEKOE1 QUALITY 03-2)(こちら)と、380 ラブーケリー・クオリティ(LABOOKELLIE, FBOP QUALITY 03-4)(こちら)を飲む。どちらもセイロンヌワラエリヤのお茶だということで、飲み比べて日記に書こうと、ラブーケリー・クオリティは1杯、マハガストット・PEKOEクォリティに至っては3杯飲んだのだけれど、「何か違う感じがする」ということしかわからない。…と、私はラブーケリー・クオリティの方がやっぱり好きかな?ということと。 ただ、マハガストット・PEKOEクォリティの方は、レピシエのサイトの説明に書かれているような印象と違う印象を受けるので、私の淹れ方が悪いのかもしれない(何となく「味が薄い」と思う。香りは爽やか…な気がするが)。もう少し修行します。 ラブーケリー・クオリティを飲んでいると、他の大学から、私の研究テーマに関連した研究を今後しようと思っているとおっしゃる方がいらっしゃって(先生を経由して紹介いただき)、しばらくお話をする。自分自身が、迷いながら研究を進めているので(いや、進めているか?止まっているかも…)、「このへんは自分でもわけがわからないし、ちょっとどうだかと思うんです」というところをそのままお話したので、お役に立てたかどうか自信がない(あちらの方が私より長く研究を続けておられる方でもあるし)。しかし、テーマについていろいろとお話ができたのは、私自身は楽しかった。自分自身が「これ、どうなんだろう?」と思っていることについても詳しく御存知で、「どうなんでしょうか」「どうなんでしょうね」「こういうところに問題があるのでしょうね」とお話しているだけで楽しかった。アプローチの仕方は私と少し違っていらっしゃるそうだけれど。私の研究室には私と近いテーマの人が少ない(「いない」という感じが強い)ので、貴重な機会を頂いて嬉しかった。 不完全でも、恥ずかしくても、自信がなくても、できるだけ人と話をするようにしたいと思った。近いテーマの人とも、遠いテーマの人とも、全然研究と関係のない人とも。 夜8時からのテレビ番組を見たかった(さらにビデオ録画もしたかった)ので、急いで帰る。見たかったのは、NHK教育テレビの「福祉ネットワーク こころの相談室 『喪の悲しみを癒す』(1)−書いて受け入れた 妻との死別−」(こちらやこちら←いずれリンク先が変わるような気がする)。 家族で晩御飯を食べながら見ていたので(しかも晩御飯のメニューが鉄板焼だったので)、テレビをつけてはいたものの、番組の内容はほとんど把握できなかった。しかも換気扇をつけていたので音も聴きにくかった。後でゆっくりとビデオを見てみようと思う(きちんと録画されていれば)。 現時点ではその程度にしか見ていないので、番組自体については、今は何とも言えないのだけれど、悲しみは乗り越えるものなのかな、というのが少し疑問だった。言葉の問題に引っ掛かっているだけなのかもしれないけれど、自分自身がいつまで経っても「乗り越えて」はいないように思うから。しかし、それは私が悪いのかもしれない。「乗り越え」ないと、やっていけない部分もあるのかもしれない。でも、悲しい気持ちを隠さずにおもてに出すことは大事なことなのだろうと。あと、何の関連もないのだけれど、ふと、前の家の解体の場面や当時の気持ちを久しぶりに思い出して、胸が苦しくなった(←比喩だが)。 あと、来週と再来週に関連したテーマで番組が放送されるそうだ。見てみたいと思う。
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