泣いた赤鬼みたいなタイトルだけれど。ピアノ教室での出来事。
今日ピアノの先生のところにぷみぷみを迎えに行くと、ぷみぷみがさめざめと泣いていました。 また先生に叱られたのかな?と思ったけれど、様子が違う。(ピアノの先生は結構キビシイ先生だ。でも、言いたいことをバシバシ言ってくれて、親とは違った指導をしてもらえて、ぷみぷみにとっては、なかなか得難い先生だと私は思ってるのだ・・・)
先生が、ほらお母さんが来たからお母さんにはちゃんとお話できるでしょ?今日あったこと、話してご覧、とおっしゃるのに、しゃくり上げるばかりで全然話せない。
仕方がないから、膝の上に抱っこして背中をさすってやる。約10分(ほどに感じられた。長いよ)
お母さんに抱っこされて初めて少しだけ話し始めた。「迷っちゃったの」
「あら、迷ったの?だからできなかったの?」と先生。
どうやら、2週間のお休みの間に1〜2度しか練習しておらず、先生に「これを歌って弾いてごらんなさい」と言われたとたん、ぷみぷみの頭の中は、
練習していない→きっとうまく弾けない→怒られる→弾きたくない→でもどうしたらいいかわからない→ダンマリ→べそかき→さめざめ泣き
となったらしいのだ。
ぷみぷみちゃんね、あんまり完璧主義なのは疲れちゃうのよ。それにうまく弾けないのがイヤだったら練習すればいいの!練習していなかったらごめんなさい、でいいの。そのことを先生は怒ったりしないのよ、それで、できなくても今ここで(先生のところで)弾けば、またそれが練習になるの!そのためにいるのよ、先生は!
と、ずっとダンマリを決め込まれて困り切っていたらしい先生が、堰を切ったようにぷみぷみにたたみかける。
私の膝の上でしゃくりあげながら、頷くぷみぷみ。ぷみぷみ泣いちゃった、と心配そうに(こんな状況になると、決して「膝の上は自分の指定席だ〜」などとは主張せず・・・エライ)ノイノイがのぞき込む。
先生としては、今日で保育園(幼稚園)生としてのおけいこは終わり、今度の日曜日に親を招いてこのクラスでマスターした10曲を披露する会を持とうと思っていらしたらしい。とにかく日曜日までに10曲を練習するのよ、と念押しされてやっと泣きやんだのであった。
しかしなぁ、ジュンコもユイマも、そしてぷみぷみまで、ある意味完璧主義のええカッコしぃだったなんて。
家に帰ってnoripに話をすると「俺の遺伝かも、あなたはそういうことなかった?」と聞くので、「私?私は、そんな状況になったら、何とかその場を切り抜けようとしてうまくごまかすことだけ考えちゃう!」と答えると、「ふーん。全然違うんだ。じゃ、やっぱり俺の遺伝だ」だって(__;)
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