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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2007年12月25日(火).......サンタからお手紙
今朝起きると、ツリーの下に、プレゼントが二つと手紙が2通置いてあった。

1枚は。




これは、ぷみぷみとノイノイの二人に宛てた手紙のようだ。昨日、ぷみぷみの手紙の中に、サンタの長靴とツリーの飾りをお礼に差し上げます、と書いてあったことへのお返事。

もう1枚は。




これはどうやらユイマ宛て。

ユイマは昨日、noripと一緒にナイキショップに行き、ダウンコートを見てきたのだが。せっかくセールだというのに、セール除外品にばかり心を奪われる始末。値段にして3万円以上だ。セールをしているから買いに行ったのに、それでは何のために行ったのか分からない。noripは今日は買わないと言って帰ってきたのだった。

サンタはちゃんと見ていたのね。

この手紙を見たときのユイマの驚きようったら無かった。すごく真剣に読んでいたよ。
そして、反省した。

今日私が帰宅したら、約1万円ちょっとのナイキのダウンコートがいすにかけてあった。
欲しいものが何でも手に入るわけではない、し、多くを望みすぎてはいけない、ということをサンタから教わったのですね、ユイマ君。




■…2007年12月24日(月).......サンタにお手紙
今年は子供たちがとても悪い子である場面が多かったので、きっとサンタは来ないにちがいない、と私が言ったからかどうかはわからないけれど、ノイノイとぷみぷみがサンタに手紙を書きました。特にノイノイは大変な熱意を持って書きあげました。(あとでジュンコも真似して書いていたが、大人の所にサンタは来ないんだよーん)




解読します。

  サんたくロースさんへ。
  こんなかんじの(きいろ)→
  かちゅーしゃがほしいです。あと
  こおもりのはねが
  ほしいです。どっちかいっこだった
  ら かちゅーしゃがほしいです。


ジュンコに聞いたら、ジュンコが見ていた雑誌で、角(?)がついたカチューシャとバットマンみたいなマントを見て欲しくなったらしい、とのこと。

しかし何より私が感心したのは、二つ欲しいものがあるけれど、どちらか一つなら、と書いていること。二つともほしい、なんて欲張りなことは書かないのだ!

ちなみに、ぷみぷみは、読みたい漫画のタイトルをたくさん(!)書いていましたよ(笑)

そして、ユイマは。
私が知らないうちに、今年からユイマの所にはサンタが来なくなる、ということになったらしいです。だから今年は、お父さんがサンタの代わりに欲しいものを買ってやる、という約束になったらしい。しきりに、今まで13回きてたけど、今年は俺んとこには来ないんだよね、と繰り返し発言しておりました。
まだ彼はサンタに未練があるのね。(信じてるのだ)




■…2007年12月12日(水).......英語が嫌いになったぷみぷみ
2学期になって週に1〜2回英語の授業が始まったぷみぷみだが、どうも機嫌がよろしくない。

なにがあったの?どうしたの?と聞くと、とにかくもうやなのーと泣き出してしまった。

ピアノがうまくひけないから、なにもかもシャットダウンしてやだー!と泣いた姿と同じだ。

でも辛抱強く一つずつ聞き出していくと、話はこうだ。

英語の先生が、チャンツという男の子とサンタの会話を聞かせ、それを子供たちに真似させて音楽に合わせてお芝居をさせるという課題。

ぷみぷみの話から総合するに、聞かされた会話は以下の通りと思われる。

サンタ :Ho!Ho!Ho! Merry Christmas!
チャンツ:Who are you? Who are you?
サンタ :I am Santa, who else!
チャンツ:I can't believe it. Where are you from?
サンタ :I'm from Greenland. What do you want?
チャンツ:Give me your reindeer.
サンタ :No, I can't.

ぷみぷみが言うには、チャンツの2番目のセリフは、「あいきゃんびりーびん。」と聞こえるし、最後のせりふは、「ぎんみーよーりんでぃー。」と聞こえる。
しかも意味が全然わからないからそのまま聞こえたとおりに発音するのも躊躇してしまう。なのに、先生が分かった人は手を挙げて!と言う。わからないのだから手を挙げなかったら、隣の男の子や後ろの男の子に、手を挙げろよ!わかんなくても良いから手を挙げるんだよ!と脅されて、そして最後は泣いてしまった。
英語なんて大嫌い。意味が分からない。誰も教えてくれない。しくしく。

と、こういう訳だ。

みんなの前に出て、サンタ役の赤い帽子とチャンツ用の三角帽子をかぶされて、お芝居をさせられるらしいが、Who are you?のところを「ぷーあーゆー」と言ってる子もいるらしい。

小学校4年生の子に対して、これは一体どういう趣旨の授業なんでしょうか。
聞こえたとおりに言えばいいのよ、と言って、やみくもに喋らせて(歌わせて)、意味は全く知らせないってどうなんでしょうね。文法とまでは言わないけれど、単語の意味くらいは教えて欲しいものだ、と思う私は素人なのだろうか。
noripに言わせると、単語(つづりとか)、音(発音)はしっかり教えて、意味は教える必要は無い、この状況でなんなのか想像させればいいという考え。英語を日本語に置き換えることは辞めた方がいい、というのだけれど。

で、英語好きのユイマも加わって、この会話の解説を試み、ああだこうだと発音練習もしたところ、意味も分かり、音も分かって、泣いていたぷみぷみはすっかり機嫌が直った。
英語嫌いも直っていればいいのだが。



■…2007年12月06日(木).......登園許可証
インフルエンザノイノイの経過を記録しておく。
12月2日 夜10時過ぎ 発熱発覚
12月3日 インフルエンザ検査。タミフル処方。母会社休む。夜ジュンコ帰宅。
12月4日 タミフルを飲み、一日家で大人しくするも、熱は37度前半に。ジュンコ竹馬で飲み会のため一時竹馬へ戻る。夜中帰宅。
12月5日 タミフルのおかげか、熱は平熱。すっかり元気になる。ジュンコが一日一緒にいてくれる。
12月6日 A子供クリニックが木曜は午前のみの診療のため、ジュンコと一緒に行ってもらう。登園許可証を無事ゲット。

なんとも素早い回復である。もともと持っている彼女自身の免疫力が高いのだとしか言いようがない。ありがたいことである。

ありがたいことといえば、今回ジュンコが帰ってきてくれたことだ。子供たちの中で、一番、私の窮状を理解し、行動してくれるのはジュンコだと言うことがよく分かった。

なぜなら、4日火曜日はジュンコは夜に竹馬で友人たちとの集まりがあり、なるべく夕方早いタイミングに竹馬に帰りたかったので、ぷみぷみが学校から帰ってきたところでバトンタッチすればいいと思っていた。30分も待てばユイマも帰ってくるし。

がしかし!

ぷみぷみは、「お友達と遊びに行く約束をしてきたー、やだよー、なんで私が留守番しなくちゃ行けないのー!!」と、泣いて抵抗し、ゴネにゴネた挙げ句、私の頼みも聞かずに遊びに行ってしまったのだ。あれだけ状況を説明し、電話でも再三頼んだのに、振り切って行ってしまうなんて・・・!
その夜はかなーり厳しく私から説教されましたよ。何かあった時は家族が力を合わせないといけないんだよ、と。ぷみぷみは終始不満そうな顔をしてました。

で、普通こういうことがあれば翌日は大人しくしていそうなものなのに、ジュンコがノイノイと眠りこけていたのをいいことに、またしてもお友達と遊びに行ってしまったのだ!一度ならず二度までも!!これで、ぷみぷみに対する信頼は完璧に崩れたのだった。

ユイマは4日の日は部活が無かったので、塾に行くまでの間、ジュンコに代わって留守番をしてくれ助かった。が、それ以外は全く通常通り部活を休むでもなく、普段通りの生活だった。

こんな状況がもっと続いていたら、多分、私もジュンコももたなかったのではないか。本当に早く治ってくれて良かった。




■…2007年12月03日(月).......インフルエンザがやってきた
昨夜、9時頃就寝したノイノイが10時半頃になって泣きながら起きてきた。悪い夢でも見たのかと思いきや、膝の下、弁慶の泣き所のあたりが痛い、と訴える。さわってみるとノイノイの体が妙に熱い。驚いて熱を測ると38.9度だ。夕食時は元気にご飯を完食したのに、これほど急激に熱が上がるものなのか。
とにかく熱でうなされて訳の分からないことを言って泣いてばかりいるので、添い寝して何とか朝を迎えたが、朝になっても熱は相変わらず38度5分と高い。仕方なく、週の初めから突発で会社を休み、保育園に電話する。電話口に出たN先生曰く「先週土曜日、下のクラスでインフルエンザA型が出たので、もしノイノイちゃんも、インフルエンザだったら教えてくださいね。その場合、登園許可証が必要となりますから用紙も取りに来てください。」

インフルエンザといえば、秋〜冬になると、必ず予防接種が話題になる。こういっては何だが、予防接種したって型が違えば効かないし、接種しないと必ずインフルエンザにかかるというものでもない。それより、うがい手洗いを励行し十分栄養と休養を取る方が効果的だと勝手に思って今まで我が家では誰もインフルエンザの予防接種を受けたことがなかった。そして、4人の子供たちは誰一人として今までインフルエンザに罹患したことはなかったのだ。

なにしろかかったことがないので、インフルエンザがどういうものかわからない。経験者の話から、インフルエンザは熱が高くて苦しくて大変なもの、というイメージだけがあった。ノイノイの様子を見ると、熱は高いがそれほど苦しそうでもなく、「ノイノイちゃんはインフルエンザじゃないよ」などと余裕の発言をするほどだ。

でも、一応小児科のA先生のところに行って事情を話し、インフルエンザの検査をしてもらった。
ら。
大当たり〜〜〜!
インフルエンザA型の患者さん、一丁上がり〜〜〜!

インフルエンザの場合、熱が下がって二日間は登園登校一切禁止。二日間熱が下がった状態を確認してはじめて治癒とみなされる。働く母にとって、子供のインフルエンザが大敵な所以である。A先生はそのあたりの事情をよくわかっておられる先生なので、タミフルもっていく?と私に尋ねる。すっかり悪名高くなってしまった「タミフル」だが、まだ異常行動とタミフルとの関係は証明されたわけではない。が、今は10代の子供には処方禁止なのだそうだ。9歳以下のこどもには処方していいなんて、ちょっと変な話だけれど、ノイノイは6歳なので、処方可能のだ。タミフルを飲めば、うまくいけば明日あたりから熱が下がり始めるから、最短で木曜まで。金曜日には登園/出社できる勘定になる、と先生。それを聞いて即座に私が「お願いします」と答えるとすぐに処方してくださった。

雨の中、薬局によって帰宅。すぐにタミフルを飲ませ、程なくして昼食。そしてまたお布団に入ると、夕方までぐっすり眠ってくれた。

食欲が全く衰えないのが救いだが、布団の横に生協の発泡スチロールの通い箱を置きテーブルに見立て、そこでお母さんに食べさせてもらわないとイヤだ、と駄々をこねる。風邪の時は仕方ないね、と大目に見てやり全部食べ終わるまで世話してやった。

夜遅く、子守要員としてジュンコが帰宅してくれた。有り難い。





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