良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



← BACK NEXT →   初日から日付順に読む  最新  目次と登場人物紹介  BBS

■…2008年02月23日(土).......エアジョーダン23
バスケに夢中のユイマは、毎日のように、ネットでNBA(National Basketball Asociation)の試合結果をチェックし、YouTubeで、スタープレイヤーのプレイやCMを再生しては見る日々を送っている。

尊敬するバスケットプレイヤーのマイケル・ジョーダンがナイキの商品をプロデュースしているので、ナイキの商品およびCMが大のお気に入りだ。CMはかっこいいし、商品ももちろんかっこいい(とユイマは思っている)。

ジョーダンは類い希なるジャンプ力の持ち主で、空を飛ぶような華麗なプレイから、エアー・ジョーダンと呼ばれていたそうだ。そのエアーを冠したバスケット・シューズがエアジョーダンである。ナンバー1から始まって、どんどんバージョンアップし、今年は23。23というのは、ジョーダンの背番号なので、今年のエアジョーダンは特別らしいのだ。発売日まで23日だ。

というわけで、前々からエアジョーダン23が欲しい欲しいと言っては、ナイキサイトを眺めていたユイマ君。日本に二つしかないナイキ・ストアへ開店前から並びに行く。だって、エア・ジョーダン23はシリアルナンバーが振られているほど少量生産品なので、並んで買わないとあっという間に売り切れてしまう・・・!というのはユイマの話で、本当のところはよくわからない。

ナイキ・ストアはお母さんの職場のすぐ近く、吉祥寺にあるので、ユイマにとっては庭先にあるも同然だ。もちろん財布である私も行かざるを得ない。休日に職場近くに行くなんて、と思いながらも、たまにはユイマとデートもいいかな、と遅れて到着。スターバックスでホットココアを買って持って行ってやると、ユイマは3番目に並んでいた。前の二人は大人。ユイマのあとから来た人も大人の人ばかり。

こんな高い靴を買う人はみんなマニアばかりなのかも…。

開店と同時に入ると、客一人に店員が一人つくくらいの感じで、サイズ合わせをして、余裕でゲット。お値段25000円強。

大変満足して帰宅したユイマであった。

これがエアジョーダン23。




お財布とはいえ、私とまだ一緒にお出かけするユイマ君。なんとなくこういう場面では私を頼ったりして、やっぱりちょっとまだかわいいかも(^o^)



■…2008年02月22日(金).......1年生になる準備
昨日、ノイノイが入学する予定の小学校にて、入学前保護者会が開かれた。もう4人目なんだから来なくても大丈夫じゃないの?なんて、保育園ママ友に言われつつ、いやいや、もうこれが最後だし、4年前にスルーした結果ちょっと面倒なこともあったなと思い直して出席したのだと説明したりして。

で、話はいろいろ長々とあったわけだが、その中で、「入学までに、こんなことを身につけておきましょう」というところを要約してみると。

1)身支度
起きたら着替える。脱いだものを片付ける。靴の脱ぎ履きができる。

2)毎朝の歯磨き、洗顔、用便
顔全体をよく洗う。食後に歯を磨く。鼻をかむ、おしりを拭く。和式トイレを使える。

3)食事のマナー
姿勢をよく、よく噛む。箸、茶碗、コップやスプーン、フォークなど正しく持てる。好き嫌い無く何でも食べる。

4)明るく挨拶
きちんと挨拶ができる。おはようございます、こんにちは、さようなら、いただきます、ごちそうさま、ありがとう、ごめんなさい、おやすみなさい、はい、いいえ、など。

5)上手な話の聞き方
話す相手の顔や目を見て話を聞く習慣。聞き上手は話し上手。

6)家族の一員として
家族の中で役立っていることを自覚させる。声をかけたり褒めたり教えたり仕事の楽しさを味わわせ自信を持たせる。ぞうきんしぼり、ゴミ拾い、新聞をたたむ、ほうきで掃くなど。

7)読み書きは
自分の名前をひらがなで読み書きできる。数は10まで数えられる。

早速家に帰って、ノイノイに話をすると、ノイノイの反応がとても良い。
早速、今朝は着替えをしたあと、パジャマをたたみ、自分の服に着替えたし、毎朝顔を洗う習慣が無かったので、顔の洗い方を教えて、ととても張り切っている。ばしゃばしゃっと2回くらい水を顔にかけて大満足だ。用便、という話も聞いて、朝ガンバッテウンチする!とトイレに入ったが、残念ながら、ウンチは出なかったようだ。

それでも、1年生になるということを、こんなに楽しみにしていたのだな、と再認識させられた朝であった。



■…2008年02月19日(火).......セーツー
今朝ぷみぷみが唐突に「ねーねー、ユイマ君、もうセーツーあった?」とユイマに聞いた。
セーツーってなんだ?となにか嫌な予感がしつつ、後の言葉を聞いていると、「あんなところから血が出るのもキモ悪いけど、白い変な液体が出るっていうのもキモチワルイよねー」と続いたものだから、セーツーとは、男の子における第二次性徴の一つであるところの「精通」であることが分かった。(そして、もちろん“あんなところから血が出る”のは、女の子における第二次性徴の一つ「生理」である。)

しかし、その言いぐさなんとかしてくれよ、ぷみぷみ。なんてお前は品がないっていうか、恥じらいがないって言うか、恥ずかしいんだよ(ー_ーメ)

気を揉む私をよそに、ユイマは、「え?まだだよ。」と、なんということなく答えているからそれも驚いたのだが。

すかさず、ぷみぷみは私のほうに向き直って「お母さんはセーリのときどう?痛かったりするの?」と相変わらず不躾120%の勢いで質問を飛ばしてくる。

う。と内心詰まったものの、性教育をする立場として、母として、ここでひるんでなるものか。「いや別に。私は体質的にそんなひどい生理痛とか無かったから。」と平静を装ってさらりと答えた。

ユイマの方をちらと見たら、全然聞いていない様子。全くこの種の話題には関心が無いらしい。なぜかほっとする私。

それにしても、今頃の男の子、女の子ってのは、こんなもんなんですかねぇ。この種の話はもう少しはにかみというかはじらいを持って語られるものだと思っておりましたが、そういうのは、もはや古い観念なのでせうか。

だれか教えてください。

そして、ぷみぷみを、もう少し恥じらいをもった乙女にしたいのですが、何かよい方法はないでせうか。

だれか教えてください。

(注)昨日、4年生ぷみぷみは学校の授業で、生理や精通について学んできたそうです。



■…2008年02月05日(火).......卒園文集の原稿ができた
ノイノイの保育園卒園文集の原稿を親が書くページが1枚。1月8日火曜日締め切りだったけれど、締め切りをぶっちぎってやっと提出した。以下、再録。もちろん、イラストはジュンコだ。

***************************

ノイノイちゃん卒園おめでとうございます。6年間の保育園生活で、一番印象に残っているのは節分の鬼です。ふだんはたくさんの家族や優しい先生、楽しいお友達に囲まれて、怖いものなしのノイノイちゃんも鬼だけは恐れていましたね。卒園を記念して鬼とともに成長した6年間を振り返ってみましょう。

★つぼみ組(2002年度)
生まれて5カ月で入園。ぷみぷみおねえちゃんがいるので、ちょっと心強かったです。本人もほとんど泣くことなく、自然に保育園生活になじんでいったように思います。でも節分の鬼には当然大泣き。鬼だけでなく、近所の仏具店の前に立っている仁王様も怖がっていました。

★たんぽぽ組(2003年度)
この年の節分は、ぷみぷみお姉ちゃんが鬼になってたんぽぽ組を来襲しました。連絡帳には「お部屋で年長の鬼さんがきたときも相当怖がっていましたよ。(中略)テラスで大きい鬼を見た時も大人にしがみついて見ないように隠れていました。これだけ怖がってくれるとやりがいもありますね。」人見知りが始まった一方で、ちょっと怒りんぼで強い(?)ノイノイも、鬼には完敗。

★すみれ組(2004年度)
「朝「おはよう」と部屋に入ると、早速「オニくるんだよ」と自分にも言い聞かせるように言ってきたノイノイちゃんです。(中略)少し遊んでいたところで、大きい青鬼と赤鬼が登場!やっぱり怖くてすみれで固まっていました。(ほとんどが泣いていました)」
帰宅後、母に「本物の鬼は髪の毛がジワージワーって流れてるの。赤いのはちょっとデブッちょだったんだ。青いのはデブッちょじゃなかった。それでノイノイちゃん、保育園で泣いたんだ!シマシマの靴下はいて、こんなにお目めがでっかいの!」と証言。こわがりながらもしっかり鬼を観察できるようになりました。

★ちゅーりっぷ組(2005年度)
かなり自覚もできて、前日までは「オニをやっつける!」とかなり張り切っていたのですが、当日朝は「今日は鬼の日だね!」と言うといきなり顔が緊張。午後、みんなが外で遊んでいるとき、ごたごた荘の裏から突然、青鬼と赤鬼の二人が出てきて大暴れしたそうです。年長さんまで泣いてしまうほど、この年の鬼は怖くて、ノイノイも結局「大泣き」でした。でも、少なくとも前日までは負けるものかと闘志を燃やしてはいたのです。

★きく組(2006年度)
節分前夜から明日の鬼のことを思ってしくしく。当日の連絡帳には「がんばりましたよ。(中略)もちろん泣きもありましたが…。『オニには子供いるのかな?』と気にしてもいました。」お迎え時に母に、RクンとJクンが果敢に豆を投げて退治してくれてすごかった、豆を鬼の鼻につっこんだら、鬼が苦しくて逃げていったんだ!と報告。当人は、ちゃっかり「ケイコ先生のとこに逃げた」らしく。そして、やっぱり泣いてしまったのでした。
しかし、これが縁で、ノイノイちゃんはR君に初恋!鬼が縁結びでした。

★ゆり組(2007年度)
とうとう最年長クラス。今年は鬼になって赤ちゃん組に行くのです。でも鬼のお面を作っているときからそのお面を怖がったりして。先が思いやられましたが、しかし!
ついにやりました!仲良しの下の妹弟たちを守り、本物の大きな赤鬼青鬼に、泣かずに豆ぶつけて退治できたのです。苦節6年、ついに鬼に勝てたのです。本人もとっても顔を紅潮させて興奮していたそうですよ。
 6年間脅かし続けてくれた節分の鬼さん、本当にありがとう。いつも応援してくれた保育園の先生方本当にありがとうございました。おかげでこんなに立派に大きくなれました。安心して小学校にあがれます。そして、これからも親子共々ずっと保育園の鬼さんたちのことは忘れないと思います。





BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次と人物紹介 BBS
ご意見ご感想などいただけると喜びます。
BBSでもお待ちしています



ぱるた