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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2008年07月19日(土).......高校見学
中3の夏休みの課題に、上級学校の見学、というのがある。先日来、進路調査と称して、進路はどう考えているか(就職、高校、専門学校、その他、みたいな選択肢)調査票に記入して提出したり、第2回目の調査では、具体的に学校名を書かせたりしていたが、ユイマ自身は具体的な学校名は一切書かず、親ばかりが書いている状態・・・。

今日は親が書いたうちの一校の学校公開&説明会があるというので行ってきた。
(ノイノイが学童キャンプなので、朝一番でキャンプの見送りに行った後、ユイマとともに、出発。疲れたぜい)

大きな公園の奥にある、環境は抜群のM学園。遅れていったため説明会は大方終了していたが、詳しい資料をもらい、授業風景のうつしたビデオを見た後、学校探索へ。
今日から夏休みなのだが、校内では夏季講習というかんじで補講を行っている。
高校1年生のクラスをのぞいてみると、服装が自由な学校であることも手伝って、子供たちの顔がとても大人に見えた!
体育館では部活も行っていて、バスケットをちょっと見る。

個別相談会も行っているので、何か聞きたいことはある?とユイマに尋ねても、なにしろ「連れてこられた」感の強いユイマなので、えー?別にないよ、とそっけない。
noripに電話して「ユイマはなんだか全然やる気なくて、何を聞いても、俺どうでもいいよ、って感じなんだよー個別相談会も行った方がいいのかどうなのか。」と愚痴ると、norip曰く。「アイツはバカだからふてくされたフリしているだけだから、それなりに見てるからいいんだよ。放っておいて。とにかくその場に行って見ること感じることが大切だから。」と。
なるほど、ちょっと照れ隠ししてる部分もあるのね。
そして、個別相談会については、いくつもパターンがある入試制度について、もう少し聞いてみたら、というので、ユイマを引っ張って参加することに。

順番を少しまって呼ばれると、待っていた先生は私よりちょっと年齢が上かな、という感じの女の先生だった。
具体的に都立はどこに行きたいの?と聞かれて、まだ決まってない、よくわからない、と答えるユイマ。下を向いて言葉ももごもご。

でも都立でもいろんな都立があるからよく見た方が良い、ということ、うちの学校については、授業はそこらの都立より面白いから是非授業を見てほしい、高校に入ったら一日2時間は勉強しないとダメよ、などなど、ユイマに具体的なアドバイスをしてくださる。

最初は引き気味だったユイマも、先生のペースに乗せられて、最後はニコニコ質問に答えたり返事をしたりしているではないか。
素直なヤツというか、かわいいヤツというか。

帰り道はユイマの好きなラーメン屋でラーメンを食べさせた。
ラーメンを食べて機嫌の良くなったユイマ、キライじゃないよ、あの学校、と言っていた。



■…2008年07月10日(木).......発熱ぷみぷみ、ノイノイ張り切る
とても珍しいことに、昨夜からぷみぷみが熱を出した。その前の日にのどが痛いと言っていたのはきっと前触れだったのだ。
いつもは元気なぷみぷみがすっかり弱ってしまって下の部屋に簡易ふとん(お父さんのキャンプ用)を敷いて寝ている姿を見て、ノイノイがいきなりしっかりとした顔つきになった。何かとぷみぷみを案じ、ふとんをかけてやったり、大人しく寝てると治るよ、と声をかけてやったり。

いつもぷみぷみに頼り切りで、一人で学校に行くのも、一人で二階の部屋に行くのさえぷみぷみと一緒じゃなきゃイヤだと泣いていた子なので、まずは今日一人で学校に行ければいいかと思いながらも、でも私が連絡帳を届ける暇はないので、おそるおそるノイノイに、ぷみぷみの連絡帳を届けられる?と切り出すと、予想に反してますます顔がきりりとなった。

そして、連絡帳はぷみぷみのお友達でノイノイもしってるTちゃんに渡せばいいから、早めに行く!と言う。Tちゃんは飼育係でいつも早く学校に行っているからだ。
そして、7時半すぎには、さっさと出かけてしまった。

いくらなんでも7時半は早いだろう(笑)。

でも、いい。ノイノイが自分で考えて自分一人で行動しているんだから。

いつもは甘ったれているだけなんだ、ということがこれでよーくわかった。
そして、いざというときは、とっても頼りになる子なんだ、ということもよーくわかったよ。



■…2008年07月05日(土).......ピアノの発表会
今日はぷみぷみとノイノイのピアノの発表会があった。場所は阿佐ヶ谷教会。荘厳な雰囲気の美しい場所、ピアノの音も良く響き、少人数の家庭的な雰囲気の発表会には理想的な環境だったと思う。

二人が弾いた曲目は、

ノイノイ:さんぽ(久石譲作曲)
ノイノイと先生:エーデルワイス
ぷみぷみ:人形の夢とめざめ
ぷみぷみとお友達:楽しき農夫
ぷみぷみと先生:夏の思い出

という具合。親バカだけど二人ともなかなか上手に弾けていた。感無量だ・・・というのも、この日を迎えるまでに、どれだけ先生が頑張って下さったか!!

ノイノイなどは、3ヶ月前、両手で弾くことすらままならなかったのに、ここまで弾けるようになったのは、先生が週一のレッスンをあきらめて(家では練習しないから)、毎日うちに来て練習しなさい!と宣言、実践してくださったからにほかならない。発表会前一ヶ月強、学童から帰ると毎日先生の家に通って特訓だったのだ。

1週間ほど通って、まがりなりにもさんぽの曲だとわかるようになってきました。
2週間ほど通うと、両手で弾けるようになりました。
3週間で、自分から弾くようになりました。

毎日ちゃんと練習するとこれほどまでにめざましく進歩するのだと驚いた。(最初のレベルがあまりにひくかったからかもしれぬが)そして、ちょっと弾けるようになるとあとはもうとても楽なのだ。つまり、どんどん上手に弾けるようになるのでだんだん弾くのが楽しくなってまたピアノに向かう。するともっと上手になってますます楽しくなってくる。張り合いも出てくるから先生の指導も素直に聞いてその通りに弾こうと努力する、するとまた更に上手になる、というサイクルに入るのだ。この状態が続いて、今日の発表会を迎えることができたのだった。

最初はノイノイだけだったのだが、ぷみぷみも塾の帰りに先生の家に立ち寄って練習させてもらったりしているうちに、ぷみぷみも毎日練習するようになった。ぷみぷみの場合はお教室に通っている同い年のお友だちというライバルの存在も見逃せない。お友達と連弾もあることだし、負けてはいられなかったのだ。

こういったおけいこ事には、発表会のようなイベントが目標になってがんばる、という場面は必要なのだな毎回思う。ライバルがいることで頑張る子もいるし、うまくなると楽しくなる、できるようになることを実感を持って体験すると、がんばれるようにもなる。

ノイノイは、私はずっとピアノを続けるよ、これもあれもみんな弾けるようになるんだ!と夢を膨らませている。ぷみぷみは、お友達が発表会で弾いた曲に次は挑戦すると張り切っている。
いつまで続くかわからないけれど、なるべくその気持ちが長く続くようにと母は願っているよ。




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