今日は金曜日。一週間の疲れのピークだ。朝は何とか持ちこたえたが夜はダメだった。
今年からテレビをだらだら見せるのはやめることにしたので、平日は、原則として見る番組はそれぞれ1日一つ選ばせる。大抵30分番組のアニメ1本である。(気がゆるんでつい2つ連続で見せてしまうこともあるけどさ(^◇^;))
今日はぷみぷみが「ハム太郎」ユイマは「ドラえもん」というので、ドラえもんが終わったあと、テレビを消し、ユイマにランドセルをもって二階に上がって本を読むなり、勉強するなり、何か別のことをしなさい、と言い渡すと、ユイマ、すっかり機嫌が悪くなり、「何でそんなこと(1日1本30分)勝手に決めたんだよ〜!」と文句たらたら。しかもストーブの前に寝転がってはいけないことになっているのに(乾燥肌がますます乾燥してしまうから)、「歩けないだよ、立てないんだよ、足痛いから」と言って全然言うことを聞かず横になったまま。
そして、何でテレビを見せないんだ、としつこく聞くので、あなたはゲームもやってるし、テレビもだらだら見たら頭がバカになる。と答えるとゲームは1時間で何でテレビは30分なんだよ〜と食い下がる。ゲームはまだアンタが参加してやってるからいいよ、テレビは一方的に見てるだけじゃない!な〜にも考えずに。だからゲームだったら1時間は許す。でもテレビは1本だけだ! などなど、応酬があったのだが、態度は最悪だ。いかにもイヤそうにしていて、私の言うことなど聞こうともしない。そのくせしつこく質問だけはする。何度も2階に行くよう警告したのに、聞きやしない。
冷静に対応していたつもりだったが、もう堪忍袋の緒が切れた。とっさに上着を着てダウンジャケットをはおり、もう出ていく。勝手にしなさい!と家を出た。(漫画を読みながら自分は関係ないという顔をしていたぷみぷみが大声で行かないで〜と泣きながら叫ぶ。) 立派なソファがある新しい社長室を掃除するたびに、家出したらここで一夜を過ごすことはできるなぁなどと思っていたところだったんだ。もう今晩は家には戻らない!本気でそう思ったのだ。それくらいしないと、あの大馬鹿者は分からないだろう。ノイノイの面倒は・・・大丈夫だ、あの子は強いから一晩くらいお母さんがいなくたって平気だ!
ものすごい勢いで外に出ていったので、起きられないだの立てないだの言っていたユイマはびっくりしたようだ。泣きながら追いすがってくるじゃないか。「ボク、2階行くから。出ていかないで。2階行くから〜」目から大粒の涙をこぼしている。でもこっちは怒りがおさまらないのだから、そんなことでは驚かないぞ。大家さんにまる聞こえだっただろうが、玄関の前で「なぜ、ここまでしないとあなたはわからないの!そんなにしないと分からない人はイヤです!」ともう一回脅かしてやった。
本当は自転車に乗っていなくなる予定だったのだが、ぷみぷみが大声で泣くし、さすがにこれ以上長引かせてもご近所に迷惑だろうと思い、怖い顔をしたまま、家に入る。ユイマはすぐにランドセルをもって2階に上がっていった。
気を取り直して夕食を作り、子供らを呼び少し手伝いをさせる。ユイマには納豆の準備を命じたが、よそ見をしたりぷみぷみにちょっかいを出して全然身が入らない。「こら!よそ見するな!」と声をかけるとさっきの涙はどこへやら、「よそ見なんかしてないよ〜」とまた人の逆鱗に触れるような反応。さっと顔色が変わった私をみて、さすがにまずいと思ったか、下を向いて納豆をかき混ぜ始めた。
ああ。本当に穏やかに過ごせる日々はいつ来るのか・・・(-_-メ)
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