良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2003年09月29日(月).......新しい冷蔵庫に大興奮
土曜日に運動会だったユイマ君、今日は振替休日で学校はお休み。今日届くはずの冷蔵庫にものすごく期待している。新しいもの(メカ)が大好きなのはお父さんに似ている。

12時少し前、ついに冷蔵庫到着!メタリックな姿と、扉全面に液晶と操作ボタンがついていているメカニックな雰囲気に、ユイマ君大興奮!カッコイイ、カッコイイ!新しい冷蔵庫カッコイイ!と家に運び込まれる前から大騒ぎ。しかし、冷蔵庫は到着してから1時間は電源が入れられない。仕方がないので近くのイタリア料理店「イル・カナアレ」でランチ。

帰宅して待望の電源を入れる!(このあと、ちょっとしたトラブルがあったのだがそれは省略)
でもなかなか思ったようには冷えない。
夕方お母さんが保育園にお迎えに行くころやっと冷蔵室が3度まで下がってきた。ぷみぷみがピアノだったのでお母さんがピアノ教室にぷみぷみを連れて行くころには、待ちきれず、わざわざ携帯に電話してきた。「もう3度くらいまで下がったから、僕、中にものを入れたい!」

冷蔵庫にどのようにモノを入れるかは主婦の領域だけれど(笑)あまりに熱心なので、一番わかりやすい卵と牛乳は入れてもらうことにした。
そうそう、冷蔵庫が使えるようになるまでは大量に買ったドライアイスを生協の箱に詰めて、そこに冷蔵品・冷凍品を貯蔵していたのだ。板状になったドライアイスを割ったり、箱に入れたりするのもとっても一生懸命やってくれたっけ。

冷蔵庫が壊れたお陰で退屈しない休日を過ごせて良かったね>ユイマ君



■…2003年09月28日(日).......それぞれのファンタジー
ユイマ君とぷみぷみ、ノイノイも含めて子供達だけでよく遊ぶ。しかし、その遊びの様子を端で聞いていると本当に面白い。ゴッコ遊びが成立しているかと思うとさにあらず。微妙に別々のストーリーを追いながら同じ場所で遊んでいる。ユイマ君はどうしても戦闘モノに偏り、ぷみぷみはどうしてもお姫様ストーリーに傾く。
最近はぷみぷみが大きくなってきて二人のファンタジーの違いにはっきりと反発するようになってきてしまった。

ユイマ君「ここで敵が現れるんだよ」
ぷみぷみ「敵、やだ〜!!」

ユイマ君「兵隊さんが助けてくれるんだよ」
ぷみぷみ「兵隊さんやだ!」

ユイマ君「今は何かと物騒な世の中なんだよ」
ぷみぷみ「平和がいいのっ!!」

とこんな具合。

ぷみぷみは王子様が登場しないと本当はいやなのだ。対するユイマ君は王子様なんて生ぬるいものじゃ満足できない。「変身!」と言って仮面ライダーかウルトラマンか戦隊モノのヒーローじゃなきゃつまらない。しかも怪獣が出てきたりするとなお良し。
間でノイノイはユイマ君ががおーっと言えばがおーっとまねをし、ぷみぷみがノイ姫さまぁ〜と呼びかけるとお姫様になって(かどうかは本当のところはわからないが)ぷみぷみの方を向いている。

こんな兄と姉に囲まれて育っているノイノイは将来どういうストーリーを好むようになるのかな。



■…2003年09月27日(土).......3等取れた
朝早くからおにぎりを握って8時には場所取りに出かけ、8時半にはぷみぷみとノイノイを連れてお父さんと4人で小学校へ。こんなに朝から真面目に運動会に行くのも久々だ。それというのも、今年は私がPTAの一家庭一役制というものの関係で運動会の警備係になったから。競技のあいまに指定された場所を警備するのだ。(実際やってみたら大したこと無かったけど)

ユイマ君の80メートル走は3位だった。なかなか頑張ったんじゃないかな。表現運動は、SMAPの曲に合わせて縄跳びのダンス。そういえば今年の表現運動(ダンス?)はスマップ系の音楽が非常に多かった。振り付けもジャニーズ系でユイマも高学年になったらこういうの踊るの?とお父さんと二人で笑ってしまった。

6年生のダンス&組み体操はなかなか見応えがあった。我が家で最後の子が小学6年生になってあんなことをやったらきっと私泣いちゃうだろうな。今日だって6年生の演技みながら目がうるうるしてきちゃったもの。



■…2003年09月26日(金).......明日は運動会
2学期になってからは毎日のように運動会の練習に明け暮れたユイマ君。かけっこやリレーの練習で自分がいかに早く走れたか毎日話してくれた。「僕凄いんだよ!今日、リレーで僕より早い子を抜いちゃったんだよ。」などなど。
でも運動会が近づくにつれてだんだんとトーンが下がってきた。やれ足が痛いだの、雨が降って寒いから練習はしたくないだの文句が増えてきた。そして、今日は運動会の前日。
「お母さんごめんね。」といきなり言うので何かと思ったら「僕、かけっこで3等もいかないかもしれない。他の人が早すぎて・・・」だって。

良いんだよ、そんなに無理しなくたって。

それを聞いていたお父さんが「ユイマ、前にも話したけど、早く走るには、まずまっすぐに前の方を見る。なるべく遠くを見る、そして、肘を引く。肘を引くと腕の回転が速くなるから早く走れるんだ。でも肩に力が入ると早く走れないから、手首から下の力を抜くんだ」と具体的なアドバイスをする。それを聞いて「うん。ちょっとやってみる!」と言っていきなり部屋を斜めに駆け出しそうになるユイマを何とか制止するお父さんであった。



■…2003年09月25日(木).......ジブンデ
ノイノイは「ジブンデ」の時期まっただ中。とにかくなんでもジブンデやってみないと気が済まない。毎朝ヒジョーに時間がタイトな中で保育園の送りをやってるのだが、悠長に自分の靴はジブンデ靴箱に入れないと気が済まない。場合によっては靴を脱ぐのもジブンデやらないと怒るときがある。なのに、行かなければいけないトイレには「ヤダ」(布おむつをそろそろ卒業して最近は一日パンツで過ごしているので朝、保育室に入る前にトイレを済ませてパンツに履き替えるのが決まりなのだ)
上手にジブンデとヤダを使い分けているということか。
今朝もジブンデを連発するノイノイを見ながらほかのお母さんが「うちも「ジブンデ」が大流行だよ〜今保育園もそこら中ジブンデだらけなんじゃない?」と笑っていた。



■…2003年09月24日(水).......良く寝る
ジュンコは文化祭が終わって今は振替休日を満喫中だ。お昼前までずっと寝ていて、昼頃起き出してお風呂に入り、そのあとゆっくり(だらだら)支度して予備校に出かける。
今日は日中家に居るというので、用事を頼もうと思って会社から何度も電話したが全然出ない。電話の音が聞こえないほど眠りこけているのだ。

以前テレビで見た河合隼雄と吉本ばななの対談で、吉本ばななが、高校時代はひたすら寝ていた、というのに対し、河合隼雄が、寝るのがまた大事なんです、と受けていた。それだけその時代に寝たから今の創作の源があるのだ、と言わんばかり。ジュンコがそうなのかは知らない。しかし吉本ばななよりも寝ていることだけは間違いないだろう。



■…2003年09月23日(火).......姉妹二人の遊び
今日はお兄ちゃんがいないので、邪魔が入らず、心ゆくまで女の子の遊びが出来るぷみぷみ。ノイノイを相手におままごとやごっこあそび。

ノイ姫さまと王子さま、ぷみぷみが宝塚歌劇団よろしく男役になって、「おれは男なんだ〜」なんてしゃべってる(なんのこっちゃ!?)。
ノイノイはわけもわからず、「うんうん」とよく相手をしている。
ぷみぷみが走ればノイノイもあとを追いかけて走る。ぷみぷみが椅子に乗ればノイノイも一生懸命よじ登る。
お姉ちゃんのやることはなんでもまねしたいのだ。

朝の二人遊びが一段落したのを見計らって、外に連れ出す。ぷみぷみが足をあげて行進するようなおかしな歩き方をして歩くと、ノイノイも短い足を思い切りあげて歩く。私が「ふつうに歩きなさい!」と声をかけるとノイノイも「フツーニアルクナサイ!」と言ってケタケタと笑う。ぷみぷみだけでなくお母さんの真似もするのね。

それにしても、家に女の子二人の姉妹しかいなかったら、本当に静かな家だったろうなぁと改めて思うユイマ留守の休日だった。



■…2003年09月22日(月).......男性陣の不在
今日はお父さんとユイマ君が夕方からおじいちゃんのお墓参りのため伊豆へ。本当は新幹線の個室が取れたらみんなで行こう、と言っていたのだが、9月一杯でなくなる新幹線こだま号の個室、もうすでにほとんど無いらしい。
保育園組が帰ってくる前に出かけてしまったため、男性陣だけがお出かけしたと聞いても、ぷみぷみもノイノイも思ったよりさっぱりしている。ぷみぷみは「ずるーい。ぷみぷみも行きたい」と形だけは文句を言うがそれほど執着はなさそうだった。
それにしても、女ばっかりの家。ユイマ君がいないせいで静かなものだが、やっぱりどことなく物足りない。ふだんは超ウルサイユイマに怒鳴ってばかりの私も今夜は静かに夕食を食べた。



■…2003年09月21日(日).......文化祭
昨日、今日と芸高の文化祭。不幸なことに二日とも台風のため大雨。なのに、今年の環境装飾のテーマは和紙!!!例年造形がすばらしい門は、今年は、障子と和紙の壁に板塀のような床をはり、門の中に更に中庭があって池が配してあるという力作。校内の装飾は和紙で繭玉のようなものを作っていたるところにぶらさがっている。例年にくらべちとおとなしめではあったが、雨の中できることをやろうと、昨日全部破れてしまった障子の和紙を白布に替えるなど苦労のあとが見えた。ご苦労さん>芸高3年生諸君。

さてジュンコは、昨夜鳥の仕上げを手伝ってやったが、学校を訪れるとまだ作業をしていた。相棒の青い鳥の方が完成していなかったのだ(ジュンコは赤〜黄色系の鳥)。でもって鳥の扮装は後夜祭で披露することになってしまったとのこと。残念だったので、ユイマ達がいるときにできあがったコスチュームをつけてもらった。なかなかかわいかったぞ。

さて、さきほどメールで鳥はうまくいったかと聞いてみると「万事うまいこといってよかった」と返事。短い文章の中にも達成感というか充実感というか、素直に嬉しそうにしている様子が伝わってくる。高校最後の文化祭、青春の1ページだね。今頃はきっと打ち上げで盛り上がっているな。



■…2003年09月20日(土).......言葉の発達
ノイノイは比較的言葉は遅いほうだったと思う。親も回りも誰一人として早く言葉をしゃべってほしいと思っていなかったから、だろう(笑)。

しかし最近はヒジョーーーーに正確な発音で2語文、3語文できちんとお話するようになってしまった。(そうなのです。話すように「なってしまった」のです。まだまだお話なんてしなくてもいいのに・・・)

ぷみぷみはいまだにラ行やナ行が英語で言うところのLの音になってしまったり、マ行がVの音になってしまうのに、ノイノイはどの言葉もきれいに正確な発音する。顎やかみ合わせの問題もあるだろうけれど、さすがに長く大人や姉兄達の言葉を聞いていただけのことはある。

一つ一つ確認する行動はまだ続いている。今日は椅子。これは、ユイマの椅子、これはぷみぷみの椅子、と順番に確認。これは?と今日文化祭で出かけているジュンコの椅子をさすと、ちょっと考えてから「ジュンコの椅子。ジュンコ、イナーイ!」と答える。

自分が欲しいものを取ってもらったとき、「ありがとうは?」と促すと少し頭を下げながら「と!」と言っていたのに、今は「ありがと!」とかなり正確に言えるようになった。そして、「どういたしまして」と答えてあげると、すごく嬉しそうににっこりする。その笑顔が本当にかわいい。

言葉が巧みになることも、言葉でやりとりすること(コミュニケーション)を喜ぶ心も同時に発達していくのだなぁ。



■…2003年09月19日(金).......ゴミ出しの仕事
ユイマ君に与えられたお手伝いはゴミ出しである。燃えるゴミの日は各部屋のゴミ箱を持ってきて一つにまとめるのを手伝い(生ゴミは難しいので私がやる)定められた場所に出しに行くのが仕事。燃えないゴミはユイマでも集められるので2〜3カ所に散らばっている家中の燃えないゴミを一つにまとめて出す。

今日は金曜日だから燃えないゴミの日。仕事があるというのに、朝ご飯を食べ終わっても寝間着のまま遊んでいるユイマに「もう8時になるから2階に行って着替えて、もう一度持ち物を点検して、ゴミを集めて出して頂戴!やることがたくさんあるよ。でも時間があんまりないよ!」と声をかける。

渋々?2階に上がったユイマ君5分経っても10分経っても降りて来やしない。8時15分やっと降りてきて学校に行こうとするので、「ゴミ出し!」と警告。「僕、学校に遅れちゃう〜〜〜」とイヤそうにするが許さない。ちゃんと仕事はやってもらう。しかし元々やる気がないものだからやり方も乱雑でゴミが散乱する始末。だんだんこちらのトーンも上がってきて叱りながらの作業となってしまった。

ようやく集めて袋の口を閉じ、出かけたのが8時21分。今日も遅刻か?

なぜかその時間家にいたジュンコ(明日の鳥の扮装のためにTシャツを真っ赤に染めていた)が
「わざとできないようにしてやりたくないってことを示してるんだよ、きっと」と言う。
聞き捨てならないその言葉。
「だって、ジュンコが4年生の時はもっとちゃんとやっていたよ。」というと、
「いや、アタシもあんなもんだったよ。同じように怒られてたよ。」とジュンコ。
「え、そんなに怒ってた?」(ちょっと声が小さくなる私)
「うん。怒ってた。」(きっぱり)

がーん。そんなに怒ってたのか、私。

「やりたくないからわざと出来ないようにして失望させようとしてるんだよ」と更に追い打ちをかけるジュンコ。
「いや、絶対そんなものには負けない。出来るようになるまでやらせてやる!」
つい鼻息が荒くなる母であった。



■…2003年09月18日(木).......弟妹たちの憧れ?
弟や妹たちに対しては、気分次第で怒鳴ったり、当たったり、邪険に扱ったりして、あんまり誉められた姉ではないジュンコ。そんなジュンコでも下の子達からは実は結構尊敬されている。

まず絵をずっと続けていて上手。それから文化祭で鳥の格好をする。しかもその鳥は、頭が後ろについていて、しっぽがものすごく大きいんだって、どんな鳥なんだろうねー。絶対見に行くからお母さん連れて行ってね、とユイマ君もぷみぷみも目を輝かせて言うのだ。

年も離れているしジュンコにはかなわないとどこかで感じているのか、ユイマ君などは、そんなときはすっかり尊敬のまなざしである。

しかし、頭が後ろ向いてついてるなんてどうしてそんなことを思いつくのかね?ジュンコは(笑)



■…2003年09月17日(水).......ウソはいけない
昨夜8時過ぎ、S美術学院から電話がかかってきた。「ジュンコさんはいらっしゃいますか?」
当然5時から予備校に行っているものと思っている母は「いえ、そちらに行っているはずですが・・・え?来てない?5時からですよね、ずっと来てない?え?え゛〜〜?!」

すぐジュンコの携帯に電話すると「今電車の中」と言ったきりあたかも予備校にちゃんと行ったかのように振る舞う。朝「今日からまた予備校に行くのよね」と本人に確認して(本人そのときはちゃんと「うん」と答えた!)夜食まで作って見送った母は怒り爆発!「このまま私が気付かなかったら予備校に行ったことにするつもりだったの?」と詰問すると「うん」と答えるバカ正直なジュンコ(大馬鹿者!)。

文化祭の準備が大変なのは分かる。責任があるのも分かる。しかし、ウソをつくのはいけない。ウソをつくのは。こっちは高いお金を払っているのだ。急に予備校に行けなくなったのならそれをちゃんと親に伝える義務があるだろう、君は!

ジュンコは文化祭で自分のデザインした鳥の扮装をする予定だ。鳥の制作はもちろんジュンコしかやる人はいない。だったら堂々と親に予備校に行けないことを伝えなさい。人をだますような、コソコソしたことをするのはやめなさい。

今朝ジュンコに「今日も予備校に行けないのか?」と聞くと「行けない」という答だった。
とりあえず1日あたりの予備校の授業料を計算して私に出すように言い渡した。(だからどうする、ということではないのだが・・・)



■…2003年09月16日(火).......ナッティプロフェッサーの母
ユイマは何かと僕が一番、と言いたがる。ぷみぷみでもノイノイでも、私が、○○できて上手だね〜などと褒めると、必ずと言って良いほど横からユイマが出てきて「僕の方が○○は上手だもん。僕が一番だもんね〜」と張り合う。

昨日も何かの拍子にほんのつまらない小さなことでぷみぷみと張り合うので「まったくユイマは何よ。5才か6才の女の子と張り合ってどうするの」とあきれて言ったら「う〜〜ん。なんでお母さんは僕のことほめてくれないの?」と言って毛布を頭からかぶっていじけてしまった。

まずい、またやってしまった。傷つきやすいユイマ君。

ごめん!としっかりアカチャンだっこして、頭をイイコイイコしてあげて、身体をさすってあげたら、何とか機嫌が直った。(そばで見ていたノイノイが怒って泣いていました。自分がだっこされるべき場所に大きいお兄ちゃんがだっこされているのですから!)

エディ・マーフィが一人何役もやった「ナッティ・プロフェッサー」という映画がユイマのお気に入りである。そのナッティの母親は、何があっても息子が一番。いっつも息子の名前を連呼して誉めあげ、ニコニコして拍手している。
ある意味男の子の母親の理想像(しかも究極の)かもしれないと思いつつ、なかなか私はナッティプロフェッサーの母のようにはなれないのであった。



■…2003年09月15日(月).......ピアノのけいこ
ぷみぷみがピアノを始めて1年半ほど経つが、相変わらず練習をしない。練習しなさい、というと「だって、わからないんだも〜ん(ぐずぐずぐずぐず・・・以下詳細省略)」となって、私も根負けし(根負けするのが悪いのだが)まぁあしたやればいいか、となって、結局1週間練習せずに、お稽古日を迎える。この繰り返し。
今日は意を決して「やりなさい〜!」と強く言って強制的にやらせてみた。いやがるぷみぷみ。牛乳飲んでから、とか言って何とか逃れようとするが「練習が終わってから!」とコワイ顔をして逃さない。
1年半も経つと両手で違う音を奏でる曲を弾くようになる。右手でドミソとやってるあいだに、左手でドソドソとやる。八分音符なども出てきていて結構複雑である。
ぷみぷみは自分が完璧にできないといやなタチだ。できないから練習するのに、うまくいかないとすぐ「わからないから」と言ってやめようとする。それで先生も苦労している。やる気になるまで辛抱強くつきあってやると、そのうち、気分が乗ってきてやるようになる。そして出来たときとても喜ぶのだ。(だったら最初からやれよ、と思うのだが、そこが悩ましいところ。本人もいかんともしがたいらしい。)
今日も結果として強制的にやらせてみて良かったようだ。
3回も弾くうちに、なんとか最後まで弾き通すことができたのだ。「上手に出来たじゃない」と言うと、「うん。ぷみぷみ嬉しい!」とニコニコだ。さっきまでベソかいてたのは誰だっけ?
すっかり気分を良くして、そのあと公文を規定量の2倍、10枚やってしまったほどだ。
さて、本日は5時よりピアノの先生のところでおけいこだ。今日は見学させてもらうかな?



■…2003年09月14日(日).......近所のお祭り
近所にある天祖神社のお祭りに夕方から出かけた。ジュンコ以下全員を連れて歩いて行く。ジュンコがノイノイの手を引いて歩くと、なんだかヤンママ(死語か?)みたいに見える。

さて、お祭りといっても、いつもは何にもない殺風景な神社境内の真ん中にお神楽が立っていて演歌みたいなBGMを流していてあとは縁日の出店ばかり。ユイマはかき氷が欲しいといって買い求める。「かき氷はカルピスとフルーツ系以外はまずい。これはアタシの経験から言ってるのよ!」というジュンコのアドバイスも聞かず、コーラとブルーハワイを混ぜてかけてきた。色も青黒くて超マズそう。「結構おいしいよ」と強がりを言っていたが最後はぷみぷみにあげてしまった。ぷみぷみはぷみぷみで、ユイマ君からものをもらうと嬉しいらしく、まずいのにすすっている。ああ、何という兄妹。

ノイノイは保育園のお友達を見つけて「あ、○○ちゃん」と呼ぶのだが、いざ近づいて対面すると相手の前に立ちつくすばかり。相手の子もおんなじ。1、2歳の子供ってやっぱり面白い。
ぷみぷみの保育園仲間もちらほら来ていた。自分で取った金魚を見せに来る男の子もいた。

ひもを引っ張って玩具を取る遊びや、流れるプールにスーパーボールをたくさん浮かべているのをおたまじゃくしで取る遊びなど、40分ほど遊んで帰る。
それにしても、何人も保育園のお母さんに会ったが、誰一人としてジュンコのことを尋ねる人はいなかったなぁ。ジュンコ、目つき悪かったのか?



■…2003年09月13日(土).......3連休
今日から3連休である。ジュンコも予備校がこの3日間お休みなので、何となくゆったりした気分である。午前中から吉祥寺にジュンコと二人で買い物。
本当は靴を買いに行ったのに、希望の靴の値段が予算を大幅に超えていたので、別のものに目がいってしまって、結局靴を買うよりももっとたくさんのお金を使ってしまった。
午後は、ぷみぷみを連れて公文に行き、その足でやはり買い物。ぷみぷみは靴だ。最近成長著しく、17センチがきついというので、今日18センチを1足、大きめにできている17センチを1足、計2足を買ってやった。
何かと物入りである。



■…2003年09月12日(金).......小学校の保護者会
小学校の保護者会に行ってきた。毎学期1〜2回開催されるのだが、ほとんど欠席している私。今日は夏休みの成果が展示されているので、それを見物するために、午後休みを取って出かけてきた。
ユイマの作品は自由研究、A4紙1枚。また学校が始まってから夏休みの想い出ベスト3という壁新聞をおのおの作っており、ユイマのは、ベスト1から3まですべて南紀白浜旅行がらみだった。(ちっとは別のこと書かんかい?、と一瞬思った狭量な私・・・)
他の子の作品も見たが、ジュンコのころに比べると力作が減っているような。。。。どうしてだろう。



■…2003年09月11日(木).......天使だった?
ぷみぷみは最近自分も死ぬのか、とか、どうしてここに生まれてきたのか、どうしてここにいるのか、ということを気にするようになった。昨日もお迎え時、靴をはきながら、「どうしてお母さんの子供なの?ぷみぷみ(生まれる前は)何やってたの?」と聞くので、「ぷみぷみはね、生まれる前はこのあたりをふわふわ飛んでたんだよ。」と空をさして「目に見えない天使だったんだよ、きっと。それで、お母さんとお父さんを見て、ああ、あそこの子供になりたいなぁとぷみぷみが思って、お母さんのおなかに入ったんだよ。だから、ぷみぷみはお母さんとお父さんを選んでここに来たんだよ。」と説明してあげた。
今朝、ぷみぷみはニコニコしながら、あたりをさして、「ここらへん、飛んでたの?ぷみぷみ、天使だったんだよね。」と再度確認。

天使がえらく気に入ったらしい。



■…2003年09月10日(水).......忘れ物ゼロ賞
ユイマ君のクラスの担任は3年生から持ち上がり。その先生の方針かそれともユイマの学年全体の方針なのかは知らないが、3年生のときから毎週「忘れ物ゼロ賞」という賞を設けて忘れ物撲滅運動(?)が行われてきた。「忘れ物ゼロ賞」というのは、1週間、宿題も含めて忘れ物がゼロだった子供に与えられる賞で、数ヶ月に一度のクラス便りに名前が載る(だけか?賞状ももらえるのか?)。4年生になった今は、クラスに忘れ物調べ係がいるほどだ。
ところで、威張るわけではないが、ユイマ君は3年のときから今まで一度も忘れ物ゼロ賞を取ったことがない!
本人の自覚がなければ忘れ物を無くすことなど無理だと半分親があきらめていたところ、お友達のリョースケ君(仮名)もユイマと同じく一度も賞を取ったことがないことがわかり、二人でどちらが先に賞を取るか競争することにしたのだそうだ。
こうなると、本人も頑張る。朝、出がけにあれがないこれがないと騒ぐのは非常に迷惑だ、と今朝叱ったら、今日は自ら寝る前に明日の支度をしている。「リョースケ君(仮名)には負けられないからね、ボク」とつぶやきながら。
がんばれよ、今週はあと2日だ。



■…2003年09月09日(火).......お疲れジュンコ
9月4日からS美術学院の夜間部が始まった。月曜から土曜まで毎日5時から8時までみっちり絵を描くのだ。当然のことながら、学校でも絵を描いて、さらに毎晩予備校でも絵を描く生活にはまだ慣れないらしく、さらに、コンテストと称して最初の1週間はクラス分けのための絵を描くのだから大変だ。がっくり疲れて帰ってくる。しかし、どこか緊張が残っているものだからすぐに寝ることもできず、父親と話し込んだり、メール確認などして更に夜更かし。そして翌朝は起きられないのだ。早く自分なりのペースをつかんで欲しいものだ。
それにしても、目標が定まってからは、なかなか頑張っているなぁと感心する毎日でもある。(甘いな、というお父さんの声が聞こえてきそうだが(^_^;))



■…2003年09月08日(月).......ユイマとスイミングスクール
夏休みの間、結局スイミングスクールに通わなかったユイマくん。学校のプールで、10メートルか15メートルやっと泳げたとか何とか。やはり、泳げないのは命にかかわるだろう、と親は思い、9月から強制的に(!)スイミングスクールに通わせることに決めてしまった。

それでは、どこに行かせるか。やはり私はジュンコが通っていたNスイミングスクールの方がIスイミングスクールより良いような気がしてならない。送迎バスがあるので、送迎ルートを調べると、歩いて5分ほどのところにも巡回しているということがわかった!ラッキー!!早速申し込むよ!とユイマに宣言すると、ユイマ曰く「水泳、ってできないとやっぱりまずいものなの?」
これがお父さんだったら、まずかろうがまずくなかろうが、いやなものは嫌だ、で済むのだろうが、ユイマは違う。もし泳げた方がいいというのが多数派なら、嫌だという気持ちがぐらついてしまうのだ。

気弱なユイマくんであった。(しかし、これでプール行きは決まりだな!)



■…2003年09月07日(日).......これが反抗期?
我が家の子供達は下へいけばいくほど、悪くなっていく。ジュンコは本当に大人しくて素直でウブで何とも上品な子供だった(今のジュンコとは関係なく(笑))。ユイマが生まれたとき、3ヶ月の小ささでもうすでに自己主張があることに心底驚き、自分の子育て経験など、子育てというものの氷山な一角も一角、ほんのほんのごくわずかをかすった程度の経験でしかないと思い知らされた。その後ユイマの悪ガキぶりにかなり振り回されたものだ。が、しかし、話はそこで終わらなかった。ぷみぷみの出現。ユイマとは違って本質的には受け身なのだろうが、悪ガキぶりはユイマの上を行く。彼女のすごいところは確信犯だということだ。
このころ「下へ行けば行くほど悪くなる」というのは我が家にとっては真理となっていた。そして最後はノイノイだ。
ノイノイも最近悪ガキになってきた。ノイノイの場合、ぷみぷみのような頭脳犯ではないが、天真爛漫に悪いところが手に負えない。
生まれたときから味方に囲まれて育ったノイノイは強い。親をナメ切っている。今日もシマチュウ(家具屋。たくさんの家具が置いてある広い店内は子供の格好の遊び場?!)で用を済ませたあと、帰ろうといっても全然帰らない。自分の親は自分をおいて帰ったりは決してしないことを知っているのだ。
だからこちらの言うことなど全然聞かない。
今はなんでもこちらの言ったことと反対のことをしようとする、“なんでも「やだ」”の時期だ。世に言う「反抗期」?保育園の先生に言わせると「教科書通り」らしいが(とりあえずなんでもヤダと言うところ)、私にとってみれば、なかなか手強い反抗期だ。



■…2003年09月05日(金).......喋るようになってしまったノイノイ
夏休みの間のノイノイの言葉の発達には目を見張るものがある。4人目だし、しかも私たちにとって最後の子供と思うと、言葉なんてまだまだ喋らなくていいよ、ゆっくりでいいよ、という態度だったのだが、ノイノイの方はそんなことお構いなく(当たり前だ)どんどん音をまねるのが上手になっていく。ぷみぷみのことも「はぴちゃん」とか「ぱぴちゃん」としか言えなかったのに、「ふみちゃん」とやけにhの音にやけに力の入った正確な発音で言えるようになってしまった。
「今、だめなの」とか「おかわり、ちょうだい」とか「これ、やってるの」「うんち、でるの」とか「あっち、いく」とか音だけでなく、文章にもなってきてるのだ。
それと、「ジブンデ」の時期にも入ってきていて、ヨーグルトをガラスのカップに入れる、というのをジブンデやって、一匙ごとに、「うひゃ〜」という感じで笑うのだ。すごくうれしいのだな。
初めてのことばかりで幸せな毎日だ。



■…2003年09月04日(木).......朝のユイマ
小学生にとって、明日の仕度は前の晩に、というのは、何十年も前からの決まりごとだ。しかしユイマはなかなかそれが守れない。仕度をしたとしても、必ず漏れがある。必ず翌朝慌てることになる。
今朝もそんなことで大騒ぎ。やれプールカードがないだの、社会の宿題が完成していないだの。
私も朝は忙しいので、つい、声もきつくなる。「どうして昨日の晩に言わないのよ!!」挙げ句の果てには怒りっぱなしで家を後にすることになる。何だか後味が悪い。
できれば、毎朝一緒に出かけて気持ちよくお互い「行ってらっしゃい」と手を振り合いたい。明日は何とかそうなりたいから、ユイマに「明日の仕度をしなさい!」とまた怒ることになる。ああ・・・



■…2003年09月03日(水).......おバカさん
朝いつものように遅刻ぎりぎりに出かけるジュンコ。9月は元々文化祭等で日数が少ないので、遅刻4回になったら即職員室に呼ばれて遅刻指導が入るそうだ。それもカッタルイということで、昨日も今日も朝必死に急いで支度して出かけるのだが、いかんせん、起きる時間が遅すぎる!今日も多分やっぱり遅刻したのだろうな。

それはさておき、今朝のバタバタのさなか、今日からS美術学院の夜間コースが始まるというので、私もnoripもほとんど同時に「え?4日からじゃないの?!」と声をかけると、ジュンコ、「今日からだよ、3日、今日から!」というので、私の朝ご飯のために作ったミートローフホットサンド(すごく美味しそうな!)を2つ、夜食用に持たせることにした。

がしかし、夕方私の携帯にジュンコから電話。「私、日にちを間違えてたの。Sは明日からだった。」

ほら、言っただろう!しかも両親そろって同じことを言ってるんだから、やっぱりジュンコの方が間違ってたんだ!なんておバカさんなんだ!そして、私の朝ご飯を返せ〜〜〜!!



■…2003年09月01日(月).......学校始まる
ジュンコ、ユイマは今日から新学期。(ジュンコは2期制だから新学期というよりは、前期再開だが)ユイマは前日ちゃんと用意をしていたので、一応時間通り登校できた。
が、問題はジュンコである。昨夜(もう明け方だったから今朝という方が正しい)明日着る服は〜?などと言ったり、パソコンに向かってアヤシゲなことをしたりして午前3時半まで起きていた!当然今朝起きられる訳がない!
8時半登校の彼女が家を出たのは、我々と同じ8時15分だ。午後までHRという一日らしいが、それにしても初日からたるんでいる(怒)9月4日からはまた怒濤の予備校通いが始まるというのに、大丈夫なのか。



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ぱるた