良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2006年10月28日(土).......文化発表会@中学校
土曜日に「文化発表会」という行事があるということは、年間予定表などでわかっていたことだったが、何をやるのかよく知らなかった。ユイマからは、合唱の練習のことしか聞いていなかったので、てっきり、合唱コンクールみたいなもんなんだろうと思っていた。

が、前日にもらってきたプログラムによると、体育館で、午前中、全校全クラス対抗の合唱コンクール、午後、選択授業を音楽にしている生徒による演奏、音楽系クラブの演奏などが続き、また、校内では、いたるところで生徒達の「作品」が展示されているようなのだ。

なので、午前中の合唱コンクールはユイマの学年だけ全部聞いて、途中で体育館を抜けて校内の展示見学へ。
各学年とも、美術作品、家庭科や技術の作品、社会科見学の報告(壁新聞)や、修学旅行のアルバム、夏休みの英語の宿題なども貼ってある。クラブ活動の展示も少しあった。

ユイマは、美術の時間に描いたと思われる絵、英語の自己紹介文、そして、浅草に社会科見学にいったときの報告をしていた。浅草レポートの彼の担当は雷門。雷門の歴史などを真面目に語ってはいるのだが、やはり、我が家の子。
こんなおまけが!





■…2006年10月21日(土).......運動会@保育園
保育園の運動会に行くのも、今回を入れてあと2回。そんな思いをもって臨んだ本日。練習の時から、ノイノイがいつもイチバン!と聞かされていたかけっこが最初の種目だ。ところで、我が家の歴代の(?)子供たちも、みな運動会前には自分がイチバンだと言っていたが、現実はたいてい違っていた。だから今回もご多分に漏れずノイノイの主観的イチバンだと思っていたら・・・全然違っていた!

なにしろ、歴代子供と違って、スタートからやる気満々だ。だいたい、4歳くらいの子供なんて、実はかけっこのコンセプトがわかっていないか、もしくは、運動会という非日常の雰囲気に舞い上がってしまってかけっこどこじゃない、というのが普通なのに、ノイノイはただ一人かけっこに集中!顔つきが違う!
先生のかけ声「よーい、すたーと!」に合わせてひたすら走る!よそみしたり、笑ったりしながら走る他の3人をぶっちぎりで引き離して、ひたすらゴールを目指すノイノイ!
あんなに闘志を燃やすタイプとは知らなかったよ。ぢつはアイツは体育会系なのか??本人の申告通り、最後までイチバンのレースだった!おみごと!

ほかにも、ふだんの遊びの中から高度なワザを身につけた子供たちの発表会的種目もある。ノイノイのクラスは「もえろ!きく組」というすごいタイトルで、大縄跳び10回、戸板登り、青竹跳びなどなど、次々とワザを見せてくれる。戸板登り、というのは、跳び箱に斜めに立てかけた板を裸足でよじ登る、というものだ。板の幅は子供が両手を広げて板の両側をつかめる程度の幅だが、何しろ板だから、足がかりがなにもない。裸足の足裏で、しっかり踏ん張って、手で板の端をつかみ、よじ登るしかないのだ。登った暁には、跳び箱の上でポーズ!小さな園庭の真ん中で、たくさんの観衆の注目を集める瞬間だ。最近の子供は運動能力が低いと言われるが、こんな遊びをしょっちゅうしていれば、知らず知らずのうちに足腰が鍛えられるのではないか。保育園とはありがたいところだ。

昼食後も親子競技などがあり、2時頃までたっぷり楽しい一日を過ごした。
帰宅後、ノイノイはしっかり爆睡。心も体もたくさん動かして、幸せなことだった。




■…2006年10月16日(月).......ノイノイの協力
今朝、ユイマが「ボクの体操着どこ?!」と出かける間際になって言い出した。体操着は昨夜洗って今朝ユイマが朝ご飯食べている間に物干しに干したばかり。今日要るんだったら、昨日のうちに言っておいてくれよーー!!(怒)

今日は日直で朝少し早めに行かないといけないというユイマは「お願いだから、乾かして持ってきてくれない?お願い!お願い!!」と私に頼む。
前の日に支度をしていない上に、勝手なことばかり言っているので、怒り心頭だったけれど、日直をサボると他の子に迷惑が行くかもしれないと思って、仕方なく了承した。

が、それからが地獄。体操着って乾きにくいのだ!電子レンジかけて、アイロンかけて、ヘアドライヤーで熱風をかけて、あれやこれやしてほとんど乾いたところでもう私が出かける時間が迫っている。大急ぎで荷物を自転車に載せ、ノイノイも乗せて、S中学へ出発。電動自転車だけれど、アップダウンの多い道を立ちこぎしてがんばる。何しろ時間がない!後ろでノイノイが、がんばれがんばれ!と応援してくれる。

やっと到着して、昇降口に入ると、見知らぬ先生が声を掛けてくださったので訳を話すと、通りかかった生徒に体操着を渡し、ユイマに渡すようにと頼んでくださった。ありがとうございました>どなたか存じませんがS中学の先生。

そして今度は大急ぎでUターンして保育園に向かう。ノイノイがまた後ろの席で、がんばれがんばれ!と応援してくれる。そして、さらに、「ノイノイは今日、バイバイもしないよ。ぎゅーっもしないから、すぐ行っていいよ。お母さん、会社に遅れるとお金もらえなくなっちゃうんでしょう?ノイノイお支度一人でできるから、すぐ行っていいよ」と申し出てくれる。
ああ、なんて、偉いノイノイでしょう!
母が遅刻の危機にあるときに、ちゃんと察して自分ができることを考えてくれる。
お母さんは嬉しくて涙がちょちょぎれそうになったよ。
(ちなみに、「ぎゅーっ」というのは、朝、保育園で別れるときに、ぎゅーっと抱っこすること。これをしないと、なかなかお別れしてくれないのが普段のノイノイなのだ。そして、お母さんの会社は遅刻するとかなりの額をお給料から引かれることをノイノイは知っていて、遅刻するとお金がもらえなくなる、と心配してくれたのだ。)
でも、バイバイもしないのはちょっとサビシイので、バイバイくらいはきっとできるよ。ぎゅーっはできないけど、バイバイはしてね、と頼んだ。

保育園についてからも、ノイノイの協力は続く。自転車置き場から園庭を抜けてお部屋の前まで、走る走る。私の先に立って急げ急げ!がんばれがんばれ!と言いながら。自分で予告したとおり、ぎゅーっもねだらず、でもバイバイだけはして、早く行っていいよ!!とまた言ってくれたので、母は小走りで保育園を後にしたのであった。

おかげさまで今朝はあんなに大変だったのに、遅刻するどころかちゃんと5分前には会社に到着できた。これもノイノイの協力と応援のおかげ!
夜家に帰ってからノイノイに、今朝はご協力と応援をありがとうございました、とお礼を言うと、嬉しそうに「また急がなくちゃいけないことがあったら、ノイノイちゃんまたがんばって急いであげるからね!」と余裕の発言。
そんな風に言ってくれるのはとっても嬉しいし、とっても有り難いけれど、でも、でも、もう二度とこんな目には会いたくありませーーーーん!!




■…2006年10月15日(日).......近所で縁日
このあたり一帯の総鎮守H神社のお祭りが昨日今日とあった。朝からユイマが行きたがるので、私は保育園の役員会があるし、ぷみぷみノイノイも連れて行くのなら、お小遣いをやりましょう、ということで、3人で行ってもらうことにした。

小学生の頃から縁日(でお金を使うのが)大好きな中学生。変わらんのー。ほとんどダマされているんじゃないか、っていう買い物を繰り返してきたのに、未だに懲りていないのだ。テキ屋のみなさんは、ホントに上手に商売なさる。300円で1回、500円なら3回の的当てやくじ引きで、『当たればニンテンドーDSがもらえるよー、やらなきゃ、当たらないよー』なんて、ユイマのように純真なココロの持ち主(ウソ)がつい、300円でも500円でも出してしまいそうな、魅惑的な売り言葉で誘うのだもの。でも実際はニンテンドーDSなんて絶対当たらない仕組みになっているのだ。ああそれなのに、それなのに。以下繰り返しになるので省略。

3人で行くから1500円持たせたけれど、つまらんもので散財してるんじゃないかと心配で、役員会が終わったらすぐその足でH神社に向かう。案の定、もう手持ちのお金はなく、持って行ったリュックの中は、エアガンだのタオルだのつまらんもので一杯だ。私の顔を見るなり、お金が無くてできなかったゲームをやりたいだの綿菓子が欲しいだの大騒ぎ。

心を鬼にして出向いた縁日だが、やっぱりお祭りは何となく心がウキウキする。なんだかわからないけど楽しいよね。綿菓子は定番だし、やりたいというゲームも、水の中を流れるマスコット人形をお玉で掬うという単純なものだし、流れているマスコットがかわいいので、この二つは許してしまったー。

なんだ、結局、私もユイマと同じじゃないか。

奉納剣道試合を子供たちがやっている横では、表千家のお茶席が設けられていて、しかも無料だというので、早速お茶とお菓子をいただき、最後に、いくつかある焼きそば屋さんで一番おいしそうなところで焼きそばを食して帰宅。





■…2006年10月14日(土).......兄の気持ち、姉の気持ち
ぷみぷみはとても面倒見の良いお姉ちゃんだ。ノイノイのところに「こどもちゃれんじ」が来るとノイノイの家庭教師になってくれるし、夜は寝る前にノイノイに絵本を読んでくれる。お風呂も一緒に入ってくれて、最近は髪の毛の洗い方をノイノイに教えて、ノイノイは一人で髪の毛が洗えるようになったほど。
だから私はとってもラクチンだ。

先日も仲良く遊んでいると思って楽をしていたら、雲行きが怪しくなってきて、ついにぷみぷみが泣きながら下におりてきた。

曰く。

「なんでぷみぷみちゃん年上なのに妹に負けるの?

今日初めてお姉ちゃんやお兄ちゃんの悲しい気持ちが分かったの。

どうしてユイマくんが私のことをいじめたりするか分かったの。

多分ね、私が生意気なこと言ったりやったりしたからユイマくんは怒ったんだと思うの。

ノイノイちゃんがね、私の言うこときかないしね、勝手なことするしね、私のマネみたいなことするしね。もうやなの。ノイノイちゃんなんて嫌い。見捨てるの。」

それはそれは困ったことだね。でも、お兄ちゃんお姉ちゃんの気持ちが分かったのはとっても良いことだったね。
と、言ってなぐさめたら、少し気を取り直してまた2階に上がっていった。しばらくしたら、また仲良く遊び始めていたけどね。

ノイノイのお友達で、最近弟が産まれたばかりのサコちゃんに会ったときには、ぷみぷみが言っていた。

「今はいいよね。赤ちゃんだからかわいいと思うよ。

でもね、サコちゃんだって、アタシくらいになったら、きっとこう言うに決まってるのよ。弟なんて大ッ嫌い!ナマイキだ、ってね。でも、弟は、全然そんなこと分からないんだよ。

ノイノイはいいよね、弟や妹がいないから!!」


ぷみぷみ、かなり、来てます・・・・。




■…2006年10月09日(月).......大学生の絵〜ピカソの絵
昨日、ジュンコの通う大学の文化祭(雙峰祭)に行き、芸術専門学群の展示を見てきた。本当は展示ルームの全貌を撮ってくれば良かったのだが、何しろ親バカなワタクシのこと、気付くとジュンコの作品以外撮っていない。

1、2年生の作品ばかり集めた卵展。ジュンコの作品は、入り口付近に立っていた。タイトルは「誰もおまえを」




誰もおまえのことなんか気にしていないんだよ、という意味か?もう少し学年が上にならないと、何かと生きづらいかもね、ジュンコさんは。

未完成作品。でも、色が思ったよりきれいだった。夜叉みたいな顔だし、おどろおどろしいから、もっとぐったぐたにぎったぎたに絵の具を塗りたくってみたらどう?と聞いたら、「そういうのって、幼稚じゃん」と一蹴されてしまった。

昨年も見に来たnoripは、今年の方が力入ってるようだ、と言っていた。私は学部生と院生とでは、かなり作品のレベルが違うことにちょっと驚いた。やはり、大学院まで行く人は違うのかも。

翌日の今日は、Bunkamuraへピカソとモディリアーニの時代展を見に行く。昨日学生の絵を見て、今日、この展覧会を見て、きょうびの画学生たちは、いまだに、20世紀初頭に起きた絵画の革命を追いかけていることが分かる。
次の革命はまだ起きていない。




■…2006年10月05日(木).......仕上がらない
竹馬大学の文化祭の日程を確かめるため、ジュンコにメールしたら、10月の7日土曜日から9日月曜までだそうだ。
行かれたい方ぜひどうぞ。

絵の進捗状況は、「しあがらない なきたい」という状況だそうな。
恥をさらすから、出品しないほうがマシと思っているらしいが、恥はさらした方が良い。

相変わらずヘタレでアカンタレなジュンコだ。なんとかならんのか・・・煩悩大杉。




写真だと、仕上がり具合はわからないけど、今はこんな感じになってきたらしい。

追記:その後、私のメール誤読だったことが判明。本人はこうなったらもう恥をさらすしかない、と思っていたことがわかりました。本人の名誉のため訂正します。



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