良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2005年04月30日(土).......どうでもいい日常はいらない
物語を欲しない子供でも、学校で、物語を作らされることもある。5年生のころは、まるでロールプレイイングゲームのような物語(ロールプレイイングゲームのト書きそのものみたいな)を書いて、私を失望させたものだ。(お前の頭の中はゲームだけなのか〜!?と)、、と、ユイマの作文がリビングにころがっていた。6年生になって、またそんな課題が出たのか??それより、せっかく書いたものを学校に持って行かなくてもいいの??と思いつつ、

本人に無断で転載。


お父さんウィーク日記    スズキ・ユイマ

二月三日
今日からお父さんウイークだ。なのにおととい、ひろしが一日三十分ゲームしていいという約束を破って、夕食後もゲームをしていたのでゲーム機のコードをぬいてひろしのことをしかったら、ひろしが怒ってなにも話さなくなった。
 昨日、私がうでによりをかけてつくった特製カレーを少しも食べてくれなかった。食べ終わった後、頭が痛くなった。そして、今日の朝、早く起きて、会社に行った。のだが、頭が痛いのがまだ治っていなかったので、早退することにして帰った。夜、ひろしがカレーをいっしょにつくるといいだした。それはなんと中辛だった。どうせひいひいしてたおれちゃうだろうとおもいながらいっしょにつくったカレーをひろしはパクパク食べていた。わたしはひろしを知らなさすぎたんだなと思った。


私はこの作文を読んだとき、夜眠っているユイマが見ている夢をそのままのぞき見てしまったような気がした。文章そのものは、稚拙だし、ジュンコのようなあざとさは全くないけれど、妙にリアリティがあるではないか・・・。

と、感心したのも束の間。

ユイマに「これ何なの?」と聞いてみたら、「カレーライスだよ!」とイヤそうに言うじゃないか。

ぱ:ほえ?ユイマが作った物語じゃないの??
ユ:ちげ〜〜よ。国語の教科書にあるの。
ぱ:じゃ、見せて
ユ:なんで〜〜やだよ〜めんどくさい。(すごくイヤそう)
ぱ:まぁまぁそう言わず、読みたいんだから見せてよ
ユ:ったく、めんど〜〜だなーーなんでそんなの見たいんだよーー
ぱ:見たいんだから見たいの。見せて!!
ユ:理由になってないよ(ぶつぶつぶつぶつぶつ)

というやりとりのあと、やっと見せてもらいました国語の教科書!
と、たしかに「カレーライス」という作品が載っていて、作者は重松清だ。(知ってる人は知ってるよね。私は全然知らなかった!!)

「な〜〜んだ、じゃこれ要約を書いたものだったのね?ほぉ〜〜重松清だったのか〜〜」と言うと、

鼻くそ級につまんねぇんだよ、それ〜〜

どうでもいい日常生活の話なんていらないんだよ

こっちの気持ちがいやんなる

重松清なんてどうでもいい、先生が立派な人だなんて言ってたけど、超つまんね〜んだよ

と正にぼろくそである。価値を認めていないから国語の教科書を見せるのも面倒くさがったのね。
可哀想に重松清。

そのやりとりを聞いていたnoripも「カレーライス」を読み、「うーん。確かに面白くないかも。何も起きないもんねぇ。本当は、(ユイマの作文の)このあと、いきなり壁をぶちやぶって馬に乗った騎士が飛び込んでくるとか、いきなり宇宙服を着た人がどやどやっとやって来てお父さんがどこかに連れ去られるとか、そういう展開だったら面白いのになぁ、だから、続きが読みたいなぁと思っていたんだよ。」なんて話している。ユイマも「そーなんだよ、そういう展開なら面白いのに、ちがうんだよ。どーでもいいことばっかし言ってるんだよ!」なんて答えている。

あの〜〜、それじゃ重松清じゃなくて、テリー・ギリアムかETになっちゃうんですけどー(笑)

自分からは物語を欲しない子供だけれど、物語の中に、あまりにありふれた日常生活はいらない、でも、わくわくドキドキするファンタジーなら面白い、と思っているのだな。
そうか、やっぱり物語を欲しないわけではない子供だったのかな、ユイマ君。





■…2005年04月27日(水).......物語を欲しない子供
私は、子供というものは、みんなある程度「物語」「お話」「ファンタジー」 が好きなんだろう、と漠然と思っていた。だから自分で字が読めるようになれば自然と物語を読み始め、徐々に物語以外にも目覚めていき、そして読む領域が広がっていくのだろうと思っていた。

しかし、ユイマを見ているとどうも違うようだ。noripに言わせると「物語を欲しない子供もいるんだよ」

物語を欲しない子供、必要としない子供・・・??

ユイマにも、小さいときから読み聞かせはしてやってきた。様々な神話や民話、童話などを読んでやれば喜んで聞く。小学校に入ってからも、読み聞かせしてもらうのは大好きである。
しかし、自分から本を選ぶとなると、こうした物語類は殆ど選択肢の外になっ てしまう。

ユイマが興味を持つ本、好きな本といえば、辞書的なものやら図鑑的なものなど、いわゆるデータブック、あとは科学ものばかり。
現時点での彼の愛読書は「ギネス世界記録2005」と「ポケモン大百科」である。あとは購読している「学研の科学」と朝日新聞の「かがくる」である。暇さえあれば、これらを読みながらごろごろしているのだ。
ギネスに至っては、2004年版も持っている。
とにかく記録好きデータ好きなのだ。

私は、ギネスやらポケモン百科ばかり見ているユイマを見ていると不安になることがある。なぜなら、ユイマは6年生にしては書く文章が幼い。語彙が少ないから思考も幼い。もうちょっとまともな日本語に触れさせないと、手遅れになって、文章の書けない大人になってしまうんじゃ無かろうか、物事がきちんと考えられない大人になってしまうんじゃ無かろうか、と心配になってしまうのだ。

こちらは心配しているのにどこ吹く風のユイマ君。

ギネス2004を持っているのに、2005を買ってきたときは、noripと口論になったよな〜〜
なんでそんなもの買ってやるのよ、買ってやるからいけないのよ〜〜〜!!と私。
ポケモンだろうとギネスだろうと、何も読まないよりはいいじゃないか、とnorip。
だけど、彼は自分からは選べないんだから、こっちが与えなくちゃだめなじゃいの!?と怒って私。
与えてます。与えているけど、難しいんだ!! 本人が見たい読みたい、と思わないものを強制したって効果は無いでしょ!!

noripが珍しくちょっと怖い大きな声を出したので、そこで口論は終わったのだった。

ジュンコは別格として(あの子は本好き)ぷみぷみも、親はなにも言わないし、特に与えてもいない のに、図書館でせっせと「物語」を借りてきては読んでいる。ユイマとは頭の構造とそれに伴う関心の持ち方が明らかに違うと感じる。

これが男女差なのか、個人差なのかは、サンプルがあまりにも少ないので分からないけど、我が家の場合で言えば今のところ、男女差である。ノイノイが物語を欲し ない子供だったら個人差という結論になるんだが。どうだろうか。

物語を欲する男の子が見てみたい・・・。




■…2005年04月24日(日).......忙しい母の一日
昨日は半日くらい寝て過ごしてしまったので今日は朝ちゃんと9時!に起きた。9時半までテレビ。そのあと朝ご飯。洗濯をして外に干し(花粉が心配だけど、それ以上に洗濯物がたまりすぎたので仕方なく。)掃除をし、台所の片づけをした。

ぷみぷみをピアノ教室まで送っていき(11時)その足でノイノイと河川敷方面を散歩。30分。

帰宅するとまもなくぷみぷみも帰ってきたのでお昼ごはん。ユイマは友だちと遊ぶというので早めに食べてしまったので、ジュンコ、ぷみぷみ、ノイノイと私で、カレー入り揚げパン(ピロシキみたいだった)を食べた。ノイノイは良く歩いたせいで、眠くなりお昼寝。

その隙に、ぷみぷみのZ会体験学習「地図を書いてみよう」をやる。まず、ボードを持って外に行き、あらかじめ私が書いた地図(道がただの線で書いた線図だけどこれでも一応地図だ)に、あらかじめ本人が決めたマーク(木、とか、ポスト、とか)を書き入れる。学校までの地図なので、学校の手前までいって、また帰ってくる。そのあと、課題である絵日記風作文を書き上げるのを「輝ける日々」を読みながら待ち、やっと終わったので、約束通りミスタードーナッツにドーナツを買いに行く。ノイノイは起きなかったので寝かしたまま、ぷみぷみと二人で出かける。と、S公園はものすごい人出。今日は年に一度のお祭りだったようだ。何と迷惑な!(笑)

無事ドーナツを買って帰ると、ノイノイが目覚めていて、私たちの帰宅を知ると、泣き出した。自分も連れて行って欲しかった〜と主張しているのだ。せっかくジュンコに頼んでそばにいてもらったのに(一人で目覚めたら怖がるだろうと思って!)無駄だった。私たちが帰る前は泣いてなかった(ジュンコ証言)のに、私たちが帰ってきたらすっかりヘソを曲げたふり。買ってきたドーナツだって、ノイノイが好きなのを選んできたはずなのに、これじゃない、なんて文句を付けている。でも、結局食べていたけど。

その後は、ジュンコが近所に新しくできた安売りお洋服屋で服を買いたいというので、それにつきあい、(今度はノイノイも連れて行った。)スーパーで夕食の買い物もして帰ってきた。

で、5時。洗濯物をよくよくはたいて取り込んで、夕食の仕度。これから子供をお風呂にも入れなくちゃいけない。お風呂から出たら夕食だ。

休日だっていうのに、良く働いた一日だ。8時からNHKの日曜美術館で三岸節子の特集があるそうだから、見なくては・・・。子供らは早く寝てくれるだろうか。

「輝ける日々」、もう少しで読み終わりそうだ。




■…2005年04月23日(土).......家庭学習
土日はぷみぷみがZ会の「ペア・スタディ」をお母さんと一緒にやる日と決まっている。平日は、ぷみぷみが一人で「まいにちのドリル」@Z会を国語1ページ、算数1ページやると決めている・・・・はずなのだが、このところすっかりサボリぐせがついてしまった。

Z会の教材は月単位で送られてくる。そしてドリルは全部で国語15枚、算数15枚あるので、一日おきにやったって、1ヶ月で充分こなせる量。ペアスタディは国語10枚、算数10枚。毎週土日に、2科目を2〜3枚やれば、1ヶ月楽々過ごせるはず。

がしかし。

もう月末が近いというのに、ドリルは算数も国語も6までしか消化していない。半分以下。
ペアスタディも、3ページずつしかやってなくて、ほぼ1週分相当しかやってない。

2年生になってから、春休み中は学童クラブで勉強時間があったから、少しだけはやっていた。しかし学校が始まって以来、私が帰宅後「Z会(ドリル)やった?」と聞くと、いつもぷみぷみは「やってな〜〜い。やりたくな〜〜い」と言ってテレビ見るか、遊んでいた。そこをしっかり監視してやらせるのが、教育担当たる者の役目だろうに、「なんでやりたくないの??たまっちゃうじゃない」なんて文句を一つくらい言う程度で、やらせるまでには至らなかった。勉強見るヒマがあったら早く食事の支度をせねば、という時間帯・・・。

こんなことではいけない。このあいだ、Z会の教材費を半年分納めてしまったばかりだ!
やらないとお金が勿体ない!(そんなことを動機にするなよ(笑))

今日から気持ちを入れ替えて、少し厳しくすることにした。

で、今日は、午後一緒に勉強をみてやりました。
ペアワーク3枚ずつ、ドリルも3枚ずつやらせました。
まだ半分残っているのを今週いっぱいかけてやらせなくちゃ。すぐに来月の教材が送られて来ちゃう・・・。

ところで、文部科学省が実施した、全国一斉学力テストの結果(03年実施。小学校5年から中学3年まで)が新聞紙上に載っていた。前回01年の結果より少し上向いたそうだ。
それと、勉強が好き、と答えた子供の割合が少し増えたとか。
学力低下が叫ばれるずっと以前から、世の大人たちが子供に向けて、0点チャンピオンみたいなメッセージを発し続けてきたくせに、ひとたび、「学力低下」と騒がれると、世の中全体が、勉強させなくちゃ、基礎学力つけなくちゃ、みたいな色になってしまうのが怖い。

世の中で何が言われようと、こんな風に勉強させたい、こんな風な頭になってほしい、という我が家風にやっていくしかない。
ま、Z会をぷみぷみにやらせるのがどう良いのか、すごくはっきりと意識してる訳じゃないんだけど(苦笑)




■…2005年04月22日(金).......6年生の保護者会
日付が前後するが、19日火曜日は、ユイマ学年の保護者会であった。
幸い、ユイマの学年は4クラスとも担任が変わらず持ち上がりなので、先生も親もとても落ち着いた雰囲気である。

保護者会は前半が図書室で全体会。後半が各クラスに分かれての懇談会。

全体会では、小学校6年生という時期の特徴(心身の成長の話)、6年生の学習内容、6年生を迎えるに当たってもう一度確認したいこと、間近に迫った移動教室のことなどについて、4クラスの担任が入れ替わり立ち替わり説明してくれる。
特に、6年生という時期の特徴については、なかなか力の入ったお話だったと思うので記憶を頼りに記録しておこう。(この話の担当はユイマ担任Y先生だったし)

ここ十年ほどの間で言われていることだが、思春期に突入する時期が早まっている(特に女子)という現象がある。
少し前なら中学2〜3年生の女子が抱く悩みが、小学校5〜6年生の女子に顕著に見られるようになった。 内容は、友だち関係であったり、性的なものであったりする。だから、お母さんお父さんたちも、我が子にそういう面が見えたときも驚かないでほしい。つかず離れず子供の心に寄り添っていってほしい。何かあれば学校の方でも相談に乗っていきたい。
しかし一方で、この時期は個人差が非常に大きい時期でもあって、まだ思春期に入っていない子供ももちろんいるし(ユイマか?)、性的な関心も知識の面からも全く幼い子供もいる。その子にあった成長速度があるので、心配し過ぎる必要はない。でも概して女の子の成長が男の子に比べて非常に早い。

もう一つは、進路の問題。中学生ならばほぼ全員が高校進学を選択するので共通の話題を持つことができる。しかし小学校6年生の場合、中学に進学することは決まっているけれど、最近は公立も選択制になってきたり、中高一貫校への進学もある。また私学を目指して受験を選択する家庭もある。
一口に中学校への進学と言っても、その様相は様々なので、これだけは言っておきたい。どんな選択をするにせよ、そのことで劣等感を持つ必要もないし、まして優越感を感じることもない。どんな選択もそれぞれの家庭で考えた結果なのだからお互いに尊重しあっていきたい。
親子ともに、そのことは良くわかってもらいたい、というのであった。

というのも、以前Y先生が持った6年生で、こんなことがあったそうだ。
月曜日になると何となく暗い顔になっている子供がいた。そのうち、お友達に当たったりして、問題が表面化してしまった。その子の家庭では私学への受験を選択し子供には進学塾に通せていた。どうやら最近成績が頭打ちになっていて、日曜日に受けるテストの結果がいつも思わしくなく、それだけで暗くなってしまい、その気持ちを引きずったまま月曜を迎えていたらしい。

そんなまるで絵に描いたようなお話〜と感じないわけではなかったが、先生曰く。どんな選択も、親子で良く話し合って、子供が納得した形で選択してほしい。そして、どんな選択であっても、それに伴う困難や苦労や大変なことはある。でもそういうことは、厳しいようだが結局は自分が引き受けていかなくちゃいけないものである。だからこそ、親は子供をサポートしてほしいし、学校も、何かあったときは家庭と連携して子供をサポートしていきたい・・・

例にあがった八つ当たりしてしまったお子さんについては、親御さんとも良く話し合い(親はそこまで子供がテストの結果を気にしていたとは気づいていなかったそうな)、もう一度親子でも話し合ってもらって、クラスでも勿論話し合い(クラス全体の問題になってしまったのね。。。)、無事立ち直ったそうだ。しかし、Y先生はきっと苦労なさったのだろうな。お互いに尊重し合うことを大事にしたい、という強い思いが言葉の端々に感じられた。

もう6年生、でもまだ6年生、という言葉も何度も聞かれた。ユイマは精神年齢保育園児だが(笑)それでも、すべてが保育園児なのではなく、やっぱり大人びた部分もあれば、子供の部分もあって、まだまだアンバランス。子育てに関して、かなり力が抜けてしまっている私だが、それでも子供の様子に常に注意を払って、成長を見守っていきたいものだと改めて思ったのでもあった。




■…2005年04月20日(水).......怒りんぼノイノイ
最近のノイノイは何でもお母さんが悪い!と言って怒る。ブンブン!

朝、靴下をはこうと思ったら、小さくてちょっとかかとが合わない。お母さんがこの靴下を出したからお母さんが悪い!!
靴を履こうと思ったら、自分の好きな靴が見つからなかった。お母さんが悪い!!
ジャンパーを自分で着ようと思ったのに、お母さんがチャックを閉めちゃった。ノイノイがやろうと思ったのに、お母さんが悪い!!

と、何でもこんな具合。

特に朝がひどい。目が覚めるのに時間がかかるのかな。とにかく、保育園に行く時間が迫っているのに、いちいち怒っているので、時間に遅れそうになる。私も朝は本当は必死なのだ。遅刻できないし。

今朝も、出がけにやられてしまい、何かと文句をつけられ、保育園までブンブンにむくれていた。

でも、いちいちつきあっていられないので、適当になだめすかしつつ、保育園に到着。

でもまだブンブンむくれている。構わず朝の仕度。ノイノイの仕事はひも付きのタオルを自分の場所にひっかけること。それを頼むと、むくれながらも一応やってくれたので、すかさず、「えらいな〜〜ノイノイ!さすがにチューリップ組さん。仕事が早いね。えらいえらい!」とほめまくると、ぶんむくれた顔のまま、目もとがちょっとだけニヤついた。

なんて単純なヤツ。かわいい〜〜!!

そこで、ノイノイ「チューリップ組さんなんだから、早いに決まってるんだよ!!」とブンブン怒った声で威張りながら、元気に朝番のお部屋に向かったのであった。ほっ

保育園の先生が言うには、お母さんが余裕だから、ノイノイちゃん、どんなに怒っても大丈夫だと安心してるんじゃないの?だって。
確かにそうなのかもしれないなぁ。あんまりお母さんが悪い!!って当たられると私だってイヤになるけれど、でも、そうやって、自分というのができはじめているのを確かめているのかな、なんて思って、大目に見てやってしまうのだ。
それに、ブンブン怒っていても、かわいいし。

ああ、親バカだなぁ。




■…2005年04月17日(日).......恐竜博2005
お父さんが土曜日にT大に用ができて東京に出張。今日はオフ!
とても天気がよいので、家族全員でお昼から上野へお出掛け。恐竜博2005を見に行った。

行ってみると長蛇の列。約40分待ち。4人並んでいるところを撮ろうと思ったのに、みんな好き勝手な方を向いています。ユイマの花粉対策装備はすごいでしょ??



やっと入れた恐竜博。入り口付近にいきなり大きな恐竜が。ノイノイは怖がって腰が引けてしまう。



怖がるノイノイの顔を激写出来なかったのが何とも心残り!!(鬼親)
ノイノイは恐竜の「目」があるのが怖かったらしく、もう帰る!もう恐竜見ない!と途中で泣きべそをかいていました。でも何とかお父さんにしがみつきつつ全部回ったノイノイ。最後は、ノイノイはチューリップ組さんなんだからもう怖くないよ、といばっていました。君子豹変す?(笑)

ティラノサウルスのスーさんです。



まるでジャコメッティみたい。骨の感じもだんだん鳥っぽくなっていく・・・



というのも、今回の恐竜博のテーマは、恐竜から鳥類への進化をたどるってことらしい。
かがくるを読んでいるユイマが、マジュンガトルスはしっぽの化石から共食いをしているということが分かったんだよ、とか、毛が生えてるのが発見されたんだ、とか、いちいち解説してくれる。詳しくて驚いた。
ダテにかがくるやら科学を読んでいたわけじゃなかったんだね。偉い、ユイマ。

常設展も見て、半日たっぷり楽しんで帰ってきました。




■…2005年04月12日(火).......新学期
ぷみぷみとユイマの通うS小学校では、先週の水曜日から新学年の新学期が始まっている。

2年生も当然持ち上がりと思っていた担任がまさかの異動で、ぷみぷみのクラスはYK先生という男の先生に担任が変わった。ユイマが昨年体育委員でお世話になった先生だそうで、ユイマに言わせると、「すっごく良い先生。やさしいよ!」とのこと。「良かったね!ぷみぷみ」と喜ぶ(?)ユイマは、平和にそのまま持ち上がり。「ユイマ、良かったね〜〜」と、こっちは私が喜んでいる。

で、ぷみぷみ。担任の先生はとっても楽しい先生らしい。「今までは学校は普通だったけど、何だかね、今度は学校がだ〜〜い好きなところになったの!」と嬉しそうである。
普通ってどういうこと?と聞くと、普通なの。と答える。(意味無し)
じゃ、どうして普通じゃなくて、今度は好きになったの?と聞くと「楽しいから」だそうだ。
1年生の時の担任の先生は?と聞くと「普通なの。」今度のYK先生は「好き!」だって。あくまでも「普通」であって、「嫌い」と言わないところがぷみぷみらしいな(^_^;

YK先生は音楽の時間はギターで伴奏し、何かというとみんなで歌を歌うんだそうだ。話も面白いらしく、笑いが絶えない雰囲気らしい。
毎週「2.3通信」というクラス便りも届き始めた。(今までは月に一度の学年便りしか無かった。2.3通信は、学年便り以外に担任が独自に発行しているもの)

今日は2年生の最初の保護者会であった。年度始めでもあるし、YK先生に会うために半休取って出席した。
先生の自己紹介によると、この区に来てからS小学校は2校め。前任校からこちらに移る間に6年間組合専従期間があったそうだ。得意な教科は国語と体育と音楽。そして学級活動。
ベースは憲法と教育基本法です、と明言する。
素晴らしい。
しかし、今の時代、生きづらくはないだろうかと、いらぬ心配をついしてしまう。
でもこういうことをはっきり仰る先生にこそ、本当はがんばって欲しい。どうかつぶされませんように。

短い時間だったので、まだ細かいところはわからないけれど、とりあえず、ぷみぷみが上機嫌で学校に通っているので、まずまずの滑り出しだと思う。




■…2005年04月03日(日).......3人でお出かけ
お父さんとユイマが男だけで山登りに行く向こうを張って(いや、今日は行ってないけど)、お母さんとぷみぷみとノイノイの女3人で今日はお出かけした。お母さんのお友達LucyさんCharlieさんご夫妻のおうちに遊びに行ったのだ。

今日Lucyさんのところに集まったのは、うちのほかに、6子さん、megumiさん母子、かとさん。Lucyさんには、6歳の娘、Lちゃんがいる。megumiさんも娘のRちゃんを連れてきていた。Rちゃんも6歳でLちゃんとはほとんど幼なじみ。(LちゃんとRちゃん。左と右みたいだな〜(笑))そこにぷみぷみ、ノイノイの2人が加わって女の子同士仲良く遊んでくれれば、お母さんたちも楽しくおしゃべりができると言うもの!・・・という、ねらいの通り、みんなで遊んでくれるのだが・・・!

やっぱり6才・7才のお姉ちゃんのペースに今ひとつ付いていけないノイノイが、ときどき、「おかあしゃ〜ん、みんながノイノイと一緒に遊んでくれない〜〜〜!」と泣きついてきたりする。やっぱり3才。
そこで、ルーシーさんとmegumiさんが、Lちゃん・Rちゃんに「ノイノイちゃんと遊んであげなさ〜い!」と声をかけてくれる。すると、Lちゃん・Rちゃんはすぐ、ノイノイおいで〜〜と迎え入れてくれるので、ノイノイもまたほいほいっとみんなのそばに駆けて戻るのだった。(子供が一直線に走ることができる広さのリビングだ!)

ノイノイが気に入ったおもちゃはLちゃんの持っていたプリキュアのゲーム機。昔流行った「たまごっち」みたいなゲームが入っている携帯電話の形をしたおもちゃだ。それを首尾良く手に入れると、いつのまにか、私の座っているいすの下に潜り込んでボタンを操作して遊んでいる。家でもユイマのものをこっそり手に入れてテーブルの下で遊んでいたりする。行動パターンがまるで同じじゃ。

ぷみぷみはぷみぷみで、最初は勝手に一人でピアノを弾いたりしていたけれど、30分もしないうちに、Lちゃんたちと一緒に遊び始めた。さすが同年代の女の子。趣味も似ている!ちいさくてかわいいおもちゃをたくさん出している。それで、ぷみぷみもときどき私のところにやってきて「あの〜〜。Lちゃんって、アタシに、あなたは一番年上なんだからって、なんでもやってちょうだい、って言うんですけどぉ〜〜」と言ったりする。私が、「確かに一番年上なんだから、してあげれば?」と笑って言うと、「ふぅ〜〜〜ん」とか「ふぇ〜〜〜ん」とか言いながらまた遊びに戻るのだ。なんだ、その「ふぇ〜〜〜ん」って言うのは?(笑)そして、とまどいながらも、全くいやがるふうでもなく、Lちゃんの頼みを聞いてあげて、なかなか人の好いお姉さんぶりを発揮していた。

姉妹のようなつきあいをしているLちゃんとRちゃんはお互い遠慮がない。はっきり自分の気持ちをぶつけあう。ときには言い合いになったりもする。
同じ場にいるぷみぷみは、まったく間に入れず、仲裁することもできずに、おろおろおろ。
どうすればいいの?どうすればいいの?と困っているんだが、結局、傍観してるのと同じ〜(笑)
でも、このLちゃんとRちゃん、“今泣いたカラスがもう笑った”よろしく、次の瞬間(瞬間というのは少々大袈裟だけど(笑))には仲直りして笑って踊ったりしている。すると、ぷみぷみも、どうして急にこういう展開になってるのか全然わからないけれど、一緒に嬉しくなっちゃったりするのだ。

というわけで、お母さんはお友達と、と〜〜〜っても楽しくおしゃべりできて、Lucyさん手作りの、と〜〜〜〜ってもおいしいお料理をたくさん頂いて、すご〜〜〜〜〜く満足しました。
また、ぷみぷみの人の好さ(とろい、とも言う?)を再認識できて、面白かったです。
ノイノイは相変わらずだったけどね。

またLちゃん、Rちゃんと一緒に遊びたいね>ぷみぷみ、ノイノイ
お世話になりました>Lucyさん、Charlieさん






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ぱるた